私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






今日で10月が終わり、明日から11月です。


今年も早いもので残り2か月となりました。


毎年恒例となってきましたが、いかがでしょうか、
『今年の目標』は。


もうそろそろすっかり忘れている、覚えていない、
それどころか、とっくのとうに諦めている、柔軟に変えている、でしょうか。


情報化・記録化が進み、スピードが求められる昨今の社会・世界では、
一つのことにこだわるよりも、様々なことに臨機応変に対応していくことが
良いことなのかもしれませんが、
『目標を立てない』『忘れる』『出来なくても大したことがないと思う』ことなどは、
悪影響していくことになると思います。


こう書くと“自分の好きなこと”であれば、立てられるし、忘れないし、
出来る様にするために本気で真剣に考えると言われる方も多いでしょう。


毎年年始に書かせていただいておりますが、“それ”でもいいから、
とにかく目標を立てましょう、そして一週間、一か月とやってみましょう、
せめて忘れないで、覚えておきましょうと提案しております。


ですが、多くの方が、その時になってみると、“そう”いった好きなことは、
趣味的なこと・ものであり、堅苦しく目標を立てて、
何かしてみるというもの・ことではなく、自分の好きな時に好きな時間だけ、
好きなようにやるから好きなだけであって、やれるのであって、
計画立ててまでやりたいもの・ことではないと言い訳しては、
年間の目標を立てること嫌います。


おそらく、“そう”いった好きなこと・もので、計画通りにできず、
目標を達成することができなかった時、最後の砦が、自尊心、自信といったものが、
破れ崩されると思っているのかもしれませんが、『だからこそ』むしろ、
勉強など『嫌なこと』で、計画を立てて、目標を達成するという経験をしておくことを
オススメしています。


そうすれば、少なくとも『嫌なこと』“でも”目標を立てて、計画して、達成することができる、
できないにしても、目標を立てる、計画するということができることを、経験・証明できる。


そうであれば、『好きなこと』であれば、もっとうまく、もっとやる気になってと、
出来ると思えるのではと思って、オススメしているのですが、多くの方が、
『これ』つまり、勉強など『嫌なこと』でも目標を立てるのは、計画を立てるのは、
面倒、嫌だ、時間がない、暇がない、達成できないと、諦められることが多いです。


そうして逃げる様に、勉強など『嫌なこと』“だから”出来ない、
『好きなこと』“であれば”出来るだろう・出来そうと思い込むことで、
自分の自信を、自我を保とうとされるのかもしれません。


その考え、思い込みで、少なくとも私立校・中高一貫校の進級・進学の問題が、
解決されることはないでしょう。


そして、進級・進学できないことが決まってから、
自分は勉強が出来ない・そもそも向いていないなどという『言い訳』を
している限り、勉強だけでなく、それ以外のことでも、
その悪習慣、悪癖がつきまとうことになるでしょう。


学生時代の内に、この悪習慣、悪癖を振り払うのには、やはり年間を通しての目標を、
計画を立てて、実行し、その結果をきちんと分析・反省し、次につなげるようにしないと、
習慣は癖はなかなか直らないものになります。


加えて、体力・気力がある学生時代、若い世代において、このことを『経験』していないと、
大人になってからでは、より一層抜け出すことが難しいでしょう。


なってみればわかることでしょうが、大人になれば、昨日書いたような、
『物理的・時間的・能力的にやれない・できない』ことやものは、
もちろんのこと、経済的、地位的、権限的などの制限も加わり、
さらには年々と体力の衰えも加わってくると、気力も落ち込むということになります。


それでも、大人でも夢をかなえる人は、少なくありませんが、
その一部の方を例に挙げて、全ての方のモデルケースとするわけにはいかないでしょう。


会社や仕事上の目標やノルマを達成している人は少なからずいるとは思いますが、
プライベート、つまり自分の好きなことにおいても、そうであるという方は、
そうそういないでしょう。


むしろ、会社や仕事での目標やノルマですら、いっぱいいっぱい、
学生時代の勉強“ごとき”のほうが、何倍も、何十倍も楽だったと、
嘆いている方が多いことでしょう。


そういった大人たちを馬鹿にして、自分なら出来る、自分ならやれるという
根拠のない自信を持つことは若者の特権ではありますが、
そうであれば、ぜひやってみて、それを証明してみて下さい。


そのためにも、最低限、今年の目標を思い出し、残り二か月かもしれませんが、
その目標を達成するための行動をすることをオススメします。


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この時期、文化祭などで忙しくなると、今週が10月の終わり、
そして11月の始まりであることを、“うっかり”忘れてしまう方が多いです。


そして気付いたら11月上旬が過ぎていて、気付いたら刻一刻と、
期末テスト2週間前、1週間前となっていて、“終わってない”もの、
“やり残した”ことで囲まれていて、追い込まれる。


毎年、それでも何とかやってこれたのは、まだまだゆとり教育の影響が
あったために、授業もカリキュラムもそこまで厳しいものでなかったことなどが
あるでしょうが、今年度からはもう違います。


一学期の時点でそのことに気付いていれば、そこまで厳しく追い込まれることは
なかったと思いますが、もうすでに時遅しとなっていることでしょう。


“そう”ならないためにも、この今、そうなる一か月前の今から、
意識を持って、準備しておくことをオススメします。


忙しくも楽しい期間かもしれませんが、その間に進む授業や出されている宿題など、
『学業面』でも、『やること』『やるべきこと』がたくさんあるはずです。


毎年年末、冬休みによく書いていることではありますが、
『今年出されたものは今年中にやっておきましょう』、
今年度以降はこれが毎月、毎週、つまり、
『今月出されたものは今月中に、今週出されたものは今週中に』、
“やっておかない”とあっという間に取り残されていくことに
なると思います。


二学期になってから、そのことが中間テストまでで、その結果で、
わかったと思います。


これから先、このことはより早く、より短くなっていくと、
その日その日、その場その場での要求、つまり日々のノルマのようなものですが、
そのレベル・量・質がかなり高いものになっていくことになるでしょう。


そして、『やらない』のはもちろんのこと、
(物理的・時間的・能力的に)『やれない』『できない』も、
許してもらえないとなると、厳しい審査によって、
切り捨てられるようになっていくと思います。


『やらない』方が罰せられることに関しては皆さん、納得されることでしょうが、
自分なりに頑張っている、それでも、物理的・時間的・能力的に、
『やれない』『できない』ことに関しては、皆さん憤慨されると思います。


そこまで期待されても現実的に難しいと思われることかもしれませんが、
これが、子供たちの無限の可能性を、将来・未来を否定せず、
ひたすら『応援(だけを)する』という形の究極系です。


すなわち、『やれない』『できない』ことは“ない”、無限の可能性を、将来・未来を、
持っているのだから、必ず『やれる』『できる』ことが、『大前提』であり、
『やれない』『できない』は、弱音であり、それは『やれない』『できない』のではなく、
『やらない』だけでしょう、どんなに、物理的・時間的・能力的に、
『やれない』『できない』ことでも、『結果』、やれなかった、できなかったは、
全て『やらなかった』方と同じだという扱いを受けることになります。


無限の可能性を、将来・未来を、否定しない、応援することで、
『やれる』『できる』ことを、『大前提』にして、
厳しい審査によって、切り捨てるスタイルは、スポーツなどの世界と似ています。


その後のその人の人生がどうなろうかなど知ったことではありません。


無限の可能性を、将来・未来を、否定しない、応援したということは、
全て自己責任、物理的・時間的・能力的に、『やれない』『できない』ことは
一切無視して、一緒くたに『やらなかった』方と同じ扱いとする。


今まではそこまで審査が厳しくありませんでしたら、この傾向はそこまで
強くありませんでしたが、2020年度の教育改革に向けて始動し始めた今年度以降、
このことが浮き彫りになっていくことになるでしょう。


そうなった時、犠牲者となった方のその後の人生は、本当にわからなくなります。


自由にのびのびという教育方針を否定するつもりはありませんが、
その結果に対する審査が、そして日々の要求が高く厳しいものになった時、
諸刃の剣ではありませんが、『極端な結果』が、子供たちの後の人生にまで
影響してこないか懸念しております。


