この夏2度目の竹生島訪問。湖上体験学習を9日実施しました。
竹生島は、踊りの好きな弁天さんを喜ばすために、大なまずが踊り、下から島を支えているという古の島なのですが、なまずではなく数万羽のカワウによる被害が深刻です。
営巣のために枝を取り、フンによって樹木が枯れ、島の北側ははげ山となってしまいました。
花崗岩質の島ではがけ崩れが起き、お寺のひわだにもダメージが残り、鮎をはじめ、湖魚を大量に食べるため、漁業にも影響が出ています。
縄や網をはり、鉄砲で撃っても、数は減らず、琵琶湖出身のカワウが広島や栃木まで出かけている始末です。
カワウが悪いわけではないのですが、被害は深刻です。
人間と生き物が、うまくバランスをとって生きるための方策がないか。
難しい問題です。
多景島に被害のないのは・・・
1.群れで営巣するには小さすぎる
2.日蓮宗の方がおられるので、近づきにくい
(お経や金の音がする)
3.トンビなど猛禽類の存在
4.松が多く、巣に適しない
思いつくままですが。
でも、なんで多景島には被害がないのでしょうかね??