emmantata の ゆるゆる生活

ゆるゆるの生活を続けています。
専門学校で講師をしながら、日々のゆるゆるをのんびりアップしています。

いつか…

2011-06-21 00:21:44 | ゆるゆる日記
私の好きな朝ドラ。

今は井上真央さん主演の”おひさま”が放送中です。

今放送中の時代は、昭和の初めから太平洋戦争末期、昭和20年3月へと移りました。

主人公の陽子は、小学校の先生です。当時は、国民学校といったそうですが。

小学校では、竹やりの訓練をしたりしています。今日は陽子の

”人を殺すことを教えるのには抵抗があった”

というセリフもありました。

私の亡父は、昭和ひとけたの生まれ。

戦争中は、空襲の中逃げ回ったと聞かされました。

母は、当時日本の委任統治だったマーシャルから引き揚げてきたのが

昭和17年の終わり。そのあとは知多半島の曽祖父の家に疎開でしたから

空襲の話を母からも、母の兄弟からも聞いたことがありません。

田舎ですから、食糧に困った話も聞いたことがありません。

もっとも、元来のんびりしている母なので、ちょっとくらいのことは忘れているかもしれません。


さて、ドラマに話を戻しますと…

陽子さんには、戦争に行っている夫がいます。陽子さんの恩師で今は同僚の夏子先生には

将来を誓い合った、男性がいます。この男性が、戦地でけがをして帰ってきて

今は生まれ故郷で、小学校の教師をしている…というくだりが今日の放送でありました。

生まれ故郷はどこですか?ときく陽子さんに彼女は答えます。

”広島”

”行ったことがあるけれど、素敵なところよ”

と。答えるのです。このセリフを聞いて、胸が痛む思いでした。

2枚目(あえて昭和な言い方をすれば)のその男性はおそらく原爆で亡くなるのか

けがをされるのか…といった流れになるのではないか。そして、昭和20年3月といえば

東京が大変な空襲をうけた月でもあります。

そのあと、こんなセリフが続きます。

”いつか…きっと終るわよね?この戦争”

口に出してはいけなかったはずのその言葉。きっとみんながそう願っていたその言葉。

自分の意思で始めたわけではないけれど、

国がそうなってしまったら国民は従わなくてはいけなかった時代だったのですね。

震災から100日あまり、

いつか元通りの東北に戻れるわよね?

と、誰かが話しているかもしれない…と思った今朝の朝ドラです。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ヤウ)
2011-06-21 20:38:34
おひさまのお父さん役の寺脇さん。
相棒が好きなアタシは、どうしてもおひさまのお父さんが素敵なのが、変な気分になります〓
返信する
おひさしぶり! (emmansaichan)
2011-06-23 08:54:52
ヤウさん
元気そうで何よりです。
相棒のかおるちゃんとは違うよね(笑)

でも、あんなやさしいひとなら、お母さんが
家を飛び出して結婚する意味もわかるかも
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。