Eddiy's Cafe ---Original Roasting Style---

エディの珈琲自家焙煎日記
珈琲のおいしさの追求の日々。
自分なりに焙煎を通して感じた事を綴っています。

Blend. その2

2015-09-30 12:51:08 | ブレンド
昨日に引き続きブレンドです。

昨日の配合
ブラジル:1 マンデリン:4 グァテマラ:5
で試してみました。

結果は、昨日より「ぐー!」って感じですが、やはり冷えてからの苦味がきついです。
この漢方のような苦味は昨日の感じと比べると若干薄い気がします。
やはりブラジルの豆の問題でしょうか??



弱りましたねー。
ブラジルが問題を引き起こしているのならば、違う豆でブレンドをするしかないのか??

以前「Welcome to Eddiy's Cafe. その2」で紹介したブレンドを覚えていてくれている方もいらっしゃると思いますが、そのブレンドも極端に薄いですが漢方の苦味がありました。

このブレンドです。
①グァテマラ SHB 160g
②エチオピア シダモ 160g
③マンデリン G1 80g

で、これにエチオピアのイルガチェフェをフレンチにしたものをブレンドしたところ、これは漢方の味が消えて美味しかった記憶があります。
配合比率は
グァテマラ:26.67% エチオピアシダモ:26.67% マンデリン:13.33% エチオピアイルガチェフェ:33.33%
と言ったものでした。

豆自体の持つ香味の特性がこの問題を起こしていると思いますので、テイスティングでもしないといかんのかなーと思います。(その昔はカップテイストと言ったもんだ。)

また仕事が増えちゃった

そんな訳でまた報告します。

奥が深いぞ。ブレンドー!

Blend. その1

2015-09-29 20:28:23 | ブレンド
こんばんわ。

さてさて。今日は新展開でブレンドの話しです。

昨日まで焙煎に専念してきていたのは、今日のブレンドの話しをするためでした。
ヤキモキさせて「なーんだ」と思っちゃいますよね。m(__)m

それでは今日のブレンドは、

ブラジル フレンチロースト
マンデリン フルシティロースト
グァテマラ フルシティロースト
ブラジル:マンデリン:グァテマラ 1:1:1

こんな配合にしてみました。
結果はこんなです。


配合比率でそれぞれの味を加算したグラフです。

そして最初の一口は「おー!!」という声が出るくらいこのグラフどおりでした、が!!

少しさめてからの味にがっかり _| ̄|○

苦味が口に残って、どこかの漢方でも飲んでいる様な感じになってしまいました。(~~;)
これは飲めんなー。配合比率を変えて出直します。

たとえば配合比率を
ブラジル:20 グァテマラ:50 マンデリン:30
位なら苦味の相乗効果が薄れるかも・・・

簡単に思ったような味にはなりませんね(^^;)
それではまた。

Welcome to Eddiy's Cafe. その5

2015-09-28 22:11:24 | 珈琲焙煎
皆さん。こんばんわ。

エディズ カフェの開店です。


今日はお約束のグァテマラSHBの焙煎をしました。

焙煎時間と温度の関係が分かるように今日はグラフをお見せします。



まあこんな感じに温度管理をしています。
大体10分位まではゆっくりと温度を上げる事で豆の中の水分を飛ばし豆自体を膨らませます。
12分から14分位で1ハゼが終わるので、それと共に火を小さくして温度を下げます。
15分から18分位で2ハゼが始まり焙煎が加速するので、頻繁に色見本と見比べて適当な所で排出し冷却をすばやく行います。

ざっくりな説明で分かりづらいとは思いますが・・・

肝心の焙煎ですが、今日はフルシティで上げました。
焙煎後の香りはまあまあです。明日の抽出が楽しみです。

ついでに昨晩のブラジルはこんな感じです。


明日が一番おいしい日なので、グァテマラと相まって抽出が大変だぁ。

そんなわけで今日はこの辺で閉店です。

えっ。何ですって?開店時間がこんなに短くって良いかって??

まあ、その内長くなりますよ。

それでは。おやすみなさい。

Welcome to Eddiy's Cafe. その4

2015-09-27 20:31:26 | 珈琲焙煎
こんばんわ。
エディです。

今日は開店が遅くなってしまいました。
実は連日焙煎をしていて、新しい味の発掘に余念が無く・・・

前置きはこの辺で本題に入ります。


昨日は新しい豆の焙煎をしました。

ブラジルはセラード地区のヤマモト農園産ウォッシュド の生豆を入手しました。
ヤマモトと言うからには日系人の経営する農園でしょうね。


実は日系人とは昔から縁があり、今でも何人かSNSで連絡を取り合っている人がいます。
(イカワさん。すし屋は繁盛してるかい!!、イベッチ。子供は大きくなったかい?、タキヤくん。結婚は?)
その人たちに聞いた話からすると、日系人は勤勉でウソをつかないとブラジルでは評価が高いようです。

で、今回の豆も品質面で期待を込めて焙煎してみました。


結果、うまい!!

焙煎度はフレンチ、苦味=4、酸味=0、香り=2、甘み=4、コク=4
総合点は80点ぐらいでしょうか。
なぜ100点でないかと言うと、香りが独特のくさい系の香りで少し残念です。

でも、ブラジル移民の心意気が伝わってくるコーヒー豆に出会えて感激です。
さすがです。



明日はもう一種類の豆を焙煎する予定です。
この豆を焙煎して次のステップに進もうと考えています。

えっ! 次のステップは何か教えろって?
それはまだ内緒。

もう少しお待ちください。

それではそろそろ閉店です。
またのご来店お待ちしてます。

焙煎機の話

2015-09-26 07:37:08 | 焙煎機
今日は今使っている焙煎機の話です。

もともとコーヒー業界で営業をしていた関係から焙煎も手焙煎でしていました。
そして時が経ち忘れた頃に再び自分の中に火がともり始め「焙煎がしたい」「おいしいコーヒーが飲みたい」
と言った気持ちになってきました。

しかし色々探しましたが自分の心がときめく様な焙煎機が無く「えーぃ。自分で作っちゃえ!」と思い立ち

自作 しました。それがこれです。



正面はホッパー、スプーン、排出口、受笊、チャフ受けからなっています。



横面は排熱窓、温度計です。



後ろにはモーター、ガスボンベ、電源ボックスがあります。



ドラムは4mmパンチのステンレス網で直径145mmです。


性能は

<<仕様書>>

珈琲焙煎量    200~800グラム
焙煎方式     直火式
点火方式     外部ライター等
熱源       カセットガス、OD缶
電源       100V
ドラム回転数   20回/min(固定、正転逆転共)
ガス部稼働範囲  50ミリ(ドラム下35ミリ~85ミリ)
排出       ドラム逆回転による強制排出
温度管理     0~300度
排熱開口部    可動式、正面
その他      チャフ受け、スプーン
外形寸法     215(奥行き)×460(幅)×360(高さ)
重量       未測定
付属品      受け笊、笊台、冷却蓋、冷却用電源

と、まぁ。こんな感じです。
ここまで製作するのに2ヶ月ほどかかりました。
現在、排気ダクトを製作中で近日中に取り付ける予定です。

また改造が終わったら報告しますね。

それでは今日はこの辺で閉店です。