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庭でみかんの品種改良やってます

はるかの実生の寄せ接ぎ

2014年01月28日 18時15分22秒 | カンキツ
時期外れですが、
2012年から育てていたはるかという柑橘の実生(種から育てたもの)を
甘夏の木に寄せ接ぎ(根を残したまま接ぎ木すること)しました。
←はるかの実生

甘夏の枝の樹皮とはるかの枝の樹皮をそれぞれ削って、
←甘夏の樹皮を削ったところ
←はるか実生の樹皮を削ったところ

接ぎ木用のテープで固定しました。
←寄せ接ぎした箇所
←全体

はるかは、
多胚性(一つの種からたくさんの芽が出て、そのほとんどが母親と同じになるという性質)の品種です。
なので、この実生個体は、母親(はるか)とまったく同じかもしれません。
しかし、はるかは比較的胚の数が少ないので、
もしかすると今回寄せ接ぎした個体が新品種となるかもしれません。

今回寄せ接ぎしたことにより、
はるかの成長が早くなり、
初めての開花までの期間が短くなると思われます。
上手くいけば、3~4年後には、初めての開花がみられるはずです。

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