ブログの更新、久しぶりになってしまいました・・・・。
久しぶりにもかかわらずネタがありません。
ということで、子供のころの話で勘弁願います。
私が5歳まで育ったのは、墨田区の本所というところで、駅でいうと本所吾妻橋とかその辺です。母親が本所の出身で、5歳までは婆ちゃんの家の近くに住んでいたというわけです。
因みに、うちのお袋はダイエーの王監督と中学校の同級生です。
高砂部屋のすぐ近くに住んでいましたので、当時人気だった高見山(現東関親方)をしょっちゅう見かけましたし、若手の力士が毎晩公衆電話から彼女に電話している姿も風物詩の一つでした。
年長のときに、同じ墨田区の文花という街に引越しをしました。
16歳まで住んでいましたので、私の人格形成はほぼこの時代この土地で成されということになります。
50棟近くの都営団地が立ち並ぶ一大団地群である文花は、近所には亀戸天神や当時、人口密集世界一といわれた京島などがあるロケーションでした。
昔の京島といえば(今もあまり変わりませんが)、ド下町もいいところで、
・半裸のババアが町を闊歩し、
・半ボケの老人が自転車をフルスピードで乗り回し、
・とにかく子供がウジャウジャいる
そんな街でした。
銭湯帰りのババアどもは必ず脇の甘いタンクトップ的なものを着ていて、サイドから乳を放り出していて・・・・
目が合うと
『厭らしい目で見るんじゃないよ。このエロガキ!』
とか言ってくるんです。
金貰ったって見るかと心の中で叫びながら、余計なことを言うと百倍返しになりますから聞こえない振りをしていたものです。
靴屋のヤスの婆ちゃんの口癖は
『ヤスなら居ないよ』でした。
居ても居なくても
『ヤスなら居ないよ』です。
ヤスなら居ないよ!をヤスが聞きつけると2階から慌てて下りてきて
『婆ちゃん、俺居るだろ。何で嘘つくんだよ。』
と毎回この件が繰り返されます。
多分、ヤスの婆ちゃんなりのコミュケーションだったのでしょうね。
二十歳を過ぎてからのことです。
居酒屋のカウンターで友達と二人で飲んでいたところ・・・・・・
コップのビールがいつまでたっても減らない!
飲んだはずなのに減ってない!
何のことはない、隣の親父が勝手に注いでくるんです。
『わっ、おじさん何してんの!?』と私。
『一人じゃ飲みきんないから飲め。兄ちゃん。』とおじさん。
そんな感じで他人だろうがなんだろうが隣り合わせたら、身内なんですよ。
下町ってそんなところで、そんな下町が大好きです。
久しぶりにもかかわらずネタがありません。
ということで、子供のころの話で勘弁願います。
私が5歳まで育ったのは、墨田区の本所というところで、駅でいうと本所吾妻橋とかその辺です。母親が本所の出身で、5歳までは婆ちゃんの家の近くに住んでいたというわけです。
因みに、うちのお袋はダイエーの王監督と中学校の同級生です。
高砂部屋のすぐ近くに住んでいましたので、当時人気だった高見山(現東関親方)をしょっちゅう見かけましたし、若手の力士が毎晩公衆電話から彼女に電話している姿も風物詩の一つでした。
年長のときに、同じ墨田区の文花という街に引越しをしました。
16歳まで住んでいましたので、私の人格形成はほぼこの時代この土地で成されということになります。
50棟近くの都営団地が立ち並ぶ一大団地群である文花は、近所には亀戸天神や当時、人口密集世界一といわれた京島などがあるロケーションでした。
昔の京島といえば(今もあまり変わりませんが)、ド下町もいいところで、
・半裸のババアが町を闊歩し、
・半ボケの老人が自転車をフルスピードで乗り回し、
・とにかく子供がウジャウジャいる
そんな街でした。
銭湯帰りのババアどもは必ず脇の甘いタンクトップ的なものを着ていて、サイドから乳を放り出していて・・・・
目が合うと
『厭らしい目で見るんじゃないよ。このエロガキ!』
とか言ってくるんです。
金貰ったって見るかと心の中で叫びながら、余計なことを言うと百倍返しになりますから聞こえない振りをしていたものです。
靴屋のヤスの婆ちゃんの口癖は
『ヤスなら居ないよ』でした。
居ても居なくても
『ヤスなら居ないよ』です。
ヤスなら居ないよ!をヤスが聞きつけると2階から慌てて下りてきて
『婆ちゃん、俺居るだろ。何で嘘つくんだよ。』
と毎回この件が繰り返されます。
多分、ヤスの婆ちゃんなりのコミュケーションだったのでしょうね。
二十歳を過ぎてからのことです。
居酒屋のカウンターで友達と二人で飲んでいたところ・・・・・・
コップのビールがいつまでたっても減らない!
飲んだはずなのに減ってない!
何のことはない、隣の親父が勝手に注いでくるんです。
『わっ、おじさん何してんの!?』と私。
『一人じゃ飲みきんないから飲め。兄ちゃん。』とおじさん。
そんな感じで他人だろうがなんだろうが隣り合わせたら、身内なんですよ。
下町ってそんなところで、そんな下町が大好きです。