私立校・中高一貫校の場合、それが進路、すなわち進級・進学の結果によって、
明暗をはっきり分けてしまうことになります。


十代の子供たちが、なってみてからわかったで、全て自己責任、全て自分の人生として
受け入れるには、まだまだ難しい年頃だと思います。


加えて、親御さん・ご家庭にしても、いえむしろ、親御さん・ご家庭のほうこそ、
お子さんが“そう”なったことを受け入れるには、時間がかかることでしょう。


しかし、学校・先生側はもう、仮に多くの生徒が“そう”なることも
じさない覚悟で、突き進んでいるように思われます。


“そう”なってから気付いて、後悔することのないように、
『今』をよく見直し、これからに向けての準備を進められるように
しておくことをオススメします。



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そろそろ中間テストの結果も出て、『集計』も終わり、
完全完璧に、進級・進学できないことが決定し始めると思います。


つまり、期末テストを受けても、仮に百点満点を取っても、
進級・進学は『物理的な数字・数値』として『できない』と
決定づけられることになることでしょう。


嫌味で言わさせてもらいますが、おめでとうございます。


これで、『なってみてわかった』ことでしょう。


散々うるさい説教も、脅し文句も、これで、全く『無意味』となります。


私立校・中高一貫校において、『進路を分ける』ことは、
文字通り以上に、『人生を分ける』ことになることでしょう。


一緒になってバカ騒ぎしていた友人知人、一緒になって授業を聞いていなかった、
ふざけあったクラスメート、一生懸命汗を流し、長い時間を過ごした部活の友人、先輩後輩。


『その方々』と肩を並べて、一緒になって、進級・進学することは、
もうできません。


それが、受験なく進級・進学できると思い込んでいた、
私立校・中高一貫校で“進級・進学できない”ということです。


まぁ、高校生で進級できない場合は、留年という方法を取ることもできますが、
それも『反省なく』“今まで通りの学校生活、私生活”を続けている限り、
同じ結果を出す可能性が高くなります。


今年度以降はより厳しくこの傾向が高まっていくことになると思いますが、
2020年度の教育改革のこの前後は、本当に今後、どうなっていくのか、
『なってみないとわからない』ことでしょう。


前例がないことになりますので、これから先は本当に自分の人生を、
自分の手で切り開くしかなくなります。


厳しい環境・状況かもしれませんが、頑張って下さい。


逆に言えば、この環境を、状況を打破する力と知恵を身につけられると、
これからの時代、世界を乗りこなせるかもしれません。


そう信じていくしかないでしょう。


首の皮一枚残した方も、それは問題が期末テストまで持ち越したに過ぎず、
本当に『最後の最後』の機会を与えてもらったに過ぎません。


一歩間違えば、この時期に進級・進学できなかった方と同じ、
いえ、『物理的な時間』が少ない分、より厳しい環境と状況となることに
気付いて、来月・再来月自分がどうなりたいのか、どうなっていたいのかを、
本気で考えておくことをオススメします。


進路を分ける二学期は、この時期にも、最後の最後までにも、
本当に別れることになりますので気を付けて下さい。


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学校に寄ってはこの時期、文化祭などもあり、その振替休日も兼ねて、
秋休みとして、一週間ほどお休みになる学校もあると思います。


例年ですと、この時期から期末テストに向けて勉強し始めましょう、
『最低』でも、“事前”に出されている宿題を終わらせましょうと
提案しておりますが、今年度以降は、提案しても無意味になる可能性が
あります。


というのも、この時点で進級・進学の合否が決定してしまい、
やる意味がないものになっている可能性があります。


むしろ、『そんなこと』よりも受験勉強を“しなければならない”、
宿題などに時間を使っている暇がないということになると思われます。


去年度までは『冬休み』になってからそうすることになっていたと思いますが、
今年度は期末テストを受ける前、つまりもうこの時期には『決まってしまっている』ために、
この秋休み中での対応は、各個人で、各ご家庭で、全く異なることになることでしょう。


何度もうるさいかもしれませんが、ここまできて、ようやく、
『なってみてわかった』の結果が、進級・進学できなかったということであれば、
もうこの先は同じ轍を踏むわけにはいきません。


というよりもここから先は転げ落ちるのを防いでいかないと、
落ちるところまで落ちてから、『なってみてわかった』となることになります。


昔であれば、そうはいっても、腐っても私立校・中高一貫校に入った実力があり、
授業についていけないにしても、その授業そのものが高いレベル、質の高いもので
あったので、転げ落ち続けることには『歯止め』がかかったものでした。


ですが、今では、勉強以外に逃げ道や誘惑も多く、言い訳もできる状況・環境が
整ってしまっているように思えます。


そして、その原因といいますか、その根幹になっている『考え』が、
自分が“望んで”私立校・中高一貫校に入ったわけではない、
そしてそこで好き勝手にやらしたくせに、後から文句を言ってくる、
親御さん、ご家庭に『正義』は語れない、感じないというところでしょうか。


これをこじらせていくと、もう勉強という道には進めなくなると思います。


お子さんの無限の可能性を、将来・未来を想ってのことが、
最悪の結果となって返ってくることになることでしょう。


そうなってからでは、もう取り戻すことはかなり難しいとなります。


そうならないためにも、もう一度よく話し合い、何をどうすべきなのかを、
親御さん、ご家庭含めて、考え直さないと、ここから先の苦労・苦悩に、
苦しめられることになると思います。


進級・進学ができないことが決まった方は、少なくとも
この秋休み中までにそのことをよく話し合われないと、
この秋休み中に、また「問題を先送りにする」“悪習慣”を
身につけてしまうことになるでしょう。


また、進級・進学の合否を期末テストまで引き延ばした方も、
今抱えている『問題』や『課題』を後回し・先送りにしていると、
来月の今頃苦しむことになり、再来月には泣くことになります。


この秋休み中、部活動や趣味、遊びにと充実させるのは構いませんが、
昨年度までの感覚で、休みにしていると、痛い目にあうかもしれませんので、
気を付けて下さい。


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昨日と似たようなタイトルになりましたが、この時期、
学校行事、部活動が佳境を迎えて、忙しいかもしれませんが、
それが終わるとぽっと与えられたような、時間が出来ると思います。


それは、本当に『休み』になることだったり、練習時間などが減ったりなど、
物理的にも時間が与えられ、精神的にも解放されることだと思います。


そうなった時の行動が、この後、つまり二学期期末テスト、
さらには進級・進学の明暗を分けることになります。


学校行事・部活動を頑張った、だからその後、全てにおいて、
『許される』『ご褒美をもらえる』わけではありません。


勉強やテスト、成績に関しては、『それら』は切り離されて評価・審査されており、
最終的に進学できる基準に達した時にのみ、それらは『加点』という形で、
『ご褒美』になります。


詰込み型教育が否定されてから、どうも、こういった課外活動に重点を置かれる方が
増えてきた、推進されてきたように思いますが、それが文武両道の形で体現されて
いるのであれば、問題ないどころか推薦・推奨されるものとなりますが、
文武両道が体現“されていない”場合、『断罪・処罰』の対象となります。


普通の学校では、最終的に受験進学なので、推薦受験に有利にならない、
あるいは推薦受験はできない程度ですが、私立校・中高一貫校においては、
『進級・進学できない』という、いわば退学勧告となります。


そうなってからの選択肢の幅は、むしろ普通の学校に通って、受験するよりも、
狭く厳しいものとなります。


通っている学校のレベル・偏差値以上の学校を目指すことはもちろん、
同等レベル・偏差値の学校にも転校・編入できず、受験をしても、
合格できないことが多くなります。


特に今年度以降は、今まで以上に、学力的にも、物理的にも
間に合わないということが増えていくことになるでしょう。


そうなると何のために私立校・中高一貫校に入学したのか、入学させたのか、
苦悩されることが多くなると思いますが、それをさらに自業自得、自己責任という形で、
学校・先生、さらには社会・世間から、ばっさり切り捨てられることになります。


