私立校・中高一貫校生専門アルファ
私立校・中高一貫校生専門アルファのブログ。講習のお知らせや日頃の勉強について、基本的に毎日書いています。






テスト前日ギリギリまで授業があるかもしれませんが、
ほとんどの教科で、もうテスト範囲の授業は終わっていると
思います。


後はひたすら演習あるのみなのですが、
昨今の子供達は、演習嫌いが多く、
まるで『意味のない』ことを繰り返しやることを
拷問、苦行かのように感じられているように
思えます。


一回二回やっただけで、完璧に出来る、覚える、
解けるようになる方も一部はおりますが、
ほとんどの方は、繰り返し繰り返し行って、
出来るように、忘れないように、解けるように
なります。


このことを芸術やスポーツであれば、納得される方が
多いのですが、こと勉強、学問に関しては、否定される方が
多いです。


そして、そのことを知ってか知らずかはわかりませんが、
親御さん、ご家庭の方も、『やらせない』方が
増えてきました。


無理やりやらせれば虐待になってしまうのでしょうが、
本人任せにして、好き勝手にやらせて、結果が出ても、
放置しておくのであれば、各学年各学期の成績の結果で、
進級・進学が決まる私立校・中高一貫校は向かないと
思います。


いつか、どこかのタイミングで、目覚めて、
やる気になってくれると期待・希望しているのかも
しれませんが、積み重ねていく『結果』と、
抜け落としていく知識、基礎学力、そして、
それを身につけるだけの演習量は、時間の経過と
ともに増えていくことになります。


その量が、授業の進度が早い、難易度が高い、私立校・中高一貫校での
授業、勉強においては、一般の学校よりも膨大な量となります。


それが崩壊するまでの状況・状態にまで追い込まれると、
まず、通っている学校での進級・進学は出来ないと思います。


無限の可能性を否定するなと反発を受けるかもしれませんので、
正しく表現させて頂きますが、『有限回』のテスト、成績を、
3年間、いえ、進学が決まるのが3年次二学期までとすれば、
2年間9か月という限られた期間、時間内において、
部活動や趣味、スマホなど、あれもこれもどれもやりながら、
今まで疎かにしてきた勉強を、知識を、基礎学力を、演習量を、
取り戻し、かつ、今まで落としてしまった点数・成績分を
『挽回』するまでの、高得点、好成績を取ることは、
受験で合格するよりも難しいでしょう。


お子さんの学力、素養にもよりますが、『やる気』になったで
これを覆すことが出来ないほどに、今の私立校・中高一貫校での
教育、勉強はもちろんのこと、積み重ねた成績によって、
進級・進学が決まるシステムは、厳しいものになっています。


何よりも、『記録』されてしまった『ソレ』が、現状の現実の
学力、素養を厳しく審査・評価しているものになっています。


親御さん世代までなら、たかだか学校のテスト、成績ぐらい、
一回二回悪くたって、やる気になれば、次頑張ればの話で、
何とかなっていたかもしれませんが、今は状況もさらには
慣習、環境も段違いに変わってきています。


親御さん世代では、『やる気』を阻害するのは、
せいぜいゲームや漫画、携帯電話程度で、
親にガミガミ言われて、反抗心から、
勉強しない、したくないと駄々をこねたくらいでしょう。


ところが今は、部活動や趣味も多種多様な上に、
スマホなどの情報機器によって、『時間』の奪い合いが
起きています。


最近よく感じるのが、ゲームなどで、
『終わり』『エンディング』が無い、自由で、
それこそ一生続けられるように、設定されているものが
増えてきているように思えます。


ネットを介せば、『無限』に『暇つぶし』が出来るように
なっているのも、時間の奪い合いというよりも、
時間の『縛り付け』のようになっていると思えます。


そういった状況・環境下で、自分の将来・未来に、夢に、
社会に出て役に立たないように思える学校の勉強に
『やる気』を見出すのは難しいでしょう。


昔であれば、少しの脅迫、つまりテストの点数や成績で、
これは進級・進学が危ういと自分自身で気付き、
自分を律することが出来ましたが、今は出来ないどころか、
気付きもしない、そうは言っても、守ってもらえる、
与えてもらえるとタカをくくって、自分の好き勝手に
する方が多くなってきていると思います。


昔でもそうした言動、態度、姿勢を取る方がおりましたが、
それでも先生、親御さんがうるさい説教、忠告をして、
救済されることもありました。


しかし今や、そうした説教や忠告はパワハラ、アカハラ、
さらには精神的虐待とまで言われる時代ですから、
わかってもらうためには厳しい『現実』=点数、成績という
記録された数字・数値を叩きつけて、審査・評価を下すように
なっています。


こうなってくると、記録された点数・成績は、
意味合いが変わってくることになります。


よく書いておりますが、小学校時代までの
『通知表・通信表・通知簿・通信簿』は、
学校の先生から親御さん、ご家庭の方への
お子さんの学校生活の近況を、
感想・お知らせに近い形で、書いたものですが、
中学校以降の成績は、感想・お知らせではなく、
『学力』の評価というものになります。


ソレが通っている学校のレベル・偏差値に、
足りている、足りないと、示されていることになります。


この成績を散々放置して、後々になって、
やる気になったからといって、
『無かったこと』にはしてもらえません。


このこともまた、いつかやる気になったらでの、
可能性を否定することになります。


“たかだか”学校の勉強“ごとき”のことに、
受験勉強するくらいまでの『やる気』を求められはしないと
タカをくくっているかもしれませんが、
記録を積み重ねてしまった上での状況・状態で、
私立校・中高一貫校で求められる『やる気』は
受験勉強の比ではないくらいのプレッシャーと
苦痛を伴うことになります。


そこまでのなる前に、事前事前の対応・対策を
よく考えておくことをオススメします。


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これは受験で受かった外部生に多いのですが、
おそらく受験で合格した自信と、実際に中間テストが
『そこまで』大したものだと感じなかった結果だと
思います。


この一学期において、『全力』で勉強するなんて、
馬鹿馬鹿しい、必要ない、力試しで、片手間で
勉強すればいいと思っていませんか。


最終的に、一発試験で『勝ち上がって(合格して)』きたからの
驕りかもしれませんが、そんな意識、感覚で私立校・中高一貫校での
『学校での勉強』を甘く見ていると、積み重なっていく点数、成績に
泣かされることになります。


