2月初日は晴れ。未明の午前2時過ぎに、久しぶりに携帯電話の緊急地震速報が鳴動した。茨城県で地震が発生したとのことで、茨城県南部で震度4の地震を観測したとのこと。ちなみに、日野は震度2だった。寝付いた直後のことだったので布団から跳ね起きたが、大事に至らなくて良かった。
再び寝て、目を覚ましたのは9時過ぎである。カーテンを開けて外を眺めると、上空に雲ひとつ無い青空が広がっていて、日射しが燦々と降り注いでいた。風も無く、穏やかに晴れているが、その光景とは裏腹に、空気は冷たく乾燥している。窓を開けると、冷たい空気が室内に流れ込んできて、床から冷気が迫り上がってきた。
日中は上空にほとんど雲の無い快晴の青空が広がった。東の空に半月が白く輝いていて、日射しが燦々と降り注いでいる。昼間の最高気温は12℃で、室内の窓際に座っていると、たっぷりと降り注ぐ陽光にポカポカと暖かく感じられるが、外は強い北よりの風が吹いていて、風が冷たかった。
今日は特に予定を立てていなかったこともあり、一昨日に引き続いて、自宅で書類の片付けや写真の整理など、いろいろと作業をしながら過ごす。とりあえず、作業にひと区切りが付いたところで、遅いお昼を食べに行くことにした。
今日は立川でお昼を食べることにして、自宅を出ると日野駅から中央線の電車に乗った。立川駅に到着すると、改札を出て駅南口に出て、ペデストリアンデッキからエスカレーターでいろは通りに降りる。エスカレータを降りると右斜め前に「特製とんこつラーメン」を食べたラーメン屋「立川や」があり、その店のあるビルの2軒隣のビルの1階に「南インド風野菜マサラカリー」を食べたカレー屋「レインボウスパイス」がある。この店と同じビルの1階にあって、カレー屋「レインボウスパイス」の隣に立ち食い蕎麦屋「仲や」がある。今日はこの店に入ることにした。
こぢんまりとした店内は、入口から見て正面に厨房があって、その前にカウンターテーブルが1人分設けられている他、右手の壁際に3人が食事ができるくらいのカウンターテーブルが設けられている。
メニューが右手の壁の上部に掲げられている。そば・うどんのメニューとして「かけ」「玉子」「たぬき」「きつね」「わかめ」「さつま揚」「天ぷら」「ちくわ天」「コロッケ」「山菜」「イカ天」「なす天」「天ぷら玉子」「めかぶとろろ」「海老天」「げそ天」「もり」「冷やしめかぶとろろ」が用意されている他、「いなり」「おにぎり」がある。
厨房に設けられた窓口で料理を注文する。注文したのは「天ぷら玉子そば」とした。そばと一緒に「いなり」か「おにぎり」も注文しようとしたのだが、既に売り切れということなので、そばを大盛で注文する。
料理の注文を終えると、窓口の向かって左脇に並べられたコップを1つ手に取り、コップの隣に置かれた冷水のポットから冷水を注いで、空いているカウンターテーブルの上に置いた。更に「天ぷら玉子そば大盛」の丼を受け取ると、お冷やを置いたカウンターに運ぶ。
カウンターテーブルの上には箸と一味唐辛子が置かれている。まずはお冷やを少し飲んで喉を潤すと、さっそく「天ぷら玉子そば大盛」を食べることにした。
「天ぷら玉子そば大盛」は乱切り風の平打ちそばが、刻みネギの浮かんだたっぷりのダシに浸かっていて、蕎麦の上には小ぶりの天ぷらが載せられて、生玉子が1個落とされている。
まず、丼に口を付けて、ダシを少し飲んだ。甘辛いダシは優しい味わいで、コクがあって美味しい。既に天ぷらにダシが染み込んでいて、天ぷらの油分がダシに浮かんでいる。
続いて蕎麦を食べる。太さがまちまちの蕎麦はもちもちとした食感とつるつるとした喉越しが美味しい。刻みネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。
