J@Dの備忘録

おっさんの備忘録
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【閉店】今日のラーメン(特製中華そば@中華そば 36)

2020年09月10日 | 【閉店】ラーメン


今日は曇りときどき晴れ。今朝は西の空に雲が広がっているものの、東の空には青空が広がっていて、薄い雲がたなびくように浮かんでいる。今朝の気温は23℃で湿度が高く、弱い南よりの風が吹いている。昨夜降ったらしい雨で路面は所々濡れていて、シメシメとした風が涼しく感じられた。南の空には白い半月が浮かんでいて、東の空から昇ってきた朝が眩しかった。
 今日は朝、2時間のテレワークをしてから、職場に出勤する予定となっている。今日は6時前に起床すると、インスタントコーヒーを淹れて、簡単に朝食を摂った。その後、髭を剃って顔を洗い、定時よりも少し前の時間になって端末に電源を入れ、業務を開始した。

日中は雲が多いながらも、雲の合間から青空が見えていて、薄日が射している。南の空の高い位置には白い下弦の月が浮かんでいた。10時を過ぎたところで、職場にテレワーク終了の連絡を入れ、業務端末の電源を落とす。端末をカバンに入れると、出勤の支度をして家を出た。
電車に乗って新宿駅に到着すると、上空の雲の厚みが増していて、日が陰っていた。昼間の最高気温は32℃で、4日連続の真夏日となった。強い南よりの風が吹いていて湿度が高く、体にこたえるような蒸し暑い陽気である。職場に行く前に軽くお昼を済ませると、タオルで汗を拭いながら職場に向かった。

午後は職場で夕方までデスクワークである。午後、東京都知事の記者会見があり、事実上の都外への移動自粛解除の発言があった。今後は大手を振って、実家の方にも行くことが出来そうだ。今日は暑かったこともあるが、なんだか非常に疲れた。定時を廻ったところで、仕事にひと区切りをつけると、後片付けをして帰宅の途につく。
今日は帰りに夕食を食べて帰ることにしている。新宿駅から中央線通勤快速電車に乗ると、途中、立川駅で下車した。改札を抜けて駅北口に出ると、駅前のロータリーから線路沿いの柳通りを国立方面に向かって歩いていく。立川郵便局の手前の角を左に曲がると、左手にラーメン屋「中華そば 36」がある。


このラーメン屋は以前あったラーメン屋「二十九代目哲麺」の場所にある。ラーメン屋「二十九代目哲麺」が閉店した後、別のラーメン屋が営業していたが、それも閉店してラーメン屋「中華そば 36」が今年の2月1日にオープンした。今日はこの店に入ることにした。


店に入る。店の入口を入ってすぐ左手に券売機があって、ここで食券を購入する。メニューは「特製中華そば」「オロチョンラーメン」「煮干しそば」「煮干しつけ麺」「中華そば」「チャーシューそば」「味玉そば」「メンマそば」「ワンタンそば」「わかめそば」「つけ麺」といった各種麺類と「元祖36生チャーハン」「チャーシューエッグ丼」「ライス(小)」「ライス」「温玉ライス(小)」「温玉ライス」といった各種ご飯もの、「味玉」「スライス玉ネギ」「味付けメンマ」「海苔(5枚)」「自家製ワンタン」「わかめ」「自家製チャーシュー」といった各種トッピング類、「温泉卵」「おつまみメンマ」「味玉メンマ」「温野菜」「肉温野菜」「炙りチャーシュー」といった各種サイドメニュー、「キリンビール」「氷結」「ハイボール」「コカコーラ」「オレンジジュース」といったドリンク類で構成されている。麺類は全て「並」と「大盛」がある。
食券を購入すると、店内に進む。店内の造りは以前あったラーメン屋「二十九代目哲麺」と変わらず、間口の広い店の中央に厨房があり、その周囲を囲むようにL字形にカウンター席が12席配されている他、奥のスペースに6人がゆったりと座れるくらいのテーブル席が配されている。

空いているカウンター席に着くと、カウンターの上に食券を並べて料理を注文する。注文したのは「特製中華そば(並)」「チャーシューエッグ丼」である。注文を終えると、席に座った。
カウンターの上に重ねられたコップが並べてあったので、コップを1つ手に取り、同じくカウンターの上に置かれている冷水のポットから冷水を注いで、1杯飲み干した。再び、冷水をコップに注ぐと、卓上に置く。カウンターの上にはコップと冷水のポットの他にスープ割ほうじ茶のポットが置かれている。卓上にはおろしニンニクと豆板醤、一味唐辛子、醤油、ブラックペッパーパウダー、卓上酢といった各種調味料の他、箸と楊枝、ティッシュペーパー、台ふきんが置かれている。