連日うるさく書いておりますが、これが最悪の結果といいますか、
私立校・中高一貫校における厳しい断罪の結果となります。


このことは親御さん・ご家庭にとってもショックが大きいことになるでしょうが、
先日から厳しく書かせて頂いておりますが、この結果が、
親御さん・ご家庭の教育方針や子育て、しつけは、その学校において、
『間違い』『不正解』だったと、物語ることになります。


何度か書いているように、こうなると、通っていた私立校・中高一貫校と
お子さんと親御さん・ご家庭の意識のミスマッチの最終結果だと言えます。


今年度以降は2020年度の教育改革に向けて、各校、特に私立校・中高一貫校は、
より高い意識をもって、レベル・偏差値、基礎学力の向上を目指しています。


そのことに、一学期から気付かずに、放置し続けてしまうと、
二学期の今、この時期になって慌てることになります。


いつまでも、『課外活動』に力を入れて、そのことが、未来・将来の役に立つ、
未来・将来につながる、選択肢を広げることだと、妄信していると、
近い未来・将来、つまり進級・進学の問題にぶち当たることになります。


それでも、続けられるというのであれば覚悟あってのことなのでしょうが、
であれば、冒頭に書いたように、忙しさが終わり、ぽっと空いた時間を、
有効に使わないと、どんどん上記したようなことに陥っていくことになります。


そして、最後には、通っている学校において、
親御さん・ご家庭の教育方針や子育て、しつけは、
『間違い』『不正解』だったと、評価・審査される結果となります。


そうならないためにも、親御さん・ご家庭も忙しいかもしれませんが、
この時期、しっかりとお子さんのことを見て、指導を行っていかないと、
最悪の悲劇を止めることが出来なくなります。


今年度は、二学期になってから大げさな、過激な書き方になっていますが、
一学期からの懸念事項が、推進されていることを考えると、
狂言めいたくらいの書き方のほうが、目にとめて頂けるかと思います。


多くの方はこんなことにはならないと思いますが、なってみてから、
嘆き苦しんでも、誰も助けてくれない、それもこれから3~5年は、
例年にないことの連続で、誰の相談も助言もあてにならないことを考えますと、
早め早めに対応を考えておくことをオススメします。


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忙しくなる二学期も中盤を迎え、学校行事、部活動も佳境を迎えてきたと
思います。


年5回ある定期テストの3回目の中間テストの結果が出た今、
それらに勤しんでいられる余裕がある方は、順調な学校生活を
送られていることでしょう。


点数、成績に余裕がないにも関わらず、その方々同様に楽しむ権利があると思って、
好き勝手にやられる方は、もうある意味『勉強』については諦めがついたのでしょう。


念のために記載しますが、4回目となる二学期期末テストにおいて、
付け焼刃の勉強や一夜漬けの勉強で、『何とかなる』ことはありません。


授業の進度も速くなった今年度以降は、それこそ『絶対』といえるくらいに、
なると思います。


今までは、そうは言っても『救ってくれる』テスト、平常点をもらえていたと
思いますが、これからは『切って捨てる』ための厳しいテスト、審査を
されると思います。


ここまできても、わからない方は、これはある意味、親御さん・ご家庭も含めて、
断罪せざるおえないと、学校・先生側が判断すると思われます。


何度も書いておりますが、“そう”なってからの泣き落としや、『次は頑張る』の
『次』はありませんので、覚悟して下さい。


そして、このことが大げさなことと、まだまだ進学が関わっていない、
1・2年生、その親御さん・ご家庭も、今年度以降は、上の学年の方々の、
進級・進学の状況・状態を注視しておくことをオススメします。


大げさに脅しめいたようなことを書き、宣伝しているように思われるかもしれませんが、
2020年度の改革に向けて、対策し始めた今年度以降は、この時期に書いていることですら、
『遅すぎる』可能性があります。


つまり、大げさに脅し、宣伝するなら、もう夏休みまでということになっていくことに
なると思います。


一学期に成績を落としたら、夏休みから始めないと、もう二学期からでは遅すぎて、
塾や家庭教師でも対応しきれなくなるということになると思います。


『受験進学』であれば、ギリギリ秋口、冬休み入る前に宣伝が続けられることでしょうが、
私立校・中高一貫校の『内部進学・進級』となると、3年次の夏休み、
いえ、もう3年次ともなれば遅すぎ、2年次の夏休みまでが、『限界』になると思います。


今後は、2年次夏休みを終えた時点からの、内部進学への挽回・逆転劇を行うには、
条件の一つに部活動を辞めることになるでしょう。


それはできない、なんとかしてほしいと言われても、成績に見合う学力をつけるのに
必要な『物理的な時間』がない以上は、何ともできないということになっていくと
思われます。


それほどの授業の、勉強の内容と質になっていくと思われますが、
まだ、気付けていない方は、先日書いたように、『今年度』進級進学できなかった方の数、
そしてのその方の動向、その親御さん・ご家庭の今までの対応、これからの対応を、
よく見ておいてください。


そして、他人のふり見て、我がふり直せで、二の舞とならないように、
よく考えられることをオススメします。


先日も厳しい書き方をさせて頂きましたが、私立校・中高一貫校において、
進級・進学出来なかったということは、昨今では『親御さん・ご家庭』の、
『教育方針や子育て、しつけ』が、通っている学校において、
『間違い』『不正解』だったと、審査・評価されて、烙印を押されることになります。


そうして追い出されることになったということが、『記録』されてしまうことになると、
今後の情報化・記録化の社会において、どういった影響が出てくるか、計り知れません。


話がまた、うるさい説教に脱線してしまいましたが、生徒の皆さんが、お子さんが、
学校行事、部活動“に”忙しく、佳境を迎えている中、勉強“も”佳境を迎えているということを、
親御さん・ご家庭も含めてよく考えないと、今後は、この時期にはもう遅い、手遅れということに
なっていくことになると思います。


親御さん・ご家庭“も”忙しく、年末に向けて佳境かもしれませんが、
問題を放置すればするほど、どんな結果を招くのか、
社会に出て、仕事をされたことのある、冷静な判断ができる、
親御さん・ご家庭になら、わかっていただけることだと思います。


もう、今年度以降は、この時期では進学の問題を考えるのは遅いと思いますが、
来年度、再来年度に内部進学を迎える方は、この時期から考え始め、
問題解決に本気になっておくことをオススメします。


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上旬中旬に中間テストを終えた方は、そろそろ気を抜き始めていると思います。


下旬、今週テストが始まる、始まった方は今まさに正念場の緊張感を
持っていると思いますが、期末テストまで、その緊張感を絶やすことのないようにしてください。


上旬中旬にテストを終えた方も、そろそろ目を覚まさないと、
その結果の反省が全く意味を成さないものになります。


中間テストはどうしても、『“まだ”期末テストがあるから』と、
緩みがちになり、またその結果に対しても、“まだ”や“次”が
あることから『許される』という気持ち、思い込みが強くなります。


実際に、成績の評価としては、30%~40%として換算されることになるかもしれませんが、
その30%~40%を落としているとなると、残り40%~50%となる期末テストにおいても、
油断することができない上に、10%~20%となる平常点も散々な結果になりかねません。


各校、各教科の先生で成績のつけ方が複雑になってきた昨今、
何がどこで影響しているのかが見えにくくなっていますが、
今年度からは、『定期テストの結果』が、平常点にも反映・影響してくるとなると、
気を付けていないと、与えてもらえると思っていた平常点がもらえなくなることに
なります。


『定期テストの結果』が、平常点にも反映・影響してくるというのはつまり、
どんなに宿題やノートをきちんと書いて、出していたとしても、
テストの結果、点数に反映されていなければ、その努力を評価しないという
非常に厳しい処置をされることです。


本当に、まじめにやって、それでも結果が出ない方にとっては、
これは厳しいことかもしれませんが、昨今多くの方が、
授業中、先生の話は聞かない、寝ているなどして、ノートや宿題などは、
きちんとやっている『誰か』のものを写したり、答えを丸写しするなどして、
サボっていることが増えてきました。


