J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
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独り呑み(@居酒屋 一休 立川南口店)

2019年05月24日 | 食べ歩き(独り呑み)


今日は晴れ。今朝は快晴で、上空には雲ひとつ無い青空が広がっている。朝の気温は16℃で風は無く、空気は少しヒンヤリと感じられる。しかし、東の空に昇ってきた朝日から降り注ぐ日射しは既に強く、朝から汗ばむくらいの陽気である。今日の最高気温は30℃を越えて真夏日になるとの天気予報に、上着省略で出勤した。
日中は上空の所々に小さい雲が浮かんでいるものの、青空が広がって初夏の太陽が容赦なく照りつけている。昼間の最高気温は31℃で、今年初の真夏日となった。空気は乾燥していることもあって、カラリとした暑さである。日差しのあるところに出ると汗ばむほどに暑いが、日陰は北よりの風が涼しかった。

今日は午後、現場調査に行くことにして職場を出た。調査は2時間ほどで終わると考えて外出したのだが、外はまだ暑い。職場から新宿駅までは地下道を歩いて行ったのだが、現場のある蒲田駅から現場までは日陰はほとんど無く、炎天下を歩いて調査を行った。
調査を終えて、夕方、直帰する。今日は夕食を食べて帰ることにしている上、明日は休みなのでちょっと呑んで帰りたい気分である。しかし、まだ日は高く、この時間に居酒屋に入るのは気が引けた。立川あたりまで行ってから、どこか店に入ろう。

蒲田駅からは京浜東北線に乗って隣駅の川崎駅まで行き、そこで南武線に乗り換えて立川まで行く。南武線は始発から終点まで乗ることになる。約1時間ほどの行程だが、車内は冷房が効いていて、立川に到着する頃にはだいぶ体も冷えてしまったようである。
電車が立川駅に到着したところで、改札を出て駅南口に出た。南口ロータリーから線路沿いに諏訪通りを西に向かって歩いていくと、やがて左手に「居酒屋 一休」の看板が見えた。そこで今日はこの居酒屋「一休 立川南口店」に入店することにした。


店に入ると、店員が出てきたので一人であることを告げる。すると、店員に店の奥の方にあるカウンター席に案内された。卓上には醤油と塩、一味唐辛子、灰皿、メニューが置かれている他、2つの席毎に箸と小皿が置かれている。


席に座るとおしぼりが出されたので、おしぼりで手と顔を拭いた。店員に先日作ったメンバーズカードを渡し、まずは飲み物を注文する。まずは「サントリー ザ・プレミアム・モルツ生(中ジョッキ)」と「山盛りまぐろぶつ切り」である。
ビールとお通しはすぐに運ばれてきた。お通しは「枝豆」である。


まずはビールで一人乾杯。今日は暑くて汗だくになってしまったこともあって、冷たいビールが美味しい。


枝豆を食べ、ビールを飲む。しばらくして「山盛りまぐろぶつ切り」が運ばれてきた。「山盛りまぐろぶつ切り」は笹が敷かれた皿の上に塗りマスが置かれ、その中にダイコンのツマが盛られて、まぐろのぶつ切りが盛られている。まぐろのぶつぎりにはおろしワサビが添えられ、醤油小皿も運ばれてきた。


醤油小皿に醤油を垂らして、まぐろのぶつ切りを食べる。


小さくカットされたまぐろのぶつ切りは、試しに数えてみたら23個ほどあった。筋のあるものもあったが、どれももっちりとした食感で、味が濃くて美味しい。


ぶつ切りを食べた後はダイコンのツマも食べてしまって、ビールも飲み干した。ここで店員を呼んで料理とドリンクを追加注文する。
注文したのは「メガハイボール」と「MEGAチキン」である。「メガハイボール」を注文すると2つのサイコロと空のジョッキを渡される。このジョッキの中でサイコロを振り、ぞろ目が出たり偶数が出たりすると通常価格よりも安く呑めるという趣向である。また奇数が出た場合はメガジョッキか横綱級ジョッキで呑める。横綱級ジョッキだと1リットル入っているらしい。

サイコロを振った結果、一の目と五の目が出た。これで、偶数の目が出た場合の価格で呑むことができる。やや間があって、「メガハイボール」が運ばれてきた。


「メガハイボール」に口を付けようとしたところで、「MEGAチキン」も運ばれてきた。


あらためて「メガハイボール」を飲む。どっしりとした飲みのハイボールはやや氷が多い気がする。
「メガハイボール」を飲みながら「MEGAチキン」に箸を付ける。「MEGAチキン」はザルに紙を敷き、その上に10個ほどの唐揚げが載せられている。一休秘伝のタレで揚げたという唐揚げは1個1個が大きく、ボリュームがある。衣はサクサクとした食感で、衣の中には詰まっている鶏肉はジューシーで美味しい。この唐揚げにハイボールが合う。ベストマッチである。


唐揚げを無心になって食べながら、ハイボールを飲んだ。気付くと、唐揚げの皿は空になり、ハイボールも無くなってしまった。
やはりハイボールの氷は多かったようだ。メガにした割にはあまり量が無かったのは残念である。

唐揚げを食べ終えると、結構、お腹も膨らんだ。いつもならここで、もう一品くらい料理を注文するところだが、今日はもう要らない。
最後に〆のご飯ものを注文することにした。店員を呼んで「東村山黒ソースのBLACK焼きめし」を注文する。ついでにお冷やももらうことにした。