最初にカウンターの中から出されたのは「チャーシューエッグ丼」である。小さめの丼に盛られたご飯の上に小ぶりのチャーシューが2枚と温玉が載せられていて、タレがかかっている。「チャーシューエッグ丼」にはレンゲが添えられた。


続いて「特製中華そば(並)」が出された。「特製中華そば(並)」の入ったラーメン丼は金属製の皿に載せられていて、黒いレンゲが添えられている。「特製中華そば(並)」の麺は中太麺で、黒いスープに浸かっている。麺の上には豚ロースチャーシューが2枚と豚バラチャーシューが1枚、半個分の味玉、スライス玉ネギ、味付けメンマが載せられていて、海苔が2枚添えられている。


さっそくレンゲを取ってスープを掬って口に運んだ。豚の清湯スープに特製醤油ダレをあわせた黒いスープは、見た目に反してあっさりとしている。豚の旨みと深みを引き出たスープで、キリッとした後味に旨みが濃くて美味しい。
箸を取って麺を食べる。麺は平打麺のような扁平麺でコシがあり、もっちりとした歯応えとツルツルとした喉越しが良くて美味しい。麺にはたっぷりのスープと、麺の上に載せられたスライス玉ネギと味付けメンマが絡んで口の中に入ってくる。タマネギのシャキシャキとした食感に辛味がアクセントになっている。極細の味付けメンマは味が濃くて美味しい。

麺に載せられたチャーシューを食べる。大きなチャーシューは厚みがあまり無いながらも、なかなかのボリュームである。豚ロースチャーシューは脂味の少ない肉質系で、スープを吸ってジューシーな味わいである。一方、豚バラチャーシューは脂身と赤身が半々で、脂身が甘く、舌の上でとろけるような味わいが美味しい。麺を食べながらチャーシューにかぶりつく。口の中では麺とトッピング、スープのオーケストラが奏でられているようである。
麺があらかた無くなったところで、「チャーシューエッグ丼」を食べる。「チャーシューエッグ丼」に載せられたチャーシューはラーメンに載せられているチャーシューに比べて厚みがある。タレは甘く、ニンニクが効いている。


チャーシューを食べながらご飯をレンゲで口に運んだ。チャーシューは肉質系で、脂身は甘く、赤身は柔らかい。タレが絡んだチャーシューは、肉の旨味が濃くて美味しい。もう少しご飯が欲しいところである。ラーメンに添えられた海苔をスープにたっぷり浸して、ご飯を包むようにして口に運ぶ。スープの旨味がたっぷりとご飯に染みこんで、とにかく美味い。2枚の海苔を食べてしまうと、温玉を崩してTKGのようにしてご飯を食べる。タレの甘みが加わって、なかなか食べ応えがある。
「チャーシューエッグ丼」の丼が空になったところで、ラーメン丼を傾けて、残ったスープを飲み干し、完食。美味かった。満足である。最後にコップに残ったお冷やを飲み干すと、カウンターの上に食器を全て上げ、店を出た。

立川駅から電車に乗って、帰宅の途につく。夜になって、昼間よりは気温が下がってきたものの、まだまだ暑い。強い南よりの風が吹いていて、湿度も高く、ムシムシとした陽気である。駅から家まで歩いてくると、汗が全身から噴き出すように感じられた。ワイシャツも汗で濡れて気持ちが悪い。
家に着くと、早々に風呂に入って汗を流す。ようやくスッキリした気分である。

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【閉店】今日のラーメン(でんやす式ざる〆茶漬けセット@でんやす)

2020年07月07日 | 【閉店】ラーメン


今日は曇り時々雨。今朝は上空に厚い雲が広がっているものの、雲の一角に穴が空いていて、青空が顔を出していた。薄日が射していて、少し空が明るくなってきている。しかし、雨がパラパラと降っていて、妙な空模様である。今朝の気温は24℃で南よりの風が吹いている。湿度が高く、蒸し暑い朝となった。
今日は1日出勤である。電車に乗って新宿に到着すると、雲の合間から強い日射しが降り注いでいた。都心では、昨夜、今年初めての熱帯夜となったようだ。強く吹く南よりの風が生温く感じられて、かなり蒸し暑い陽気である。

