栄冠ゼミ (著)、220円(税込) 私立校・中高一貫校生の受験休みの勉強の仕方を紹介
昨日と似たような内容になりますが、
お子さんを私立校・中高一貫校に入学・進学させた親御さんは、
“親御さんの”進級・進学に対する考え、覚悟を、お子さんに伝えておくことを
オススメします。
といっても、お子さんを“わざわざ”私立校・中高一貫校に
入学させたということは、高校・大学に進学してほしい、
するべきだとお考えの方が多いかと思いますが、
進学“出来なかった”時、そして、各学年各学期の
『記録』された『結果』が、(進級・進学に)問題があった時、
どうするのか、の考え、覚悟を、言われている方は少ないと思います。
“そんなこと(進学出来ない)”
「なって(経験して)みないと、わからない」と、
まだ十数年ほどしか生きて(経験して)いない子供達が、
こじらせる、その先の対応・対策を考えないのは、
致し方ないことかもしれませんが、様々な経験をして、
学んできた、生きてきた、大人である親御さんが、
“限りある”『時間』と『機会』の内で、
『記録』された『結果』で、その積み重ねで、
合否が決まること・ものに対して、
「なって(経験して)みないと、わからない」と、
考えられるのはいかがものでしょうか。
昨日も書きましたが、学校の勉強、そして、その『結果』は、
『やる気』や『時間』が解決してくれるもの・ことではなく、
“具体的に”「行動(対応・対策)」しない限り、
解消・解決(好転)することはありません。
ですので、“限られた”『時間』と『機会』の内で、
『記録』された『結果』で、その積み重ねで、
“進級・進学の”合否が決まる私立校・中高一貫校では、
『進級・進学“出来ない”』となるのは、
「なるべくして、なった」結果となります。
そこで、まず、進級・進学出来なかった時の、
親御さんの『考え』、『覚悟』を決めて下さい。
留年させるのか、転校するのか、受験するのか、
留学させるのか、就職させるのか、浪人させる(を許す)のか。
子供の将来・未来に口を出すのは、干渉するのは、
いかがなものかというのが、今の風潮かもしれませんが、
記録される結果で進級・進学の合否が決まる
私立校・中高一貫校では、口を出す、干渉するのが、
遅れれば遅れるほど、進級・進学を、さらには、
基礎学力、知識を取り戻す、取り戻すのが、
『現役』では、“間に合わなく”なります。
ですので、“このままでは”進級・進学出来そうにない、と、
具体的な数字・数値で示された時点で、この最悪の状況・状態に
なることを、想定した上で、『親御さん』が、
どう『考え』、『覚悟』するのかが問われます。
これを考えない、覚悟しないで、、
(やる気になれば)何とかなるでしょう、
(この不安や危機感は)時が解決してくれると、
問題を先送り、後回しすればするほど、
事態は悪化していくことになります。
これは、残り『時間』と『機会』が限られていくことに、
加えて、学校の勉強(学問)の特性、わからない、
できないままでは、先に、上に進めないということから、
どんどん、“追い込まれていく”ことになります。
さらに、部活動、特に運動部ともなれば、
学年が上がるほど、レギュラーになったり、
試合に出る回数が増えたり、最終的には、
『進学の合否が決まる三年次二学期』前の、
“三年次一学期”には、最後の大会・コンクールがあるため、
状況・状態はもちろんのこと、何よりも『時間』が、
圧倒的に足りなくなります。
それでも、『短時間で効率良く』『文武両道』をやれる、
出来ている方もいるため、自分も、うちの子も、と
思われるかと思います。
“そう”思うのは仕方ないことかもしれませんが、
何度もうるさく書いていますが、「ソレ」を
挑戦出来る『時間』と『機会』は限られています。
無限の時間と機会があって、やる気になれば、願えば、
何度でも挑戦できるのであれば、良いのですが、
残念ながら、学生時代の時間と機会は、無限にありません、
有限です。
そして、『記録』された『結果』で合否が決まる
私立校・中高一貫校では、さらに、進級・進学の
条件、基準、条項があり、それを、満たせなければ、
「満たせることが出来ない」=残りのテスト、成績で、
挽回できないとなれば、進級・進学出来ないということが
決まります、決まってしまいます。
何度もうるさいかもしれませんが、これは、
「やる気」や「時」が、解決・解消できるものではない、
ということになります。
ですから、進級・進学に問題となる『結果』が、
「記録」されてしまった時から、進級・進学出来ない
可能性が“つきまとう”ことになります。
これが、昨日書いた、「不安」や「危機感」となります。
ここで、親御さんの進級・進学に対する『考え』『覚悟』、
つまり、お子さんが進級・進学“出来なかった”時の、
想定、対応・対策を考え、覚悟し、お子さんと話し合い、
きちんと親御さんの『考え』『覚悟』を伝えておく必要があります。
