栄冠ゼミ (著)、330円(税込) 私立校・中高一貫校生の一学期中間テストの勉強の仕方を紹介
これは、私も含めて、男性、男の子に
よく出る傾向ではありますが、
基本的に男性、男の子はマルチタスクに
向かない傾向があります。
ですので、あれをやれ、これをやれ、
あれはこうしてほしい、これはああしてほしいと
要求が細かく、多くなっていくほど、
パニック状態となって、面倒くさくなって、
やらなくなることが多くなります。
男性、男の子は、複数の『作業項目』をやるばあい、
優先順位と共に、やる順番を考えます。
その順番の基準が、効率を求めたものなのか、
難易度によるものなのか、あるいは興味や
感情に基づくものなのかは、個人差が
あるとは思いますが、優先順位とやる順番に関して、
女性たち、奥様方、お母さん方と差異がある、
それもかなりの差があると、それこそ
殺意を覚えるくらいに、ストレスに
感じると思われます。
これに関しては、具体的な統計、実験データが
あるわけではありませんが、私の見聞きしてきた
経験上、そして、あくまでも机上の考察の話になりますが、
具体的な例を一つ挙げたいと思います。
例えば、家事の中での『料理』を
作業項目として考えます。
世の奥様方、お母様方、女性のかたにとって、
この『料理』一つとっても、作業項目が
複数あることを思い描かれると思います。
それは“家事としての”『料理』を思い描かれるために、
あー料理するのか、大変だな、時間がかかるなと
思われていると思います。
一方、私を含めて、多くの男性は、この『料理』に
関して、たった一つの項目、料理=調理だという
イメージが強いです。
つまり、最近、ドラマなどもありましたが、
鍋をふるって、『調理』して、作品という感じで、
一品、二品と作っていく、その部分のみを
切り取ったイメージが『料理』をすると、
“勘違い”していることが多いと思います。
世の奥様方、お母様方、女性の方にとっては、
『はぁ? 何言ってるの!』と思われるかもしれませんが、
これが大真面目にそう思っている男性は多いと
思って構わないと思います。
ここで、あくまでも、普段料理しない、つまり、
家事の中での『料理』をしていない私の勝手な
考察をさせて頂き、家事の中での『料理』の
作業項目を羅列させて頂きます。
(実際にはもっと多い、細かいというご指摘、
批判は、とりあえずご容赦下さい)
まず、家事の中での『料理』として、
大まかに分けて三つ、材料の買いだし、
調理、後片付けに分けられると思います。
男性の中でも、ここまでは考えられる方は
多いと思います。
次に、さらにそれら三つの作業項目を
細かく分けていきます。
材料の買い出しには、メニューを『考えて』、
さらにはお値段、栄養、旬や料理に飽きが
こないように新しいものなどを『買う』作業が
あると思います。
(ここまででももう複雑ですが)
そうして買った材料を、『保管』する、
つまり冷蔵庫、冷凍庫に入れる、
常温保管するなどの、『仕分け』をし、
買い出しの作業は終了となります。
もっと言えば、その前に、現状にある
材料の『確認』をしてから、買いにいくなど
あると思いますが、ここでは割愛させて頂きます。
そうして、男性がイメージする料理=『調理』作業に
取り掛かることになると思いますが、ここでは、
メニューからレシピや栄養などを『考えて』、
下ごしらえや、さらには、翌日の準備も一緒に
やってという複数の作業を
『調理・下ごしらえ』をしながら
同時にこなされていると思います。
そして、実際に調理に取り掛かる、この時、
この瞬間からが、男性の目に映る『料理』という
作業としての認識だと思います。
調理するにも、段取りや技術、食器選びなどが
必要なことだとは思いますが、情けない話では
ありますが、私は詳しくないので、ここでも
細かいことは割愛させて頂きます。
こうして、出来た食事を食卓で囲み、
家族団らん、美味しいね、楽しいねと
会話が弾む。
料理(調理)からここまでの間のイメージが、
男性にとっての『料理』する作業・仕事で
完了している方は多いと思います。
で、ここからが、絞めの作業となる
『片付け』の作業だと思います。
テーブルを拭く、食器を洗うなどは、
当たり前の作業だと思いますが、
調理器具、流し台、その周り、さらには
排水溝までの掃除をして、最後に、
食器を、棚に戻す、それも所定の、
使いやすいような位置に置くというところまで、
やって、やり終えて、『料理』完了というのが、
“家事の中での”『料理』という作業だと思います。
実際には、もっと細かい作業が、こだわりが、
あるかと思いますが、ここまで考えて、
ここまでの作業をしている方にとって、
何にも考えずに、ただ『調理した』=
『料理した』、さらには、それで
『家事を手伝っている』『家族サービスしている』と、
言われれば、頭にくるのは当然かと思われます。
しかし、こういった、これだけの細かい作業項目が
あることを、男性目線で見ていると、見えていないのが
現状だと思います。
長い前置きになりましたが、ここで、タイトルにあります、
『やること(やってほしいこと)を一つに絞る』という
提案をさせて頂きます。
まぁ、家事などに関しては、まず、その前に、
どれだけの作業項目があるのか、一覧表にして
可視化してあげないと、世の奥様方、お母さん方、
女性の方の苦労を理解するには難しいかと思います。
そもそも、男性の場合、作業項目をかなり簡素化していて、
独自のイメージで凝り固まっている可能性が高いです。
上記した料理一つとっても、家事としての料理というより、
ドラマや漫画などの一コマを切り取ったイメージで、
料理=調理と認識していると、家事としての料理の
イメージ、というより、実際にそれを毎回行っている
世の奥様方、お母さん方、女性の方にとっては、
下手に手を出されるほうが、面倒が増えると
なると思います。
話がズレましたが、これを『勉強』に
置き換えてみて下さい。
『勉強しろ』といわれても、具体的な作業項目は、
何をやればいいのか、わからないとなるのは、
イメージがつかないのと同時に、やったことがない、
経験がないから、余計にやれない、できないに
なると思われます。
そこで、まずは、
やること(やってほしいこと)を一つに絞って、
指示・指導を行うことをオススメします。
塾でも、テスト前などにおいて、あれもこれもどれもと
要望される方、失礼ながら、親御さんが強く望まれますが、
マルチタスクが出来るほど、器用な子供は少ないです。
むしろ、これだけでもやろうと提案しても、
やらない方が多いです。
おそらく、そう言われてやっても、
テストの点数が悪いと怒られる、
あるいは、頑張ってやっても、
大して褒められることなく、
それどころか、次はこれをやれ、
あれをやれと、やることを増やされるという
経験をしてきたから、拒否反応を示されるのでしょう。
そうなると、“たかだか”学校の勉強“ごとき”のことでも、
なかなかうまくいくことはないと思います。
教科書一つ読むにしても、黙読なのか、音読なのか、
何を思って、何を感じ取って、何をチェックして
読むのかなど、『やることが決まっていない』と、
さらには、作業項目は『一つ』でないと、
やらない、やれないとなるのは当然かと思われます。
同時に複数のことが出来るようになるためには、
まず、一つのことが出来るようにしなければ、
次に進むことが出来なくなります。
世の中には、様々な勉強法がありますが、
それらにおいても、その勉強法の中で、
具体的な作業項目として、一覧表にしてみて、
その中で何をやるのか決めて、まずが、
その『一つ』をやってみることをオススメします。
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