蕎麦を食べながら、天ぷらを食べる。天ぷらはニンジンとタマネギ、春菊のかき揚げである。スープを吸った天ぷらはジューシーな味わいで美味しい。箸で持ち上げると、形が崩れてしまった。蕎麦を食べると、崩れた天ぷらが蕎麦に絡まって口の中に入ってきた。
蕎麦を食べていると、生玉子の黄身が崩れて、ダシと混ざり合う。ダシのコクに生玉子の甘みが加わって、蕎麦を包み込んでいるかのようである。蕎麦を食べてしまうと、丼を傾けてダシを飲み干して完食。
美味かった。満腹である。
最後にコップに残っていたお冷やを飲み干すと、食器を厨房に戻して店を出た。
既に時計の針は午後3時を回っていた。駅のコンコースを抜けて、駅北口に出ると、ビックカメラ立川店に向かった。先日のパソコンのトラブルの件があり、内蔵ハードディスクやSSDのウィンドウショッピングをして、帰宅の途につく。
日が沈むと風は止んだが、気温がぐっと下がってきた。西の空には半月が浮かんでいて、その下には宵の明星(金星)が力強く輝いている。上空には少し雲が出てきたようである。
連休明けの今日は晴れのち曇り。今朝は上空に澄んだ暗い空が広がっているが、東の空がコバルトブルーに染まっていて、地平線上はうっすらと赤くなっている。今日の日の出の時刻は6時32分で、次第に日の出が早くなってきていることを実感させてくれる。
今朝は冷え込んだ。朝の気温はー3℃で弱い北風が吹いている。寒いには寒いが、ヒンヤリと冷たい空気が、休み明けで呆けた頭をしゃんとさせてくれる。日中はあまり気温が上がらないという予報に、ダウンコートを着て出勤した。
新宿では午前中、冷たい北風が吹いていたものの、昼前に弱くなってきた。それとともに、昼前から雲が広がってきて日射しが無くなった。昼間の最高気温は11℃まで上昇したものの、乾いた空気がヒンヤリと感じられる。
今日のお昼は外で食べることにした。職場を出ると京王プラザホテルの東側を南北に伸びる東通りを南に歩いていく。甲州街道を渡って左に折れ、一昨年「千吉カレーうどん」を食べたカレーうどん屋「千吉 新宿甲州街道店」の手前の角を右に曲がる。代々木方面に向かって歩いていくと、右側に代々木二丁目交番が見える。この先に、交番と道を挟んで、同じ右手のビルの地下1階に居酒屋「琉球 梅酒Dining てぃーだ 新宿南口店」がある。今日はこの店に入ることにした。
階段を下りて店の扉を開けると、店内に入る。店内は右手に厨房があり、厨房の奥に4人掛けのテーブル席が1卓と2人掛けのテーブル席が2卓配されている他、左手には2人掛けのテーブル席が8卓配されており、更にその先に座敷があって、掘り炬燵形式の8人掛けのテーブル席と6人掛けのテーブル席、4人掛けのテーブル席が各1卓と2人掛けのテーブル席が3卓配されている。
出てきた店員に案内されて、厨房の奥の2人掛けのテーブル席に座った。テーブルの上には雪塩とコーレーグースー、紙ナプキン、冷ジャスミンティーのポット、灰皿が置かれていて、メニューが広げられている。
席に座ると店員がコップに注がれた冷ジャスミン茶を運んできた。
お冷やを飲みながらメニューを眺める。ランチメニューは「沖縄そば」「ソーキそば」「琉球担々麺」「琉球ラフテー担々麺」「琉球ソーキ担々麺」「沖縄油そば」のミニ丼セット(「ミニソーキ丼」「ミニラフテー丼」「ミニカレー丼」「自家製じゅーしぃ」のいずれか一品とデザート付)あるいは単品セット(ライスまたはサラダとデザート付)を基本に各種ドリンク、小鉢等で構成されている。
注文したのは「沖縄そば」と「ミニラフテー丼」のミニ丼セットである。「沖縄そば」と「ミニラフテー丼」いずれも大盛りで注文した。
お冷やを飲んでいると、まもなくして、料理が一式と箸、金属製のレンゲが載せられたトレーが運ばれてきた。
最初に「沖縄そば」を食べることにする。沖縄そばの麺は太麺の縮れ麺で澄んだスープに浸かっている。麺の上にはラフテー(豚の角煮)が1個と白髭ねぎ、刻みネギ、紅ショウガが載せられている。