むしろ、受験外部生にはこういったほうが宜しいでしょうか。


そうしてサボりにサボって、進級・進学出来ないとなった時、
あの『受験勉強』を、今度はあの時の『数倍』の時間、苦しみを
味わいながらやることになります。


まぁ新入生で一学期で、そういった鼻っ柱の高さは、
受験外部生の特権かもしれませんが、その弊害といいますか、
対価はでかいものとなります。


3年次二学期までの8回の成績の内、1回目をそうして、
取れていたはずの成績を『落として』しまい、さらには
2回目、3回目と続けてしまうと、もうあとは
残り5回で、どうにかしなければならないことになります。


本来、受験外部生はそういった限られた時間・機会において、
力を発揮する能力が高いにも関わらず、数回に分けられてしまうと、
本気、全力を出せない、出さないということになりがちです。


最後の最後で頑張ればいいという意識、感覚が強いのかもしれませんが、
『記録』されていく成績によって進級・進学が決まる
私立校・中高一貫校では、その認識をこの一学期で終わらせておかないと、
受験外部生は内部生よりも早く進級・進学の合否が決まることがあります。


内部進学生の中でも、進学出来てしまった方の中には、
散々脅されたけど、何だ結局(内部)進学できるんじゃないか、
『させてもらえる・くれる』んじゃないかと、
タカをくくっているかもしれませんが、少なくとも
そういった言動、態度、姿勢で大学まで進学させて
もらえることはないでしょう。


早ければ高校への進学が、高校でも進級が出来ない
危険性を帯びることになります。


いつか、どこかでやるつもり、変わるつもりかもしれませんが、
いつまでも、どんな結果になっても、待ってもらえるわけでは
ないので気を付けて下さい。


今回は部活動が忙しく、時間が無くて、今はそれどころじゃないので、
と目の前のこと、特にテストから逃げ回っていると、逃げ場のない
状況・状態にまでなって、追い込まれることになります。


と同時に、友人・知人たちは学生生活後半になればなるほど、
進級・進学の安全圏に入り、面白楽しく学校生活を送っている
環境となりますので、『自分だけが(進級・進学に苦しむ)』
の気持ちが強くなっていくことでしょう。


そうなってからでは、誰も助けられない、救いようがないと
なってしまうので、気を付けて下さい。


今はまだ、そんな先のことなど考えられもしないでしょうが、
『なってみてわかった』で、後悔することのないように
しておくことをオススメします。


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7月第二週に期末テストがある方は来週が
テスト前の週末となりますが、多くの方は
今週がテスト前の週末となっていると思います。


宿題やノート・プリントまとめの作業をやっている方は、
先週末の自分を憎んでいることでしょうが、
それが平常点となる以上は、やり切ることを
前提として下さい。


そして終わっても、手を休めることなく、
『解ける・出来る・覚えている問題』から、
完全にしていくようにしてください。


一回解けたから、出来たから、覚えたからで
やらなくなるのは論外ですが、『時間をかけて』
解く、出来た、覚えたで、満足しないようにしてください。


テストでは時間との戦いとなります。


解けた、出来た、覚えたは当然で、
次はそれをいかに早く正確に解けるか、出来るか、
回答欄に書けるかとなります。


そのうえで、その解ける、出来る、覚える量と範囲を
増やして下さい。


その作業を、本来はテスト一週間前からの
『テスト勉強』として行い、さらに、テスト時間と
テストの問題数を、解ける、出来る、覚えることが
出来るようにするのが、学校の定期テストの勉強となります。


それを一回で出来る一部の方を除き、
高得点、好成績を取っている方の多くは、
その訓練、演習を『繰り返す』ことによって、
学校で、授業で習ったことを身につけ、テストにおいて、
結果を出しています。


受験勉強では、それに加えて、自ら課す、習う勉強を、
予備校・塾などで習う勉強をして、受験に臨むことになります。


学校での勉強の土台、前提が無い方は、もう一度、
学校で習う程度の勉強から学び直さなければなりません。


学校での勉強の土台、前提が無い方が、
受験向けの参考書をうんうん唸って、
時間をかけて解けたとしても、
おそらく『受験』勉強にはならないでしょう。


学校の勉強同様、次の日には忘れてしまい、
自分は何でこんなに物覚えが悪いのかと
思う日々を過ごすことになるでしょう。


学校の勉強は、そこから先のより難しい勉強をするために
必要最低限な知識となります。


こう書くと、それでも社会に出れば役に立たない、
意味が無いと言われる方も多いと思いますが、
公的機関の小難しい文章を読むとわかりますが、
その一つ一つの言葉の意味、そこから構成される
相手の意図、意思、さらには仕組みなどを論理的に
考える時に、その意味がわかります。


まがいなりにも、学校の勉強をしていれば、
何となく知っている単語が出てきて、
相手の言いたいことを理解できて、
わからないことに対して、どう質問すればいいのかを
順序だてて考えることが出来ます。


話が脱線しましたが、そこまでのテスト勉強をしましょうとは
言いませんが、最低でも宿題やノート・プリントまとめを終わらせて、
少しでも解ける、出来る、覚える量と範囲を増やしていくことを
オススメします。


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中間テストの結果が悪かった方は、
直前の補修や補講に呼び出されることもあると
思います。


授業以外も勉強なんてと思うかもしれません、
その補修や補講、さらにはチューターなどで
OBOGの方が来ているなら、それらを上手く使って、
少しでもテスト勉強しておくことをオススメします。


ここで、格好つけて、わからないのにわかったふりをして、
その時間をやり過ごすことを考えているのでは、
時間の無駄となるでしょう。


意味が分からないことは全て聞いて下さい。


それこそ、問題文や教科書に書いてある、単語でも
聞いておくようにしましょう。


昔、こういったテスト前の追い込まれた状況ではないですが、
塾生にゲームで使うカードの『トランプ』を知らない方がおりました。


その物を見たこともなく、知らないというのですが、
初めは冗談だと思っていましたが、本当にその『存在』を
知らないということでした。


4つの絵柄があって、それぞれ13枚あって、
ジョーカーという札があって、11から13は
絵札で・・・と、説明されて、そんなのがあったんですかと、
それこそ、本当にそんなものがあるのか疑っているようにも
思える複雑な顔をしておりました。


