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家の庭で品種改良!

庭でみかんの品種改良やってます

マメキンカン 萌芽

2021年02月17日 14時56分56秒 | カンキツ
だいぶ日中の温度が上がってきましたね。
鼻が敏感に春の訪れを感じています、笑

さて、部屋で管理しているマメキンカンが季節外れの萌芽を開始しました。





室内で育てているためがやや芽が貧弱な気がします、、

マメキンカンは四季咲き性を持っており、枝が伸びるのとほぼ時期を同じくして花芽を付けます。
今回も、もしかしたら花芽を付けているかもしれない、と期待していましたが時期が時期だけにさすがに花芽は確認できませんでした。

部屋で育てているためダニが発生しており、それが新芽をダメにしてしまわないか心配です。
近いうちに農薬を散布しないといけませんね、、
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シークワーシャー 伸長開始

2021年02月09日 10時17分32秒 | カンキツ
少しブログの更新に間があいてしまいました、、
ここ最近、いままで趣味の範囲でやっていた品種改良のレベルをもう少し上げようと思い、近年の育種事情(分子遺伝学やゲノム育種について)を調べていたんですが、
幸か不幸か、そういったものを知れば知るほど、自分がやってる“品種改良”がいかに低レベルかが明らかになってしまい、ちょっと恥ずかしくなってきたこの頃です笑

さて、以前、台木用のシークワーシャーを畑から救出しポットに植えた、という記事を書きましたが、
そのシークワーシャーが定着し、芽が伸び始めました!





これが、伸長し始めたシークワーシャーの苗。
真ん中と左奥の苗の芽が少し伸び始めています!

冬場なので、定着&伸長にはもっと時間がかかると思っていましたが、室内で管理していたおかげか、想像以上に早く伸長を開始してくれました。


残念ながら下の写真のようにうまく定着が進まず枯れ始めてしまった苗も見つかりました。



それでも全体では定着率8割以上で、救出したときほとんどの苗が衰弱していたことを考慮するとまずまずの結果です。

一度衰弱させてしまったので、今後の成長もやや遅くなるとは思いますが、ゆっくりと見守っていきたいと思います。

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シークワーシャー採種
シークワーシャー苗救出




コメント (2)
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交配の最適解を見つけるプログラム

2021年02月07日 03時21分48秒 | カンキツ
交配組み合わせの最適解を見つけるようなプログラムあったら面白そう
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マメキンカン 単胚種子発芽

2021年02月05日 03時12分25秒 | カンキツ
1月25日にマメキンカンの単胚種子をまいたという記事を書きましたが、その種子が無事発芽し始めました!

↓これが1/25に蒔いたときの状態


↓そしてこれが今日の様子


根が少し伸びているのが分かります!

手前の列の真ん中の種子は胚が少し黄色になっていますが、他の種子は順調に育っています!
小さい種子は枯死してしまうかもしれないと心配していましたが、こちらも無事発芽してくれました。

ここまで成長してくれればひと安心です。
もう少し根が伸びたら土に移植をし、さらなる成長を促します。
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マメキンカン×シキキツ 採種

2021年02月02日 01時29分43秒 | カンキツ
今日はシキキツと交配したマメキンカンの種の採種と播種を行いました。



いつものように、実から種を取り出して、さらにその種から胚を取り出しティッシュの上に播種していきます。

マメキンカンは多胚性と呼ばれる性質を持つ品種であり、1つの種からたくさんの芽が発芽します。
そして、生えてきた芽のほとんどは母親の全く同じ遺伝子を持った芽、すなわちクローンとなります。
したがって、マメキンカンを種子親として交配を行ってもその種からはクローンばかリが得られ、交雑胚を得ることはできません。
そのような理由からマメキンカンを種子親として交雑するのはあまり良い選択肢ではないのですが、
可能性が0でない限り試す価値はある!ということで、今回挑戦してみたわけです。

でもやっぱり難しそうですね、、、笑



これは一つの種から得られた胚の写真です。小さな胚がたくさん確認できると思います。
この中には確実に交雑胚が一つ入っているのですが、このように小さい胚はほとんどの場合育つことなく枯れてしまいます。
しかも交雑胚は小さい胚になりやすい…

というわけで、やっぱり多胚性品種を種子親に使うのは無理がありそうです笑
今年はもう少し良い交配組み合わせを考えたいと思います。


コメント (3)
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