まずは丼を傾けてスープを飲んでみた。生姜の利いたスープはあっさりとしているが、旨みが詰まっていて美味しい。
続いて麺を食べる。太麺の麺はコシがあってもちもちとした食感が美味しい。つるつるとした喉越しで、1本1本がボリューミーである。麺を食べていると白髭ねぎや刻みネギ、紅ショウガが麺に絡んで口の中に入ってくる。刻みネギは大きめに刻んであり、シャキシャキとした食感がアクセントになっていて美味しい。大盛りにしたこともあって、なかなかのボリュームである。
麺を食べながらラフテー(豚の角煮)にかぶりつく。厚くて大きいラフテーはなかなかのボリュームである。赤身はジューシーで柔らかく、歯応えがあって美味しい。脂身は甘くてとろけるような味わいである。
「沖縄そば」の麺があらかたなくなったところで、「ミニソーキ丼」を食べることにする。「ミニソーキ丼」は深皿のような丼にご飯が盛られ、その上に豚のアバラ肉の軟骨部分を煮たものが2切れ載せられていて、ご飯の脇にスクランブルエッグ風の玉子が添えられており、紅ショウガと刻み海苔、刻みネギがトッピングされている。
「ミニソーキ丼」を金属製のレンゲで掬って口に運ぶ。大きな豚のアバラ肉の軟骨は見た目とは全く異なる食感で美味しい。舌の上でとろけるように柔らかく、香ばしい油の香りが食欲をそそる。赤い紅ショウガは彩りのアクセントになっている他、優しい甘さの玉子に刻みネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。
ミニソーキ丼を食べてしまうと「沖縄そば」の丼を傾けて、スープを飲み干した。最後にデザートを食べる。デザートは柑橘系のゼリーで、スプーンが添えられている。
甘酸っぱいゼリーは口の中をさっぱりとさせてくれる。ゼリーを食べた後はコップに残った冷ジャスミン茶を飲み干して完食。美味かった。お腹も満腹である。
卓上に置かれた伝票を持って、店の奥にあるレジで代金を払って店を出た。
今日も1日事務室で仕事である。夜に打合せがあり、その後、仕事を片付けて帰宅する。職場を出て、空を見上げると上空には雲が広がっていたが、雲と雲の合間に暗い空がわずかに顔を出していた。
立春の今日は晴れ。今朝は上空に澄んだ暗い空が広がっていて、東の空に明るい光を放つ木星と金星が浮かんでいる。路面はしっとりと濡れて、未明に雨が降ったことを物語っていた。
朝の気温は5℃で弱い北よりの風が吹いている。雨で濡れた空気はしっとりとしていて、潤いを感じられる。今日は暖かくなるとの天気予報にハーフコートを着て出勤した。
朝の新宿の上空には青空が広がっていたものの、大きな雲が浮かんでいたが、日中はすっかり雲が一掃されて、澄んだ青空が広がった。昼間の最高気温は19℃と暖かく、日射しも燦々と降り注いで、すっかり春の陽気である。北よりの風が強く吹いていて、乾いた空気が涼しく感じられた。
今日のお昼は外で食べることにした。職場を出ると京王プラザホテルの東側を南北に伸びる東通りを南に歩いていく。甲州街道を渡って左に折れると、一昨年「千吉カレーうどん」を食べたカレーうどん屋「千吉 新宿甲州街道店」が左手に見えてくる。今日はこのカレーうどん屋「千吉 新宿甲州街道店」のあるビルの地下1階にあるうどん居酒屋「蔵出し和酒と肴 甲州街道 賽」に入店することにした。
この店はうどん居酒屋「武蔵野 はせがわ」として以前営業していたのだが、昨年の3月にうどん居酒屋「蔵出し和酒と肴 甲州街道 賽」としてリニューアルオープンしている。店は地下1階にあるのだが、店に至る階段の入口はカレーうどん屋「千吉 新宿甲州街道店」のすぐ脇にある。
階段を下りていき、扉を開けて店内に入る。店内は入口から見て奥に厨房があり、その手前にカウンター席がL字形に9席配されている他、その左手に4人掛けのテーブル席が5卓と2人掛けのテーブル席が1卓配されている。店員の案内に従って、カウンター席に腰を下ろした。