時間がない、忙しい今どきの子供の事情から、致し方ないことかと、
学校の先生の温情もあって、今まではその『作業』を行うことに、
評価をしていた部分もあったのでしょうが、今年度からは、
それを許さないという姿勢・態度を示す学校・先生が増えたと思います。


つまり、そうやって平常点を稼いで、テストの結果が散々でも、
成績点を押し上げていた方は、今後断罪されることになると思います。


こうなると、多くの方が、テストの点数を落とすと、この平常点を落とすことになり、
ダブルパンチで成績が下がる可能性が高くなります。


自分なりにやっている、頑張ってやっているつもりかもしれませんが、
今後、結果を重視されるようになってくると、平常点は、本当に真面目に
やっている方にのみしか与えられなくなっていくことでしょう。


すでに一学期、授業中騒いでいる教科の成績は、散々なことになっていると思いますが、
この二学期でも同じようにしている場合、それは『学年の成績』を落とすことに
なると覚悟して下さい。


そのことが意味するのは、進級・進学に直結する問題であるということになります。


生徒の皆さんはわかっていない、なってみないとわからないことかもしれませんが、
昨日書いたように、親御さん・ご家庭にとっては、お子さんへの教育方針、指導、しつけに
対する『評価』として、進級・進学できないという決定事項が下されることになります。


今年度、どれだけの方が、そうして成績を落とされ、進級・進学できなくなるのか、
予想できませんが、おそらく、『減る』ことはないでしょう。


むしろ、学校・先生が断固とした決意を持っている場合、半数近い方に、
そういった処分を行う可能性もあります。


今年度以降3~5年間をかけて、学校側が生まれ変わり、改革を進めていくとなれば、
こういった極端な断罪も行われることになると思います。


そうなった時の犠牲者にならないためにも、事前事前に対処しておくことを
オススメします。


うるさい説教に脱線してしまいましたが、今年度以降の私立校・中高一貫校での
処罰は厳しく重くなるということをそろそろ気付かなければ、
『次』で終わることになると思います。


通っている学校での進級・進学など考えない、青春時代を面白おかしく過ごし、
『良い思い出』作りのために通っている、お子さんを通わせているのであれば、
問題ありませんが、そうでないのであれば、この時期までが最後の岐路となりますので、
よく考えられることをオススメします。


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早いもので10月も残り一週間となりました。


正確には一週間と十数時間ではありますが、この時期から、
期末テストに向けて、時間単位で毎日を過ごされる方は少ないでしょう。


ですからおそらく、あー残り一週間か、一か月後の今頃が、
期末テストになるのかー、ぐらいにしか感じられていないと思います。


このブログではよく、日数を、時間を気にしましょうと書いておりますが、
それは、それらは『有限』であり、そして学生の間は、『テスト』という、
機会に対してのカウントダウンであることになります。


そのテストに関しても、3年間で14~16回という有限回しかありません。


有限であることを強調するのは、それがどんなに怖いことかということです。


その有限を過ぎ去った時、無限になるかのように感じられる、
つまり学校を卒業して、終わったら、何でも自由、何でもできると
思われているかもしれませんが、『そうなれる』“機会”は、
もう無くなっています。


もう何でも自由、何でもできる『選択肢』はありません。


それこそ、『現状で出来ることだけが出来る』ということになり、
それ以上を望んでも、決して叶わないということになることが多くなります。


これが『選択肢』を奪われることであり、その『選択肢』を奪うのは、
『有限』の機会であり、時間ということになります。


私立校・中高一貫校生で、すでに『進学できない』ことが決まった方は、
そのことがよくわかったと思います。


いかがでしょうか、『なってみてわかって』。


嫌味のように感じられるかもしれませんが、このことは、一生付きまとうことになります。


『なってみてわかった』で『遅かった』の結果が、
学歴として『記録』されている以上、その事実は消せません。


さらに私立校・中高一貫校生の場合、多くの友人知人が『普通に』
進級・進学していくことになりますから、友人知人と会う度に、
またはネット上で見かける度に、そのことが重くのしかかってくることでしょう。


若い内は、『そんなこと』で、人生の歯車が狂ったわけではないと思えることでしょうが、
年を重ねるごとに、『そんなこと』“が”関わっているなんてと、思わされることが
増えてくることでしょう。


私立校・中高一貫校の場合、そこまで、それほど先のことまでが、自己責任として、
自業自得として、扱われる可能性があります。


多くの友人知人が通っている学校で進級・進学していく中、別の道に歩むことが、
そこまでの格差を見せるのかということに気付いた時には、もう後戻りできないことになります。


残酷なことを書かせて頂きますが、“そう”なった諸先輩を、1・2年生は、
よく見ておくことをオススメします。


それは直接でも、SNSのようなもので間接的でも、良いです。


1・2年後、自分もそうなりたいのかどうか。


そして、これは親御さん・ご家庭の方も、“そう”なった生徒、親御さん・ご家庭の、
今までの動向と今後の動向に注目されると宜しいかと思います。


少なくとも、『その』やり方、判断ではダメだった、そして、その後のやり方は、判断は、
どうなるのかということは、言い方が悪いですが、非常に『参考』になります。


失礼ながら、それが、私立校・中高一貫校で、進級・進学できない方の典型例であり、
そうなってからでは、もう手遅れになるというモデルケースとなります。


各親御さん・ご家庭においての教育方針や子育て、しつけに正解が
あるわけではありません。


しかし、ここから先、言い方が過激になり、気分を害されるかもしれませんが、
少なくとも、私立校・中高一貫校において、進級・進学できなかった方、
親御さん・ご家庭の教育方針や子育て、しつけは、その学校において、
『間違い』『不正解』だったと、生徒が、お子さんが“進級・進学できなかった”ことが
物語ることになります。


昨今の教育事情、特に私立校・中高一貫校においては、学校・先生は、
生徒の自主性・自由を重んじ、文武両道を推し進めながら、
パワハラ・体罰などの諸問題から、一切何も『言わなく』なっています。


教育や指導といったものは、親御さん・ご家庭に、“全責任”を委ねています。


そうなると、“その”私立校・中高一貫校で、『進級・進学できない』ということは、
イコール、親御さん・ご家庭の『教育方針や子育て、しつけ』が否定されたということに
なります。


“あくまでも”その『通っている学校においては』の話ではありますが。


そうして、学校から追い出される形で出された後は、軌道修正が間に合うかどうか、
学力が、勉強習慣を取り戻せるほどの時間があるかどうかが問題になってきます。


昨今は、そうなってからの逆転劇、つまり受験で、通っていた学校よりも
レベル・偏差値の高い学校に、合格したという話をほとんど聞きません。


むしろ、転げ落ちるように落ち込まれる方が増えているように思えます。


うるさい説教のように感じられるかもしれませんが、これが
私立校・中高一貫校の現状になっており、このことが、
文武両道のモデルケースとなる上位者の光によって、
隠されている闇になっているように思えます。


お子さんを私立校・中高一貫校に通わせている親御さん・ご家庭は、
こういった闇にも、きちんと目を向けて、今後のことを
よく考えられることをオススメします。


そして、時間は、機会は『有限である』ということを忘れることなく、
一回一回の判断、決断を、きちんとお子さんと向き合うようにすることを
強くオススメします。


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中間テストがあった10月も実質今週で終わり、来週中頃には
11月になります。


それも、ほとんどの学生が、下旬には『期末テスト1週間前』を
迎えることになる11月です。


テストを終えてからも、学校行事や部活動の大会などの準備や練習で、
あっという間に過ぎているかもしれませんが、ここで気を抜くと、
11月もあっという間に過ぎることになります。


中間テストの結果がわかっている方は、一学期の点数、成績とを
加味して、果たして、そうしてあっという間に過ごして、
良いものかどうか、よく考えてみて下さい。


授業の進度が速くなった今年度からは、この二学期10月、11月が
怒涛の如く進む時期となると思います。


早い学校では、この二学期で今学年で修学すべき内容・範囲を終えて、
三学期からもう次学年の内容・範囲にまで進むことが予想されます。


元々私立校・中高一貫校では、独自のカリキュラムや時間割で、
普通の学校よりも速く授業が進みますが、今年度は例年とは
比べ物にならないくらい速くなっていると思います。


