家の庭で品種改良!

庭でみかんの品種改良やってます

今年の交配…

2016年10月09日 21時49分00秒 | アブラナ
定期テスト…
それは大切であるし、ちゃんとやらなければいけないのだろうけど…
なぜ9月にあるのですか…?
アブラナ科の種まきシーズンと被っているじゃないかぁぁ!!


はい、前置きはさておき…
先日定期テストが終わったので、今年のアブラナ科の交配を考えてみました。

今まで、紫白菜をやっていましたが、いろいろあって中断することにしました!
反省としては、ニイハオフォン(紫チンゲンサイ)は親に使ってはいけないということ。

細胞質由来の雄性不稔性を持っているので、F1が全部雄性不稔性になってしまいます。
F1同士で交配できないと厄介なので、もうニイハオフォンを片親に使うのはやめました。
雄性不稔でなくても、除雄すれば問題なく交配に使えますし。
去年やってみた紫ターサイも片親がニイハオフォンだったので、結局F2同士で採種できませんでした…泣

ところでこの細胞質由来の雄性不稔性、
高温処理とかしたら解除されて花粉が出るようになったりしますかね…?
ご存知の方、教えてください!!

というわけで、これからは日野菜カブを紫系の品種の片親にすることにしました!!
カブの中でも特にこの日野菜カブの発色が良いような気がするので…

紫ターサイはこの日野菜カブを片親にして、交配をしてみようと思います!
それが今年のメインになるかな。



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2 コメント

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Unknown (キムラ)
2016-11-12 18:08:17
こまつなさん、コメントありがとうございます。

実はあの後、運悪く発芽した苗がニワトリに食べられてしまい、いちからやり直す羽目になりました…

カンキツの無核紀州型雌性不稔性では高温による打破が確認されているそうなので、アブラナ科でも、と期待していましたが、難しそうですね…

アブラナ科の遺伝に関する情報はなかなかインターネットでは手に入れにくので、こうやってコメントしていただけると本当にありがたいです。これからもお願いします。
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Unknown (こまつな)
2016-11-12 11:25:00
ブログ再開され、何よりです。
日野菜カブの発色は綺麗ですよね。後代が楽しみです。
B.Rapaの細胞質雄性不稔ですが、異質細胞質由来ですから安定性はかなり高く、高温などでは打破されません。
稔性回復を促す遺伝子もあるようですが・・・。
高温処理という発想は非常に興味深いですね。
是非試験してみてください。
高温処理で打破されるといえば、アブラナ科の自家不和合性がありますね。

自由な発想で研究なされているのが非常に頼もしく、結果を楽しみにしております。
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