お冷やはすぐに運ばれてきたが、料理はなかなか運ばれてこない。しばらくして「東村山黒ソースのBLACK焼きめし」が運ばれてきた。


鉄板の上に載せられた「東村山黒ソースのBLACK焼きめし」はタマネギ片と鶏そぼろが混ざった黒ソースのかけられたご飯が盛られている。鉄板には柄の長いスプーンが2つ添えられた。スプーンで混ぜ合わせてお食べくださいとのことである。
さっそくスプーンでライスをかき混ぜる。メニューブックを見るとニンジンやキャベツがふんだんに入っているようなのだが、この料理にはタマネギ片や鶏そぼろに糸のようなニンジンの千切りが2切れほど入っているだけである。ちょっと期待はずれである。


気を取り直して、ライスをかき混ぜる。既に東村山名物の黒ソースを合わせたライスは既に黒く染まっているが、かき混ぜたライスの方が黒の色が薄くなった気がする。
焼きめしを食べる。スプーンでかき混ぜたライスは再び湯気を立てている。かなり熱そうだ。そのライスをスプーンで掬って口に運ぶ。パラパラとした食感のライスにはソースの旨みと甘みが感じられて美味しい。鶏そぼろやタマネギの旨みが混ざり合って、食べ応えのある一品である。

「東村山黒ソースのBLACK焼きめし」を一気に食べ終えると、お冷やを飲んで口の中をさっぱりとさせた。お冷やを飲みながら店員を呼び、会計をする。この店では会計にクレジットカードも使えるが、クレジットカードを使用すると、現金精算よりも割引率が減るため、現金で精算をする。小銭が増えるのは仕方ない。
精算を終えると、メンバーズカードを受け取り、帰り支度をして店を出た。諏訪通りを歩いて立川駅に行くと、電車に乗って日野駅に移動する。

今日は上着省略でちょうど良かった。夜も日中の暑さを引きずっているかのように、まだまだ気温が高い。ただ、夜遅くになって風が北よりの風に変わると、次第に気温も下がってきた。

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独り呑み(@鳥貴族 国立店)

2019年05月10日 | 食べ歩き(独り呑み)


今日は晴れときどき曇り。今朝は上空に澄んだ青空が広がっていて、北から南へ一条の飛行機雲が描かれていた。朝の気温は12℃で弱い北よりの風が吹いている。東の空から昇ってきた朝日が眩しく感じられた。
日中は薄い雲がたなびいているものの、よく晴れて、上空には青空が広がった。朝から気温がぐんぐんと上昇し、日中の最高気温は27℃と夏日になった。午前中は弱い北よりの風が吹いていたが、午後になって強い南よりの風が吹いてきた。動くと汗ばむような陽気だが、湿度が低く、空気がカラリとしていて、風が心地よかった。

夕方になって雲が広がってきた。夕日が薄雲の向こうから淡く街を照らしていて、新宿の街がオレンジ色に染まっている。
今日は仕事の帰りに、懸案だったカメラの広角ズームレンズ「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED7-14mm F2.8 PRO」を修理に出すため、オリンパスサービスステーションに向かう。このレンズは今年の2月に山梨にカメラを持って行った際に、カメラを玉砂利の上に落とし、その際にレンズ表面に小さい傷が付いてしまったものである。

その時は撮影に支障はなかったが、その後、晴天の日に写真を撮ると、妙なフレアが画像に入るようになってしまった。この傷の影響かどうかは分からないが、ちなみに同じ写真を広角ズームレンズ「OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」で撮ると、画角は狭くなるが、フレアは入らない。点検も兼ねて、修理に出した方が無難だろう。
先日、覚悟を決めてオリンパスフォトパスプレミア会員になった。スタンダード会員と違って、プレミア会員になると、年会費が必要になるが、その代わり、修理割引が30%OFFになる。今回はこれがかなり効きそうだ。とはいえ、レンズ交換になると相当の値段になることは覚悟しておかなければなるまい。

修理に出して、オリンパスサービスステーションを後にすると、新宿駅から中央線快速電車に乗り、国立駅で下車した。今日は夕食を食べて帰ることにしており、先日購入した「ラーメンWalker東京2019」に載っていたラーメン屋に向かった。ところが、なんと、その店はシャッターを閉めていて、しかもシャッター前には「テナント募集」の札がかかっている。雑誌掲載から半年も経ずに閉店してしまったのか。
当てが外れて、駅に戻ってくる途中で、駅南口の富士見通りを歩いていると、駅前のロータリーの角から2軒目のビルの地下にある居酒屋「鳥貴族」の看板が目に入った。そこで、明日は土曜ということもあり、少し呑んで帰ることにした。


階段を降りて、居酒屋「鳥貴族 国立店」に入る。入口の扉を開けると、店内は混んでいたが、出てきた店員に案内されて厨房に面したカウンター席に座った。卓上には正面にタッチパネルが置かれている他、串入れ、灰皿、箸、会計のバインダーメニューが置かれていて、小皿が2枚と紙おしぼりが2膳分重ねられている。
とりあえず、正面に置かれたタッチパネルでビール(ザ・プレミアム・モルツ)を1杯注文することにする。お通しは無いので、つまみとしてスピードメニューの「親鶏あぶり焼-塩ポン酢味-」を注文することにした。更に期間限定で「平成のヒットメニュー」が何品か掲載されており、その中から「きも焼 -塩ごま油添え-」を注文することにした。