それだけ、学校・先生が本気になっているともいえますが、
ついていけない、置いていかれる方にとって、その『速さ』の分だけ、
加速度的に進級・進学できないことが決まっていくことになります。


1・2年生は進学のことなんて、まだまだ先のこと、腰をすえて、
じっくりゆっくりと考えればいいなんて思っているかもしれませんが、
今年度以降は、もうこの時期から、進路を見据えて考えておかないと、
希望する結果には程遠い結果になります。


高校・大学へと進学することが当たり前のように思われている
私立校・中高一貫校生のほとんどが、『ソレ』を“与えられる”のが
当然の権利と勘違いされていることがほとんどです。


そうして『与えられない』とわかってから慌てる方が、
塾などに駆け込まれることになりますが、
その時までに修学すべき内容・学力が足りていないと、
今まで通りの生活を続けながらでは、もう取り戻せない
状況・状態になっていることが多いです。


今後はより一層、『付け焼刃』での勉強では太刀打ちできないように
なっていくことを考えますと、一つ一つの判断・決断が命取りと
なっていくことでしょう。


そして、これは親御さん・ご家庭にも当てはまることになり、
『忙しいから』『学校・子供に任せているから』で、
問題を放置すればするほど、その責任が問われることになるでしょう。


その後は、より一層お子さんのことを対応しなければ、
お子さんの未来・将来を奪うのは、奪ったのは、
親御さん・ご家庭だと言われ続けることになるでしょう。


私立校・中高一貫校では、昔から多かったですが、その学校に入学させたのだから、
親としての責任は果たした、後はお子さんの問題として、放任するだけして、
いざ、進級・進学できそうにないとなってくると、冗談じゃないと、
騒ぎ立てる方が、最近は極端になってきました。


それも、もうほとんど点数、成績的にも、物理的・数値的に不可能に近く、
さらに基礎学力、学習習慣、勉強への態度・姿勢など、通っている学校のレベルとは
程遠い状況・状態にも関わらず、『何とかしてくれ』と他人任せの上に、
他人事のように、さらに責任転嫁をするかのように振る舞う方が増えているように
思えます。


失礼ながら、子供の模範となる親御さん・ご家庭が、そういった言動・態度・姿勢を
示せば示すほど、子供たちはそれを倣うことになります。


そして、学校・先生が何も『言わなくなった』『言えなくなった』昨今、
好き勝手にやられる方が増えてきているように思えます。


今後、私立校・中高一貫校では、進級・進学要綱に基づき、
徹底して、数値・数字で、ばっさり切り捨てるようになっていった場合、
こうした生徒、親御さん・ご家庭を、追い出すかのように、追い込んでくることでしょう。


それも、『勉強』『テスト』『成績』というわかりやすく、結果が出ているもので。


そうなった時、つまり一定の点数を取った時点で、残りのテスト、学期・学年を過ごしても、
進級・進学出来ないことが決まった時点で、容赦なく切り捨てることになるでしょう。


すでに、そうして、今年度『切り捨てられた』方が、そろそろ出てきていると思います。


そうなってからは、何をどうしようとも、通っている学校での進級・進学は
行えません。


『自業自得』の『自己責任』ということではありますが、これによって、
かなりの選択肢が減ることと、友人知人などとの格差が生み出されることを考えると、
通っている学校で進級・進学出来なかったけど、青春時代を謳歌し、良い経験が出来たで
済ませられるかどうか、計り知れません。


そうまでして、青春時代を謳歌した割には、部活動の結果も中途半端、
勉強の修学も中途半端、その上、3年間近く、勉強しろ勉強しろとうるさく
言われて、自分なりに頑張ったのに進級・進学できずに、
追い出されるように、自分の進路を、人生を奪われる形になります。


そして、こう書くと厳しい言い方になりますが、それを親御さん・ご家庭が、
推進したということになります。


教育的指導の権限が失われた学校・先生は、子供たちに教育・指導・しつけなど、
一切行いません。


それは“全て”親御さん・ご家庭に任せており、特に私立校・中高一貫校では、
その結果を、勉強という形で『審査』し、成績という『結果』を出して、
親御さん・ご家庭に判断してもらうようになっています。


その『審査・診断結果』である成績をみても、何も感じられない、
無視する方から、制裁されていくことになります。


過激な書き方のように感じられるかもしれませんが、
“普通に”過ごしていれば、高校・大学へと進級・進学できる、
私立校・中高一貫校において、『進級・進学できない』ということは、
これに近い状況・状態にとして扱われることになります。


そこに同情も温情もありませんので、よく考えておくことをオススメします。


今後の私立校・中高一貫校はより一層の厳しさを増していくことになると
思いますが、その『犠牲者』となってから、後悔しても遅いということに、
親御さん・ご家庭も含めて、よく考えておかないと、通っている学校の
進級・進学だけの問題でなく、その後の進路や人生にも大きく影響して
くることになると思います。


いつまでも『なってみないとわからない』を繰り返していると、
とんでもないところまで落ち込む可能性がありますので、
気を付けて下さい。


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来月の今頃は期末テスト1・2週間前、さらに再来月の今頃には、
終業式を迎えて、楽しい冬休みの始まりといったところでしょうか。


再来月が楽しいかどうかは、『期末テストの結果』次第だと思いますが、
来月の今頃、テスト1・2週間前の地獄はある程度予想できると思います。


テストを終えたばかりの方は、まだまだ余裕、授業は進んでいない、
それどころか、来週・再来週は学校行事で授業はほとんど潰れると
タカをくくって、この2週間は『テスト休み』感覚かもしれませんが。


それをしている限り、期末テストも、散々な目に合うことでしょう。


もう一学期、二学期中間テスト、さらには夏休み明けのテストと
4回ほどのテストを受けてきて、学校・先生の本気がわかったと思います。


2020年度の教育改革、2019年度から実施される予定の、
『高等学校基礎学力テスト(仮称)』に向けて、各学校で始動し始めた
今年度以降は、全てにおいて速さと結果を求められるようになると思います。


基礎学力というのは、今までのゆとり教育のゆっくりじっくり思考する、思案する、
という考え方よりも、速く正確にがいかにできるかということを問われることになると思います。


そうなれば当然、速く大量に問題を解く訓練をしておかないと、
そのテストに対応できない可能性が高くなります。


実際には、そのテストがどうなるか分からないために、この対応が良いかどうかは
判断がつかないところではありますが、おそらく学校・先生は仮に“そう”なっても、
対応できるようにと、今年度以降、少なくとも2020年度までは、
授業の進度を速めてくることでしょう。


特に、私立校・中高一貫校では、独自のカリキュラムを組めますので、
大体、高校2年次の二学期までには、高校3年間の履修・修学すべき内容を
終わらせるように突き進めてくると思います。


もちろん、あくまでも『目標』とされているだけであって、実際には
軌道修正されることが多々あることだとは思います。


しかしながら、学校・先生の方針がそうである以上、少なくともその目標に向かって、
可能な限り、突き進めてくることを考えると、今後も授業の進度は速くなっていくことに
なることでしょう。


となれば、二学期中間テストを終えて、学校行事が忙しくなってくるこの時期といえども、
授業はどんどん進み、それに伴う演習、宿題なども増えていくことになるでしょう。


その結果、どうなるかは、“もう”わかっていると思います。


少なくとも定期テスト3回受けてきて、その経緯、結果がどうなったかを
知っているわけですから、この二学期期末テストで、『優しくなる』
『甘くなる』などとは考えられないと思います。


それどころか、ここで一気に断罪をするために、より一層の厳しさを
強いてくる可能性が高いです。


そうなると、今年度から、進級・進学が出来ない方が倍増するかもしれません。


まだ、改革に向けての初年度なので、緩いかもしれませんが、
それでも確実に昨年度よりも多くの方が断罪されることになると思います。


自分はその対象にはならない、なっていないと思われるかもしれませんが、
一学期に成績を落としている方は、その候補者になっていると思ったほうが
良いと思います。


二学期の成績がどのようにつけられるかわかりませんが、
一学期以上に厳しいものになった時、呼び出し・面談となる方は多くなるでしょう。


果たして、その中から、何人の方が進級・進学ができないことを告げられるのか、
それこそ『なってみないとわからない』ことではありますが。


ですが、来月の今頃には、『期末テスト1・2週間前』を迎えることは、
『なってみないとわからない』ことではありません。


その時に、自分がどうなっていたいのか、よく考えての行動をすることを
オススメします。


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もう、この時期ではある意味遅いのかもしれませんが、
これが本当の最後の機会であろうと思いますので、
念のため提案をさせて頂きます。