でなければ、お子さんは、親御さんを“見習って”、
(やる気になれば)(その場その時を取り繕っていれば)
何とかなるでしょう、時が解決してくれるでしょうと、
思われることでしょう。
非常に残念なことではありますが、この日本においては、
実際に、“そう”しても、中学3年生まで進級出来てしまいますので、
その考え、思いからくる、言動、態度、姿勢を、続けられます、
中学3年進級時まで、そして、三年次一学期、二学期までも。
その結果は、わかると思いますが、これが、
「なって(経験して)みて、わかった」の、
「なるべくして、なった」結果、結末となります。
その最終形の『想定』が出来れば、当然、
“そう”なった時、どうするのか、
考え、覚悟していなければ、『後悔』する、
それも、『記録』される『結果』で、
“受験無く”高校・大学に進学出来る
私立校・中高一貫校の場合は、
「あの時、やっていれば、
(自分を、行動を)変えていれば」の思い(後悔)と、
同じ時、環境を過ごした多くの友人知人、クラスメート達が、
『自分(お子さん)“も”歩むはずだった、
理想の高校・大学生活、時代』を見せつけてくることになります。
こう書かれれば、お子さんに、“そういう”経験をしてもらいたい、
むしろ、してほしい、させたい、などとは思わないことでしょう。
であれば、どうするのか、どうすべきか、
親御さんの『考え』と『覚悟』が問われることになります。
そして、最終的に、進学出来なかった時の『考え』『覚悟』を
お子さんに伝えるとともに、各学年各学期で、
『記録』される『結果』が出た時においても、
親御さんの『考え』『覚悟』を明確に、明文化しておくことを
オススメします。
記録された結果で、“その”積み重ねで、
合否が決まるということは、その一回一回の結果においても、
当然、対応・対策が求められることになります。
学校の勉強で、『平常点』『定期テスト』で、
点数・成績が落ちる主な原因は、どの学校、学生でも
大体以下の4点でしょう。
部活動、スマホ、習い事、趣味・やりたいこと。
これらを制限する、禁止することは、教育虐待だ、
将来・未来に悪影響が出る、さらには、
これらを制限、禁止したところで、
勉強するとは限らない、といった、
ご意見はあるかと思いますが、
これらは、『時間を消費する』もの・ことであり、
過激な表現をすれば、貴重な学生時代の『時間』を
“無駄に”奪うもの・ことだと言うことが出来ます。
学生時代に費やした部活動、スマホ、習い事、
趣味・やりたいことが、将来・未来、さらには、
その方の人生、人性、人格形成にどう影響するかは
わかりませんし、測りかねますが、今、この瞬間、
『時間』を奪っている、少なくとも、ソレ、それらを
“やっている限り”、その『時間』は、勉強するという
可能性、選択肢を“失っている”“奪っている”ということが出来ます。
親御さんは、このことを、よく考えて、
通っている私立校・中高一貫校での、
限られた“残り”『時間』と『機会』で、
『記録』される『結果』をどうするのか、
どうしていくのか、親御さん“の”考えと覚悟を、
お子さんに伝えることをオススメします。
そして、それは、“口頭”ではなく、
きちんと明文化し、書類・紙に記録して、
親御さん“も”都度確認出来るようにして下さい。
各学期の結果が出た時もそうだと思いますが、
“口頭”の約束や決意、決断は、“忘れます”。
大人でも、相当気を付けておかないと、
数日、数週間で、忘れる、覚えていないと
なるでしょう。
さらには、言った言わない、
“そういうつもり”で言っていない、
聞いていないと、もめる原因となるでしょう。
どういう結果になったら、部活動を、
スマホを、習い事を、趣味・やりたいことを、
どうするのか、長期休み期間、次の学期、
次の結果が出るまでの間、いつまで、
どういう結果になるまで、と、決めて、
親御さんの『考え』、『覚悟』を示して下さい。
もちろん、その時に、改めて、「進学」に対する
『考え』、『覚悟』を、再検討して、必要であれば、
進学出来ない時の対応・対策を、変更・修正しておくことも
オススメします。
具体的な結果が出れば、そして、残り『時間』と『機会』が
少なくなればなるほど、“その”変更・修正が
必要になってくることでしょう。
これを、この対応を、後回し、先送りにすればするほど、
「なって(経験して)みて、わかった」の、
「なるべくして、なった」結果、結末に、
進んでいくことになります。
長々とうるさいことかもしれませんが、
通っている私立校・中高一貫校で、
“落ちこぼれた”果てに、進級・進学出来ずに、
学校を追い出される、去ることにならないように、
よく『考え』て、『覚悟』を決められることを
オススメします。
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