「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

日本における「管首相という禍(わざわい)」について

2011年08月04日 | 「立憲民主党の闇」
思いがけなく禍に遭う事を「奇禍(きか)」と言います。

まさに現代日本は、管首相という市民ゲリラ出身の総理と遭遇し、日々突然の行政指導テロ行為を受けていますので、管首相そのものが日本人における奇禍、トラブルメーカーと言えます。

ただし、思いがけずとは言え、管首相誕生には、政権党となった民主党内の代表選挙という手続き上の明確な意思決定を経ている以上、ほぼ「人災」と言えます。

確実に昨年、管首相を生みだすプロセスがあったのです。

いま、管首相の責任を問う声が圧倒的に多いわけですが、共同責任が、管首相誕生に一票を投じた国会議員にはあると考えるのが妥当です。

まずこのことを前提として、あらためて言及したいのが管首相の掲げた「最小不幸社会」実現という政治目標です。

なぜなら、冷静に考えれば考えるほど、この「最小不幸社会」とは、とんでもない大前提が必要だったことに気づくからです。

要は、「町中の多くの人が不幸のどん底にいる」「生活に困る多くの人が社会に蔓延している」という大前提があるからこそ、「少しでも不幸な人を減らしたい」「できれだけ今より不幸でない人を創りたい」という目標の妥当性が出てくるのです。

基準はあくまでも不幸な人です。

もう何回もこのブログで指摘させていただいていますが、「幸福な人を創ろう」「多くの人を幸福にしよう」とは一言も言っていないのです。これは単なる言い換えではありません。

さて以下の状況を思い起こしてください。

東日本大震災が起きて、避難生活を余儀なくされる日本国民が数多くいます。

商業左翼メディアによる報道が生んだ風評被害も含み、放射線被ばくに関する社会不安も増幅し、農作物も畜産事業も壊滅的な打撃を受けています。

65年前の焼け野原の戦後に近い200万人に上る生活保護給付者が存在します。

今後、新規に原子力発電行政を規制の対象にする省庁が誕生する予定で、原発開発技術を持っている日本企業はどんどん海外に出ていきます・・・来年全ての原発が止まっても、直ちに再生エネルギーが代替するわけでもないのに10年、20年と高い電気料金を払う電力統制時代がやって来ます。実質的な増税といっしょです。

どうでしょうか。管首相の掲げる政治目標の実現にきわめて忠実に外部環境が整ってきているわけです。

不幸な人が日本の町中に満ち溢れているわけです。

歴史上まれにみる悪政、国民を不幸にする政治がおこなわれているのです。

それもこれも管直人という政治家に内閣総理大臣の権限を与えた人たちがそうさせたのです。

●2009年夏、民主党に一票を入れた有権者

●2010年9月、民主党代表選で、管直人氏に一票を投じた国会議員

●2011年6月、管内閣不信任案の否決票を投じた国会議員

それぞれの選択、政治的意思決定が生んだ人災がいま日本にはびこっています。

避けたいなら、次の選択行動を取ることです。

●何があろうと今度は管内閣の不信任決議に可決票を投じること。

●民主党代表選で次世代のリーダーを選ぶこと。
(もしかすると「やけっぱち衆院解散」になったら、直ちに以下に移行)

●総選挙で何があろうと民主党の候補者以外に投票すること。

きわめてシンプルですので必ず実行いたしましょう。

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