いよいよ内戦状態が続くシリアに対して、ライス米国連大使は、「安保理の枠を超えた行動を取るしかない」との発言をしました。
要は、安保理でシリアへの非難決議に難色を示すロシアを強力にけん制し、安保理の手続きを経ない武力行使に明確に言及したわけです。
こうなればもう、あのイラク戦争以来9年ぶりに、中近東に本格的な火種が誕生します。米国は本気でやる気です。
なぜなら、米国大統領選挙前に、現政権支持を固める最大のカードが「有事カード」だからです。おそらく8月までには行動に移すと考えます。
ということで、いざとなれば安保理常任理事国による手続きを経ない軍事介入が許されるなら、本当に国連安保理は機能するのか、やはり第二次世界大戦の戦勝国がいまだに実権を握る世界の実態にあきれるのは私だけではないと思います。
要は、安保理でシリアへの非難決議に難色を示すロシアを強力にけん制し、安保理の手続きを経ない武力行使に明確に言及したわけです。
こうなればもう、あのイラク戦争以来9年ぶりに、中近東に本格的な火種が誕生します。米国は本気でやる気です。
なぜなら、米国大統領選挙前に、現政権支持を固める最大のカードが「有事カード」だからです。おそらく8月までには行動に移すと考えます。
ということで、いざとなれば安保理常任理事国による手続きを経ない軍事介入が許されるなら、本当に国連安保理は機能するのか、やはり第二次世界大戦の戦勝国がいまだに実権を握る世界の実態にあきれるのは私だけではないと思います。