江戸の粋 小物細工、指物師の技法を受継ぐ細工物の小粋な世界をご覧下さい。

江戸には沢山の職人が技を競っていました。その人達が技を磨くため、細工の極致を極めたのが小物細工です。

明治座 「五月花形歌舞伎」

2013年05月21日 | 江戸小物細工 Selections

 昨日は何十年ぶりかで歌舞伎を見に行ってきました。

梅雨のはしりのような霧雨が一日降っていて…

(私は晴れ女のはずなのですが…?)

人気の人形焼き店の前はお客さんが切れ間なく続いていました。

 

人形焼と三原堂の豆大福も買って、「鳥近」さんの卵焼きも買ったら

荷物がとっても重くなってしまいました。

 

「水天宮」は今建て替え中で明治座の前に仮移転中でした。

 

今日も大勢の方が祈願に訪れていました。

 

 

明治座も大きなビルになっていて

むか~し来たときはどんな建物だったか全く覚えていませんねぇ~

 

午前の部はツアーのお客様だったみたいです。

 

 

 

明治座は今年で創業140年だそうです。

こんなにも長い歴史がある劇場とは知りませんでした。

 

一幕目は徳川慶喜が江戸を去る最後の日のちょっと硬い出し物でした。

二幕目はお目当てだった中村七之助さんの「藤娘」です。

若くて清楚で何とも言えない美しさでした。

三幕目は「鯉つかみ」で釣家のいかつい顔の姫様が??

(七之助さんの藤娘を見た後だったので…ごめんなさい)

お小姓さんに恋をするお話で宙づりあり、

本物の水を張った中での鯉との格闘あり、

で客席まで水飛沫が飛んできて笑いもありで楽しかったです。

藤娘もイヤホンガイドで仕草の一つずつもよく判ってとても楽しめました。