Eddiy's Cafe ---Original Roasting Style---

エディの珈琲自家焙煎日記
珈琲のおいしさの追求の日々。
自分なりに焙煎を通して感じた事を綴っています。

Blend. その7

2015-10-18 22:05:11 | ブレンド
こんばんは。

昨日はアブダクションも焙煎機の強奪も無く一安心しました。
えっ!何の事かって?
昨日の恐怖の??ブログをぜひ見てください。(←あんたね~。誇張しすぎ。)

えー。それでは昨日のお約束のケニアの焙煎からです。

データは
珈琲名 : ケニア
地区等級 : キリニャガ地区AA
焙煎度 : フルシティ
と、まあこんな具合に焼いてみました。
明日のブログで香味のご案内が出来るかなと思います。

次に、14日の焙煎のエチオピア・イルガチェフェの焙煎データ・香味です。

右の緑のデータが時間・温度・操作・火力・ダンパー操作・状態・時間・焙煎度・メモのデータで、左の青の部分が珈琲の基本データ、その下が香味データです。

今回のイルガチェフェは☆四つで
苦味=4
酸味=0
甘み=4
ボディ=4
香り=4
となりました。とても自分の理想に近い香味が出せたと思います。


温度の経過グラフです。
16分以降のダンパー開放による温度降下で、的確な排出時期の見極めが出来ました。
改造した甲斐があったようです。

そうそう。忘れないうちに。
最近頻繁にシルバースキンを取り除いていたんですが、今日は「えーぃ。めんどくせー」と思い取り除かないでドリップしたら

あ~ら。不思議! またあの漢方の苦味が感じられます。

やっぱりこの前のブレンドで気になっていた答えが見つかったような気がします。
かなり大きな収穫になりました。

今日は良く寝れそうです。

そんな訳で今日はこの辺で。

Blend. その6

2015-10-12 22:47:37 | ブレンド
ご無沙汰してました。
この連休は紅葉のシーズンの様で、県外客の方々が上高地方面を目指し長い渋滞が出来ていました。
紅葉自体も今年はかなり鮮やかで、皆さん満足された事と思います。

さてエディ家も3連休はあちこちと走り回り、地区の行事も重なって空いた時間は焙煎機の改造に費やして・・・
とにかく忙しい日々を送っていました。

で、焙煎機の改造はほぼ終わり、テスト焙煎をしてみました。

焙煎は エチオピア シダモ のあまりを80グラムですが・・・??

エチオピアの豆の深入りはご法度の様で、焙煎業者はやらないようですが、今回はテスト焙煎でダクトがうまい事動作するかを見たかったのもあってフレンチにしてみました。

結果は失敗!!

と、言うのも80グラムは量が少なすぎて、スプーンに豆が乗らないので焙煎度合いがはっきりつかめず、それと焙煎ムラも出てしまいといった具合で、生豆を200グラム以上にしないと焙煎自体が成り立たない事が分かりました。
ただし、排気ダクトとガスボンベウォーマーは期待通りに働いてくれていたようです。
今度改造のレポートをしようと思います。


写真左はサンプルです。


上段左から生豆、ライト、シナモン、(ミディアム)、ハイ
下段左からシティ、フルシティ、フレンチ、イタリアン、アイス
です。
いつもスプーンで取り出してはこのサンプルと比較して排出時期を見極めています。
たぶん一般的な焙煎度サンプルと比べて色が濃い様な気がしますが・・・

そう言えば明日の夜はサッカーの予選ですね。

投稿が微妙(^_^;)

それではまた。

シルバースキンの話 その1

2015-10-08 20:33:34 | ブレンド
こんばんわ。
今日は少し趣向を変えて「シルバースキン」の事について書いてみようと思います。

えっ!シルバースキンって何かって?!

