ecoecoな生活

きちんと暮らすこころがけを忘れないための日記
*ほぼワインな生活*

おかえりモネ

2021-05-26 | ひとりごと

「おかえりモネ」

 

先週から始まったNHKの朝ドラ

私はBSで朝7時30分から見るのがここ最近のルーティンになっています。

というのも、この5月から完全無職になったからです。

以前は7時半には家を出ていたし、朝ドラは土曜日のまとめ放送みたいなものを時々見る程度でした。

正確には4月の中旬から年休消化で家にいたので、「おちょやん」も見ていました。

おちょやん、いいドラマでしたね。ちょっと「おしん」に通じるところもあったりして面白かったです。

 

で、

おかえりモネならぬ、「ただいまeco」なんちゃって。

 

暇にまかせて久しぶりに覗いたブログ。

最後の投稿は6年も前のことでした。

当時99歳の義父との沖縄の旅のことを書いたものです。

その義父も101歳でこの世を去りました。

最後はずっと眠っているようでした。

 

ロマンチストだった義父は若いころからずっと詩を書き留めていて、

ある時、自身でワープロを駆使した詩集を息子、娘に見せたのでした。

詩の大半が大好きだった沖縄が舞台です。

先の大戦の沖縄戦で負傷し捕虜になった収容所時代のものもありました。

詩のひとつひとつに日付が記されていました。

 

心を打たれた詩はいくつもあるのですが、長いものが多いので、短いものをひとつだけ以下に。

 

「姫百合の塔」

人生を経済的にしか

思考を観念的にしか

持ち得ない人は

何んと云う悲しい性だろう

利害を超えて

合理を超えて

観念を踏みつけて

素朴な情熱に生きよう

(昭和21年9月頃 収容所にて)

 

義父の話をもっと聞きたかったなと思います。

写真は義父の大好きなフクギ並木と備瀬の海。

葬儀のあと分骨をしてこの備瀬の海に散骨したのでした。

義父もきっと喜んでくれていると思います。

 

eco (ただいまブログ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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