さっそく、目の前のカウンターの中からビールと「親鶏あぶり焼-塩ポン酢味-」が出された。


まずは紙おしぼりで手を拭き、ビールで一人乾杯。今日は夏日となったこともあり、暑いくらいだった。夜になって気温は下がってきたが、やはり冷たいビールは美味しい。


続いて箸を取って、「親鶏あぶり焼-塩ポン酢味-」を食べる。「親鶏あぶり焼-塩ポン酢味-」は香ばしく焼かれた鶏肉に塩ポン酢がかかっていて、スライスタマネギと刻みネギがたっぷりと載せられている。


箸で鶏肉をいくつかまとめて口の中に放り込んだ。小さくカットされた親鶏肉のスライスは強い旨味と弾力ある歯応えがあって美味しい。仕上げに使われた塩ポン酢が味を引き締めている。鶏肉に載せられたタマネギがさっぱり感を演出している。
「親鶏あぶり焼-塩ポン酢味-」を食べていると、「きも焼 -塩ごま油添え-」が運ばれてきた。このメニューは平成24年に登場したヒットメニューとのこと。皿の上には、鶏の肝を5切れほど1つの串に刺したきも串が2本載せられていて、その上にたっぷりの刻みネギが盛られ、おろしニンニクがトッピングされている。その脇にはごま油が入った小さい器が添えられている。


きも串に載せられている刻みネギをごま油の小器に入れ、きも串をごま油にたっぷりと浸けて口に運ぶ。ごま油の入っている小器の底には塩が溜まっていて、適度な塩気がきも串に与えられた。


きも焼きは柔らかく、香ばしくて美味しい。おろしニンニクがきも焼きにがつんとした風味を与えている。ごま油の香ばしさに加えて、塩が肉の味を引き締める。あまりたっぷりと肉を油に浸けると、塩もたっぷりと肉に付着する。ちょっと塩辛いくらいである。思わずビールをゴクゴクと飲んでしまい、グラスに残ったビールは残り少なくなってしまった。
タッチパネルで飲み物を追加で注文する。注文したのは「メガハイボール(ジムビーム)」である。酒の肴に「玉子とじチキンカツ」と「チキン南蛮」、「とり天 -梅肉ソース添え-」を注文した。

しばらくして「メガハイボール(ジムビーム)」がカウンターの中から出された。


メガジョッキに入った「メガハイボール(ジムビーム)」はなかなか飲みでがありそうだ。さっそくグラスに口を付けようとして、「玉子とじチキンカツ」と「チキン南蛮」がカウンターの上に並べられた。


あらためて、「メガハイボール(ジムビーム)」を飲む。甘い香りと、しっかりした飲み応えが美味しい。爽快なハイボールで、暑い夏にはちょうどいい。
「メガハイボール」を飲みながら料理をつまむ。先に箸を付けたのは「玉子とじチキンカツ」である。


「玉子とじチキンカツ」は平成25年に登場したヒットメニューで、当時は「鉄板チキンカツ」という料理だったとのこと。3切れのチキンカツの上にとろとろのかき玉子のようなソースが載せられていて、刻みネギがたっぷりと載せられている。玉子とじではなく、チキンカツ玉子ソース載せというべき料理である。
箸でチキンカツを頬張った。熱々のチキンカツには和風醤油ベースのたれが絡められていて、サクサクとした食感に和風醤油ベースのたれの旨みと玉子の甘みが絡み合って美味しい。鶏肉もジューシーである。ボリュームもあって美味しい。

続いて「チキン南蛮」を食べる。「チキン南蛮」も4切れのチキンカツに醤油ベースのタレを絡め、タルタルソースがかけられている。


熱々のチキンカツはあっさりとした味わいながら、ジューシーで、醤油ベースのタレにタルタルソースの玉子の甘みが絡み合って美味しい。「メガハイボール」もかなり飲んでしまった。「玉子とじチキンカツ」と「チキン南蛮」で、かなりお腹も膨らんだ。
料理を食べていると、「とり天 -梅肉ソース添え-」がカウンターの上に出された。


「とり天 -梅肉ソース添え-」は平成26年に登場したメニューで、当時は「鶏しそ巻き天ぷら」という料理名だったとのこと。皿の上にはとり天4つが載せられている。


とり天の脇には梅肉ソースが溜まった小器が添えられている。さっそくとり天を箸で取り、梅肉ソースをたっぷりと絡めて口に運んだ。熱々のとり天はあっさりとした味わいで、梅肉ソースのほのかな酸味としその香りが食欲を刺激する。とり天を食べながら「メガハイボール」を飲んでいると、やがて、皿もグラスも空になってしまった。

最後に〆のご飯を食べることにしてタッチパネルで「鉄板そぼろご飯温玉のせ」を注文する。一緒にあがりの緑茶をもらうことにした。緑茶はタッチパネルで注文できないので、目の前の店員に言って注文する。
しばらくして「鉄板そぼろご飯温玉のせ」と緑茶が運ばれてきた。


「鉄板そぼろご飯温玉のせ」は鉄板の上に小さいながらも山盛りに盛られたご飯の上にそぼろが載せられ、温玉がトッピングされてる。温玉の上から刻みネギが散らされて、おろしニンニクが添えられている。「鉄板そぼろご飯温玉のせ」にはスプーンが添えられた。


スプーンでご飯の山を崩しながらそぼろと温玉、刻みネギとおろしニンニクを適度にかき混ぜて、口に運んだ。温玉とそぼろご飯がオリジナルのだし醤油に絡まって、旨みがあって美味しい。おろしニンニクのがつんとした風味が感じられる一方で、温玉がまろやかな味わいと甘みを与えている。
「鉄板そぼろご飯温玉のせ」を食べ終えると、お茶を飲む。酒を飲んでいい気分になった胃袋に緑茶が染み渡るように美味しい。