カウンター席の席は高く、よじ登るようにして席に座る。卓上にメニューが置かれている他、お冷やのコップが重ねられて置かれており、その傍らに冷水の入ったポットが置かれている。
コップを1つ手に取り、ポットから冷水を注ぐと、お冷やを飲みながらメニューを眺める。ランチメニューは「筒井式つけ麺うどん」(ライス、うどん、出汁割り付き)の他、うどん単品メニューとして「肉盛りうどん(温or冷)」「梅昆布うどん(温or冷)」「辛味噌坦々うどん(温or冷)」「スープカレーうどん(温or冷)」「鶏塩うどん(温or冷)」、ランチセットメニューとして「鶏そぼろ丼」「とり天丼」「牛ハラミ焼き丼」の3つの丼のうち1つと「かけうどん(温or冷)」「ぶっかけうどん(温or冷)」「もりうどん(温or冷)」の3つのうどんのうちの1つの組み合わせで構成されている。
店員を呼んで料理を注文する。注文したのは看板メニューの「筒井式つけ麺うどん」である。ライスとうどん両方を大盛りで注文した。
しばらくお冷やを飲んで待っていると、料理が運ばれてきた。ちなみにカウンター卓に設けられた蓋を開けると、中に箸と楊枝、紙おしぼり、飴が入っている。箸とおしぼりを取り出し、紙おしぼりで手を拭くと、さっそく食べることにした。
「筒井式つけ麺うどん」のうどんは平皿に簾が敷かれて、その上に極太のうどんが盛られている。通常は350gだが、大盛りにすると450gあるとのことである。小麦の外皮「ふすま」を使用した自家製うどんはうっすらと茶褐色がかっている。
つけ汁は店の特製オリジナルスープにチャーシューが1個と半分に切られた煮玉子が半個分浮かんでいて、白菜と豚挽き肉が沈み、白髭ネギがトッピングされている。スープには魚粉に加えて、豚の背脂が浮かんでいるようである。
大盛りにしてもらったライスからは湯気が上がっている。米粒が艶々としていて美味しそうである。
うどんを箸で持ち上げると、つけ汁に浸けてうどんを食べる。注意して食べないと、つけ汁が跳ねるので、つけ汁のお碗に顔を近づけて慎重にうどんを食べた。うどんは温かく、湯気が上がっている。口に入れるとコシのある歯応えにもちもちとした食感で美味しい。表面はつるつるとしていて喉越しも良く、いくらでも食べられそうな気分である。
つけ汁はサラサラとした食感の濃厚な魚介スープに動物系スープを合わせていて、旨みの詰まったスープは極太のうどんに負けないくらいの存在感がある。うどんは1本1本がボリューミーで、食べ応えがあって美味しい。
うどんを食べながらスープの中に入っているチャーシューをライスの上に載せて、ご飯と一緒に食べる。チャーシューといっても一見すると肉の塊である。赤身と脂身の割合が7:3くらいで、バランスのとれたチャーシューはがっつりとした歯応えで美味しい。煮玉子はとろけるような味わいである。
うどんをひたすら食べた後は、つけ汁を少し、残ったライスにかけて、雑炊風にしてライスをかき込んだ。つけ汁は味が濃くて、少量のつけ汁で残ったライスが無くなってしまった。
店員にお願いして出汁割りをもらうことにした。少し間をおいて、出汁割りが湯桶に入れられて出された。
薄い琥珀色の出汁割りは魚介ダシのスープのようである。
これをつけ汁の入っているお碗に注いで、箸で軽くかき混ぜると、これを飲み干して完食。美味かった。満足である。
コップに残ったお冷やを飲み干して、口の中をさっぱりとさせると、席を立った。既に店内の客は自分一人だけである。入口脇のレジで代金を払って店を出ると、店の前に置かれた階段には「準備中」の札が置かれていた。
午後は職場で夜まで仕事をする。昨日も出勤しているので、今日は精神的にかなり疲れてしまった。