部活動を続けられている方は、今回の二学期中間テスト、
つまり今学年の折り返しのテストを終えた時点で、
本当によく、自分の今後、進路、人生を考えた上で、
文武両道を続けていくのかどうか、続けられるのかどうか、
考えられることをオススメします。


部活動をやっているから偉いわけでも、辞めた、あるいはやっていないから、
悪いわけでもありません。


あくまでも自分の心身を鍛える、あるいは余暇を楽しむものとして、
部活動や習い事などがあるわけです。


それは、学校の勉強を、修学すべき基礎学力を、
切り捨ててまで行うべきものではありません。


その道のプロになるのであれば、うるさいことなのでしょうが、
そうであれば、通っているその『学校』が、果たしてそれに、
そのプロへの道へと続くものなのかどうか、よく考えてみて下さい。


その学校から、その道のプロになった方は何人ですか、
そもそもその学校から直接、あるいは推薦でプロになったという方が
過去においてでもいるのでしょうか。


青春時代、友人知人とともに汗を流し、切磋琢磨して、
一つのことを達成する。


そのこと自体は美談となりますが、その結果、特に私立校・中高一貫校で、
『自分“だけ”が進学出来なかった』となった場合、果たしてはそれは
数年後、美談にできますでしょうか。


むしろ、『そのせい』で、自分の人生が大きく狂ったと呪うことに
なると思いませんでしょうか。


多くの友人知人が“普通”に進級・進学していく中、
自分“だけ”がとなった時、納得いくかどうか、
よく考えてみて下さい。


部内では、同じように練習して、汗を流して、練習が終われば、ふざけて、遊んでと
『同じよう』にしていても、進級・進学の結果は異なる、あるいはクラス内で、
部活動もやらずにふざけて、遊んでいるだけのように見え、学力も自分より
下だと思っていた方が、進級・進学できて、自分は出来ないとなった時、
学校・先生に不平不満を持たないでしょうか。


自分は勉強はできなかったかもしれないけど、部活動は頑張った、
部活動すら頑張らず、やらず、毎日の生活を怠惰に送っている(ように見える)、
友人知人が進級・進学できて、自分が出来ないなんて、不公平に思えませんか。


それとも勝負の世界だから勝ち負けは一瞬、スポーツマンシップにのっとり、
『負け』は潔く『負け』と認め、『次』へ向けて頑張るのでしょうか。


最終的に受験で逆転合格できる進学校なら、それで憑き物が落ちたように
頑張れる方もいると思いますが、失礼ながら、『普通』にやっていれば、
高校・大学まで進級・進学できる私立校・中高一貫校において、
自分は『進級・進学できる』ものだと思い込み、それが当然の権利のように、
『与えられる』ものだと信じ込んでいた方が、それこそ勝負を決める一瞬のように、
進級・進学できないことが決まった時、『次の機会』が失われた時、
すぐにやる気になって、頑張れるという方は少ないと思います。


むしろ、『温室育ち』の甘えた考え、生活習慣が抜けきれず、
だらだらと、その後の様々な決定事項、“与えられる”ことに
指を加えて構えているという状態になる方が多いように思えます。


“そう”ならないように、心身を鍛えることが、本来の文武両道の育みなのでしょうが、
私立校・中高一貫校では、その『進級・進学ができる』『与えられる』『当然の権利』という
間違った意識、認識が、悪影響となっているように思えます。


それは、自分は『勉強“以外”のこと』を頑張り、勉強“も”『少し』は、
自分なりに頑張っているから、『許される』ものだと思っていませんか。


忙しい毎日を送っている私立校・中高一貫校生を見ていると、
そう言わんがばかりの言動、態度、姿勢を見せる方が少なくないです。


そうした現状が、各校でも基礎学力の低下を招いているとしたら、
今回、今年度からのテコ入れはかなり厳しくなっていくことが予想されます。


徹底的に排除するつもりはないとは思いますが、結果主義、点数、成績の
数値による粛清はより厳しいものになっていくと思います。


そのことを、生徒、子供たちはおろか、親御さん・ご家庭ですらも、
気付いていない、意識していないことが、今後問題になってくることを
懸念しております。


速くなった授業の進度、厳しくなったテスト、範囲が広がり、宿題などの演習量も増え、
さらには、テストの結果によって『平常点』が変動するということになった場合、
成績は一気に急落することになります。


そして、“そう”なってから、そこから這い上がるのに、必要な物理量、時間量を、
取ることができないのでは、そこから先は『進級・進学ができない』ことが、
“決まる”ために学校に通うということになります。


そう悲観的に考えなくてもと思われるかもしれませんが、
受験なく、学校のテストの点数、成績によって進級・進学が決まる
私立校・中高一貫校では、3年間において、14~16回の定期テストと、
8回の成績付与によって、最終的な進学が『決まる』ことになります。


進級に至っては、5回のテスト、3回の成績付与で決まります。


こうした限られた『機会』の中で、いつどのタイミングで判断し、決断するのかを、
楽観的に考えて、いつまでも『まだ次がある』で済ましている限り、
追い込まれてからの状況・状態が最悪になります。


というよりも、今後は私立校・中高一貫校において、3回以上の失敗を重ねると、
もう計算上、進級・進学は絶望的という状況・状態になる方が増えていくことが予想されます。


そのことに気付いていない方から、気付けない方から、これは親御さん・ご家庭も含めて、
断罪されていくことになるでしょう。


今年度以降の私立校・中高一貫校の各校でこういった厳しさを持ち合わせていくことを
考えると、あまり楽観的に考えていると、一気に、それこそ一瞬で、
進級・進学が出来ないことが決まる可能性がありますので気を付けて下さい。


本来、勉強は勝負の世界とは無縁、むしろ準備に準備を重ねたほうが、
より良い結果をもたらす、『努力が報われる』ものではありましたが、
こうなってくると、一回一回のテストが、成績が、『勝負』となってきますので、
その勝ち負けを決める瞬間の見極めを、よく考えて、出来る限り事前に、
対策を取ることをオススメします。


今回の二学期中間テストの結果を見て、諸先輩の動向を見て、
よく考えた行動をとるようにして下さい。


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中間テストを終えたら、再度学校行事の確認を行って下さい。


部活動などは、大会などの勝敗によって、あるいは、
顧問の先生の気分によって、変更・変動されるものかもしれませんが、
学校行事に関しましては、よほどのことがない限り、
予定・計画通りに行われることになります。


ですから、まずはその予定・計画から、逆算・試算を行い、
期末テストまでの予定・計画を立てるほうが良いでしょう。


そして、部活動に関しては、中間テストの結果次第だとは思いますが、
昨今はテスト結果に関係なく、今まで通りの生活を、部活動を続けられる方が
多いので、『続けられる』のであれば、相応の覚悟を持って、
期末テストに臨まれるようにして下さい。


もうすでに一学期でも、二学期中間テストでも、今年度からの学校・先生の
『本気』に触れてきていると思います。


まだ“わからないから”、『なってみてからわかった』で済ませるのであれば、
言い方が悪いですが、やはり一度痛い目にあってみるのもいいでしょう。


もっとも、今年度以降は、その一度で、進級・進学がどうなるか決定づけるものに
なっていくことが予想されますが。


うるさく書いておりますが、それがただ単に通っている学校での
進級・進学だけの問題であれば、大した問題ではないように思えますが、
その後の進路、人生にまで影響が出るとなると、大問題となります。


昨今、私立校・中高一貫校での“修学”をサボると、それは基礎学力の低下だけでなく、
勉強の習慣や教養の低下にまで発展しているように思えます。


突き進む授業に対して、ついていけないことから劣等感を持ち、
自信喪失するのかもしれませんが、恵まれた環境・状況から、
一気に劣悪な環境・状況に落とされたわけではありません。


