私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






毎年、自信をもって、『出ていない』と断言される方がおりますが、
念のため、もう一度、『春休みの宿題』を確認してみて下さい。


本当に出ていないのであれば、この春休み、成績に問題のない方は、
自由にされても構わないと思います。


ですが、もし出ていた場合、そして成績に問題がある場合、
私立校・中高一貫校では、そのことが致命的なことになりかねません。


新学年になって、“最初”から宿題を出さない=平常点を取らないということは、
先生への心証も含めると、マイナスとなります。


また、仮に、本当に出されていないという場合でも、
進級・進学に問題となる成績となっているにも関わらず、
この春休みを他の方同様に、自由に過ごすということは、
その分のツケも含めて、約9カ月かけて挽回しなければならないことになります。


昨今、こうした傾向にある方ほど、後々になって苦しんでいる姿をよく目にします。


『自業自得』の『自己責任』なのかもしれませんが、人間は“誰か”に言われなければ、
言われ続けなければ、なかなか気づけないということを考えると、
パワハラなどの諸問題から『何も言わなくなった』『言われなくなった』という
社会の風潮にも問題があると思います。


他人への忠告は昔も今も難しいのは変わりありませんが、
忠告を無視した場合の『罰』は、より厳しいものになってきているように
思えます。


そのことも踏まえて、もう一度、よく考えてみて下さい。


うるさい忠告、説教に感じられるかもしれませんが、
『記録』される『点数・成績』によって、進級・進学が決まる
私立校・中高一貫校において、“気づく”のが遅かった場合、
その後の人生すらも一変する『罰』を受けることになります。


いやいや、“たかだか”学校の勉強、知識“ごとき”のことで、
進級・進学“できなかった”という『学歴』のことで、
『そんなこと』で、人生が決まるわけではない。


ましてや、これからの日本、世界はグローバル化で、
実力・能力社会となっていくのだから、『社会に出て役に立たない』
『学校の勉強、知識』や『学歴』のことをそこまで気にする必要はない。


過去にそういうことをいうCMがありましたが、そのCMのオチとして、
そう言っている人が実は『東大卒業』というものでした。


『学校の勉強、知識』や『学歴』が、社会に出て役に立つか立たないかを、
語るのであれば、日本の最高学府を卒業してから言ってみましょうという
皮肉なメッセージではありますが、これは現在も同じことが言える、
いえむしろ、その意識、傾向が強く出ているようにも思います。


就職活動が始まった学生は、そのことを痛感していることでしょうが、
学歴だけで選考を外されてしまったり、差別にも似た偏見を持たれているように
感じられたりなどすることは一回や二回ではないと思います。


特にいわゆる一流企業・有名企業への就職ともなれば、
それをひしひしと感じられることでしょう。


実際は、そんなこと、本当に関係なく、実力・能力、
コミュニケーションや印象などによって、決められているとは思いますが、
受ける側、つまり学生側が、“そんなこと”を引け目に感じてしまい、
萎縮してしまうのであれば、それは不安材料として残ることになると思います。


その時に、その『学校の勉強、知識』や『学歴』が、不安材料となるのか、
逆に自信となるのかで変わってくることでしょう。


残念ながら、この日本でもまだ、『学歴』フィルターは根強く残っていると思います。


今後は、その『学歴』において、進級・進学“できなかった”という面が、
強調して見られてしまうのではと懸念しております。


昔であれば、人生に一回や二回の失敗、若気の至りと、
そこから、立ち上がって、這い上がって、今目の前に、
元気はつらつとした、好青年として立っているのであれば、
失敗した“経験”を強みにしたと評価されることが多かったと思います。


しかし、今はどうでしょうか。


その『失敗』が『原因』であるかのように、言動や態度、姿勢が、
細部からにじみ出てしまっているように、見て取られてしまっていないか、
懸念しております。


塾においても、週に一回二回、たった一時間二時間でも、
進級・進学できない方の傾向が、その言動や態度、姿勢に
よく見て取れることが多いです。


それが昔以上に、そのまま、あーやっぱりかという形で、
進級・進学できないことが多くなってきました。


話が大分、脱線してしまいましたが、そういった自分にマイナスになるようなことを、
わざわざ自ら、その環境・状況になるような振る舞いを、することは避けておくことを
オススメします。


この春休み、学生には平等に“休み”という『自由』が与えられているわけではありますが、
その『自由』を、他の方同様に与えられる『当然の権利』と勘違いしていると、
新3年生は早ければ4カ月後、遅くとも9カ月後、
新2年生は早ければ12カ月後、遅くとも21カ月後に悲劇となることになります。


この時期、何も考えずに、自由に過ごせるのは、新1年生となる方ぐらいでしょう。


その新1年生も、ここで、気持ちを切り替えて、1年次から、
点数を、成績を取るつもりでいないと、来年の今頃、上記のように追い込まれてしまうので、
出来る限り気を付けておくことをオススメします。


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