エコライフ in かわぐち

~川口市地球温暖化防止活動推進センターのブログです~

エコ・スクールン in 戸塚北小学校

2017-06-16 09:27:44 | センターの活動報告

エコ・スクールン講師『綾瀬川を愛する会』の方々の授業風景を取材させていただきました

【実施校】戸塚北小学校3年生3クラス 108名
【教科名】総合的な学習の時間 【分 野】自然環境 【単元名】身近な自然となかよくなろう

【講師】エコ・スクールン講師:綾瀬川を愛する会の宮原さん、安達さん、村木さん  

    埼玉県環境アドバイザー:横山さん

最初に横山先生から川のお話
 川は地球の血管。川が汚れると地球も病気になります。
 綾瀬川はとっても汚い川でした。
 『綾瀬川を愛する会』のみなさんがきれいな川にしたいと清掃活動をしたり、アクリルたわしを紹介したり・・・
 綺麗になった度合は日本一。
 ・・・しかし「汚い川」ということで一度離れた人々の気持ちはなかなか戻りません。川を綺麗に戻していくことで、人々の気持ちも戻るように日々努力されています。

綺麗になった綾瀬川周辺の学校では様々な生き物や植物の観察が出来ます

今回の授業は、屋外で3つのグループに分かれて行われました

野鳥グループ 植物グループ 昆虫グループ

私が同行した『野鳥グループ』の様子をお伝えします。

まずは紙芝居「カラスはわるものではない」

・・・ごみの日には天敵扱いのカラスですが、大昔から存在していて『古事記』に記録のある種もいたそうです。

紙芝居でいろんなカラスの話を知ると何だか親近感がわいてきます。

ごみ処理の仕方次第ではカラスが悪者にならないかもしれません。

カラスについて知識が増えたところで、そのカラスもきっと見ることができる「バードウォッチング」へ出発

「姿を見て1羽、鳴き声を聞いて1羽と数えましょう。」

曇り空ではたして鳥が何羽見つかるんでしょう。。

あそこにとまっている こっちにもいますよ~

私の心配をよそに数分おきに鳥がみつかり大騒ぎ。鳴き声も聞こえる聞こえる♪

先生方に鳥の種類を聞いて書き取るのに必死でした

1>口細カラス 2>土鳩 3>すずめ 4>セグロセキレイ 5>シジュウカラ 6>アオサギ 7>かわらひわ 8>ひよどり・・・

ん~、先生も子ども達もとっても目が良いんですね。鳥の特徴がよくわかっているみたい。

公園を一周すると何種類もの鳥の生息を確認できました綾瀬川も近いから鳥も多く飛来するんですね

集合場所へ戻って3つのグループで発表

鳥グループ:講師の先生より

鳥を見つけるにはいろんな見分け方があります。家族で出かけた時にも見つけてみてください。そして、名前を覚えましょう。鳥の博士になれるよ。

植物グループ:子ども達の感想より

ハルジオンとヒメジョオンの区別がつくようになって良かった。どんな見分けかたなんだろうあとであの子に聞いてみよう、と思っていたのに聞けずじまいでした

昆虫グループ:講師の先生より

雨上がりであまり見つけられないのではないかという心配をよそに19種もの昆虫を見つけることが出来ました。子ども達の興味の度合がどんどん上がってきた様子が、発表したいと次々に手を挙げる姿からよくわかりました。

この授業での成果は、10月の学校公開日にテーマを決めて発表予定だそうです。

昨年度のHPより⇒『3~6年生による「むちゅう」の発表会が行われました。
これまでに調べたり、作成したりしたものをお客さんに発表するということで、どの児童も気合いが入っていました。
高学年は手作りの資料に加え、テレビで映像やパワーポイントなど情報機器を活用していました。』(渡辺)


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