演芸見ブんログ

寄席・野球観戦等に行った備忘録を残しています

07/02/18 深夜寄席(芸協)

2007-02-17 | 深夜寄席見ブんログ
春風亭べん橋…『ずっこけ』

昔々亭慎太郎…『壷算』

瀧川鯉之助…『十徳』

春風亭柳太郎…『八五郎出世の物語 めちゃうま』


生憎の雨で客足は前三週に比べて半分位。
慎太郎さんが
「大勢に見られるより、この位が丁度いいんです・・・と言い聞かせてます」
「今年の私の仕事時は雨が多い。きっと行く先々に雨男がいるんでしょうな」
こういう考え方も一種のプラス思考ですね


べん橋さん。今回は厳しかったですね。
ご本人も気になったのか、高座を下りる時の表情が切なかったです。
もう少し、勉強が必要かも・・・

慎太郎さんの噺は、前回の早朝寄席で古今亭朝太さんでも聴きました。
しかし何度聴いても面白い噺ですね。
時そばとは違い、かなり頭を使って聴かなければなりません。

鯉之助さんは度量衡の薀蓄から噺に入っていきましたが、薀蓄がちょっと長かったかな?
「金と鯨で二寸違い」は参考になりました!

柳太郎さんは昨年11月25日以来の出演。
前回は「二度と行きたくない店・カレー屋」でしたが、今回も楽しいマクラから本題に入り、
寿限無・子ほめ・竹の水仙(?)・高砂や・時そば・三方一両損・ちりとてちん等をふんだんに入れた創作落語でした。
ちなみに柳太郎さんは、5月上席からの真打昇進が決まったそうで、披露興行の日程を2回繰り返しました。
「ここで会ったも何かの縁。30日間ありますから、『仕事が忙しい』とは言わせません。ぜひご来場下さい」

絶対に行きます