作り話のように思えて、これは本当の話です。


トランプそのものを知らないというのは、
確かに知っている方すれば、あり得ないことかもしれませんが、
じゃあ、そのトランプを使った遊び方でポーカーは知っているか、
ルールは知っているかとなれば、知らない方は出てくることでしょう。


これを一方的に知らないほうが悪いとしてしまうと、
勉強においては、どんどん修学が遅れてきてしまいます。


ですが、その知っている・知っていないは、
他人がどんなに細かく聞こうが、察しようがありません。


ですから、自ら、わからないところ・言葉・物は、
わからないと言わない限り、『自分のわからないところ』を
誰も『わかってもらえません』。


聞いたことが無い、見たことが無い、意味が分からない、
知らない、わからないものは、全て聞くようにして下さい。


ただし、中学生ともなったら、それも勉強についてとなれば、
聞く姿勢と聞き方には気を付けるようにしてください。


わからない、わからないを連呼しているのは
幼稚な拗ね方をしているだけ見られます。


何が、どうわからないのか、どの部分が自分の中で
納得できないのかを説明出来るようになってください。


このことは社会に出てからも大事なこととなる『勉強』ですので
学生時代の内に学んでおくことをオススメします。


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テスト前にこんな馬鹿げたことを聞けば、
大抵の学生は『してるに決まっているだろう』と
答えられると思います。


しかし、ほとんどの方が『していない』から、
点数が振るわず、成績が落ちていきます。


しているのは、宿題やノート・プリントまとめという
『作業』だと思いますがいかがでしょうか。


もちろん、その『作業』をしながら、覚える、解くという
『勉強』をしているんだと思われているのだと思いますが、
その『テスト勉強』をいかに効率よく、時間をかけずに
やろうと目論んでいませんか。


そう目論めば、当然、『必要最小限』のことを覚えて、抑えて、
とにかく大事なことだけ、覚えられる、解けるところだけ、
あるいは、もう『知っている』『分かっている』
『一度でも解けた』ところはやらないで、
わからない、解けないところを『時間』をかけてやって、
勉強した気になって、自信をつけて、テストに臨むと、
なっていると思います。


これはテストで、特に『範囲が決まっている』
学校の定期テストにおいて、最も非効率なテスト勉強となります。


そういった勉強は、長い期間、『受験勉強』を頑張ってきた方が、
受験目前に『不安材料を無くすため』の『確認作業』として、
行う勉強法であって、学校の定期テストなどにおいて、
そういった勉強をすればするほど、時間対点数効果はほぼ無いでしょう。


ですから、中間テストよりも時間をかけた、頑張ったのに、
点数は変わらなかった、あるいは下がったとなることが
多いです。


テスト勉強はテストに向けて対策しなければなりません。


特に中間テストを受けている科目に関しては、
『前例』のテストがあるわけですから、
それも踏まえたテスト勉強をしなければなりません。


中間テストで点数を落とした問題の中には、
確かに問題を見ても解けない・わからない、
それこそ初めて見るかのようなものもあり、
その配点が高いものだったかもしれません。


一見するとわからない・解けない・難しい問題を
やらないと、解けるようにしないと、点数が
上がらないと思われます。


しかし、それ以外の問題でも間違えていた、
あるいは『点数が取れていたはずの問題』も
あったと思います。


そういった問題こそを『落とさない』訓練をしないと、
わからない・解けない・難しい問題の解ける・解けないの
ギャンブルとなります。


解ければ、+10点、+20点かもしれませんが、
そうした問題が解ける・解けた時は決まって、
他の単純な問題において、点数を落とします。


そのことで一番わかりやすいのが『見直し』を
しないことです。


配点の高い問題に時間をかけて解いてしまう、また
解けた充実感、安心感からか、見直しがおろそかになって、
計算ミス、スペルミスなどを見逃します。


結果、良くて中間テストと同じくらいか、ちょっと上がったか程度、
悪ければ、ちょっと下がったどころか、大幅に点数を落として、
もう成績は平常点を含めても、3や合格といった『普通』の
成績が取れないことが決定します。


ほとんどの方がそうした勉強法でも、平均点、あるいは
赤点は取らないというギリギリのところを行ったり来たり
しますが、赤点続きの方は、いくらやっても、
いくら時間をかけても、点数は上がらないことでしょう。


要領の良い方にとってすらも、あまり効率が良いとは言えない勉強を、
要領が悪い方が、この効率の悪い勉強をさらに効率よくやろうと
するわけですから、上手くいくことなどありえません。


じゃあ、どうすればいいんだと言われる方に、先週書きましたが、
もう間に合わないので、今回は、それで痛い目にあって、
今回のことを真摯に受け止めて、『夏休み』から、
この一学期の悪癖、悪習慣、さらには原因・元凶と
なっていることを止めて、学校の勉強にシフトする、
対応するようにしないと、たかだか学校の勉強ごときの
ことでも、片手間では出来なくなっていきます。


テスト勉強をする土台、前提として、
宿題やノート・プリントまとめという『作業』は
終わっていることになります。


そのうえでの話でなければ、これもまたいくらやっても
時間対点数効果は低いでしょう。


テスト前の勉強法などは、世の中にある勉強法を
試し試しにやってみて、自分に合うものを見つけるしか
ありません。


むしろ、その『勉強』を身につけられないのであれば、
高校・大学へと進学していくことは悲劇・不幸・苦痛と
なっていくことでしょう。


もう物理的な時間が無いので、『やらないよりは』
今までやってきたやり方、勉強でやるしかありません。


ある意味、もうそのやり方、勉強を捨て、今回のテストも
別の勉強法の『お試し』とするのであれば、それも
一つの方法かと思います。


いずれにしても、今この時を迎えた時点で、
何も考えてこなかった、『なってみてわかった』の
罪・罰が発生してきていることになります。


その逆に、考えてきた、なることを予想して
やってきた方にとっては、今この時をただやれば、
頑張れば、それが実を結ぶことになるでしょう。


このことをよく考えて、次に活かし、
夏休み明けテスト、二学期中間テストと
テスト勉強出来るように、問題点の膿と
対応策を出しておくことをオススメします。


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今週で6月を終えるのですから、当然来週は
7月を迎えることになります。