夜、仕事を終えて帰宅の途につく。日が沈むと昼間の陽気が嘘のように、風が冷たく感じられた。暗い空には、再び大きな雲がいくつも浮かんでいた。
今日は晴れ。今朝は上空に雲が浮かんでいるものの、澄んだ暗い空が広がっていて、星が瞬いている。朝の気温は0℃で冷たい北風が吹いていて、冷蔵庫の中にいるような底冷えのする寒い朝となった。
今日は1日有休消化でお休み。朝、妻の出勤を見送ると、再び布団に潜り込んで二度寝を楽しんだ。一応、目覚ましをセットしたつもりだったのだが、目が覚めると、既にカーテンの外は明るくなっていて、日射しがカーテンから漏れて室内に射し込んでいた。時計を見ると既に9時を回っている。思わず跳ね起きた。
日中は南から東の地平上に雲が浮かんでいるものの、上空はスッキリとした青空が広がって、日射しが燦々と降り注ぐ、冬晴れの空模様となった。昼間の最高気温は10℃で強い北風が吹いていて、気温以上に寒く感じられる。
午前中は自宅で写真の整理や部屋の整理などをする。今日の午後は藤沢の実家に行くことにしているが、お昼は日野で食べていくことにした。
昼前に自宅を出ると、日野駅前に出てみる。日野駅西側に広がる駅前ロータリーに面して立ち食い蕎麦屋「日野屋」がある。今日はここで食べることにした。
店に入ると、すぐ左手に券売機があって、ここで食券を購入する。メニューは温かいそば・うどん各種、冷たいそば・うどん各種、各種サイドメニュー、各種トッピング等で構成されている。温かいそばまたはうどん、冷たいそばまたはうどんのメニューとして「天ぷら」「天玉」「とろろ」「とろろ月見」「山菜」「コロッケ」「たぬき」「月見」「わかめ」「かけ」がある他、温かいそば又はうどんだけのメニューとして「カレー」「カレー月見」が用意されている。
またサイドメニューとして「ひの屋めし」「ミニカレー丼」「カレー丼」「とろろ月見丼」「ビール缶」といった丼や飲み物の他にトッピングとして「玉子」「わかめ」「山菜」「コロッケ」「天ぷら」「とろろ」がある。これ以外にもセットメニューなどがあった。
狭い店内は入口から見て中央に厨房があり、その右手にコの字形に6人ほどが食事をできるくらいの立ち席形式のカウンターテーブルが設けられている。カウンターテーブル上に食券を並べて料理を注文した。
注文したのは温かい「天玉」そば「大盛」と「カレー丼」である。ちなみに蕎麦の量は「中盛」「大盛」「特盛」があり、「中盛」が1.5玉、「大盛」が2玉、「特盛」が3玉となっている。料金設定は「中盛」100円、「大盛」180円、「特盛」380円となっていて、「大盛」がもっともコスパが良い。
カウンターテーブルの上には棚が設けられていて、天ぷらやコロッケ用の小さいホットショーケースや丼の隣に、重ねられたコップやティッシュボックスが置かれている。カウンターテーブルの上には一味唐辛子と冷水のポット、箸、楊枝が置かれている。
棚の上からコップを1つ手に取り、カウンターテーブル状の冷水のポットから冷水を注いだ。お冷やを少し飲んで、喉を潤す。やや間をおいて、カウンターの中から料理が出された。
「天玉」そば「大盛」は鉢のような大きな丼に入っていて、関東風の濃いダシに蕎麦が浸かっている。蕎麦の上に小さい掻き揚げと刻みネギ、ワカメが載せられ、生玉子が1個落とされている。
まずダシを少し飲んだ。大きな丼にたっぷりと入っているダシは、甘みと旨みが感じられて、見た目ほど濃くは感じられない。
続いて蕎麦を食べる。ここの蕎麦は急速冷凍麺を使用していることをウリにしている。この急速冷凍麺とは茹で上げ直後の釜揚げされた麺を急速冷凍しているとのことで、店ではこの麺を熱い湯にくぐらせて、出しているようだ。蕎麦は柔らかい食感ながら、もちもちとした歯応えである。
