うわごと日記

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井戸の茶碗。

2009-12-04 02:00:00 | 日常


このネタを書きそびれていた。
いずみ@「ごまうさぎ」女将のコネでチケット争奪戦不戦勝で行かせていただいた、11月3日の「笑福亭鶴瓶 JAPAN TOUR」。

他にも、嵐のファンクラブに入っててもチケットとれなかった人くさるほどいるのに、知り合いの嵐ファンにもとれなかった人がくさるほどいたため、「それならいっそ嵐のしがらみのないとこに」と、
かよちゃんがわたしら∞er姉妹を誘ってくださった嵐京セラドームとか、
関ジャニ∞の七月末の京セラドームとか、
8月の関西ジャニーズJr.松竹座夏公演とか、
書きそびれてるネタはいっぱいあるんですが


それにしても「急☆上☆SHOW」初回特典DVD付Bタイプ「ひとつのうた」、
京セラドームのときのを入れてくれたのは嬉しかったわー。
ツアーDVDが東京ドームのだったから、「ひとつのうた」んときの安のマイクのとこ、もう二度と見られないと思ってたのよー


あれ、亮ちゃんのマイクだったのがミソよねー。
大倉ンベリーのマイクだったら、前に立った途端、「あ、こら、あかん、無理」と、安、自分でマイクの高さ直してたはずだもんねー。
亮ちゃんのだったから、「ちょっと高いか。でも、ま、いーや」と思って、あの神展開になったのよねー


場所は、大阪城ホールとは川を挟んで対岸のシアターBRAVA!
シアターBRAVA!、去年の暮れ、たつよしのソロコンで行ったのが初めてで、この日が二回目。

この日の演目は。

笑福亭鶴瓶 私落語(※)「タイトル不明」(亡き母上との熾烈な騙しあいバトルの話
立川志の輔 創作落語「タイトル不明」(子供のテストをめぐる親と担任の話しあいネタ

(中休み) 

のときに、ホール売店でコーヒー買って飲んだ。すっごい美味しいコーヒーだった

立川志の輔 古典「井戸の茶碗」
笑福亭鶴瓶 私落語「青木先生」

※「私落語」 お母さんとの思い出話や高校時代のセンセの話とかを題材にした鶴瓶の落語について、鶴瓶にしか語れない語りようのない「私小説」ならぬ「私落語」だと、志の輔さんが言っていたので

鶴瓶の母上との騙しあいの話も、高校時代、鶴瓶が音頭をとってクラス全体巻き込んで、いかに青木先生を驚かせて「ピュー」という音をださせるか、の話も、志の輔さんのテストの答案ネタも、すんごい面白かったんですよ。
母上との騙しあいバトルの話なんか、鶴瓶が小さい頃の話で、聞いててその頃の家や町の様子がまざまざと浮かんだりするのも、すっごい楽しくて。

でも、なんといっても、志の輔さんの「井戸の茶碗」をナマで聞けたのがもう、嬉しくて、嬉しくて、嬉しくて。

志の輔さんを初めてナマで聞いたの、一昨年かその前の年か、いま日記検索してみたけど、
どうも最初に行ったのは日記を長々とさぼってた頃らしく、2007年8月の2回目のときのが一番古い。
おかしいな。
一回目のときのも、なんか書いた覚えがあるんだけどな。
って、「本読み月記」検索したらありました。初めて行ったのは、2006年8月だった模様です。

なんでも書いておくもんねー。

ともあれ、初めて志の輔さんの落語を聞きに行ったあと、
図書館捜してみたら、志の輔さんの落語のライブCD「志の輔らくご/両耳のやけど」全十巻がみつかったんです。

で、1巻から順番に借りてきて聞いたんですが、
4巻収録の「井戸の茶碗」が、中でもとりわけ、すんごい楽しかったんです。

中休みが終わり、志の輔さんが登場、
枕はなんだっけ? あったっけ?
いきなり正直者の清兵衛さんの「くず~ぃい~」から始まったんだっけ?

ともあれ「くず~ぃい~」を聞いた途端、
「井戸の茶碗」だーっ!!!ともう、嬉しくて嬉しくて嬉しくて。

町を流していた屑屋(紙くず専門の回収業者さん)の清兵衛さんが、きったない長屋の前で若くて品がよくてかわいらしいが身なりはいかにも貧乏そのものな娘さんに呼び止められる。
屑屋さんに用があったのは、娘さんの父親の浪人さん。
紙くずも出したかったんだけど、ついでに古い汚い小さな仏像も持ち出してきて、
屑屋さんには専門外のものなのはわかっているが、いま手元が苦しいからいくらでもいいから引き取ってほしいという。
頼まれて、とりあえず200文で引き取った屑屋さん。
しょい籠の一番上にその仏像を入れて歩いていたら、大名屋敷前でお侍さんに呼び止められる。
殿様のおともで江戸に出てきたばかりのお侍さん、自分の部屋の床の間に飾るものを捜していて、屑屋さんの籠の中の仏像に目を止めたらしい。
お侍さんは300文でそれを買う。
が、あんまり汚かったので、お湯と塩でその仏像を磨いてみたところ、仏像の台座の底に貼ってあった紙が剥がれて、中からなんと小判がざらざら50両ーっっっ!!!