多くの方は、そんなことをわかっていることでしょうが、
わかっていての行動が取れている方は少ないです。


大人になれば、予定されたやるべきことは、
特に毎月、季節ごとに決まっているわけでなく、
プロジェクトや仕事で決まったことの詳細を、
いついつまでにやる、終わらせるということを
繰り返していくことになります。


しかし学生時代は、お膳立てされたように、
みんな一様に平等に公平に、やらなければ
ならないことが予定されています。


その予定を無視することもできますが、
その先に用意されている権利、
その権利を得るための条件として、
その予定をクリアすることが
決まっています。


ある一定の条件をクリアすれば、皆平等にもらえる、
その権利を放棄し、皆とは違う道、違う苦難を選ぶ
というのであれば、自由に好き勝手に行うことも良いでしょう。


しかし、皆と同じこと、一緒のことをせずに、
自分だけ特別に、楽して、その権利を寄越せと
わめき散らしても、駄々をこねても、
得られることはありません。


こう回りくどく言われてもピンとこないかもしれませんが、
学生であれば、これが進級・進学の権利となります。


一部の特別な才能を認められた方を除き、
その権利を得るための条件は、学力であり、勉強であり、
学校でのテスト、成績によってその権利が得られるのであれば、
テスト、成績の結果がさらに求められることになります。


こう書くと実にうんざりしてくる結論になりますが、
学校でのテスト、成績の結果によって進級・進学が決まる
私立校・中高一貫校では、その権利を得るために、
最低限、『普通に』勉強して、『普通に』点数を取って、
『普通に』成績を取っていくことを求められます。


それをやらない方は論外ですが、今後はやれない・出来ないと
嘆くだけの方もまた、容赦なく切り捨てられることに
なっていくと思います。


むしろ、その先の求められるレベル、質、量などを考えると、
そうして切り捨てられたほうが幸せだったとなるかもしれません。


いずれにせよ、高校・大学卒業までと、ストレートで、
現役で、過ごすためには、その求められることを、
少なくとも『普通に』こなさなければならないことに
なります。


そのうえで、夢を持て、文武両道をしろ、
これからの国際社会で活躍できる人になれなどと、
求められていくのですから、これからの
私立校・中高一貫校生は過剰なまでの要求を
迫られていくことになると思います。


出来る方、やれる方、ついていける方にとっては、
私立校・中高一貫校での環境、状況、ツール、
サポートは、それを大いに助け、本当に大人たちが
思い描くような理想の人生を歩まれていくことでしょう。


また、それだけのことが出来る方は、仮に大人たちの
思い描いていないような別の新たな道に進んでも、
道を切り開けるだけのバイタリティを持ち合わせることでしょう。


そういった方を輩出し、さらには全体のレベル、偏差値を
上げるためにも、今後の私立校・中高一貫校は、厳しさを
増していくことになると思います。


楽して、高校・大学へと行ける、自分のやりたいことを
両立しながら、そこまで勉強せずに進級・進学出来ると
思い込んでいると、記録していく結果と抜け落としていく
基礎学力によって、追い込まれることになります。


事実、いかがでしょう、この一学期はその思い込みの片鱗が
垣間見れたと思います。


4月の始業時に思い描いた夢や理想、無限の可能性、
将来・未来は、予想通りに、思い通りに進んでいるでしょうか。


ほころびが出てきて、この期末テスト前になって、
しわ寄せのように、やり残してきたものが、
迫ってくるものが、わからない・出来ないことが、
覆いかぶさってきていませんか。


それも結果が出るまでは、『なってみないとわからない』
ことですから、今考えても仕方ないことかもしれませんが、
中間テストの結果と異なり、成績の結果が出てからは、
『進級・進学』の問題に直結することになりますので、
気を付けて下さい。


悪い結果だったけど、『夏休み』は『休み』だから、
次から、二学期から頑張ればなどと考えていると、
『間に合わなく』なっていきます。


さらに、その結果を積み重ねていくと、間に合わないではなく、
いつまでしがみつくのかの問題になっていきます。


たかだか、学校の勉強ごときのこと、やる気になれば、
それも中学時代などであれば、1・2か月もあれば、
すぐに点数が、学力が上がると思われているかもしれませんが、
受験生並みに勉強するならいざ知らず、片手間でやる勉強で、
抜け落としてきた知識、学力、勉強の量が、その程度の
『物理的時間量』で理解できるとは思えないと思いますが、
どうでしょう。


できる・やれるというのであれば、この期末テストにおいて、
それを証明することをオススメします。


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今週を迎えて、まだ一週間前になっていないからと
言われる方は少ないことでしょう。


むしろ、今週『なってみてわかった』で、
物理的な量・時間に打ち負かされることが
増えていくと思います。


しかし、その量を減らすことも、その時間を
増やすことも出来ませんので、ここからは
精神論、根性論でのお話になってきます。


制限時間内に、終わらせなければ、ゲームオーバーと
なりますので、残された時間を大事に使って、
残された量を終わらせるようにして下さい。


“たかだか”私立校・中高一貫校の進級・進学“ごとき”のこと、
最悪、最終的には受験する選択肢もあるわけですから、
出来なくても、人生は終わりません。


ただ、通っている学校で、友人・知人と、皆と一緒に、
進級・進学する選択肢は失うことになります。


後にそのことをいくら後悔しようとも、反省しようとも、
残された『記録』が重くのしかかり、さらには、
抜け落としてきた基礎知識、基礎学力、勉強習慣が、
足を引っ張り、なかなか思うようにいかなくても、
時間は無情にも過ぎていくことになります。


そして、学生でいられる時間も機会も
減っていくことになると、もう戻ることが出来なくなります。


人生において、やり直しは何度も、何度でも出来ますが、
『学生時代』のやり直しは時間も機会も限られてきます。


留年という強制的なやり直しもありますが、その機会も
何度もあるわけではありませんので、気を付けて下さい。


期末テストを前にして、脅すような書き方になりましたが、
こういった危機感無く、過ごしたいのであれば、
事前事前に貯金・余裕を作り、それこそ、逆の意味で、
進級・進学を決める、つまり、残りのテスト、成績など
受けなくても進級・進学できるほどの点数、成績を
収めてしまえば、後は進級・進学を待つだけの身となれます。