これは失礼。

その昔、今から30年前のことじゃった・・・
では無く、現在チャフと言われているのを、昔はシルバースキンと言ったんですよ。
厳密に言うとちょっと違うようですが・・・

焙煎したコーヒーを豆の状態で買うと分かるんですが、コーヒー豆の割れ目に白っぽくて薄い皮が挟まっているのがそれです。


これを一個づつ割って取り出すのも時間の無駄なので、うちではこんな方法で取り除いています。

1.まずミルでコーヒーを普通に引きます。
2.引いたコーヒーをボウルなどに移します。

3.家の外でそのボウルを軽く振りながら息を吹きかけてシルバースキンを吹き飛ばします。
 (※注意:家の中でやったら絶対奥さんに叱られますから)

と、まあこんな具合です。



アッ!そうそう。肝心な事を忘れていました。

「そんな事して何か意味あるのか??」って疑問ですよね。

シルバースキンは、昔は灰汁(アク)とも言われていて、コーヒーの味に少なからず悪い影響を与えています。
実際に口の中に残る渋みとかの嫌な味はこれが原因の一つです。

で、取り除くとどの様に味が変わるのかと言うと、全体的にまろやかさとコクが増すように感じます。

ブレンドの話で色々試していて、フと思ったんですよ。漢方の様な苦味はシルバースキンが原因じゃないのかと。
それで今日はブラジルで試して見ました。

結果はまろやかさは増したけれど、やっぱりまだ若干の漢方は残りました。

んー。何が原因なのか。まだまだ探求の旅は続きそうです。
あんまり考えていたら眠くなってきました。

これからグースカピーに移ります。

・・・・to be continued.

Blend. その5

2015-10-06 21:55:26 | ブレンド
こんばんわ。Eddiyです。

今日は寝てませんよ~。

で、先日のブレンドの続きです。

まず、マンデリンとグァテマラのブレンドからでしたね。

これは入れたてが「ん~!?」と言う感じの独創性のない味です。
ちなみに、苦味:3、コク:3、甘み:2、香り:2です。
そして、問題の少し冷めてからのあれです。アレ!!

「やー。これはいかん!!」 出ました。漢方が。それも結構きつめに。

これから考えると、やっぱり問題はグァテマラとブラジルが少し冷えた時に、7:3ぐらいで漢方の苦味を演出していた様に感じます。

やはりティスティングをきちんとやって、味の変化がどの様に変わるかを見極めてブレンドしないといかんなーと感じます。
まあ、その辺は後の考察としてとって置く事にして、目先のブラジルとマンデリンのブレンドに移りましょう。

まず配合を ブラジル:マンデリンで2種類試してみました。

4:6 苦味:4、コク:4、甘み:3、香り:4 で 冷えたとき漢方の苦味若干あり。
6:4 苦味:4、コク:4、甘み:4、香り:2 で 冷えた時の漢方の苦味がほとんど無い。

と言った結論になりました。
もし使うとしたらブラジル:マンデリン 6:4 にしたいと思います。が、香りがほとんど無いのではちょっとね。なので、これに何かを配合してと考えています。

やっぱりエチオピアのイルガチェフェかな。2割ほど入れれば良さげに感じるんですがねぇ~


アッ。うちのみーちゃんです。
「そんな事はいいからあたちと遊びなさいよ~」と申しております。
とーちゃんとしては大事な事なんだけどねー。

女王様には逆らえません。

と言うことでまた。
チャオ。



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Blend. その4

2015-10-03 22:29:12 | ブレンド
こんばんわ。エディです。

先日のブレンド。やってみました。

まずブラジルとグァテマラ。
これは抽出した直後は、苦味:4、コク:4、甘み:3、香り:4でしたが、5分ほど置くと出ました。あの味!漢方の苦味が!!若干ではありますが。Σ(゜゜;)

そして次に

ブラジルとマンデリン
オッ!!これはイケル!! 苦味:3、コク:4、甘み:4、香り:2、酸味:1 で、5分ぐらい置くと・・・

おー!! これは美味しいかも

オリジナルのブレンドになりそうな予感です。ただし若干配合比率を変えたほうが良さそうに感じるのでまだまだですが。

感動もあってグァテマラとマンデリンは次回に持ち越しです。



くー助が「そんなに色々やって喫茶店でもやるんかい?」と申しております。

うーん。そこん所はまだ白紙だなあ。でも、本格的にカフェをやるならくー助は看板猫だからな。

くー助:「えっ。ほんとぅ!! やったー」

ですと。

では、また。