【第三十九幕「救急緊急大至急」】
冒頭、アクマロが丘の上に護摩壇しつらえて、
「しんげんごくじはかわおじんどうどうせんじむわかーりー」(むっちゃがんばって聞き取ってみましたが、合ってるのかしら…)
と、なにやら呪法をとりおこなってるとこで、もう嬉しくて嬉しくて♪
で、護摩壇から黒い灰が舞い上がって、島じゅうに降って、
それを浴びた島民は「周囲がすべて自分を害そうとしている」という気持ちを植えつけられる。
そこにシンケンジャー来島、
殿と茉子ちゃん、流ノ介とことはちゃん、千明と源太、三つのパーティーに分かれるんですが。
ばらけたとこで、千明と源太が競歩歩きしてるのが可愛かった~♪
で、
殿と茉子ちゃんは腑破十臓に、
流ノ介とことはちゃんは薄皮太夫に、
千明と源太は筋殻アクマロに、
それぞれ遭遇して、
殿と茉子ちゃんとしばらく戦ったあと十臓が。
十臓 「シンケンレッド、お前、なぜ弱くなった?」
殿 「なに?」
十臓 「お前は自分を惜しむようになった」
この幕、ひさびさに視聴者サービスが♪
とってもわかりやすい視聴者サービスが♪
十臓に手傷を負わされた殿の、もろはだ脱いでの包帯シーンが♪
で、その後、護摩壇前で変身あそばされた殿、
右手にシンケンマル、左手にバズーカ、
ナナシをバッタバッタと撃ち倒し切りまくるその様は、
これまで戦隊ものを一度も見たことない人がここからいきなり見てたとしたら、
きっと、護摩壇を守るナナシをええもん、殿を護摩壇を破壊しようとするわるもんと、思ったに違いないわー。
巨大戦でも、アクマロが残した切神相手に、十一折神全合体サムライハオー。
圧倒的な力で瞬殺、ひとひねり~♪
ま、最盛期のローマ帝国など、
蛮族のプチ侵攻にも圧倒的な兵力をどかんと投入、
この方針には、あっという間に片をつけると同時に、味方の損害を最小限にとどめる効果もあったそうですが。
悪役っぽい~♪
【第四十幕「御大将出陣」】
いやん、獅子折神が~♪♪♪
超ひっさしぶりに、獅子折神が~♪♪♪
座敷で殿に遊んでもらってる~♪♪♪
が、殿が落ち込んでらっしゃるのに、
機嫌よく遊んでたわよねー、獅子折神。
落ち込む主人を少しでも元気づけようと、あえて明るく振舞ったのか、
それともうちの茂吉や徹平のように、遊んでもらえりゃなんでもいいのか…。
そして、これまた久方ぶり、
シタリ様の回想に、外道に堕ちる前、薄雪だったころの薄皮太夫、新たに撮りおろし~が♪
ところでわたくし、薄雪と新さん、馴れ初めは花魁とその客かと思ってましたが、
「まだか、まだか」と待つ太夫に、
もしかしたら、太夫が身売りする前からの知り合いというか恋仲なのかも、と。
新さんはお武家さんっぽいから、太夫ももとは武家の娘で、
幼馴染みでいいなづけだったのに、太夫の家になんか問題が起きて、父は切腹、太夫は身売り、
しかし新さんは「いつかきっと迎えに行くから」みたいな約束をしてたのでは、と。
しかし、この幕はなんといっても、ドウコクーっ!
太夫の危機一髪に、水切れ覚悟でこの世に出てきたドウコクーっ!!
一歩歩くごとにあちこち乾いてひび割れてくのに、
まだ乾いてない腿の皮を剥いで三味線を治し、
太夫に無言でその三味線を差し出すドウコクーっっっ!!!