まぁ、そこまでの余裕があるなら、遊びで模試などを
受けてみて、より上位校に行くのはどんなものかと
知ってみるのも良いかもしれません。


私立校・中高一貫校において、基本的に成績上問題なく
3年次までに進級出来たのであれば、よほどのことが無い限り、
卒業はもちろんのこと、進学は出来るものとなっています。


いえ、これももう、過去の話で、2020年度以降、
あるいは去年度、今年度から、『変わって』きているかも
しれませんが、3年次まで無傷で進級してきた方を
進学させない、卒業させないとすることは少ないでしょう。


そうなる方は大抵、それまでに成績上問題を抱えたまま、
進級を許されてきて予想通りの結果となったということになります。


この期末テストにおいても、授業中寝る・ふざける、
ノートを取らない、プリントの整理が出来ない、
宿題はやらない、答えを写すなど『許されてきて』の
予想通りの結果を出した場合、制裁が下される=
低い成績をつけられることになります。


少しでも、それを緩和するように、予想を覆すように、
テストで点数を取って、挽回することをオススメします。


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明日から6月最終週を迎えることになりますが、
本当に1週間で、7月を迎えることになります。


この時までに宿題や、ノート・プリントまとめなどの
作業を終わらせていれば、ここから先の一週間は
テストに向けての対応に集中できることでしょう。


しかし、終わっていない方にとっては、
まずはその作業を終わらせること、あるいは
その作業を終わらせること=テスト勉強と
思われていると思います。


中間テストにおいて、ソレで上手くいったという方が、
期末テストにおいても、ソレを試すというのは、
止めることが出来ませんが、中間テスト後も反省せず、
同じことを繰り返してしまった方も、もう物理的に
ソレをするしか無くなっていることでしょう。


言い方が悪いですが、そういう方々は、一度痛い目にあって、
目を覚ましてもらうしかないと思います。


ただ、学校での勉強、テスト、成績で進級・進学が決まる
私立校・中高一貫校の場合、そのお試しを、いつまでも、
何度でも待ってもらえるわけではありません。


それどころか、皆さんは『お試し』感覚で受けたつもりでも、
学校・先生側は、記録として残し、それをもとに進級・進学の
審査・評価を行うことになります。


後々になって、いやいや、この時のテストは、成績は、
『お試し』『練習』のつもりで受けたのだから、
カウントしないでくれと言っても、後の祭りです。


うるさく書いておりますが、3年次二学期までの
8回の成績、14~16回の定期テストの点数が、
皆さんに与えられた『機会』となります。


その何回を『お試し』『練習』のつもりにされるかは
個人の自由となりますが、それを『お試し』『練習』と認め、
審査・評価しないという学校・先生はおりません。


いまだ私立校・中高一貫校の進級・進学のシステムを、
勘違いされている方は、今回の期末、そして、
一学期の成績で、目覚めておくことをオススメします。


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中間テストの結果を覚えている、忘れていない方なら、
この期末テストにおいて、自分が取るべき、あるいは
保つべき点数を知っている、わかっていることでしょう。


覚えていない、忘れた方の中で、赤点が何点からすら
自覚がない、意識がない方は、残念ながら、
もう期末テストにおいては間に合わないことでしょう。


6月も残すは1週間強ですが、期末テストの科目数、
範囲、難易度を考えると、今からは難しいと思います。


失礼ながら、そういった自覚・意識の方が、
宿題やノート・プリントまとめなどの『作業』が
終わっている、そして今週で終わらせる気は
ないことでしょう。


そうなると来週、今月いっぱいをかけて、それら
『作業』を終わらせることに手いっぱい、精一杯となり、
それで、そのことで、『自分なりには』『自分的には』
“頑張った”とされると思います。


結果、良くて中間テスト同様、悪ければ十数点、数点台の
点数を取り、めでたく一学期から呼び出し・面談となります。


おそらく、それでも、最初のテストだし、油断もあったし、
始業からのドタバタもあって、時間も無かったし、それでも
『自分なりに』『自分的に』“頑張った”結果なのだから、
うるさく言わないでくれ、次はうまくやるから待ってくれ、
などと言われる、思われることでしょう。


しかし、そうは言っても、今学年3回の成績の内、
1回目の成績がついたということに関して、
危機感を持てないようであれば、自己責任を
果たしているとは言えないと思います。


特に、夏休み“も”自分に何の罰則も課さずに、
さらには二学期も何の根拠もない『頑張る』気持ちだけで、
過ごしてしまうと、もう今学年の学年成績は決まって
しまうことでしょう。


こう書くとまるであっという間のように感じられるかも
しれませんが、今年残り半年は、本当にあっという間に
過ぎ去ることになります。


受験なく、高校・大学へと進級・進学していく
私立校・中高一貫校生は、定期テストの点数、
成績の危機感無く過ごしていると、
あっという間に追い込まれていくことに
なりますので気を付けて下さい。


そのためにも目の前に迫ってくる期末テストで、
何点取る必要があるのか、そのためにどれくらいの
勉強が必要なのか、その物理量、時間はどのくらい
必要なのか、それを終わらせる、作る時間を
どう確保するのか、よく考えておくことをオススメします。



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多くの学校で再来週には期末テストを迎えることを
考えると、今週末は、“まだ”テスト前の週末とは
思えないと思われます。


実際には、来週末は“もう”テスト数日、いえ、
数十時間前となっていて、『物理的な時間』の無さを
感じられることでしょう。


塾でも、テスト2週間前から『テスト勉強』が行えるようにと
指導しておりますが、実際はこの時点で宿題すら真っ白、
さらには、まだテスト範囲が出ていない、テスト科目の日程が
出ていないから、『テスト勉強』が出来ない。


その上で、テスト一週間前にならないと部活動が休みにならない、
それどころか、大会があって、テスト前ギリギリまで部活動があると、
勉強できない『理由』がたくさん出てきます。


