中野笑理子のブログ

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いよいよダメかな

2017年10月26日 | 日記
スマホのタッチパネルの反応がおかしいな、と思いながらもなんとかだましだまし使っていましたが、とうとう特定の文字や特定の場所のタップ反応が出なくなったり反応しなくなってしまいました。
かかってきた電話の応答も何度押しても反応せず、出られない。
修理といってもすでに生産終了している2年以上前のモデルなので、いっそ新機種を購入したほうが早いかもしれません。
カスタマイズと慣れのストレスを軽減するためにずっと同じメーカーの機種を使っていますが、それでも複雑になってゆくばかり。
会社の人もエクスぺリアからアイフォンに機種変更してから、慣れない慣れないと言いながら間違ってショートメールやLineを送ってきたりしていました。
ショップでの手続きも長時間化してきて、終わったらグッタリ疲れてしまう。
昔のガラケーが懐かしい。
それならいっそスマホ持つのやめよう、と言いたいところですがそうもできない自分が悲しい。
このさき年齢を重ねて視力も聴力も衰えていきますが、将来行政の申請や年金の手続き等がすべてIT化されてスマホや端末でしかできなくなったりしたらどうしよう。
しかも相手は役所の役人でなく、すべてAI搭載の機械だったら。
スマホを自由自在に操ってブログをしている高齢者の方もいるにはいらっしゃいますが、一方携帯でメールも打てない、いや携帯自体を持っていない、そんな方もまた多いです。
経済格差ならぬ情報格差というか、高年齢者の生活機能水準格差が顕著になるのではないかしら。
そんな漠然とした不安を感じつつ、ショップへの予約を入れるのでありました。

愛にもいろいろあるけれど

2017年10月25日 | 日記
愛……と言っても、いろんな愛がございます。
恋愛、親愛、博愛、偏愛、愛憎、熱愛、家族愛、親子愛、兄弟姉妹愛、師弟愛、クラブ「愛」。
そんな愛をテーマにした本屋さんがあるらしい。
小説、マンガ、エッセイ、写真集に詩集などすべて愛をテーマに扱ったものばかりを集め、書店員が1対1でその人にピッタリの愛の書を選んでくれるという。
東京は新宿、歌舞伎町なるところにその書店はあるそうな。そして書店員は皆現役ホスト。
書籍はそれぞれ「黒いLOVE」人の闇やダークな部分、「赤いLOVE」純愛・家族愛、「ピンクのLOVE」官能・エロティックの3つに分けられている。
「今日はどのような本をお探しですか?」ではなく、「今日はどのような愛をお探しですか?」と客を口説く、もとい本を勧める。

なぜこのような書店ができたのかというとこのお店のオーナー曰く、自分が経営しているホストクラブのホストの教育のためだという。
歌舞伎町のホストは歌舞伎町から一歩外へ出ると教養・常識・社会性のなさから社会で通用しない人が多く、本を読むことでそれらを身に着けて欲しいと言っていた。
歌舞伎町にもホストクラブにも行ったことはないのだけれど、歌舞伎町のホストはONE PIECEしか読まないとも言っていて驚いた。
昔、銀座のママや売れっ子ホステスさんはお客様との会話のために朝刊は最低5誌は読んでいると聞いたことがあるけれど、ホステスとホストは違うのか、それとも今はそういう時代ではないのか。

本屋で書店員に購入する本を選んでもらったことはないけれど、こういう本屋が近くにあったらとりあえず行ってみると思う。
自分では絶対選ばないような本を勧められても新たな面白さに出会えるかもしれないし、そこから自分の知らない世界が広がるかもしれない。




風邪ひきのどじょうすくい

2017年10月24日 | 日記
実家をあとにして建物の外に出ると、霧のような細かな雨が音もなく夜空から落ちてきていました。
傘を取りに実家へ戻ることもできますが、寝た子ならぬ寝た母を起こしてしまう危険性があります。
そうなると傘だけ取ってハイサヨウナラ、というわけにはいきません。
また靴を脱いで上がり込み、母が機嫌よくお休みになるまで付き合う羽目になってしまう。
さりとて春雨じゃ濡れて参ろうという訳にもいかず、どうしたものかとガラスドアの前で立ち止まり考える。

