テレビの画面にマンションの通路が破壊されている映像が流れましたが・・・
あれはマンション本体には何の影響も無いと言って良いと思います。
まぁ住んでいる人達にとってはビックリな姿ですけど、あれは別々の建物を繋いでいる通路で、
構造上は元々別の建物なので、当然、揺れ方も違いぶつかり合いもあります。
こういう建物の場合はつなぎ目を固定していない場合も有りますネ
あのマンションと違い、大きな被害が出た東海大学の寮なんでけど・・・
あれはチト問題が有ります。。。
たぶん軽量鉄骨で建てられていると思います。
地震に対して鉄骨は強く、木造の様に柱と梁が外れて二階部分が一階に崩れ落ちると言う事は少ないのです。
例え柱の部分の鉄骨が曲がっても、ペシャンコにはならず、人が何とか生き延びるだけの空間は残ります。
これは阪神淡路大震災の直後に現地で数多く見ました。
では、何故、あの東海大学の寮が問題なのか・・・
それは一言で言えば建物が大き過ぎるのです。
軽量鉄骨で作る建物としては大き過ぎて、自分(建物)の重量に耐え切れて居ません。
写真で見る限りの話ですが、あの寮の大きさだと二階部分の無い倉庫などが限界です。
将来の有る大事な学生が寝泊りする場所としては、もう少し、しっかりした建物が必要だと思います。
たぶん亡くなった学生の親達も、暫くして気持ちが落ち着けばそこに疑問を感じると思います。
例えどんな丈夫な家を建てても、大地震から命は守る事は出来るかもしれないが、
建物がそのまま使える可能性は低くいと思います。
東北の震災以来、住宅メーカーは「〇〇年住宅」なんて、うたい文句にしているのを見かけます。
しかし、家は土地の上にある訳で、大地震はその土地が変形して使い物になら無いようになる場合が多いんです。
特に人の手の入った土地は弱いです。
地盤強化と言う工事も有りますが、これは車が通過した時に揺れが少なくなる程度の問題で、大きな地震にはさほど効果はないと思います。

写真は20年ほど前の阪神淡路大震災で崩れた地盤を支えています。
地震の直後はブロックの下の基礎の部分が崩壊してありませんでした。
そこから土が崩れ出て3mほどは家が宙に浮いている状態でした。
家は建てて間もない時です。
どんな形で購入したかは知りませんが、一般的には支払いが始まったばかりで立て直す余裕なんかは無いでしょう。
結局は土を戻し、固めて基礎をやり直して写真の状態です。
固めると言っても限度が有り、自然の土地の様には硬くならないでしょうネ。
チョットした揺れがあると危ない状態です。
世の中の多くの人は壊れた家の支払いと、新しく建てた家の支払いを同時に出来る人は少ないです。
多くの人が被災すると、その人数と同じだけの別々な問題が発生します。
それを丁寧に粘り強く解決して、何時か「過去の出来事」と成る日が来る事を願うばかりです。
やはり今は地震の事を思い・考える時だと思い直しました。
あれはマンション本体には何の影響も無いと言って良いと思います。
まぁ住んでいる人達にとってはビックリな姿ですけど、あれは別々の建物を繋いでいる通路で、
構造上は元々別の建物なので、当然、揺れ方も違いぶつかり合いもあります。
こういう建物の場合はつなぎ目を固定していない場合も有りますネ
あのマンションと違い、大きな被害が出た東海大学の寮なんでけど・・・
あれはチト問題が有ります。。。
たぶん軽量鉄骨で建てられていると思います。
地震に対して鉄骨は強く、木造の様に柱と梁が外れて二階部分が一階に崩れ落ちると言う事は少ないのです。
例え柱の部分の鉄骨が曲がっても、ペシャンコにはならず、人が何とか生き延びるだけの空間は残ります。
これは阪神淡路大震災の直後に現地で数多く見ました。
では、何故、あの東海大学の寮が問題なのか・・・
それは一言で言えば建物が大き過ぎるのです。
軽量鉄骨で作る建物としては大き過ぎて、自分(建物)の重量に耐え切れて居ません。
写真で見る限りの話ですが、あの寮の大きさだと二階部分の無い倉庫などが限界です。
将来の有る大事な学生が寝泊りする場所としては、もう少し、しっかりした建物が必要だと思います。
たぶん亡くなった学生の親達も、暫くして気持ちが落ち着けばそこに疑問を感じると思います。
例えどんな丈夫な家を建てても、大地震から命は守る事は出来るかもしれないが、
建物がそのまま使える可能性は低くいと思います。
東北の震災以来、住宅メーカーは「〇〇年住宅」なんて、うたい文句にしているのを見かけます。
しかし、家は土地の上にある訳で、大地震はその土地が変形して使い物になら無いようになる場合が多いんです。
特に人の手の入った土地は弱いです。
地盤強化と言う工事も有りますが、これは車が通過した時に揺れが少なくなる程度の問題で、大きな地震にはさほど効果はないと思います。

写真は20年ほど前の阪神淡路大震災で崩れた地盤を支えています。
地震の直後はブロックの下の基礎の部分が崩壊してありませんでした。
そこから土が崩れ出て3mほどは家が宙に浮いている状態でした。
家は建てて間もない時です。
どんな形で購入したかは知りませんが、一般的には支払いが始まったばかりで立て直す余裕なんかは無いでしょう。
結局は土を戻し、固めて基礎をやり直して写真の状態です。
固めると言っても限度が有り、自然の土地の様には硬くならないでしょうネ。
チョットした揺れがあると危ない状態です。
世の中の多くの人は壊れた家の支払いと、新しく建てた家の支払いを同時に出来る人は少ないです。
多くの人が被災すると、その人数と同じだけの別々な問題が発生します。
それを丁寧に粘り強く解決して、何時か「過去の出来事」と成る日が来る事を願うばかりです。
やはり今は地震の事を思い・考える時だと思い直しました。