普通なら、うっひょー、激ラッキ♪とそのままガメるところ、このお侍さん、律儀な人で、
その屑屋さんが再び屋敷の前を通るのをつかまえて、
自分は仏像を300文で買ったが、中の小判まで買った覚えはない、
この50両は仏像の元の持ち主に返すようにと、屑屋さんに預ける。
仏像の純利益の100文は売主の浪人さんと折半する気だった正直者の屑屋さん、
浪人さんはほんとに困窮の様子だったからさぞや喜ぶだろうと、いそいそと使いを引き受ける。

ところが浪人さんは、50文は素直に受け取ってくれたものの、仏像の中に入っていたものは買ってくれた人のものだと頑として受け取ってくれない。
お侍さんのところに戻っても、こっちはこっちで、中身の50両まで買った覚えはないと受け取らない。
50両を懐にお侍さんと浪人さんの間を行ったりきたり行ったりきたりした挙句、困りはてた屑屋さんは、住んでる長屋の大家さんに泣きつく。

泣きつかれた大家さん、50両を20両と20両と10両に分け、
20両はお侍さんに、
20両は浪人さんに、
10両は屑屋さん、あんたの取り分にしなさい、
それでどちらにも、この20両を受け取ってもらわないことには自分も10両を受け取れないのだとごねなさい、
とアドバイスする。

お侍さんはそういう事情ならと20両を受け取ってくれたが、
浪人さんのほうが、それでもなかなか受け取ってくれない。
ので、それではなんでもいいから浪人さんの持ち物をひとつ渡してくれないか、それを仏像を買ったお侍さんに20両で売ったということにしてくれないか、と提案、
浪人さんもやっと納得してくれて、ふだんお茶を飲むのに使っている古い茶碗を屑屋さんに手渡す。

屑屋さんはそれをお侍さんに渡し、またもやお侍さんはお湯と塩でそのお茶碗を洗う。洗ってるところにお殿様がきて、
お殿様と一緒にいた目利きの人が「それは関が原のおりに行方知れずになっていた『青井戸の茶碗』ではないか」と言い出し、お殿様がそれをご所望、
お侍さんからお買い上げになることになったのだが、そのお代がなんと300両ーっっっ!!!

ねー。
ねー。
景気のいい話っしょー。

帰ってかっちょに「どやった? 面白かった?」と訊かれて、
「志の輔さん、『井戸の茶碗』やってくれはってんー」
「それ、どんな話?」
この300両のとこまであらすじ話したら、大喜びして「聞きたい、聞きたい、わたしも聞きたいーっ!」。
さらにN塚長姉に「面白かってんー」と話して、
「志の輔さん、『井戸の茶碗』やってくれはってんー」
「それ、どんな話?」
この300両のとこまであらすじ話したら、やっぱり大喜びして「わたしも聞きたいかもー」と。


屑屋さんが最後にはついにブチ切れて、ブチ切れたおかげで話は大団円に向かうのだが、
図書館で借りてひとりで聞いたときにも大笑いしたけど、
この日は会場全体、どっかんどっかん大爆笑。

このあと出てきた鶴瓶。

「思いっきりやってくれ、とは言うたけど…。そこまでやれとは言うてへんがなー」

ぎゃはははばんばん!
ひーひーひーひー。


帰って聞きなおそうとしたら、前に図書館から借りたとき、どっかに保存しといたはずのそれが見つからず。
借りなおそうとしたら、貸し出し中。
そのうち返ってくるかとときどき図書館HPを覗いてみたが、なかなか返ってこなくて、しょーがないので予約して、
やっと先日、借りなおせましたー。
あらためて聞いてもやっぱり、
面白いよお。
面白いよおおお。


志の輔さんの「志の輔らくご」、置いてる図書館も多いかと思います。
ぜひ借りてみて~。聞いてみて~。




本文に関係ないけど、携帯でマクロ撮りした巳夜子さん。



金曜日。

2009-12-04 01:00:00 | れいでぃお
金曜日でござる。

めざせ


照史 「小瀧望。何歳ですか?」
小瀧 「13歳の中学校1年生です」
大智 「うわっかーい」
照史 「身長はなんぼ?」
小瀧 「身長、179ですね、いま」
照史 「意味不明!」
大智 「いやや、やめてや、ぐろいわ、自分」
照史 「やばいって。おれ、182やねん、ぬかさんとってな、ほんまに」
大智 「やばいな。おれも180やから」
照史 「とんとんや、いまとんとん」

※「とんとん」 近似値的にほぼイコールな状態を指す言葉。

しかし、13歳で179センチ。
こないだまで小学生やったのが179センチ。
そら、びっくりするわー。