Eddiy's Cafe ---Original Roasting Style---

エディの珈琲自家焙煎日記
珈琲のおいしさの追求の日々。
自分なりに焙煎を通して感じた事を綴っています。

焙煎機 改造

2017-12-31 16:03:10 | 焙煎機
こんにちは。

今年最後の投稿です。
と、言っても年間に数える程の投稿で恥ずかしい次第ですが。
読者の皆さん。お付き合い頂いてありがとうございます。

さて、今回は焙煎機の本体左側面にあったチャフ受けを前面から引き出せるように改造しました。

まずは本体左側面のチャフ受け穴をステンレスパンチ板で空気の流入口に改造しました。
一番下の部分です。


ボルトで固定しています。



次に本体正面の下部にスリットを開け、そこにチャフ受けトレイを取り付けました。
普段はラッチで飛び出さない様に止めています。


チャフ受けはアルミ板とアルミのLチャンで組んであります。



全体としてはこんな感じです。
チャフ受けの右のは以前の左側面から挿入していた時のチャフ受けです。





風の通りは左側面の空気流入口から入ってガスの炎を通り、ドラムの後ろから前面を経て排気菅経由でサイクロンへ繋がっています。
以前は本体の前面と背面に有った48個の穴から空気が入っていて、これが災いしてバーナーの熱が十分に伝わらないままドラムに入っていた様で、気温の変動を諸に受けてしまい、結果として焙煎の再現を難しくしていたと思います。
この48個の穴は、背面はアルミ板で塞ぎ前面はまだ出来上がっていませんが耐熱ガラスで塞ぐ予定です。
(現在は前面の穴に木の板を当てて塞ぎながら焙煎をしています。)



この改造をしてから 「コロンビア スプレモ」と「ブラジルNo2#17-18」の焙煎をしてみました。

まずは「コロンビア スプレモ」
コロンビアは2回焙煎していて、その内の1回目はフルシティで、香味がとても良く出ましたが、2回目はフルシティとシティの中間で雑味が出てしまいました。



ブラジルは苦みと甘みが調和した自分好みの香味が出て満足しています。




焙煎のプロファイルはブラジル・コロンビア共に大体同じような温度で同じ変化が見られ、香味の再現が昔に比べて楽になりそうな感じがします。

後は耐熱ガラスを待つばかりになっていますが値段高いんでしょうね。きっと。
ちょっとドキドキしながら正月を過ごす事になってしまいました。

それにしてもいつになったら出来上がるんでしょうね。この焙煎機。

目標は来年7月。頑張って完成させます。



それでは皆さん。良いお年を。

新プロファイル と 珈琲教室

2017-12-01 08:42:15 | 珈琲焙煎
こんにちは。

この前の11月25日に新しい焙煎プロファイルをテストしてみました。

豆はグアテマラSHBを500グラムです。

何を変えたかと言うと、こんな所を変えました。

【新プロファイル】
ガス圧 : 0.9
ダンパー : 30%

1.この2点を変更し180度で生豆を投入。
2.ミディアムでガス圧を0.6に下げ、ダンパーを40%
3.その後焙煎状況と共にダンパーを50%まで開ける。

以前の焙煎はガス圧を0.5 ダンパーを20%でスタートし、ミディアム以降にダンパーを徐々に開ける様なプロファイルでした。
しかし、この焙煎は時間がかかり30分に達する事も稀に有りました。
(自分としてはこのプロファイルも有りなんですが。)

新プロファイルでの焙煎は21分で、以前の2/3程度で焼けました。

こんな感じでシティとフルシティの中間ぐらいです。


香味は
苦味 : 4
酸味 : 0
甘み : 4
コク : 4
香り : 3

こんな感じでしょうか。
自分としては、最高ランクとは言えませんがまあまあの香味になったと思います。
しかし、焙煎時の温度上昇に問題が有り、それは焙煎機本体の構造に起因している様です。

よって、只今鋭意焙煎機改造中です。

次に11月25日に長野県朝日村の東京堂で
「冬のトビラ」
と銘打って6つのワークショップが開催されていたので出向いて来ました。


目的は「カフェ シュトラッセ」さんの珈琲教室です。

以前からカフェバッハの抽出方法を勉強したかったので。

結果、ろ過槽という概念を覚えてきました。

しかし、マスターが淹れた珈琲はやはり違う。
コクがとっても出ていてびっくりしました。

また来年行こーっと。