職業差別(>_<)
これも、あってはなりません。
私は消費者金融会社に勤めていた頃
『サラ金』と呼ばれている時代でした。
会社も高い給料を払わないと人が集まらないのか
同年代の友達と比べても
世間一般的な賃金に比べても高い給料でした。
消費者金融会社に勤めると言うだけで
『サラ金かぁ。お前、そんな会社に入るんや。』とか。
消費者金融会社に借り入れに来ているお客様からでさえ『こんなとこに勤めている女の子は結婚出来へんやろ?』とか。
人から『どこに勤めてるの?』って聞かれると社名は言わず『金融関係。』としか答えませんでしたね。
それは私だけではないのです。
親も、妻も、妻の両親も。聞かれたら『金融関係』と答えていました。
たとえ大手消費者金融会社と言っても昭和50年代後半です。企業としてはまだまだ中堅規模。
クレジットカードも業種で断られてました。
身なりはスーツを着てネクタイを締め普通のサラリーマンなのですが。
話は少し逸れますが。
子供の頃。まだ下水道が発達しておらず大阪市内と言えども汲み取り式が多かったので、バキュームカーに乗った、オッチャン達がマンホールを開けて便を汲み取っていたのです。
それを子供のころ。私や同級生が。
『あー!バキュームカー、うんこ💩取りに来た!
』とチャカしたり同級生に『お前の、父ちゃんと違うか?』とか無神経で大人を蔑む言葉を平気に発していたのです。 汚いもの。でも誰かが、やらないと町中が困るのに。
子供とはいえ心の中に差別や偏見を持ちながら言っていたわけです
母はテレビを見ながら時々、言っていたのは
『今でこそ芸能人ってスターになれば憧れやけど、昔はといわれてたんだよ。』と。
ネットで調べると弁護士も、その昔は低く見られていたそうです。
話を戻します(^^;;
消費者金融会社に勤めていた頃。
お客様への融資は属性と言って勤め先や家族構成、持ち家か賃貸かなどで融資額を判断していました。もちろん、他社からの借り入れの有無や事故歴の有無も重要ですが基本は面談し人柄と属性が主な判断でした。
支店長となり融資額の決裁をするとき
申込書の勤め先を真っ先にに確認します。
上場会社や公務員、未上場でも規模の大きい会社なら大歓迎(^^;;
でも社会保険も発行されていない零細企業や職人さん。土木関係、夜の飲食関係や風俗関係は融資額が低いか場合によってはお断りしてました。
また日本国籍でない場合は断りました。
今なら人権問題です。消費者金融会社というだけで差別されていながら
融資申込に来られたお客様を差別していたのです。
入社当時、『与信判断って、ある意味、差別と違いますか?』私は支店長に聞いた事があります。
当時の支店長は『差別?Y君、それは違う。属性の安定してる人はリスクが極めて少ないねん。属性が不安定な人は転職や転居が多くてリスクも大きいから融資額が低いんや。ウチらの業界は大切なお金を貸すんや。モノを売って、その場で売り上げ、はい利益と違う。貸して元金と利息を全額支払ってもらって初めて儲けになる。10万や20万を一回貸しても未だ赤字や。何度か繰り返して利用して貰ったら儲かるねん。その入口が与信判断なんや。差別と違うんや。』と言われましたが、与信判断の審査の最中。『あ、この人は○○の仕事やろ?あかんあかん』と言うのも、なんか納得出来なかったのです。
しかし。
自分が支店長になると。
同じことをしており
仕事や業界への差別や偏見を心に持ちながら与信判断をしていました。
同じ会社や行政組織であっても所属している部門でも大きな違いがあったのも事実でした。
また扱っている品物などでも偏見を持ったり。
人は差別はいけないとわかっていながら
何処かで差別をしていないと心のバランスが取れない生き物なのでしょうか。
結婚相手の職業や収入、出自や、その家族。
日本人は特に拘る方が少なくありません。
私は消費者金融会社に勤め、周りの目が分かり始めたころ
職業差別ですが、差別される寂しさ
辛さを味わったのです。
もちろん、差別されるような問題を業界が起こしてきたことは事実です。
でも私が入社し法律も試行され大手は株式上場し少しはイメージは上がりました。
でも『大手さんやからね安心やけどなぁ。』
程度でした。
差別や偏見の目は
やすやすとは払拭できないのを私は24年間の勤続の間に感じたことでした。
一度
悪いイメージを植え付けてしまったのが短くても、それを取り返し払拭することは何倍もの努力が必要なことを。
これも、あってはなりません。
私は消費者金融会社に勤めていた頃
『サラ金』と呼ばれている時代でした。
会社も高い給料を払わないと人が集まらないのか
同年代の友達と比べても
世間一般的な賃金に比べても高い給料でした。
消費者金融会社に勤めると言うだけで
『サラ金かぁ。お前、そんな会社に入るんや。』とか。
消費者金融会社に借り入れに来ているお客様からでさえ『こんなとこに勤めている女の子は結婚出来へんやろ?』とか。
人から『どこに勤めてるの?』って聞かれると社名は言わず『金融関係。』としか答えませんでしたね。
それは私だけではないのです。
親も、妻も、妻の両親も。聞かれたら『金融関係』と答えていました。
たとえ大手消費者金融会社と言っても昭和50年代後半です。企業としてはまだまだ中堅規模。
クレジットカードも業種で断られてました。
身なりはスーツを着てネクタイを締め普通のサラリーマンなのですが。
話は少し逸れますが。
子供の頃。まだ下水道が発達しておらず大阪市内と言えども汲み取り式が多かったので、バキュームカーに乗った、オッチャン達がマンホールを開けて便を汲み取っていたのです。
それを子供のころ。私や同級生が。
『あー!バキュームカー、うんこ💩取りに来た!