そう言って、やれない・出来ないは『言い訳』ですが、
やっても出来ないとなってくるとそれはもう『原因』『元凶』と
なっていると言えます。


それでも、可能性は諦めたくないのでしょうが、
物理的な時間と基礎学力、素養の問題から、
いずれ必ず限界がやってきます。


それは、“たかだか”学校の勉強“ごとき”のことでも、
習う量は増えてい、難易度がどんどん上がっていくため、
許容範囲を超える時がやってきます。


それをまだ大人になり切れていない子供たちが、
出来るかどうかという問題になってきます。


厄介なことに『出来ている』『やれている』方が、
文武両道のモデルケースとして素晴らしい活躍、結果を
出しているために、この現状を否定・批判するのは、
難しいでしょう。


しかし、光が輝くほどに、影は闇は強くなっていく、
深くなっていくことになります。


今年度以降、それが、もはや学業の道に(現役で)進むことが、
厳しくなっていくと、私立校・中高一貫校での進級・進学出来ない
罪、罰は重いものになっていくことでしょう。


通っていた学校がたまたま合わなかった、勉強が厳しく難しすぎたから、
進級・進学出来なかった“だけ”であれば、こういった問題は
転校先選びで解決されると思います。


しかし、この問題を放置し、時間と知識と基礎学力と勉強習慣を
ごっそり抜け落ちた状況・状態で、学校から追い出された場合、
上記したように、学業の道に(現役で)進むことはもちろんのこと、
浪人しても、難しい結果となると思われます。


この一学期で、そこまでの進路が決まる方はまずいないとは
思いますが、決断・判断を見誤ると、問題が泥沼化、拡大化
していくことになります。


まだまだ無限の可能性を秘めた時には、なかなか考えられない
かもしれませんが、厳正な進級・進学要綱があり、
記録されていく結果=成績によって進級・進学が決まる
私立校・中高一貫校生は、よく考えておくことを
オススメします。



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テスト一週間前になって開始されるテスト勉強ですが、
近年、『テスト勉強』を出来ている方は少ないです。


多くの方が、それこそテスト前日まで、
『宿題』『プリントまとめ』『ノートまとめ』などの
テスト勉強する前の“準備作業”を終えるので、
精一杯になっています。


“たかだか”学校内での勉強、テスト“ごとき”のことなら、
その程度で十分だと思われているのだと思います。


“ソレ”でテストで点数を取れている方もいらっしゃるので、
一概に、そのやり方が悪いとは言いませんが、
点数が取れていないのであれば、もうそろそろ、
それでは、『テスト』で点数が取れない、上がらないということに
気付いてください。


少なくともテスト一週間前までには『ソレら』を終わらせて、
テスト勉強(ソレらを覚える、もう一度解く)に
専念できるようにしないと、今後、高校・大学と
進学すればするほど地獄を見ることになるでしょう。


かつての私立校・中高一貫校の内部生は、要領よく、
ソレで点数を取っていましたが、昨今は要領悪い上に、
それすらもギリギリまで行えず、点数も取れず、
進級・進学の危機となっても、そのスタイルを変えようと
されない方が多いです。


2020年度の教育改革に向けて、学校・先生が、
変わってきていることを考えると、早めに気付いて、
変えていかないと、結果が積み重なってからでは
間に合わなくなります。


また、こうした現状から、ある意味逆に、『宿題』を出さない、
ノートの板書などはプリントで代用する先生も
増えてきていると思います。


そうした場合、より気を付けなければならないのが、
宿題として出されていないにせよ、4月の時点で
渡されている参考書・問題集は『自分』で行う、
自ら『宿題・課題』として行うことを、
義務付けられていることになります。


昨今、『宿題・課題』として、出されなければ、
そういった参考書や問題集を開きもしない、見もしない、
それどころか、学校のロッカーに置きっぱなしで、
果ては無くしてしまったという方が多いです。


出されてもそういった危機感が無い方が多くなってきた中、
出されなくなったら、これ幸いともっと危機感を無くして
しまっているように見えます。


宿題・課題が“出されない”には、“出されない”なりの
怖さがあることを覚えて下さい。


また、その分、平常点が、小テストなどによって、
より『点数・数値』化しやすいものとなった場合、
本当に『結果至上主義』となり、途中過程の努力が
一切認められなくなります。


そうなった場合、成績の点数・数値はより具体的になり、
本当に1・2点、0.1点での合否が決まっていくことに
なります。


今後、どちらのタイプの教科・先生も混在してくると思いますが、
どちらにも対応できるようにしないと、複数教科において、
成績がボロボロになってしまうので、気を付けておくことを
オススメします。


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これは意外にも覚えていなくても安全・安心の方、
つまり高得点の方のほうが覚えている、わかっていることが
多いですが、一昔前の私立校・中高一貫校生であれば、
テストや成績といったものを要領よく切り抜けるために、
ほとんどの方が覚えている、わかっていました。


それが大体●●点台前半・後半ぐらいという方が増えていき、
●●点台と言えればまだ良いほうで、本当に何点取ったか
分からず、ただ悪い結果だったという方が多くなってきました。


さらに、これは進級・進学出来ないだろうと思われる方の話ではなく、
普通の点数を取ってる、平常点を取っているという方でも、
多くなってきている傾向にあります。


まぁ、普通に点数を取っていて、成績に問題なければ、
過去の点数など覚えていようが忘れていようが関係ありませんが、
今後、1・2教科でも挽回が必要になった場合は、
そういった意識や習慣を改めないと、足をすくわれることになります。


また、複数教科において、絶望的な状況・状態になった方は、
もう、そんな過去の嫌な思い出を忘れたいのかもしれませんが、
通っている学校で進級・進学したいのであれば、自分を
追い込むくらいにその現実をきちんと見ないと、
積み重なっていく何回目かの結果で、進級・進学出来ないことが
決まります。


勉強する度に、その点数・成績を見返せとまでは言いませんが、
テスト勉強を始める前には、一度見ておくことをオススメします。


今なら便利なことにスマホに画像として保存できるわけですから、
そうして、常に自分の結果=現実を知ることをオススメします。


そのうち、ICT教育がより発展し始めると、そういった管理まで
AIなどで自動で行われるようになった場合、私立校・中高一貫校生は、
ノイローゼになるくらいまで、表示されるようになることでしょう。