湯呑みに残った緑茶を飲み干すと、タッチパネルで会計のボタンを押し、帰り支度をして席を立った。バインダーを持って、店の入口まで行くと、入口脇にあるレジで代金を精算して店を出た。
国立駅から電車に乗って帰宅の途につく。空には薄い雲がかかっているのか、痩せたような半月が淡い光を放っていた。

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独り呑み(@居酒屋 一休 武蔵境店)

2019年04月05日 | 食べ歩き(独り呑み)


今日は晴れ。今朝は上空に薄い雲が所々に広がっているが、青空が広がっていて、朝日が燦々と降り注いでいる。今朝の気温は4℃で弱い北風が吹いていて、空気がヒンヤリと感じられる。日中は気温が上昇するとの天気予報だったが、朝の冷え込みに薄手のコートを羽織って出勤した。
日中も上空には薄い雲が所々に浮かんでいるものの、青空が広がって日射しが降り注ぐ穏やかな空模様となった。昼前から南風が吹いてくると、気温はぐんぐんと上がり、昼間の最高気温は23℃まで上昇した。少し外を歩くと汗ばむような陽気となったが、空気がカラカラに乾燥していることもあり、強く吹く南風が涼しく感じられて、過ごしやすい陽気となった。

今日は1日事務室で仕事をした後、帰宅の途につく。今日は夕食を食べて帰ることにしているが、明日は土曜ということもあり、少し呑んで帰ることにした。新宿駅から中央線快速電車に乗ると、先日独り呑みをした武蔵境駅で下車した。
先日は居酒屋「魚民 武蔵境北口すきっぷ通り店」に入ったが、今回は別の居酒屋を探すことにして、駅北口に出ると武蔵境通りを東に三鷹方面に歩いていく。100mほども歩いたところで左手に赤地に黒文字で書かれた「居酒屋 一休」の看板が見えた。そこで、今日はこの居酒屋「一休 武蔵境店」に入店することにした。


店に入るとすぐに店員が出てきた。一人であることを告げると、店員に店の奥の方にあるカウンター席に案内された。卓上にはメニューが広げられており、卓上には醤油と塩、一味唐辛子、取り皿、楊枝、灰皿が置かれている。席に座ると箸が置かれておしぼりが出されたので、おしぼりで手と顔を拭いた。


「居酒屋 一休」はメンバーズカードを作ると、ドリンクが半額になる他、おつまみも20%オフとなる。また、曜日や日によっては別のサービスもあり、メンバーズカードを作るのがほぼ必須になっている。ちなみにメンバーズカードを作るのは有料だが、1回飲むだけで元が取れる。ただし、有効期間は入会した日から1年間なので、1年経ったらまた作らなくてはならない。
ということで、昔作ったカードは既に有効期限を過ぎているため、メンバーズカードを作った。これで、料理やドリンクは安価な会員価格で楽しむことができる。もっとも、この価格は支払いを現金とした場合の価格であって、クレジットカードで精算する場合は、これよりも高くなるとのことである。作ったカードは一旦、店員に渡した。


さて、まず最初に注文したのは「サントリー ザ・プレミアム・モルツ生(中ジョッキ)」と「一休煮込み」である。ビールとお通しは、すぐに運ばれてきた。お通しは「枝豆」である。先日の居酒屋「魚民」よりもずっと早く料理が運ばれてくるのがいい。しかも価格も安いと来ている。


まずはビールで一人乾杯。今日は日中、気温が上昇したこともあって、冷たいビールが美味しい。


枝豆を食べ、ビールを飲みながらメニューを眺める。メニューはマルトクメニュー、名物料理といった各種オリジナルメニューに加え、刺身、サラダ、串焼、焼き物、一品料理、炒物、揚物、鉄板料理、飯物、デザートその他といった各種料理とビール、洋酒、サワー、カクテル、ワイン、リキュール、焼酎、日本酒、ソフトドリンクで構成されている。
ビールを飲んでいると「一休煮込み」が運ばれてきた。レンゲが添えられた「一休煮込み」は予想していたよりも大きな器に入っている。器の中には味噌ベースのダシで煮込んだ豚モツとダイコン、ニンジン、豆腐、コンニャクが入っていて、たっぷりの刻みネギが盛られている。


レンゲで煮込みを軽くかき混ぜながら、レンゲと箸で煮込みを食べる。柔らかい肉はプリプリとしていて美味しい。野菜の甘みが染み出したダシに浸かった豆腐は味が良く染み込んでいる。コンニャクが食感のアクセントになっている。
「一休煮込み」を食べ、ビールを飲んでいると、ビールが残り少なくなってしまった。店員を呼んで料理とドリンクを追加注文する。

注文したのは「ジムビームハイボール」と「特大炙りしめさば」「ホタルイカ天ぷら」である。
最初に「ジムビームハイボール」が運ばれてきた。


その後、「一休煮込み」の皿とビールのジョッキが空になる頃に「特大炙りしめさば」が運ばれてきた。


「特大炙りしめさば」には醤油用の小器が添えられた。


長細い平皿に盛られた「特大炙りしめさば」は17切れにカットされていて、おろしワサビが添えられている。


おろしワサビを小器に取り、卓上の醤油を垂らしてワサビ醤油を作った。「炙りしめさば」をワサビ醤油に浸けて食べながら、「ジムビームハイボール」を飲む。「炙りしめさば」はジューシーで、その身に旨みが詰まっていて美味しい。