』とチャカしたり同級生に『お前の、父ちゃんと違うか?』とか無神経で大人を蔑む言葉を平気に発していたのです。 汚いもの。でも誰かが、やらないと町中が困るのに。
子供とはいえ心の中に差別や偏見を持ちながら言っていたわけです
母はテレビを見ながら時々、言っていたのは
『今でこそ芸能人ってスターになれば憧れやけど、昔はといわれてたんだよ。』と。
ネットで調べると弁護士も、その昔は低く見られていたそうです。
話を戻します(^^;;
消費者金融会社に勤めていた頃。
お客様への融資は属性と言って勤め先や家族構成、持ち家か賃貸かなどで融資額を判断していました。もちろん、他社からの借り入れの有無や事故歴の有無も重要ですが基本は面談し人柄と属性が主な判断でした。
支店長となり融資額の決裁をするとき
申込書の勤め先を真っ先にに確認します。
上場会社や公務員、未上場でも規模の大きい会社なら大歓迎(^^;;
でも社会保険も発行されていない零細企業や職人さん。土木関係、夜の飲食関係や風俗関係は融資額が低いか場合によってはお断りしてました。
また日本国籍でない場合は断りました。
今なら人権問題です。消費者金融会社というだけで差別されていながら
融資申込に来られたお客様を差別していたのです。
入社当時、『与信判断って、ある意味、差別と違いますか?』私は支店長に聞いた事があります。
当時の支店長は『差別?Y君、それは違う。属性の安定してる人はリスクが極めて少ないねん。属性が不安定な人は転職や転居が多くてリスクも大きいから融資額が低いんや。ウチらの業界は大切なお金を貸すんや。モノを売って、その場で売り上げ、はい利益と違う。貸して元金と利息を全額支払ってもらって初めて儲けになる。10万や20万を一回貸しても未だ赤字や。何度か繰り返して利用して貰ったら儲かるねん。その入口が与信判断なんや。差別と違うんや。』と言われましたが、与信判断の審査の最中。『あ、この人は○○の仕事やろ?あかんあかん』と言うのも、なんか納得出来なかったのです。
しかし。
自分が支店長になると。
同じことをしており
仕事や業界への差別や偏見を心に持ちながら与信判断をしていました。
同じ会社や行政組織であっても所属している部門でも大きな違いがあったのも事実でした。
また扱っている品物などでも偏見を持ったり。
人は差別はいけないとわかっていながら
何処かで差別をしていないと心のバランスが取れない生き物なのでしょうか。
結婚相手の職業や収入、出自や、その家族。
日本人は特に拘る方が少なくありません。
私は消費者金融会社に勤め、周りの目が分かり始めたころ
職業差別ですが、差別される寂しさ
辛さを味わったのです。
もちろん、差別されるような問題を業界が起こしてきたことは事実です。
でも私が入社し法律も試行され大手は株式上場し少しはイメージは上がりました。
でも『大手さんやからね安心やけどなぁ。』
程度でした。
差別や偏見の目は
やすやすとは払拭できないのを私は24年間の勤続の間に感じたことでした。
一度
悪いイメージを植え付けてしまったのが短くても、それを取り返し払拭することは何倍もの努力が必要なことを。