大変ご無沙汰しております。ほぼ年に一回の投稿となってしまいました。
巷ではブログはnoteになり、TwitterはXになったりしてますが僕は10年変わらずこちらに
お世話になっております。
最近のGW普通に試合に行っていたんです。そしたら、家から連絡がありオヤジの呂律が回ってないとのこと。
嫌な予感がしましたので、家人にすぐ救急車を呼ぶことをお願いして、私は前半終了と共に病院に戻りました。
見た目は普通でした。そして病院も普通に帰れという。凄く嫌な予感がしたのでその夜はオヤジの隣に寝ること
にしました。案の定、熱は40℃を超え朦朧状態の中、失語し絶対に弱音を吐かないオヤジが苦しそうな顔をして
いました。これはということで、翌日朝8時に慶応病院に伺い検査した結果、病名は「脳膿瘍」。即入院。
年齢(86歳)が年齢なので覚悟しました。そして凄く後悔しました。
5月5日の入院以降、ドレーン手術などで膿瘍は回復を見せたものの、最後は肺が持ちませんでした。
リハビリなんかもしてたんですけどね。
さあいよいよって時に空気の読めない私は
「オヤジー、病気になんか負けんなよ頑張れよ負けんなよ」って言ってしまったんです。
オヤジは目を大きく開いて私を睨み
「おう、大丈夫だ。」って言ってくれました。
オヤジの口癖は「大丈夫だ」でした。全然大丈夫じゃない時でもその魔法の言葉で人生乗り切ってきたんです。
オヤジの言葉に少しの希望を覚えたと同時にもう苦しい思いはさせたくないと思いました。
2023年6月25日 0時53分 父石井國夫は永眠いたしました。
偉大な父でした。破天荒、大雑把、とにかく優しい(他人には)、お願いされたら嫌とは言えない、
口下手、お葬式には若い方からお年寄りまで沢山の方においでいただきました。
あまりな破天荒野郎だったので、心の底から早く死んでくれと考えたこともありましたが、結局いまは
驚くほど寂しいです。そして悲しい。
これで両親いなくなりました。父と母の遺志を継いで兄弟仲良くして、父と母が私にしてくれたように
子供達に自分のできることは何でもしてやろうと誓いました。