氷の浮かべられた「ジムビームハイボール」はバーボンのハイボールである。どっしりとした飲み応えで、「炙りしめさば」の味わいをしっかりと受け止めている。冷たくて美味しい。
「炙りしめさば」を食べていると「ホタルイカ天ぷら」が運ばれてきた。小皿に盛られた「ホタルイカ天ぷら」は全部で6尾あり、塩が添えられている。


天ぷらを塩に漬けて食べる。意外にふんわりとした食感で、淡泊な味わいが美味しい。


「炙りしめさば」と「ホタルイカ天ぷら」の皿が空になり、ジョッキの中の「ジムビームハイボール」も残り僅かになったところで、〆のご飯ものを注文することにした。店員を呼んで、「特製スタミナ丼」を注文する。熱い緑茶もお願いしようかと思ったが、それは有料になるとのことで、お冷やをもらうことにした。
「ジムビームハイボール」を飲み干してしまったくらいのタイミングで「特製スタミナ丼」とお冷やが運ばれてきた。


「特製スタミナ丼」は丼に盛られたご飯の上に甘辛いたれで炒められた豚バラ肉とネギがたっぷりと載っていて、白ごまがたっぷりと振りかけられており、丼の中央に卵黄がトッピングされている。「特製スタミナ丼」にはレンゲが添えられた。


レンゲを取り、卵黄を崩しながら豚バラ肉と一緒にライスを掬って食べる。豚バラ肉は香ばしくて美味しい。熱の入ったネギは甘くて、舌の上でとろけるような味わいである。豚バラ肉とネギには卵黄が適度に絡みつき、ご飯にも染み込んでいて、なかなか食べ応えがあった。欲をいうなら、大盛りにしてもらえると良いのだが、そういうオプションが無いのは残念なところである。
「特製スタミナ丼」を一気に食べ終えると、お冷やを飲んで喉を潤した。グラスが空になると、お腹も満腹になった。

店員を呼び、会計をする。この店の会計はテーブル精算となっている。現金で代金を払うと、メンバーズカードを受け取り、帰り支度をして店を出た。
武蔵境駅に戻って、中央線に乗り、帰宅の途につく。

日野駅に到着すると、風は収まっていた。暗い空には星が瞬いている。ほろよい気分の体に夜風が気持ちよかった。

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独り呑み(@魚民 武蔵境北口すきっぷ通り店)

2019年03月20日 | 食べ歩き(独り呑み)


今日は晴れ。今朝は上空に雲ひとつ無い澄んだ青空が広がっていて、朝日が眩しい。朝の気温は6℃で弱い北風が吹いていて、風が冷たく感じられる。先日、散髪したこともあって、頭がスースーとする。冷気が清々しく感じられる朝である。
日中も良く晴れて上空には青空が広がった。昼間の最高気温は22℃まで上昇して、上着を着て外を歩くと暑いくらいである。湿度が低く、空気が乾燥しているので、日影に入ると涼しく感じられる。午後から南よりの風が吹いてきた。

今日は1日事務室で仕事をした後、夜になって帰宅する。今日は夕食を食べて帰ることにしているが、明日は春分の日でお休みである。帰りに軽く呑んで行くつもりで、新宿駅から中央・総武各駅停車線に乗った。
スマホで店をいくつか検索していたが、これといって、決め手が無い。おそらく同じことを考えているサラリーマンも多いと思うので、どこの居酒屋も混んでいるだろう。できれば、空いている店があれば良いと思うのだが、どこか良さげな店は無いだろうか。

三鷹駅で中央線に乗り換えたところで、ふと、先日武蔵境のうどん屋「丸亀製麺 武蔵境店」で夕食を食べたことを思い出した。武蔵境駅前にも良さげな居酒屋があった気がする。今日は武蔵境駅で途中下車することにした。
区部を避けたつもりだが、西武線の乗換駅ということで、やはり駅前の居酒屋は混んでいた。駅北口に出て、駅前から北に延びるすきっぷ通りに入る。すぐに入れそうな店を探して歩いていくと、「魚民」の看板が見えた。実際には通りを右に入る角を曲がってすぐのビルの地下1階に居酒屋「魚民 武蔵境北口すきっぷ通り店」がある。見たところ、店は空いていそうな気がする。今日はこの店に入ることにしよう。


店に入る。店内は全て個室で構成されているとのことで、1人であることを告げると、出てきた店員に4人掛けの個室に案内された。店内は大小さまざまな大きさの個室になっているとのことである。


卓上にはメニューが広げられており、テーブルの脇に本醸造しょうゆ、こだわり直火焼き塩、楊枝、紙ナプキン、灰皿、コールボタンが置かれている他、テーブルの中央に重ねられた小皿があり、各席ごとに紙おしぼりと箸が置かれている。
とりあえず、紙おしぼりで手を拭き、メニューを眺める。メニューは刺身、寿司、サラダ、炉端焼、鉄板料理、焼き鳥、もつ鍋、ご飯もの、各種一品料理等のフードメニューとビール、ホッピー、ハイボール、サワー、焼酎、日本酒、カクテル、果実酒、ウイスキー、ワイン、ソフトドリンク等のドリンクメニューで構成されている。

コールボタンを押して店員を呼ぶと、「キリン一番搾り(生)大ジョッキ」を注文する。更に「鉄鍋餃子」を注文することにした。
さっそくビールとお通しが運ばれてきた。お通しは「ゴボウのマヨネーズサラダ」で、ゴボウの他に千切りにしたニンジンとコーンが何粒か入っている。