一つ一つをきちんと見直し、取り戻していくことを、
それこそ、部活動やスポーツなどで学んできていることと思いますが、
毎日の練習、演習の積み重ねで、少しずつでもできるようになっていけば、
必ず最後には成果が出ることになります。


勉強は、それも高校以降ともなれば、なかなか成果が出にくい、見えにくいものに
なりますが、やればできるようになるのは、むしろ勉強で感じることのほうが、
多いはずです。


できないのはやらないからです。


やれない、わからない、素質がないなどというのは、
やらない方の甘えです。


そのことを部活動などで『学んで』いないのであれば、
その部活動もまた何の勉強にもならなかったことになります。


変動する部活動の予定・計画の中では、なかなか成果が出しにくいかもしれませんが、
それでも勉強出来ることはあることでしょう。


時間がないなら、休み時間や昼休みなどを利用して、宿題やノートまとめをやっておき、
部活動の休みの日は、テストに向けての準備を始めておくことぐらい出来るでしょう。


こう書くと、周りの友人知人が、遊んでいる、サボっている中、“それ”をやるのがつらい、
何で自分だけがそんな負担を強いられるのかと思われる方もいるでしょう。


しかし、それが『時間を奪われている』人に与えられた罰と言いますか、
やらなければならない義務となります。


成績不振にも関わらず、自分の好きなこと、部活動は相変わらずやって、
休み時間や休みの日など、『他の方』と同じようにサボる、休む権利があると考えていると、
『自分だけ』が他の方とは異なる結果が出ても文句は言えません。


部活動を続けるという判断を、決断をしているのは、あくまでも自分です。


その自己責任として、全てを問われる、全てを求められることになっています。


そして、厳しいことに、今年度以降は、『出来なければ』、
権利はく奪、つまり、進級・進学『させてもらえない』という処罰を
受けることになります。


さらに今年度以降は、『なってみてからわかった』に対する処罰が、
より厳しいものになっていくことを考えると、自己責任の重さが
その後の人生も変えることになると思います。


うるさい説教に感じられるかもしれませんが、
これが最終的に受験で逆転合格まである進学校であれば、
通っている学校での進級・進学の問題、つまり定期テストの点数、
各学期の成績などは、あまり問題になりません。


しかし、通っている学校の定期テストの点数、成績によって、
その後の進級・進学が決まる私立校・中高一貫校の場合、
これが大いに関係してくるということを真面目に考えておかないと、
一回・二回ほどの痛い目どころか、軌道修正できないくらいに、
人生の歯車を狂わせることになりかねませんので、気を付けて下さい。


過激な表現のように感じられるかもしれませんが、
私立校・中高一貫校において、進級・進学出来なかった方の
その後を考えると、このくらいの言われようと覚悟をもっていないと、
返り咲きもなかなか難しくなると思います。


そんなところまで追い込まれないようにするためにも、
よく考えて、行動することをオススメします。


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この時期からちらほらと期末テストを待たずして、
呼び出し・面談になっている方がいると思います。


その場合、十中八九、進学が出来ないことの決定事項の通告を
されると思われます。


私立校・中高一貫校生にとっては死の宣告に近いものを感じることでしょうが、
それが通っている学校での最終的な『自己責任』の証だと思って下さい。


そうなるまでに何回も学校から、先生から忠告も助言もあったはずなのに、
無視続けた結果として、進学不可という結論を出されたということになります。


残酷なことを書かせて頂きますが、1・2年生は先輩の3年生のその姿を
よく見ておいて下さい。


そして、1・2年後、自分がそうなりたいのかどうかをよく考えて、
今後の自分の身の振り方を見直して下さい。


部活動、特に運動部の方は、自分が所属している部で、果たして何人の方が、
進級・進学出来なかったのかを確認しておくと良いでしょう。


中高一貫校であれば、高校生とも合同で練習することもあるでしょうから、
先輩や高校生がどういう生活を送り、どういう点数、成績を取っていたか、
取っていそうかということも、何となくでもわかることでしょう。


同じことを、あるいは、今後はそれよりも頑張っていたとしても、
進学出来ない可能性が高まります。


言い方が悪いですが、ここで怠惰の末路、自分なりの努力だけでは
報われないということを垣間見ることができます。


出来れば、そうなった先輩のその後の動向にも注目してみると良いでしょう。


果たして、受験に向けて、勉強し始めるかどうか、今までのふざけた言動、態度、姿勢が
改まるかどうか。


決めつけで書かせて頂きますが、私立校・中高一貫校において、進学が出来ないことが決まった方は、
十中八九、それでもなお“今まで通り”、あるいは“今まで以上”にふざけた生活を続けられると
思います。


その学校での最後の思い出作りのつもりかもしれませんが、
そうして反省の色を見せることのできない方が、良いとこどりで、
最後の最後にはうまくいくということは少ないです。


学歴や学校の勉強など関係なく、一部の人が活躍してきている
日本も実力社会になってきたと思われるかもしれませんが、
まだまだ落伍者に対する世間の風当り、扱いは厳しいものになります。


問題がある方を排除する傾向は、むしろ今の時代のほうがより厳しいものに
なっているように思われます。


その最初の段階と言いますか、私立校・中高一貫校では、この進級・進学の合否によって、
それを垣間見ることができるでしょう。


また、その時の学校・先生、顧問の先生の諸対応はもちろんのこと、いつも一緒になって、
ふざけあっていた先輩の友人知人の対応、言動も見ておくといいでしょう。


失礼ながら、馴れ合いでの付き合いで付き合っていた友人知人などは、
進学出来なかった方の前では、悲しげな雰囲気を出すかもしれませんが、
その裏では、圧倒的優位に立った自分たちの優越感を楽しんでいると思います。


私立校・中高一貫校の進学は本当に明暗を分けることになります。


元々他校受験を視野に入れて頑張っていたのならいざ知らず、
友人知人の目から見ても、これはダメだ、これじゃ進学できないだろうと、
思われる方は進学できないでしょう。


今まではそうはいっても、進学出来てしまっていた事実がありますが、
厳しくなった今年度以降は、友人知人すらもそう思う、そう予想される方は、
そのままそうなることになるでしょう。


今後は、その結果がこの時期か、あるいは一学期、さらには2年次、1年次と、
早まっていくことになると思います。


1・2年生は、この時期の3年生の進退状況・状態を、自分のことのように
考えておかないと、1・2年後、あるいは、そこまで待たずして、
同じ轍を踏むことになります。


そうならないためにも、よく考えて、自分の今の生活を見直し、
1・2年後の自分がどうなっていたいかを、どうなるかを、
予想して、行動することをオススメします。


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一学期にも書きましたが、この忙しい二学期は、
どうしても口からこぼれ落ちてしまうことでしょう。


学校行事や部活動で忙しくて、勉強できない。


おそらく今の子供たちが抱えている問題の中でも、
かなりの重点になっていると思いますが、
昨今の文武両道の推進から、『途中で辞める』ということが
かなり難しくなっていると思います。


そして、その対策・対応が、昔と同じで、根性論・精神論になっているのが、
問題だと思います。


特に、子供たちの無限の可能性を『応援』するという、無言の根性論・精神論は
大問題だと思います。


昔なら、辞めたいという生徒に対して、
「甘えるな」「まだできるはずだ」というパワハラめいた言葉が、
今は、「もう少し頑張ってみよう」「君ならまだできるよ」と
優しい言葉で語りかけるようになっています。


しかし、その実、勉強や学力がかなりの遅れを取っている現実を無視して、
ただただ“応援”と“アドバイス”をすることで、それが正義、優しさとして、
『結果』に対しては、残酷なまでに、突き放すかのように『自己責任』を
押しつけるようになっています。


学校行事や部活動を頑張ったね、でも勉強がダメだったね、
でも勉強だけが人生の全てじゃないよ、学校行事や部活動を通して、
多くのことを学んだんだし、良かったじゃないか。