そして、学校・先生からの忠告・警告が、無限の可能性を秘める
子供たちへのパワハラ・アカハラと言われるようになった場合、
こうして機械的に『通告』を行い、その『通告』を無視し続けた方へ、
進級・進学出来ない『通知』が、自動で行われるようになるかもしれません。


そうなった時、人は自分自身のことまでも、機械に管理されなければ、
気付けないことになります。


極端に書いているつもりではありますが、こうしたことも
『学力格差』と同じように、『格差』となっていくことが
懸念されます。


言われないと気付けない方もいる中、『言わない』ことが、
正義だというのであれば、こうした弊害においても、
自己責任がつきまとうことになります。


これもまた、勉強と同じで、やらない方はもちろんのこと、
能力的に、性格的に、習慣的にやろうとしても出来ない方も
同様に『結果』で裁かれることになります。


学校の勉強だけが人生の全てではありませんが、
少なくとも、他の学校よりも勉強することを強いられる、
いえ、自ら『契約』して進学した私立校・中高一貫校において、
進級・進学したいのであれば、やらなければ、断罪されることに
なります。


そうなりたくないのであれば、中間テストの結果を見直し、
期末テストにおいて、どんな点数を取るために、
どうするのかをよく考えることをオススメします。


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6月も残り2週間を切って、そろそろ期末テストの
実感もわき始めた頃かもしれませんが、ここにきて、
休めない、忙しい、時間が無いの泣き言で、
手と頭を止めてしまうと、期末テストにおいて、
引導が渡されることになります。


そして、今年度以降は、その『記録』が後々の進級・進学を、
そして、おいていかれた『基礎学力』が後々の自分、人生を、
追い詰めることになると思われます。


厳しいように感じられるかもしれませんが、勉強すること、
修学し、一定の学力を身につけることが義務付けられている
私立校・中高一貫校では、その厳しさのプレッシャーに
負けるわけにはいきません。


個人的には今後、無理してしがみつこうとすればするほど、
問題が泥沼化、拡大化していき、選択肢はみるみるうちに、
無くなっていくと思います。


このことで懸念しているのが、『大学』での留年者が
増えていくことが予想されることです。


学部が統合され、入学者数が制限されていく中、
大学では一定の『在学生』を確保しなければなりませんので、
就職率などよりも、そのことに本腰を入れ始めたとなれば、
留年者数は年々増えていくことになると思います。


さらに、その留年者の候補生として見られるのが、
『内部進学』された方だと思います。


言い方が悪いですが、その大学に入るために、中学・高校から、
高い授業料を『払っている』わけですから、やっと“楽に”
入れた大学において、中退することはなかなか考えられないことでしょう。


これは失礼ながら、親御さん、ご家庭の方こそが、
そうお考えになると思います。


ですから、一年二年くらいならとなっていくと思います。


そうして気付いた時には、一年二年でどうにかなる
『成績』、『学力』ではなかったとなっていると、
大学に居る意味を見失っていくと思われます。


特に理系学部においては、失礼ながら受験を経験していない
内部進学生の学力ではなかなか進級・卒業することは難しいでしょう。


もちろん、中には、受験生に引けを取らずに、ストレートに
卒業される方もいると思いますが、『なんとなく』や『好きだから』、
さらには『就職に有利だと思えるから』程度で、進学してしまうと、
かなり厳しい状況・状態にまで追い込まれることになるでしょう。


大学からは、中高以上にわからない・出来ないが出てきて、
基礎からやり直すにしても、どこから手をつけていいのか分からず、
また友人・知人に教わろうとしても、レベルの違う会話に、
ついていけないことになると思います。


そうして、数年経って、友人・知人が学校から去っていくと、
もう助けてくれる人が居ないので、手詰まりになります。


理系教育が充実している中高で、国公立・有名私大を
受験進学するくらいの知識、学力を身につけさせる
カリキュラムを耐えて、さらに結果を出してきたのであれば、
そこからでも一人で何とかすることも出来るでしょう。


しかし、そうでなければ、かなり厳しい環境、状況、状態を
強いられることになります。


今後の私立校・中高一貫校生は、こういった先々のことまで考えて、
中高時代を過ごさなければ、内部進学していくことが、
悲劇・不幸・地獄の始まりとなりかねません。


そのことを避けるためにも、せめてこの今、
時間が無い、忙しい、休めないとなっている原因、
そしてその対策・対応をどうするのかを本気になって考え、
決断し、行動することをオススメします。


この時期に忙しくなる、時間が無くなることは、
4月の時点で『予想できた』ことです。


なぜなら、『年間予定表・スケジュール』を渡されていたのだから。


そこには大まかな予定しかなく、細かい予定、例えば宿題や小テストなどが
載っていないかもしれませんが、そういった宿題や小テストが、
出される・行われる教科か先生かは、中間テストを受けるまでに
わかっていたことでしょう。


さらに、テスト前になって、いきなり宿題を出してくる、
授業が早く進むなどの傾向があったのであれば、
そういったことも含めて、今日までの体験として、
『わかった』ことでしょう。


今回の一学期では間に合わないかもしれませんが、
そのことも含めて、夏休み、二学期とよく考えて、
過ごさなければ、同じことを繰り返すことになります。


その負のスパイラルから一刻も早く抜け出せるように、
事前事前に行動し、自分の予定と他の予定とを、
調整できるようにしておくことをオススメします。

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もう二週間前を切っている学校も多いとは思いますが、
より具体的に、期末テストまで何日あるか確認してみて下さい。


そして、さらに、その日の内、本当に勉強『出来る』日、時間を
算出してみて下さい。


それが中間テストと同じくらいでは、期末テストにおいて、
確実に点数が下がることになります。


このことは、親御さん、ご家庭の方も勘違いされていることが
多いですが、どんなに効率良く、効果的な勉強をしようが、
『物理的な』時間を、前回より少なくして、前回以上の効果を
得ようとするのは、あまりにも無謀すぎます。


