「世直し太郎」の政局斜め読み

偏向マスメディア報道の本質を直観力で読み解き、内外の話題を大胆に斬っていきます。とりわけ大中華帝国主義許すまじ!です。

日本政府は中国民主化「北京無血開城」へのシナリオ作りは完璧か!

2013年06月19日 | 中国共産党問題
「中国を民主化すべきである」

と声高に叫ぶ事は大切です。確かに正論ごもっともです。

ただし、現実はノーベル平和賞受賞者の劉暁波氏でさえ政治犯として投獄し、その親族さえ拘束してしまうような政治体制を、国連を中心に誰も阻止できていないのですから、民主化に向けて他国が何が出来るかは周到な準備が必要でしょう。

少なくとも、

「中国内で動きを封じ込められている民主活動家や支援するメディア・軍関係者と太いパイプがあるのか」

「中共政府当局に絶対に感知されないでその民主活動家や支援するメディア・軍関係者と連絡を取り合う事が可能なのか」

「中国民主化に向けた諜報活動、情報宣伝工作は世界中で周到に行われているのか」

「世界中に拡散している中国民主活動家を束ねる組織活動を展開しているのか」

「敵の敵は味方、中国包囲網の外交政策は完璧か」

「親中国への分断作戦、陽動作戦は実行できているのか」

「中国公民への世論形成を扇動できる仕組みを開発出来ているのか(ポイントは中共政府への情報公開への圧力です)」

「中国民主化の手法は、理想的なソフトランディング(中国共産党解党宣言:北京無血開城)か、はたまたハードランニング(中国公民暴動もしくは人民解放軍内戦支援)を強いられるのか

「中国民主化後の議会制民主主義移行に向けた体制づくり支援は可能か」

ザクっと考えても、本当に中国共産党による一党独裁体制を終焉させたいなら、こういうシナリオ作りを終えて、軍事行動と同じレベルで実行機会を狙えるタイミングが見えてこない限り、簡単には中国民主化は実現しないでしょうね。

ぜひ日本が主権国家として生き残るために、日本政府にはお願いしておきたいと思います。


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