で、進級・進学できなかったことは無かったことにはできません。


その結果、学歴は『記録』され、さらには、その期間、修学すべき基礎学力までも、
修学できなかったことは、その後の受験などにも大いに影響してきます。


そういったことまで考えての、「もう少し頑張ってみよう」
「君ならまだできるよ」でしょうか、優しさでしょうか。


個人的な意見になりますが、少なくとも多くの友人知人が受験なく進学していく
私立校・中高一貫校においては、これは『飼い殺し』も良いところだと思います。


受験なく進学できる私立校・中高一貫校に入学した方、入学させた親御さん・ご家庭が、
“進学出来ずとも”青春時代良い経験をしたから『良かった』で済まされることはないでしょう。


そんなことになるくらいなら、なんでもっと早くに言ってくれなかったんだ、
気付かせてくれなかったんだと、思われる方が大半だと思います。


しかし、今は上記のように、子供たちの無限の可能性を『応援』することが
大正義であり、それを否定しようとするものなら、大悪党のように
扱われてしまうことでしょう。


最終的に受験で逆転勝ちが出来るのであれば、何も問題ないでしょうが、
受験なく進学できるものだと思って私立校・中高一貫校に通っていた方の大半は、
進学出来なくなってから、受験で逆転勝ちといったことが出来ないくらいの、
学力の低下を、学校行事や部活動の忙しさから、招いています。


そのこと、その事実には蓋をして、モデルケースとなるような、
文武両道を大成した方だけを見ることはどうでしょうか。


日本の部活動、特にスポーツの世界などでは、
昔からの体質、熱血指導の行き過ぎた体罰、年功序列などの
マイナスイメージをクリーンにしてきているとは思いますが、
その後のケアや進路、その時の私生活、勉強などの状況判断に関しては、
今だ根性論・精神論になっていると思います。


そのうえで、自己責任と突き放すのであれば、
これはあまりにも無責任ではないでしょうか。


学校行事や部活動が終わっても勉強は続いていくわけですし、
何よりも人生はもっと長く続いていくことになります。


日本では、さきほどからやり玉に挙げることになりますが、
特にスポーツの世界では、そのことを無視する、
まるでそのスポーツに人生を捧げることが美談かのように扱われますが、
一人の人の人生を使い捨ての物かと思っているのでしょうか。


スポーツを引退した後にも、人生が続いていくわけなのですから、
その後のことも考えての行動ができないのであれば、させないのであれば、
そう考えさせないのであれば、それこそ、悪の根源、史上最低のパワハラだと
思います。


それが今の日本の部活動に浸透してきていることを考えると、
今後の学力格差はもちろんのこと、社会的な地位や経済状況の格差は
拡がっていくことでしょう。


学校行事や部活動が忙しいことは言い訳にはなりませんが、
もし、勉強に専念したいのに、顧問の先生が、辞めさせてくれない、
休ませてくれないというのであれば、それは十分な言い訳どころか、
学校、文部省、国に訴えても良い『理由』だと思います。


人生を充実させる余暇、思い出が、自分の人生を、将来を奪うようなものに
なるのであれば、徹底的に抗うべきだと思います。


そうでなければ、『自己責任』はますます重いものになっていくので、
気を付けて下さい。


学校行事や部活動が忙しいかもしれませんが、その後の自分の人生を決めるものを
きちんと見極められるようにしておくことをオススメします。


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夏休みを終えて、二学期が始まり、『夏休みと同じ期間』約40~50日間
経ちましたが、いかがだったでしょうか。


学校行事や部活動の大会などあり、あっという間だったと思いますが、
その期間にも授業は確実に進み、中間テストを迎えることになったと思います。


親御さん、ご家庭でも、あっという間に過ぎたと思われますが、
夏休みなどの長期休み中でもそうですが、
子供たちから少し目を離したと思ったら、気付かない間に成長していたり、
その逆に全く成長が見られず、『結果』だけ見ると、低下していたりと、
確実な『変化』を見られると思います。


今後はそうした変化を放任していくほどに、
お子さんの人生は大きく変わることになると思います。


進級・進学の問題はもちろんのことですが、心の変化や考え方、生き方、
そして、人格形成や教養に至るまで、目まぐるしく変わっていくことに
なると思います。


夏休みなどの長期休みにおいて、学校・先生からも、計画・予定を立てましょうと
言われていると思いますが、失礼ながら、これは“親御さん、ご家庭”のほうが、
立てない、考えないことが多く、その姿を見て倣った子供たちは、
まず計画や予定を立てない、考えないことが多いです。


私立校・中高一貫校においては、その傾向はさらに強まり、
お子さんの進路、人生についても当てはまってしまうことになると、
厳しい書き方になりますが、私立校・中高一貫校に入学させた『意味』が
無くなる=受験なく進級・進学できるはずができないという結果になると
思います。


進級・進学出来なかった方を多く見させてもらった塾だからこその苦言ではありますが、
進級・進学出来なかったほとんどの方の多くの“親御さん、ご家庭”がこの傾向にあります。


行き当たりばったりで、あわよくば『良いとこ取り』しよう、という言動・態度・姿勢が
随所に見られることが多いです。


厳しいように感じられるかもしれませんが、実際に塾で、
一度学力・点数・成績を落としてしまった方が、
進級・進学にまでこぎつけられるのは、“親御さん、ご家庭”のサポート、
それも計画や予定、今後のビジョンというところまで含めて、
“親御さん、ご家庭”がしっかりと立てて、見ていることが前提となっています。


そういったことなく上記のように、行き当たりばったりで、
あわよくば『良いとこ取り』しようという言動・態度・姿勢が
随所に垣間見られた“親御さん、ご家庭”では、多分にもれず、
お子さんも同じ言動・態度・姿勢で、勉強に身が入らず、
それどころか自分の点数や成績に危機感を持たず、他人ごとのように
考えているように行動する方が多いです。


何度も書いておりますが、今や学校教育では、特に私立校・中高一貫校では、
パワハラや体罰などの問題から、情操教育、教育的指導などに消極的になってきており、
それらは全て、“親御さん、ご家庭”に任せられていることが多いです。


今後、学校側では、より一層、『結果』のみを重視するようになると思われますが、
そうなった時、“親御さん、ご家庭”はその『結果』を出すために、
『親御さん、ご家庭自身』がお子さんに指導、教育を行わなければならないことになります。


自由に、のびのびという教育方針を持つことはもちろん良いことだと思いますが、
その方針と結果が、通っている私立校・中高一貫校において、『結果』が出せていない場合、
それは否定されるかのような扱いを受ける=毎学期呼び出し・面談による助言を受ける、
最後には進級・進学させてもらえないということになります。


以前にも書きましたが、こうなると、お子さんが通っている学校とお子さん、
親御さん、ご家庭の思いと考えのミスマッチになっていて、
その摩擦が大きくなればなるほど、関係性が崩壊することになると思います。


そして、その環境、つまり、多くの友人・知人が受験なく“普通に”進級・進学していく中で、
自分だけが、お子さんだけが、進級・進学できない=別の道を歩むということが、
人格形成やコンプレックス、学歴などに大きく関係してしまうことを考えると、
親御さん、ご家庭は、どうすることが子供の本当の幸せになることなのか、
もう一度よく考えて、サポートしないと、厳しいことになると思います。


学校の勉強だけが全てではありませんが、多くの方は、友人・知人が大学まで進学していく中、
やっぱり自分も大学に行きたい、あるいは、親御さん、ご家庭は、大学まで行かせたいと
思われることになるでしょう。


しかし、私立校・中高一貫校においては、進学できないということは、
イコールどんなに願おうと、友人・知人と一緒にその学校からの内部進学は
行えないということになります。


そのことをよく覚悟した上で、お子さんのこれからをもう一度よく考えてみることを
オススメします。


そして、出来れば、『進級・進学できなかった』方の後のことを、
その親御さん、ご家庭の状況も含めて、よく調べてみて下さい。


今後は受験なく進学できる私立校・中高一貫校といえど、
内部進学出来ない方が増えていくことになると思います。


その時に、どう対応するのか、どう対策していくのか、よく考えておくことを
オススメします。


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