ある意味、その時点で期末テストは諦めていて、
最低限、中間テストと同じくらい、悪くても、
赤点を取らないと考えているのと同じになります。


皮肉なことに挽回が必要な方ほど、そうした傾向になり、
挽回の必要ない方ほど、中間テストの反省を活かし、
“少なくとも”中間の時よりは時間をかけることが多いです。


こうした意識や実際の行動の『格差』が、
勉強、学力の格差となっていき、最終的には
進級・進学の合否の『格差』になっているように思われます。


時間が無く、“忙しい”のかもしれませんが、
与えられた時間は平等、公平にあるわけですから、
どんな『言い訳』をしようとも、やらないはもちろんのこと、
出来ないあなたが『悪い』と、点数、成績が物語って
しまうことになります。


そして今や、この問題は、学校・先生の指導教育で
解決することなく、『ご家庭』の問題として、
自己判断、自己責任を求められています。


厳しいように感じられますが、
昨今のパワハラ・アカハラなどの問題で、
『何も言えなく』なった以上、自分で、ご家庭で、
気付いてもらうしかなくなっています。


記録されていく成績は無情にもその証拠となって、
進級・進学できないことの証明になります。


一昔前までは、テストだけは(点数を)落とさないとして、
瞬発的な集中力を発揮される方が多かったですが、
今は、事前事前に発揮しないと間に合わない方が
増えてきています。


期末テストまでの残り日数、時間を大事に使って、
対応されることをオススメします。


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~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

多くの私立校・中高一貫校で、2020年度に向けて、
本格的に改革が始まった今年は、『結果』を待っていて、
何とかなることは少なくなっていくことでしょう。


むしろ、そういった方を淘汰するように、
進級・進学できないことが早め早めに
決まっていくことになると思います。


ある意味、“たかだか”学校の勉強、テスト、成績“ごとき”のことで、
人生を翻弄される、進路を決められるなんて、馬鹿馬鹿しいことだと
言うこともできますが、通っている私立校・中高一貫校で、
『皆と一緒に』進級・進学していきたいと、言うのであれば、
最低限、その“たかだか”“ごとき”のことをやって、
進級・進学要綱の『基準』を満たすように、
『結果』を出さなければなりません。


昨今、そういった意識、覚悟がある方が少なくなってきたように
思えます。


昔であれば、何が何でも進級・進学したい、それこそ
進級・進学できなかったら人生の終わりだというくらいの
危機感をもって、『ヤバい』状況・状態にまで追い込まれたら、
学校の勉強を、宿題を、テストを、どうにかするという気迫、覚悟を
持った人が多かったように思えます。


しかし、今は、そんな危機感などどこ吹く風で、
それこそ、本当に、学校の勉強だけが人生を決めるわけじゃない、
自分には別の道を選ぶ権利があるという感じで、
飄々とされる方が増えてきているように見えます。


心の中は、そんなことはない、進級・進学したいと思っている、
勉強をテストを成績をどうにかしようと考えているのかもしれませんが、
『思う』『考える』『願う』だけで、行動に移しているようには
到底見えません。


若い皆さんは、行動として見えないから、やっているように見えないと
決めつけるなと思われるかもしれませんが、残念ながら、このことは
それこそ“たかだか”学校の勉強、テスト、成績“ごとき”のことだけでなく、
将来・未来、夢といったものでも、さらには社会に出てから、
仕事をし始めてからも、多くのことで、『そう』見られるように
なります。


学校の勉強だと、それが数字・数値として『結果』が見えやすいから、
多くの方が口を出してきますが、そうでない場合は、口は出さないですが、
冷ややかな目で呆れるという風に扱われるようになっていくでしょう。


最終的には、学校の進級・進学と同様、排除されることに
なりますが、学校の進級・進学、勉強よりも『長い目』で
見てもらえる、待ってもらえることはありませんので
気を付けて下さい。


学生時代は、この夏休みなどがわかりやすいですが、
長い目で見てもらえる、待ってもらえます。


しかし、その期間にあぐらをかいていると、
学生時代を終える時に、一気にツケを払わされることに
なります。


私立校・中高一貫校においての進級・進学問題は、
その典型となります。


先々のことをよく考えて、事前事前の対応が出来るように、
しておくことをオススメします。


最後に、宣伝となりますが、中高一貫校生専門塾アルファでは、
この夏休み前半の7月に、夏期講習(前半)を行います。


以下、ご検討頂ければと思います。

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   中高一貫中学・高校生 2019年夏期講習(前半)
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【日時】

  7月8日(月)~7月13日(土) テスト復習、夏休みの宿題事前対応授業

  7月16日(火)~8月10日(土) 夏休みの宿題対応授業

  平日 15:00~22:00 (※10:00~も可)
  土曜 13:00~21:00

 ※時間数×日数(日数はご希望に合わせて決定)の授業となります。
 ※ご要望に応じて、2日間1.5時間ずつ、
  3日間1時間ずつなど時間を分けての受講も可能。


【内容】

 ☆1対1の個人指導☆

 学校の夏休みの宿題を教材に、1学期範囲の総復習。基礎学力の確認・向上。
 夏期講習前半は、期間中に宿題を終らせること、その宿題を用いて、
 1学期の総復習、基礎学力の向上を目標とします。

 ※塾からの宿題は一切出しません。学校の宿題を期間中に終らせることを絶対とし、
  宿題が終って余裕がある場合にのみ、塾から基礎学力確認テストや
  生徒の負担にならない程度の宿題を出します。 

 ※宿題が終わり、1学期範囲の総復習、基礎学力の確認ができた生徒は
  その時点で講座を終了となり、後半の夏期講習に備え、休養・休暇をして下さい。

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 期末テストの結果、夏休みの宿題と教科書を必ず持参して下さい。
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【教科】

 主要5教科(数学・国語・理科・社会・英語)の夏休みの宿題。
 ※5教科以外の宿題のご相談にも対応致します。


【お問い合わせ】

 詳細は塾のHPをご確認下さい。



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  ┃通┃┃塾┃┃生┃┃募┃┃集┃┃中┃
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立教専門塾池袋栄冠ゼミ


公立・私学中高一貫校生専門塾アルファ


自習空間シリウス(時間制自習室)


【住所】
東京都豊島区西池袋5-8-9 藤和池袋コープ2F(地図


【TEL・FAX】
03-6912-7063


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