Fun with NATURE

人と人、人と自然をテーマに
まっちゃの環境、自然、あそびの広場

独り言

2014-06-13 | Weblog
5月の頃だったかと思いますが、講演会に参加する機会がありました。
内容は、今の子どもの状況や教育に関することなどについてです。

講師の方のお話もスムーズで、具体的なエピソードがいっぱいで、とても気持ちよく聞かせていただきました。
また既存の教育の中で、子どもたちが創造的でなく、考えることをできなくさせてしまっているかなど、学校教育現場の方にとっては、耳がいたくなるような話も多く、だからこそ、自然体験や地域の人の関わりによる教育の大切さも感じました。

このままの日本の子どもたち、若者たちでは、海外の若者たちの力に負けてしまうと。グローバル社会を生きていけなくなる。今、海外展開している会社は、日本の大学生を比べて採用しているのではなく、世界中の若者を見て採用している。その中でいつまでも日本の若者は。。。
また、講師の方は企業での採用にも関わっておられるとのことで、今時の面接では志望動機などありきたりのことは聞いてもしょうがない。若者は判を押したようにマニュアル的なことしか答えないから。突拍子もないことを聞いて、その反応や回転のよさ、土壇場での対応を見ると話しておられました。

それは、それでうーんとうなづけるような話だったのですが。
なんだか、ひっかかりました。
結局は、企業のための教育なのでしょうか。
昔は労働者としての画一な教育、今はグローバル企業のための創造性あふれる教育ってなんだかおかしい気がします。
講師の方の揚げ足取りではないのですが、教育って企業が勝ち抜くための教育ではないと思います。

企業活動も豊かな生活をつくりあげている一つなのですが、それだけではないです。よりよい社会をつくっていくための大切なこと、倫理観だったり、豊かさであったり、社会のつながりだったり、助け合いだったり、文化だったり・・・様々なことを背負って、切り開いて、次の世代に伝えて、人生を生きていくための手助けが教育かと思います。

そんなことを思いながら、改めて子どもたちと接して行こうと思います。
しかし、少し気になってしまう言葉がありました。
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