日本政府は鳥インフル「人から人感染」対策が急務だ！

これは別に近未来SFパニック映画の一場面ではなく現実の話です。

人から人へ感染する強力な病原菌が、海外渡航者を通じてあっという間に世界中に拡散してしまうのは確率論として「すぐ目の前の現実」でもあります。

それが証拠に家禽類との接触のなかった台湾人が鳥インフルエンザの感染者になり、感染ルートが中国本土から台湾に広がった段階で、いよいよ次の段階に入ったとみて間違いないでしょう。

感染ルートを未然に押さえ込めずに、結果的に拡散している現実があるわけです。もう膨大なワクチン開発と供給の時間の争いになってしまっています。

WHOも「人から人感染」を否定できないのですから、日本政府も、もう一段踏み込んだ「中国本土への渡航禁止」「在中邦人の日本帰国」を促す段階が近いでしょう。

パンデミック（爆発感染）をいたずらに恐れるより、未然防止のための防疫体制を速やかに強化していただきたいと思います。