しびれたわー。
ほだされたわー。
そんでこの幕、外道衆のあらたな事実が。
アクマロ 「三途の川に生まれたわれら、
生きて人の世にも行けず、
さりとてあの世にも行けず、
そのもどかしさ、辛さに、人にまとわりつくもの」
はぐれ外道は、生きて外道に堕ちた人間だけど、
ドウコクやシタリさま、アヤカシたちは、この世で死んで三途の川を渡ろうとしたとこで、この世への恨みや未練で渡りきれず、さりとて戻れず、
あんな姿になったんだと思ってたわー。
そうか、真正の「外道」は、三途の川で自然発生したもんだったのかー。
アクマロがこれを語ったときの三途の川絵図、素晴らしかったわー♪
この絵のせいで放映日の夜、うなされたお子さんたちもきっといることと♪
そんで最後、
前幕に引き続き、この幕でも、殿サービスシーンが~♪
黒子さんにお姫様だっこされて屋敷に担ぎこまれる殿が~♪♪
【第四十一幕「贈言葉」】
第三十九幕のもろはだ脱ぎの包帯シーン、
第四十幕の黒子さんにお姫さまだっこ、
に続き、この幕では、ついに、ついに……、だった、殿お寝巻き姿サービスだったのですが。
見ーえーなーいーーー。
画面が暗くて、何をお召しあそばされているのか、よく見ーえーなーいーーー。
これは絶対金曜日更新のテレ朝オフィシャルサイト「写真の館」に、明るい場所での撮りおろし写真が公開されるんだわ、と思ってたのに。
ないじゃんっっっ!!!(-_-メ)>テレ朝オフィシャルサイト内「写真の館」
それにしても、この前幕から、志葉家の奥座敷風景が久方ぶりに登場で、とっても嬉しい♪
ロケ地になってる佐倉邸も喜んでると思う。
夜になっても明かりのつかない屋敷ほど、寂しいもんはないもんねー。
ナイター撮影だったりしたら、夜いっぱい人がいて、賑やかにしてくれて、屋敷の寿命も延びたと思うんだー。
で、この幕では、流ノ介・茉子ちゃん・千明・源太の4人が敵にやられて餓鬼状態になるんですが、
そのときの日下部様の言葉、
「(縛るのは)少々きつくてもかまわん。ほっとけば何を口にするか、わからんからな」
なにげに酷くてステキ。
で、一の目戦は殿とことはちゃんのふたりきり。
「壁」は、ひさびさのスタンダードでないモヂカラ発動で嬉しかったわー。
二の目戦では、十一折神全合体時、亀ともども、それは拍車か?踝か?な位置に配置されてた猿折神が大活躍。
将棋のことはよく知らないが、サムライハオーでの役どころ、
飛車角って感じ?>亀&猿
話のメインは、姉のみつばさんからことはちゃんに届いた手紙。
みつばさんは手紙のどこにもそんなことは書いていないのに、
「おねえちゃんがシンケンイエローだったら、もっと役立っていたはず」という気持ちをずっと持ってたことはちゃんが文面を曲解して、ぐるぐると悩む話。
日下部さまがことはちゃんを諭すとこ、心にしみいりました。
前々幕から十臓の言葉にぐるぐる悩んでらした殿がやっとふっきれあそばされ、晴れ晴れとしたお顔を見せてくだすったのも、嬉しゅうございました。
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届いたときは「真夏のコタツ攻撃っ!」だった殿ジャケットですが、
10月半ば頃から愛用しています。
ずっと袖なしで着てましたが、この幕放映の数日前に、さすがに寒いわと袖つけなおしたところ、
この幕でも殿がひさびさに長袖にしてお召しになっておられて、嬉しかったわー。
シンケンジャー知らない人には、ただの赤い綿入りジャケットだし、
シンケンジャー観ている人は気づくだろうが、所詮同じ穴の狢だしーと、
毎日着歩いていますが、
まだ後ろ指を差されたことはない。
唯一、USJに行ってクリスマスショー待ちしてるとき、
隣にシート敷いてた小学生の駿足兄弟(シート横に脱いだ靴、どっちもアキレスの駿足だったの)の弟のほうが、わたしのジャケットを延々ガン見してたくらい。