emmantata の ゆるゆる生活

ゆるゆるの生活を続けています。
専門学校で講師をしながら、日々のゆるゆるをのんびりアップしています。

精一杯

2012-07-17 16:00:52 | ゆるゆる日記
梅雨が明けましたね。じりじりと暑い1日でした。

今日は私の実父の祥月命日です。

10年前、父は胃がんで他界しました。

私は今日のように、試験監督をしていました。

監督を途中で交代してもらって、病院に向かいました。

前日から台風で授業が休校になったりして、お天気が悪い中

タクシーを飛ばして病院に向かいました。


仕事ばかりしていた父。

趣味らしい趣味もありませんでした。

なんでも自分でやらないと気が済まない父。

なんでもさっさとやらないと気に入らない父。

気が短くて、損をしていることも多かったと思うのですが

本人は時間がかかるとなんでも無駄だと思うようでした。

そんな父が、トイレも介助が必要で、大好きな仕事も人に任せなくてはいけない事

それは一番何よりつらい事だったのではないかと思うのです。



最近の新聞やテレビのニュースは、例の中学生の事件が目につきます。

もし、もうちょっと早く手を打っていれば、彼は今元気に走り回っているかもしれない。

子供のやること。子供のしたこと。

だからこそ、大人は目を配ってやらなくてはいけません。

思春期は難しい年頃です。体はいっちょ前だけどまだ心は子供のまんまでしょう。

ふざけてやった、遊びの延長だった。

確かにそうなのかもしれません。

でも、悪いことは悪いこと。

なぜ、あそこまでいじめはなかったことにしたいのか。

なぜ、事実を隠したいのか。

去年の秋の出来事です。なぜ、今なんだろう。

もっと、早く表に出そうと誰も思わなかったのか。

貯金やおばあちゃんの家からお金を持ち出していたこと、

亡くなった子のお父様は気付いていたと言います。

きっと、今後悔してらっしゃると思います。

どうにもならないのだけど。

脅した方が悪いのだけど。

守れなかった人みんなが責任があるのだろうけれど。



もう、逝ってしまった人は戻ってこないけれど、遺された人が

少しでも心穏やかになれるよう、事実は事実として明らかにし、

悔い改めてほしいと思います。


きっと、心を痛めているであろう同級生や同じ中学、近所の人たち。

精一杯これからも生きていってください。

これから、少しでも同じことが起こらないように

みんなで言い社会にできたらいいですね。