昼間の最高気温は29℃で2日連続の夏日となった。七夕の今日から二十四節気「小暑」となる。この頃から暑さが本格的になってくるとのことだが、既にかなり暑い日が続いている。
日中は上空に厚い雲が広がって、時折小雨がぱらつく生憎の空模様となった。所用で外に出ると、南風が強く吹いていて湿度が高く、水分をたっぷりと含んだ重い空気が体にまとわりつくように不快に感じられた。

定時を廻って夜まで仕事をした後、机上を片付けて職場を出た。外は雨がぱらついていて、雨に濡れるのを避けて地下道を歩いて新宿駅に向かう。新宿駅から中央線快速電車に乗って、立川駅で下車した。
今日は夕食を食べて帰ることにしている。改札を抜けて、駅南口に出るとペデストリアンデッキを歩いて、アレアレア2の3階にあるラーメンスクエアに足を向けた。

入店したのは先月1日にオープンしたラーメン屋「潮ラーメン でんやす」である。この店のあった場所には以前ラーメン屋「Seattle Ramen Stand」があったが、1年余で閉店した。


店の入口手前左手にある券売機で食券を購入して、店内に入る。メニューは「澄まし潮ラーメン」「琥珀潮ラーメン」「でんやす式油そば」「でんやす式極つけ麺」「でんやす式ざる」の5種類の麺類を基本に味玉・肉増し・メンマ増しをトッピングした各種「特製」メニューを組み合わせた10種類の麺類、「〆茶漬け(並)」「〆茶漬け(小)」「〆バターごはん(並)」「〆バターごはん(小)」「ごはん大盛り」「ごはん」「チャーシューごはん」「鯛ごはん」といった各種ごはんもの、「替玉」「半替玉」「和え玉」「麺大盛り」「海老塩味玉」「葱増し」「メンマ増し」「肉増し」といった各種トッピング・替玉、「鯛皮せんべい」「揚げたてじゃこ天」「ピリ辛メンマ」「手羽中唐揚」「手羽中あまから」といった一品もの、「生ビール(大)」「生ビール(中)」「生ビール(小)」「生レモンサワーor生レモンハイボール」「ソフトドリンク」「日本酒A(一合)」「日本酒A(半合)」「日本酒B(一合)」「日本酒B(半合)」などのドリンク類と5種類の麺類と〆のご飯を組み合わせた各種ラーメンと〆のご飯セットで構成されている。
店内は入口から見て左手奥に厨房があり、正面から右手奥にかけて、4人掛けのテーブル席が3卓と2人掛けのテーブル席が7卓配されている。各席上には箸が並べられている他、卓上には、山椒と胡椒、紙ナプキン、楊枝が置かれている。テーブルとテーブルの間には透明なビニルシートがかかっていて、新型コロナウイルス感染症予防の対応がされている。

店員に「お好きな席にどうぞ」と言われて、店の一番奥の4人掛けのテーブル席に座った。店員が食券を取りに来たので、購入した食券を並べて料理を注文する。
注文したのは「特製でんやす式ざる」「麺大盛り」と「〆茶漬け(並)」「ごはん大盛り」である。ちなみに各種ラーメンと〆のご飯セットはラーメンと〆のご飯を単純に組み合わせたもので、セットにすることで値引きにはならない。そこで、特製ラーメンを食べたかったので、全て単品で注文した。

お冷やはセルフサービスとなっている。冷水器は入口を入ってすぐ右手にあり、その隣にコップが重ねて置かれている。コップを1つ手に取ると、冷水を注いでまずは1杯冷水をあおった。再び冷水で満たしたコップをテーブルに運ぶ。
しばらくして、「特製でんやす式ざる」「麺大盛り」が運ばれてきた。やや間を置いて、「〆茶漬け(並)」「ごはん大盛り」が運ばれてきた。


麺は極細麺で、麺の山の頂には鯛皮せんべいが載せられている他、周囲に豚バラチャーシューが4枚と肩ロースチャーシューが4枚、味玉が1個、穂先メンマが2本、白髭ネギ、カイワレが載せられていて、昆布海苔が1枚添えられている。ちなみに麺の量は並盛(製麺時)が約180g、大盛りは約240gとのこと。


麺にはつけ汁と2種類の薬味、塩が添えられた。
つけ汁は艶がかった濃いめの醤油ベースのスープである。


薬味はゆず皮とおろしワサビである。おろしワサビは注文ごとに天然ワサビをおろして出しているとのこと。


塩は鞆浦産の自然海塩とのことである。


「〆茶漬け(並)」「ごはん大盛り」はお碗にご飯が山盛りに盛られていて、その上にあられとカラスミが少量載せられ、カイワレが散らされている他、刻んだ柴漬けがお碗の隅にこんもりと盛られ、お碗の縁にはおろしワサビがトッピングされている。