麺を食べていると、麺に刻みネギやワカメが絡まって口の中に入ってくる。玉子も崩れてダシの表面に広がってきた。かき揚げはニンジンとタマネギ、ワカメが入っている。ダシを吸ったかき揚げは崩れてしまって、麺に絡まるようにして口の中に入ってきた。ちょっと存在感の無いかき揚げである。
蕎麦を食べてしまうと、カレー丼を食べることにした。カレー丼は丼というよりは大きなお碗といった器にご飯が盛られ、カレールーがかけられて、福神漬けが添えられている。カレー丼にはスプーンが添えられた。
さっそくスプーンでカレーとライスを掬って口に運ぶ。ドロリとしたカレールーにはタマネギが入っている。カレーはダシで延ばしていることもあり、辛さは醤油の辛さである。万人受けする甘口のカレーの中に旨みが感じられる。福神漬けが食感のアクセントになっている。
カレーを食べてしまうと、蕎麦のダシを飲むことにした。大きな丼を傾けて、ダシを飲む。ところが、かなりの量なので、飲み干すと、お腹が苦しくなるくらいになってしまった。完全な水腹である。
最後にコップに残ったお冷やを飲み干して何とか完食。蕎麦はいまいちだったが、お腹はいっぱいになった。食器の返却口は無く、そのままにしておいて良いとのことだったので、店を出ると一旦、自宅に戻った。
家に帰ると熱いコーヒーを淹れて少しくつろぐ。今日も寒いが、家の中にいると、ガラス窓を通して日射しが燦々と降り注いでいる。窓の近くにいると日射しがポカポカと暖かかった。
午後は実家に行って、3ヶ月ぶりに散髪に行くことにした。今日は寒いのでクローゼットからダウンジャケットを出して、これを着ていくことにした。日野駅から電車に乗り、途中、八王子と町田で乗り換えて、実家のある藤沢に向かう。藤沢に近づくにつれて、次第に上空には雲が広がってきた。
実家に寄った後、馴染みの理容店で散髪をして、スッキリした。
夜になって、日野の自宅に戻る。日野駅から自宅までの道を歩きながら、上空を見上げると、薄い雲が一面に広がっているのが見えた。今夜はふたご座流星群のピークとのことだが、これでは流星を見るのは厳しそうである。
今日は曇り時々晴れ。今朝は上空に雲が広がっていて、街灯が寒々しく見えた。朝の気温は3℃で弱い北風が吹いている。空気が冷たく、ヒンヤリと感じられた。
今日は都内の大学で仕事のため、平日と同じ時間に出勤する。今日から冬物のスーツを着ることにした。先日、新調したスーツを着て家を出た。電車に乗って新宿駅に出ると、新宿駅で山手線に乗り換えて渋谷駅に向かう。渋谷駅から会場までは歩いて10分ほどである。
業務が終わったのは昼過ぎである。日中は上空に雲が多く浮かんでいるものの、薄日が射している。昼間の最高気温は10℃を越えるくらいで、寒い1日となった。冷たい北風が吹いていて、乾いた空気が冷たく感じられる。
帰る前にお昼を食べていくことにした。宮益坂上交差点の近くにあるビルの1階にうどん蕎麦屋「手造り釜あげうどんそば 澤乃井」がある。今日はこの店に入店することにした。
店内は入口から見て奥に厨房があり、入口側のスペースの左手に12席配された大きなテーブルが配されている他、その周囲に4人掛けのテーブル席が6卓と2人掛けのテーブル席が4卓配されている。大きなテーブル席はカウンター席として扱われており、店に入ると店員から「カウンター席に座ってください」と言われて、空いている席に座った。
席に座ると、お冷やと紙おしぼりが出された。卓上にはお冷やのポットと七味唐辛子、楊枝、メニューが置かれており、お冷やを飲みながらメニューを眺めた。
メニューは各種「温かいうどん・そば」「冷たいうどん・そば」「ごはんもの」「うどん・そばの追加トッピング」「酒肴」「おすすめセット」「澤乃井のおすすめ冬のあったかメニュー」で構成されている。
