「世直し太郎」の政局斜め読み

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田中文科相は「大学のあるべき姿」をどこまで論じられるのか!

2012年11月09日 | 「立憲民主党の闇」
田中眞紀子文部科学大臣に謹んでご進言申し上げたい!

大臣が「大学の質を問う」と言うのなら、国立大学である東京大学や京都大学などノーベル賞受賞者を輩出している大学が日本にあるにも関わらず、なぜ世界最高峰の大学として国際社会の中で認知されている大学が少ないのか。その本質に言及してもらいたいものです。

さらには、個々の研究者の学術論文の審査基準のように「新規性」を伴う新たな学術分野の新領域に既存大学がどれだけ果敢に挑戦しているか。その実態を正確に把握しているのか。前例のない分野に含みこんで研究している内容に何があるのか。

民間企業と同じような事業採算性検証のフィージビリティ・スタディというようなアプローチで、大学経営を検証することが文部科学省の官僚で出来るのか。

大学教授陣へのファカルティ・デベロップメント(FD)のような基準で、文部科学省が大学そのものをしっかりと評価し、指導できているのか。

単なる新設に伴う基準ではなく、既存大学の評価もしっかりと担保しなければならないでしょう。

これからの日本の最高学府である大学の普遍的な設置基準をたった2カ月の期間で抜本的に改めて決められるような天才・秀才がどれだけ日本にいるのか。

少なくとも公表されている文献データだけみても、だれがその基準を決める最適任人者なのか。

最適任者を選定できる見識眼をお持ちですか?

そもそも大学を指導管理できるような仕組みが文部科学省という省庁に必要なのか!

田中眞紀子文部科学大臣には、どうぞ近日中に文部科学省から記者会見を行い、はっきりと明言していただきたいものです。

田中眞紀子文部科学大臣に謹んでご進言申し上げます。

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Times Higher Educationの世界大学ランキング2012-2013が発表されました

http://blogos.com/article/47850/

英教育専門誌、タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は3日、今年の「世界大学ランキング」を発表した。上位200校に入った日本の大学は5校と昨年と同数で、東京大が27位(昨年30位)とアジア首位の座を守った。

東大以外で上位に入った日本の4校はいずれも昨年から順位を落とし、国際化を進める韓国や中国の躍進が目立つ中で「日本全体としては憂慮すべき結果」(同誌)となった。

近隣国では、韓国のソウル大が昨年の124位から59位に躍進。29位のシンガポール国立大、46位となった中国の北京大など順位を上げる大学が目立った。同誌は「高等教育の勢力分布が欧米からアジアにシフトしている」と分析した。

東大以外の日本の4校は、京都大が54位(同52位)、東京工業大が128位(同108位)、東北大が137位(同120位)、大阪大が147位(同119位)。

トップは昨年に続いて米カリフォルニア工科大。2位は英オックスフォード大と米スタンフォード大が同順位で続くなど、上位10校はすべて米英の大学だった。

ランキングは研究論文の引用頻度やスタッフ1人当たりの学生数など13の要素を基に順位を付けた。


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