更に、テーブルの上にタブレットが置かれた。次回以降の注文はこのタブレットで注文するように言われた。
まずはビールで一人乾杯。日中は気温が上昇したこともあって、冷たいビールが美味しい。お通しのゴボウサラダを食べながらビールを飲んでいたのだが、いっこうに餃子が運ばれてこない。大ジョッキにしたので、ビールの量はたっぷりあると思っていたのだが、減りが早いので、ちょっと飲むのをセーブする。


単純に料理が出てくるのが遅れているだけだと思ったが、さすがに痺れを切らしてきた。お通しが無くなったところで、ちょっとビールを飲むのを止めて、デイパックの中から文庫本を取り出して読み始める。なんだか変な気分である。
ページを2、3ページほどめくったところで、ようやく「鉄鍋餃子」が運ばれてきた。


「鉄鍋餃子」にはタレと豆板醤が添えられた。


餃子は鉄板の上に8個並べられている。タレに豆板醤を溶かし、餃子を1つ箸で取って、タレに浸けると口に運ぶ。もっちりとした皮の中には豚挽き肉にニラを加えた餡が入っていて、ジューシーで美味しい。焼きが甘いのか、香ばしさはあまり感じられない。というか、冷凍餃子を温めたような餃子である。まあ、チェーン店なので仕方ないのか。


餃子を食べながらビールを飲む。この店は人手不足なのか、料理が出てくるのが遅いことが気になった。そこで、メニューをめくって、「爽快!ハイボールセット」を注文することにした。このセットは「ビームハイボール」と「【長崎県産】炙り〆鯖の二種盛り」「自家製若鶏の唐揚げ」がセットになっている。これなら、ドリンクが来て、料理がなかなか来ないなんてことはないだろう、と思っていたのだが、期待は裏切られた。
ビールジョッキが空になったところで、「ビームハイボール」が運ばれてきた。氷の浮かべられた「ビームハイボール」にはレモンのカットが添えられている。


ところが、料理がなかなか運ばれてこない。ドリンクを飲みながら酒の肴をつまみたいのに、先にドリンクを飲んでしまって、ドリンクが無くなってしまっては、意味がないのだ。仕方ないので、再び、文庫本を読みながら、料理が運ばれてくるのを待つ。
文庫本のページを5、6ページほどめくっただろうか。ようやく「【長崎県産】炙り〆鯖の二種盛り」が運ばれてきた。


「【長崎県産】炙り〆鯖の二種盛り」には醤油用の小皿が添えられた。


長細い平皿に盛られた「【長崎県産】炙り〆鯖の二種盛り」はダイコンのツマを敷き、中央にワカメとトサカノリ、茎ワカメを僅かに盛って、その左手に〆鯖を6切れ、右手に炙り〆鯖を6切れ載せており、カイワレとおろしワサビ、小さなスライスレモンを1切れ添えている。


おろしわさびを小皿に取り、卓上の本醸造しょうゆを小皿に垂らした。


スライスレモンを炙り〆鯖の上から絞り、炙り〆鯖をわさび醤油に浸けて食べる。炙り〆鯖は皮が香ばしくて、旨みが詰まっている。身厚で美味しい。
ハイボールに添えられたレモンのカットを絞り、炙り〆鯖を食べながらビームハイボールを飲む。ハイボールはすっきりとした飲み口で、炙り〆鯖ともよく合う。

炙り〆鯖を食べてしまうと〆鯖を食べる。〆鯖も身がぎゅっと締まっていて美味しい。さっぱりとした味わいで、ハイボールもグラスの半分くらいにまで減ってしまった。ところが、肝心の「自家製若鶏の唐揚げ」が来ない。ハイボールを節約しながら飲んだ。
〆鯖を食べてしまうと、ダイコンのツマと海草類を片づけた。いっこうに料理が運ばれてこないので、再び、デイパックから文庫本を取り出し、本を読む。居酒屋で酒を飲みながら本を読むというのも、変な光景である。サクッと飲んでサクッと帰りたいところなのだが、時計の針は店に入ってから2時間が経過しようとしている。

文庫本のページを更に5、6ページほどめくっただろうか。ようやく「自家製若鶏の唐揚げ」が運ばれてきた。


皿に紙を敷いて盛られた「自家製若鶏の唐揚げ」は一口大の唐揚げが5個載せられていて、カットレモンが添えられている。


カットレモンを搾り、唐揚げを食べながら、ハイボールを飲んだ。サクサクとした衣閉じ込められた鶏肉はジューシーで美味しい。軽い塩味で、スナックのような味わいである。ハイボールともよく合うが、残念ながらハイボールはグラスの半分以下に減ってしまっている。
最後に〆のご飯を食べることにした。唐揚げを食べながら、タブレットを操作して、「魚民流!海鮮玉子ごはん」を注文することにした。ご飯大盛りで注文したいところだが、大盛りにはできないようだ。ついでに無料サービスの中から緑茶をもらうことにした。

唐揚げを食べながらハイボールを飲んでいると、緑茶の入った湯呑みが運ばれてきた「海鮮玉子ごはん」を食べながらお茶を飲みたいのに、先に運ばれてきても、お茶が冷めるだけである。そんなことを言っても、店員に不評を買うだけなので、黙って湯呑みを受け取った。唐揚げを食べ終えてハイボールのグラスが空になっても、いっこうに「海鮮玉子ごはん」が来る気配は無い。
再び、文庫本のページをめくって本を読んでいると、やっと「海鮮玉子ごはん」が運ばれてきた。