注文したのは「おすすめセット」から「カツ丼セット」を注文することにした。このセットは釜あげうどん、ざるうどん、たぬきうどん(温・冷)、ざるそば・たぬきそば(温・冷)が選択できる。看板に「釜あげうどん」と書かれていることもあって、看板メニューの「釜あげうどん」を注文することにした。本当なら釜玉うどんがあれば、それにしたいところなのだが、何故か釜玉うどんがメニューに無い。そこで、「うどん・そばの追加トッピング」から玉子を追加で注文する。うどんは麺2玉、カツ丼はご飯大盛で注文した。
お冷やを飲んで料理ができるのを待つ。店内の壁には芸能人の色紙が所狭しと並んでいる。それらを眺めていると、料理が一式トレーの上に載せられて運ばれてきた。トレーの上には「釜あげうどん」「カツ丼」の他につけ汁、お新香、生玉子、箸、レンゲが載せられている。お新香の小皿はつけ汁の器の上に置かれている。
「釜あげうどん」は大きな丼に入っていて、うどんの茹で汁に中太のうどんが浸かっている。
つけ汁には小さな天かすと刻みネギが浮かんでいる。
カツ丼は丼に盛られたご飯の上にタマネギの入ったダシでにられて、玉子でとじたカツが5切れ載せられていて、ミツバが添えられて彩りを添えている。
カツ丼にはお新香が添えられた。お新香はキュウリの醤油漬である。
トッピングの玉子は生玉子でお碗に入っている。
久しく釜揚げうどんを食べていなかったので、釜揚げうどんがうどんの茹で汁に浸かって出てくるのは予想していなかった。しかし考えてみれば、昨年、丸亀製麺 新宿三井ビル店で「釜揚げうどん」を食べたときはうどんの茹で汁に浸かっていた。すっかり忘れていた。これでは生玉子をうどんに投入するわけにはいかない。つけ汁に投入して食べるとするか。
まずはうどんを食べることにする。メニューに書かれている記事によると、この店は釜あげうどんの元祖ともいわれる宮崎うどんのお店ということである。中太のうどんは吟味した2種類の粉をブレンドし、踏み込み、熟成を重ね、切り出しているとのことである。
このうどんをつけ汁に浸けて口に運ぶ。つけ汁に使用している醤油は宮崎ヤマエ醤油、椎茸も宮崎産、昆布は北海道利尻昆布と真昆布、鰹節は高知からと各産地の特選素材を多量に配合し、オリジナルよりも辛めで関東にあった味にアレンジしているとのこと。
濃い味のつけ汁に浸けたうどんは少し縮れ気味で、つけ汁をたっぷりと絡ませて口の中に入ってくる。柔らかく、もちもちとした食感とつるつるとした食感が感じられて美味しい。温かくて、今日みたいな寒い日には美味しい。
うどんを半分くらいまで食べてしまうと、醤油の味が濃いこともあって、だんだんと飽きが来た。ここで、つけ汁に生玉子を投入することにする。軽く生玉子を箸でかき混ぜると、つけ汁に適量入れてうどんを食べる。
生玉子の甘さが濃い味のつけ汁に混ざり合って、また異なった味わいが楽しめる。ひたすらうどんを食べていると、丼の中のうどんがほとんど無くなってしまった。
ここで、カツ丼を食べる。カツ丼の載せられたカツは一見すると脂身の無い豚肉を使用しているようである。カツにかぶりつくと、淡泊な豚肉の旨みが口の中に広がった。カツの衣は薄く、ダシを吸ってカツにジューシーさを与えている。豚肉は柔らかくて美味しい。
玉子は熱が入ってやや固くなってしまっている。ここに釜あげうどんを食べているときに残ってしまった生玉子を投入し、カツ丼をかき込んだ。カツが無くなると、残ったご飯はキュウリの醤油漬けで食べてしまった。
最後につけ汁にうどんの茹で汁をレンゲで注ぎ、つけ汁を飲み干して完食。美味かった。満腹、満足である。
お冷やを飲み干すと、卓上に置かれた伝票を持って立ち上がった。入口脇のレジで代金を払って店を出た。
宮益坂を下りて渋谷駅に着くと、電車に乗って帰宅の途につく。新宿からは中央線特別快速電車に乗ることができたこともあって、帰宅したのは15時前だった。
ちょっと疲れを覚えて、昼寝をする。目が覚めたのは既に夜7時を回っていた。少々寝過ぎたようである。