栄冠ゼミ (著)、220円(税込) 私立校・中高一貫校生の春休みの勉強の仕方』を紹介
毎回のテスト、毎学期ごとの成績でもそうですが、
ゲーム感覚で自分は経験値を手に入れて、LVUP(レベルアップ)したと
勘違いされる方ほど、抜け落ちている知識や勉強量に後々悩まされることとなります。
もちろん、普段の勉強を、学校の授業を楽しく受けるために、
そう思おうとすることは、勉強が授業がはかどる良い手段に
なるかもしれません。
しかし、その勘違いのまま、上の学年に、
特に小学校から中学校、中学校から高校と進学されると、
うまくいかない現実に直面することとなります。
学校の先生を一概にくくるのはどうかとは思いますが、
ほとんどの学校の先生は、こういったゲーム感覚を否定しています。
なぜなら、上記のようなゲーム感覚の場合、
その場その場で対応した=一回でクリア、これでOKと
わかった“つもり”、理解した“つもり”で、過ごして、
テストでできなければ、“テストの時は思いつかなかった”で
済まされるからです。
いや~、テストで確認なんかしなくても、
後々説明されれば、わかってたよ、理解してたよ。
だから、成績落とさないでよ、進級・進学させてよ、先生。
なんて言うつもりでしょうか?
理解していたか、わかっていたかを“確認”するためのテストで、
これを言われてしまうと、こう思われてしまうと、
なんのための確認なのか、わからなくなります。
しかし、そのテストを受けたという結果で、
そのためのテスト勉強をしたという結果だけで、
本人的には、経験値を得て、知識を得て、
LVUPしたと勘違いしたまま、上に上がっていくことがあります。
昨今はこういったゲーム感覚に関して、厳しくなってきています。
というよりも、元々それほどこういった感覚の方が少なく、
基本的には自分自身で気付き、反省し、改善される方が多かったため、
そこまでうるさく言う先生も、学校もなかったと思います。
しかし最近は、ちょっと異常じゃないかなと思える
宿題の量や、やり方(問題文まで書かせるなど)、ノート提出など、
見受けられます。
それらは全て、そういったテストの時は思いつかなかったよ感覚を
否定するものと思われます。
授業で一度説明しているし、宿題でも、もう一度やっているよね、
その上、テスト前にプリントを配布して、さらにもう一度問題を
解いてもらっているけど、それでできないのはどういうことなんでしょうか。
と生徒に問いかけているようにも思えます。
それに対する生徒の答えが上記のいや~テストの時は・・・では、
先生も厳しい評価をせざるおえないと思います。
最終的には学校から、さらに厳しい評価を下され、
進級・進学不可となるわけですが。
いかがでしょうか?
塾でもそうですが、生徒に普段勉強しているか、授業を聞いているかと聞けば、
「している」「聞いている」と答える生徒が多いです。
また、「していない」と答える生徒に「なぜしない」と聞くと、
「時間がない」「やる気がない」と答える方が多いです。
両方に言えることですが、各家庭の各生徒の一日を調査、確認を
しているわけではありませんので、「勉強している」「授業を聞いている」と言われれば、
「時間がないから勉強していない・できない」と言われれば、それを信じるしかありません。
生徒からしてみれば、“その場”はしてやったり、大人なんて、
こう言っておけば、何も言えないだろうと思っているのかもしれませんが、
じゃあ・・・ということで、学校の先生は上記のような方法で、
授業や宿題やプリントなど、ここまでやって、さらにその授業や宿題やプリントから
テスト問題を作って、“確認”しているのだと思います。
失礼な書き方かもしれませんが、生徒の“嘘”を確認しているように思えます。
当然、嘘が多い、大きい方ほど、テストの結果が反映されやすくなります。
そして、その嘘に対して、厳しく対処しているのだと思います。
昔の生徒の多くは「勉強している」「勉強していない」に対して、
はっきりしていたと思います。
「勉強している」という方は、その証拠をこれみよがしに見せつけます。
それはノートだったり、問題集だったり、学校や家、塾での態度、机に向かっている時間など、
目に見える定量的なものを見せる傾向がありました。
「勉強していない」という方も、しない理由に「時間がない」や「やる気」を
理由にしませんでした。
ストレートに、勉強よりもゲームが楽しいので、ゲームをしています、
今はこれこれに熱中しているので、勉強は二の次ですと、
勉強しない理由・原因がはっきりしていました。
今の生徒は上記両方の答えに対して、何か隠したいのか、
非常にあやふやであいまいな、答えで濁します。
しているなら証拠を見せれば、していないのであれば理由・原因を取り除けば、
勉強に対して、わかりやすい評価を得やすいのですが。
こうやって本音や本当のことを隠すのも、またゲーム感覚なのでしょうか?
少し話が脱線しましたが、上記のようなゲーム感覚で、
自分のLVがUPしたと考えることに対して、
警鐘をならしたいと思います。
上の学年に上がるのは“たまたま”です。
そして上の学年に上がっても、今の学年で、
抜け落ちた知識、勉強ができるようになるわけではありません。
きちんと、もう一度、過去に戻ってやり直すようにして下さい。
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