真っ暗な外と明るい建物内を隔てたガラスの扉は鏡のようになっていて、そこにはひとりの女が映っていました。
ガラスに映った疲れ顔の自分を見て、オッと閃きました。
肌寒いけれど本格的なマフラーはまだチト暑いので、縦折りにした手拭いを首に巻いていたのです。
それを広げてほっかむりにしました。これくらいの雨ならこれで充分しのげそうです。
昨日から喉が痛くマスクをしているので、風邪ひきのどじょうすくいのような格好で実家から自宅まで小走りに帰りました。

人通りも少なくすれ違う人もない夜道を急いでいるともうすぐ自宅という所で、わんこの散歩やゴミ出しの人とすれ違い、そのたびに皆ギョッとした顔でこっちを見ます。
決して怪しい者ではありません、とアピールするかの如くこんばんわっと明るく挨拶したものの返ってくるのはつぶやくような「こんばんは」。
そして建物の中へ入ると、いつもなら誰とも乗り合わせることもないエレベーターにも待っているスーツ姿の先客が。
顔もお名前も存じませんが、同じ建物に住んでいる人に間違いない。
いやぁ雨で……と照れ笑いをしながらほっかむりを取ることもできましたが、敢えてしませんでした。
もう何もかも隠したい、隠させて、という気持ちでした。
玄関のドアを開け家に入ると、私の格好を見て夫は言いました。
キャディさん、7番アイアン取って。


補冬

2017年10月23日 | 日記
台風が通り過ぎた後の朝、バス道は緑色の絨毯を敷き詰めたように、道路の両脇の木々から昨日の強風で吹き飛ばされた葉っぱで覆い尽くされていました。
しかも道路全体が川のように水が溜まっているので、それらは水面に浮いた状態で朝日に輝きキレイなのですが、バスはノロノロ徐行運転。
途中には根こそぎ倒れた樹もあって、いつもの道がちがう町のようでありました。
駅に着いたら電車は遅延していて、ホームにはいつも以上の人出で混雑していた月曜日の朝でした。
久しぶりに見る朝日が眩しく空は晴れて気持ちもすがすがしい朝でしたが、お昼間日差しがあっても風は冷たい。
秋ももうすぐ終わりのようです。
立冬はまだ少し先ですが、そろそろ心身ともに冬に備えておかなければいけないなぁと思ったのでした。

台湾では寒い冬に備えて補冬(ポータン)という習慣があるそうです。
日本でいう土用の丑の日に鰻を食べるようなものなのでしょうか、その時に食べる代表料理があるそうです。
麻油鶏(マーヨーチー)という料理で、熱したごま油に生姜のスライスと鶏手羽を入れてこんがり焼いたところへ酒、塩胡椒、水を加えて煮込むだけらしいのですが、なるほどこれは身体が温まりそうです。
早速作ってみようかと思いましたが、実家を出てそこからスーパーへ鶏手羽を買いに行く元気がなくて今夜は諦めました。
近いうちに作ってみようと思います。


台風で大活躍

2017年10月22日 | 日記
午前中は実家へ投票所へ買い物へ。
午後からはまた実家への往復。
傘だけだと胸から下はずぶ濡れになってしまう雨風の中を、大活躍してくれた。
玄関のドアを開けたとたんに吹き込む雨風を防いでくれる。
保温機能もあって、この台風接近中でも雨にも濡れず寒さも感じず行動することが出来ました。
顔が濡れるのは仕方がないけれど、傘をさせば鬼に金棒さ!

モノにもよるけれど、3,000円を超えると高いと感じるケチな私にとって、4,000円を超えるそのお値段は丁か半かの勝負に挑むような気持ちがあった。
テロテロペラペラの中国製。100均だったら……と思うと、かなり高い買い物だったのです。
今回の台風はかなり大きく強力で、暴風域にも入っていないのにこの風の強さ。
こんな日に使わずしていつ使う?

そんな訳で、久々に引っ張り出して大活躍をしてくれた。
いやぁ、御見それしました。
そんなに高い買い物でもなかったかもね。
何なら、家族用にもう1枚買っても良いかも。
そんな風にまで思わせてくれたのです。

ありがとう!
レインポンチョ!!