脳出血🧠
平成25年 6月 職場でお客様と電話の最中でした
突然😱😱
頭に雲がかかったような感触。
首筋を何かが走りました。
あれ?何?この感覚。
その瞬間、吐気が急激に襲いかかって。
痛むはありません。
でも吐かない。
生唾が込み上げて。
電話での会話が出来なくて。
呂律が回らない。
『す、す、みまへむ、切りまふ•••』
受話器📞を置こうとしたら
ドタって机に頭を打ちながら
床になだれ込むように倒れた私
(体が動かない•••)
重い、とにかく重い、
隣に座っていた課長の
『Yさん‼️‼️』と叫ぶ声が聞こえる。
私の体を起こしながら
『おい‼️救急車‼️ーーー、‼️』
『大丈夫ですが?』課長が私に聞くと
『ら、らいじ、ょう、、ふれす。』
あれ?うまく話せない。と思っていると
叫ぶ課長の声に
『え?救急車?呼ぶんですか?』
以前から私と衝突してきた同じフロアで仕事をしている男性社員の声。
『何を言ってんねん‼️救急車‼️早よ呼ばんかい‼️』
周りで騒めく音が耳に入ってくる。
腕を動かそうと。
起き上がろうと、するが
全く動かない、
体って、こんなに重いもんなんか?
私は冷静に考えてました。
数分後、救急隊員が到着。
担架で運ばれて救急車に。
『ご主人!!大丈夫ですか?私の声が聞こえてますか?』
『は、い。 きこ、え、まふ。』
なんとも呂律が回らないだけでなく
一声が中々、出てこない。
『腕、上がりますか?どちらの腕が上がりにくいですか?』
右腕を上げた。
『左側の腕、上がりますか?』救急隊員は続けて聞いてきた。
『ら、らめ、れ、す。』
『左腕は上がらないのですか?』
『は。い。』
その後の会話は覚えてません。
そして数分後
『M病院に今、着きました‼️もう大丈夫ですよ‼️』
会社から近い救急病院でした。
これは私にとって幸運な事でした。
病院に着いた。
この言葉以降、意識が無くなり
気がついたときにはICUにいました。
倒れた当時の事は鮮明に覚えています。
え?俺?死ぬかも知れない。
そう思いもしましたが。
その反面
いや。死なない。とも思ってもいたのです。
私は天から
生かしで頂いたのです。
まだ寿命ではなかった。
やる事はたくさんあったのです。
2019年。
倒れてから6年が経ち
あの時、生かされた理由が今、シミジミと
わかりました。
そして。
人はこの世に幾つかの課題を科せられ
それを経験していかなければ
この世を去る事は出来ないのだと。