「魚民流!海鮮玉子ごはん」は丼に盛られたご飯の上に卵黄を載せ、その周囲にマグロとサーモンのぶつ切りを載せている他、細く切ったイカとウニ、いくら、かつおぶし、海苔、刻みネギを載せ、おろしわさびが添えられている。


「魚民流!海鮮玉子ごはん」には瀬戸内海小豆島産味醤油が添えられた。


おろしわさびの上から味しょうゆをかけ、軽く丼の上の具をかき混ぜて、ご飯と一緒にかき込む。マグロの濃厚な旨みやサーモンのトロリとした舌触り、ねっとりとしたイカの食感や海苔の磯の風味、甘いウニやイクラのジューシーな味わいなどが渾然一体となりながら、それらを卵黄がまとめ上げるようにして、ご飯と絡まって口の中に入ってくる。サラサラと食べながら、すっかり冷めている緑茶を飲んだ。
あっという間に丼は空になってしまった。最後に緑茶を飲み干して完食。美味かったが、なんだか物足りない。

これ以上、この店にいても、なかなか料理が来なくて時間だけが無為に過ぎるだけなので、会計をして、店を出ることにした。会計をお願いしようとコールボタンを押したが、店員はなかなかやって来ない。既に卓上には食べるものは無く、飲むものも無い。耐えきれずに、入口まで行こうかとしたところで、奥の個室から空の皿を重ねて持ってきた店員を見つけて、声をかけて会計をしたい旨伝えると、そのまま店員の後について入口に向かった。
入口脇のレジで会計を済ませて、店を出た。

武蔵境駅に戻って、中央線に乗って帰宅の途につく。日野駅に到着すると、上空には丸い月が明るい光を放っていた。

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独り呑み(@世界の山ちゃん 立川北口店)

2019年03月08日 | 食べ歩き(独り呑み)


今日は晴れ。昨日雨を降らせていた雲は一掃されて、今朝は上空に雲ひとつ無い青空が広がっていて、空が白々と明るくなっている。ここ2日間は雨天であまり感じなかったが、日の出の時刻が少しずつ早くなっていることを実感させてくれた。
朝、ドアポストに投函されていた朝刊はビニル袋に入っていたが、路面は乾いていて、雨が降ったようには思えなかった。朝の気温は1℃で、冷たい北風が吹いている。どことなく早春を思わせるスッキリとした寒さで、少し気持ちが良かった。

日中は上空に小さな雲が所々に浮かんでいるものの、青空が広がって、日射しが燦々と降り注ぐ穏やかな空模様となった。昼間の最高気温は13℃まで上昇したが、空気がカラカラに乾燥していて、冷たい北風が強く吹いている。日の当たる所に出ると、日射しの温もりが感じられたが、日陰は凍えるように寒く感じられた。
今日は仕事が割合とスムーズに片づいた。今夜は夕食を食べて帰ることにしているので、たまには独り呑みをすることにして、定時を回ったところで職場を出る。新宿駅から中央線快速電車に乗って立川駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。駅北口に出ると、駅前のロータリーから線路沿いに国立方面に向かって歩いていく。立川郵便局の2つ隣のビルの2階に居酒屋「世界の山ちゃん 立川北口店」がある。今日はこの店に入ることにした。


階段を上がって店に入る。店内は入口から見て正面奥に厨房があり、厨房の手前にカウンター席が8席並んでいる他、その手前に背の高い丸テーブルが4人掛けの5卓ある。右手の奥には背の低い4人掛けのテーブル席が10卓配されている。


店に入り、出てきた店員に1人であることを告げると、カウンター席に案内された。席に座ろうとすると、すぐに店員が熱いおしぼりを持ってきたので、おしぼりを受け取り、席に座る。おしぼりで手と顔を拭き、卓上に置かれているメニューに目を通した。卓上にはメニューの他に醤油と焼塩、七味唐辛子といった調味料と楊枝、紙ナプキン、灰皿、骨入れの金属製の壷が置かれており、目の前の卓上には重ねられた2枚の小皿と箸が置かれている。
席に座ると隣の客のたばこの煙が漂ってきた。店内には喫煙・禁煙の別は無く、全てが喫煙席になっているようだ。タバコの煙は辛いが、ここまで来て、店を出るわけにはいかない。少々、店に入ったことを後悔しながら、メニューを眺める。

メニューは看板メニューの「幻の手羽先」をはじめとする各種名古屋名物料理、サラダ、刺身、炒め物、串焼き、揚げもの、ご飯もの、甘味等といった各種フードメニューとカクテル、地酒、酎ハイ、ビール、ワイン、ハイボール等の各種ドリンクメニューで構成されている。
とりあえず、ビールを注文することにして店員を呼ぶ。料理を注文する前に、スマホぐるなびのクーポンを提示して、料金割引のサービスを受けることにした。ホットペッパーのクーポンは2名以上という制約がついているが、ぐるなびのクーポンには記載が無い。店員はたっぷりとその画面を注視した後、クーポンの適用を了解した。

その後に注文したのは「サントリー ザ・モルツ 大ジョッキ」である。お通しは無いということなので、まずは看板メニューの「幻の手羽先 1人前」を注文する。ちなみに「幻の手羽先 1人前」は手羽先が5本となっているとのことである。
さっそくビールが運ばれてきた。大きなグラスの中にはたっぷりとビールが入っている。


