家の庭で品種改良!

庭でみかんの品種改良やってます

半分に割れた種子の発芽

2021年01月05日 08時40分11秒 | カンキツ
またコロナウィルスが拡大してきましたね、、
うちの大学はちょうど先月、春からの授業を対面でやることを発表したところでしたが、このままだとどうなるかわかりません。
対面での授業をやってほしいと思う一方、大学生が一か所に集まればクラスターが発生することは自明であって、大学が対面になかなか踏み切れない理由もわかるような気がします。

そんな暗いニュースはさておき、うちでちょっと面白いことが起こりました。



これはあすみというみかんの種子です。
ご覧のように、半分に割れてしまっています。
ティッシュの上にまいた一週間後に、事故で種子を半分に割ってしまい、今に至ります。
最初は、割れた片方は発芽し、もう片方は萎み消えていくものだと思っていましたが、なんと、どちらからも芽が成長し始めました!
これの何が面白いか、というと、ひとつの種から二つの苗(自根苗)を得ることができるということです!

通常、寄せ接ぎをすると自根苗はなくなってしまうのですが、
自根苗が2本できる場合、片方を接ぎ木用、もう片方を自根苗として残す用とすることで、自根苗を残すことができるようになります!
自根苗は、染色体数を調べたりするうえで重要だったりするので、自根苗を残す価値は大きいと思います。
人為的に半分に種子を割った時、両方とも発芽する確率はどれぐらいか、またその時、成長速度に与える影響はあるのかないのか、この冬調べてみたいですね

ひとまずは、写真の2つの種が無事発芽するのか、経過観察です

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