11月9日(木) 曇りときどき晴れ
1970年3月末、私と弟は父に連れられて大阪万博に行きました。まず東京の親戚の家に一泊、翌日初めて新幹線に乗って京都へ行き宿泊し、その翌日京都から万博会場へはバスで行った記憶があります。
ものすごい人出でしたね。お目当ての「月の石」には近づくことができず、持参した双眼鏡で遠くから覗きました。リアルで見る月の石は感動的でしたね。隣にいた知らないおばさんにその双眼鏡を貸してあげたら同じく感激して、非常に感謝されました。
それから55年後の再来年に再び大阪で万博が開かれる予定ですが、逆風が荒れ狂っていますね。私は、前回を経験してある程度夢をもらったような気がする私としては、世間よりも肯定派ではあります。
しかしながら、膨れ続ける予算など具体的なニュースを突き付けられると、こりゃひでーなと思わざるを得ません。
まず、当初の予算が1250億から2350億とほぼ倍になった件について。とあるメーカーの設計担当だった私は、担当製品の製造コスト見積が予定を超えたら営業から激しく怒られて、涙を拭き拭き鉛筆舐め舐め設計変更して、円どころか銭単位で各パーツのコストダウンをやったものでした。
これが、万博だと「約2倍になりました」「そうですか、では税金で」で済んでしまうところがある意味すごいです。コストダウン努力なしとはうらやましい限り。
2350億円の約15%を占める「リング屋根」も批判の槍玉に挙がっていますね。直径615mのリング状の木造日除けなのだとか。日除けの意味しかないのなら少しは安くできそうな気もしますが、350億円とはどこのだれかがマージンを取っているのでしょうな。まあ、アベノマスクの400億超よりはマシとも言えますが。
おそらく万博のシンボル的な意味もあるのでしょう。何しろ目玉がなさそうですからね。そこで1970年のシンボルである「太陽の塔」を調べてみたところ、総工費約6.3億円とのことでした。物価が違うので換算してみます。当時ラーメン1杯は100円強だったように思いますが現在は平均800円程度ですから、当時から物価は7~8倍になっています。ということは当時の6.3億円は現在の45億円相当になります。それに比べても350億円はベラボーですな、ブラボーではなく…
それに、リング屋根は万博終了後に解体するのだとか。太陽の塔は今でも残って周囲は万博記念公園になっているのに比べるとトホホです。ああ、もったいねーなぁ。
今更設計変更できないから国民の税金をじゃんじゃん使って作ってしまうのでしょうが、せめて永久に残して、リングの下と上にジョギングコースでも作ればいいのではとも思います。円形だから走っていると飽きてくるかもしれませんが、2kmだと周回コースとしては適当ではないでしょうか。
真面目な話、予算の膨れ上がった分は、閣僚、維新、経団連の「身を切るクラファン」で集めりゃいいのではと提案します。
******
昨日から古い(けれども結構高級な)マイ自転車の整備を始めて、今日はそれ用のタイヤを買いに藤沢に行ってきました。朝、安い新品(型落ち品ながら)をウェブサイトで見つけ、それがたまたま藤沢の店だったので走って行って即購入したのです。シューズで例えると、ヴェイパーフライ4%の売れ残りが5000円で出ていたので迷わず買ったといった感じでしょうか。
タイヤは2本必要なのであと1本探さないと。
ラン資金 -23983円
月間走行距離 124km
年間走行距離 3556km
1970年3月末、私と弟は父に連れられて大阪万博に行きました。まず東京の親戚の家に一泊、翌日初めて新幹線に乗って京都へ行き宿泊し、その翌日京都から万博会場へはバスで行った記憶があります。
ものすごい人出でしたね。お目当ての「月の石」には近づくことができず、持参した双眼鏡で遠くから覗きました。リアルで見る月の石は感動的でしたね。隣にいた知らないおばさんにその双眼鏡を貸してあげたら同じく感激して、非常に感謝されました。
それから55年後の再来年に再び大阪で万博が開かれる予定ですが、逆風が荒れ狂っていますね。私は、前回を経験してある程度夢をもらったような気がする私としては、世間よりも肯定派ではあります。
しかしながら、膨れ続ける予算など具体的なニュースを突き付けられると、こりゃひでーなと思わざるを得ません。
まず、当初の予算が1250億から2350億とほぼ倍になった件について。とあるメーカーの設計担当だった私は、担当製品の製造コスト見積が予定を超えたら営業から激しく怒られて、涙を拭き拭き鉛筆舐め舐め設計変更して、円どころか銭単位で各パーツのコストダウンをやったものでした。
これが、万博だと「約2倍になりました」「そうですか、では税金で」で済んでしまうところがある意味すごいです。コストダウン努力なしとはうらやましい限り。
2350億円の約15%を占める「リング屋根」も批判の槍玉に挙がっていますね。直径615mのリング状の木造日除けなのだとか。日除けの意味しかないのなら少しは安くできそうな気もしますが、350億円とはどこのだれかがマージンを取っているのでしょうな。まあ、アベノマスクの400億超よりはマシとも言えますが。
おそらく万博のシンボル的な意味もあるのでしょう。何しろ目玉がなさそうですからね。そこで1970年のシンボルである「太陽の塔」を調べてみたところ、総工費約6.3億円とのことでした。物価が違うので換算してみます。当時ラーメン1杯は100円強だったように思いますが現在は平均800円程度ですから、当時から物価は7~8倍になっています。ということは当時の6.3億円は現在の45億円相当になります。それに比べても350億円はベラボーですな、ブラボーではなく…
それに、リング屋根は万博終了後に解体するのだとか。太陽の塔は今でも残って周囲は万博記念公園になっているのに比べるとトホホです。ああ、もったいねーなぁ。
今更設計変更できないから国民の税金をじゃんじゃん使って作ってしまうのでしょうが、せめて永久に残して、リングの下と上にジョギングコースでも作ればいいのではとも思います。円形だから走っていると飽きてくるかもしれませんが、2kmだと周回コースとしては適当ではないでしょうか。
真面目な話、予算の膨れ上がった分は、閣僚、維新、経団連の「身を切るクラファン」で集めりゃいいのではと提案します。
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昨日から古い(けれども結構高級な)マイ自転車の整備を始めて、今日はそれ用のタイヤを買いに藤沢に行ってきました。朝、安い新品(型落ち品ながら)をウェブサイトで見つけ、それがたまたま藤沢の店だったので走って行って即購入したのです。シューズで例えると、ヴェイパーフライ4%の売れ残りが5000円で出ていたので迷わず買ったといった感じでしょうか。
タイヤは2本必要なのであと1本探さないと。
ラン資金 -23983円
月間走行距離 124km
年間走行距離 3556km