「幻の手羽先」が運ばれてきてから、ビールを飲もうと思っていたのだが、なかなか料理は運ばれてこない。もう堪えきれなくなって、独りビールで乾杯。ゴクゴクとビールを飲み始めたところで、「幻の手羽先 1人前」が運ばれてきた。


皿に載せられた「幻の手羽先」にはコショウがたっぷりとかかっている。まずは右手で手羽先を取り、手羽先にかぶりつく。箸袋の裏に書かれているように食べようとすると、自然と両手を使うことになってしまう。しかし、それではビールを飲みながら手羽先を食べるのは困難だ。ビールを飲みながら手羽先を食べようとするには、右手と口を使って上手に食べる必要がある。
まずは大きい身の方を口でくわえながら右手で小さい身の方をひねってちぎる。そのまま、身を歯で挟んで、手で骨を引っ張り出し、身を食べた。香ばしくジューシーな手羽先は、スパイシーで病みつきなる美味しさである。ビールも進む。ビールを飲みながら手羽先を食べる。

小さい身の方は、骨まで食べてしまった。少々、骨は硬いが、食べられないことはない。むしろコリコリとして美味しい。5本の手羽先を食べ終える頃には、たっぷりと入っていたはずのビールジョッキは空になってしまった。
再び店員を呼んで、ドリンクと料理を注文する。続いて注文したのは「ハイボール メガビームハイ」である。通常の2倍サイズという「メガビームハイ」なら、何度もドリンクを注文しなくても済むだろう。料理は「どて煮」と「鶏のタッタ揚げ」を注文することにした。

しばらく待っていると、まずは「ハイボール メガビームハイ」が運ばれてきた。先ほどの大ジョッキと同じ大きなジョッキに注がれたハイボールには氷が浮かべられている。


続いて2品の料理「どて煮」「鶏のタッタ揚げ」が運ばれてきた。


まずは、ハイボールを呑む。冷たいハイボールは、なかなかウイスキーが濃くて美味しい。レモンの酸味が効いていて、飲み応えがある。
ハイボールを飲みながらまずは「鶏のタッタ揚げ」を食べる。タッタ揚げは皿に紙を敷いて5個載せられており、その脇にカットレモンが添えられている。


カットレモンを絞り、先ほどと同様、絞ったレモンを鶏の骨を入れる金属製の壷に入れると、タッタ揚げを食べながらハイボールを呑む。


タッタ揚げは和風しょうが醤油の味付けがされていて、そのままで美味しい。サクサクとした衣に包まれたタッタ揚げの中の鶏肉は柔らかく、ジューシーで美味しい。衣に染み込んだレモン果汁が酸味を添えていて、味わいのアクセントになっている。鶏肉の旨みにショウガの風味が食欲をそそる。和風の旨みに、さっぱりとした味わいのタッタ揚げはいくらでも食べられてしまいそうだ。
「鶏のタッタ揚げ」を食べてしまった後は「どて煮」を食べることにした。木製の鍋敷きの上に置かれた小さな鉄鍋のような器に入っている「どて煮」は、レンゲと取り皿用の小皿が添えられている。


「どて煮」は豚ホルモンの赤味噌煮で、その上に刻みネギが載せられている。取り皿は不要なので脇に押しやると、レンゲで豚ホルモンを食べながらハイボールを呑んだ。


「どて煮」にはこんにゃくが入っている。こんにゃくは味噌とよく合う。濃厚な味噌ダレはドロリとしていて、肉やこんにゃくにたっぷりと絡んで口の中に入ってくる。豚モツは柔らかく、味が良く染みこんでいて、とにかく美味い。ここにご飯があれば、ご飯にかけて食べたい気分である。


ひたすら「どて煮」を食べながらハイボールを呑む。鉄鍋はあっという間に空になってしまった。
ここで店員を呼んで、〆の料理を注文することにした。注文したのは「山ちゃんカレー」「大盛り」である。ちなみに「山ちゃんカレー」「並盛り」はライスの量が200gで、「大盛り」は300gとのこと。

「山ちゃんカレー」を待っている間、グラスに残ったハイボールを呑んでいると、グラスが空になってしまった。店員が空になったグラスを下げに来たので、代わりに熱い緑茶をもらうことにした。
やがて、緑茶が湯呑みに注がれて運ばれてきた。その緑茶を飲もうとしたところに、「山ちゃんカレー」「大盛り」が運ばれてきた。


円形の皿に盛られた「山ちゃんカレー」「大盛り」は皿の半分くらいにライスが盛られ、もう半分くらいにカレーが湛えられていて、スプーンが添えられている。茶褐色のカレールーにはたっぷりの豚の挽き肉とシメジが入っている。


スプーンでライスの山を崩して、カレールーを絡ませるようにして口に運ぶ。ドロリとしたカレールーは後味がスパイシーで、豚肉の旨みに挽き肉の食感がライスと絡み合って、なかなか食べ応えがある。シメジがアクセントになっていて、辛くて美味しい。少々、ライスの量に比べてカレールーが少な目に思えたが、カレールーとライスを適度に絡ませて食べていると、皿も綺麗に空になった。
カレーライスを食べた後は緑茶を飲んで、息をつく。美味かった。満足である。

店員を呼んで会計をする旨を伝え、荷物をまとめて席を立つと、入口脇のレジ前に進んだ。会計を済ませて店を出る。
ビルの外に出ると、北風は幾分弱くなっていた。気温はぐっと下がって、かなり冷え込んでいる。ほろ酔い気分で電車に乗って帰宅の途に着く。

あまり酔ったつもりは無いのだが、家に着くと、眠気が襲ってきた。

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