「〆茶漬け(並)」「ごはん大盛り」にはスープが添えられた。少し白く濁っているスープは魚介ダシのスープのようである。


店員が1枚のラミネートされたシートをテーブルの上に載せて、食べ方を教えてくれたので、まずはこの通りに食べてみることにする。


最初は「麺をそのままダイレクトにすすり、麺そのものの味わいと余韻を」とあるので、まずは麺をそのまま食べてみる。北海道の小麦粉「はるゆたか」を中心に独自ブレンドした小麦粉で打ったという特注麺は麺を茹でた後に冷水でしめている。もちもちとした食感の麺は、小麦粉の風味にほのかな甘みが感じられた。
続いて塩や本わさび、柚子皮等の薬味を麺に載せて食べる。塩をつけた麺は麺の甘みが増すように感じられて美味しい。柚子皮や本わさびは麺に載せてみたが、うまく載らないので、そのままつけ汁に投入してしまった。そのつけ汁に麺を浸けて食べる。

瀬戸内産の真鯛から取った出汁をブレンドした特製つゆは極限まで濾過した純水で作られているとのこと。そのおかげか、出汁の旨みが濃く、ストレートに伝わるような味わいで麺の旨みをしっかりと受け止めている。つけ汁に入れたおろしワサビはツンとした風味と辛味で、麺にアクセントを与えている。柚子皮の風味が清涼感をもたらしてくれていて美味しい。
麺を食べながら麺の上に載せられたトッピングを食べる。味玉は中の黄身がトロリと舌の上でとろけるような食感と濃い味わいで美味しい。特大の穂先メンマは特製つゆに浸して食べた。スープを吸ったメンマはジューシーで美味しい。ボリュームもあって、なかなかの食べ応えである。カイワレと白髭ネギはつけ汁に浸して、麺と一緒に食べた。カイワレと白髭ネギのシャキシャキとした食感に、小麦の麺のもちもちとした食感の組み合わせが美味しい。つけ汁がみるみる内に減ってしまった。

残りの麺を食べるにはつけ汁が少なすぎる。店員を呼んで、つけ汁を追加できるか聞いてみると、新しい蕎麦猪口につけ汁を入れて持ってきてくれた。これなら残りの麺もたっぷりとつけ汁に浸けて楽しむことが出来る。


ふと、最初につけ汁だけで麺を食べなかったということに思い至り、新しいつけ汁に麺を浸けて食べる。濃い旨味のダシは麺にたっぷりと絡まって口の中に入ってくる。薬味が無いので、鯛の風味がストレートに口腔に広がった。もっちりとした麺はお互いに絡みあい、スープをたっぷりと吸って口の中に入ってきた。ジューシーな味わいで美味しい。
今度はチャーシューを食べる。やや厚みのあるチャーシューは豚バラチャーシューである。小ぶりなチャーシューは赤身と脂身がほぼ半々で白っぽく見える。1枚をつけ汁に浸して口に運ぶと、舌の上で脂がとろけるように美味しい。麺と一緒に食べると、チャーシューが口の中で崩れて麺に絡まって喉の奥に消えていく。脂の甘さと香ばしい風味が感じられた。

薄いハムのようなチャーシューは肩ロースのチャーシューである。脂身は少なく、そのまま食べるとハムのような食感だが、つけ汁に浸して食べると焼豚のような味わいで美味しい。麺と一緒に食べると、柔らかい歯応えに麺の食感が絡まって、なかなか食べ応えがあった。
麺の上に載せられていた鯛皮せんべいを食べる。これはつけ汁に浸けても柔らかくならないので、そのままかじった。パリパリとした食感の鯛皮せんべいは香ばしくて美味しい。鯛皮せんべいを食べながら麺を食べる。昆布海苔もつけ汁に浸し、麺と一緒に食べた。磯の香りが濃く、ダシの旨味とあわさって、また異なった味わいと食感である。

麺をおおかた食べ終えたところで、ダシ茶漬けを食べることにした。先ほどの食べ方が書かれたシートを見ると「スープにつけ汁をお好みで入れ、スープとして飲み、〆茶漬けを入れてお召し上がり下さい」とある。
目の前には2つの蕎麦猪口があり、1杯目の蕎麦猪口には底に少しだけつけ汁が残っている。この蕎麦猪口のつけ汁を大胆に「〆茶漬け(並)」に注いだ。そして、2杯目の蕎麦猪口に残っているつけ汁もまた適量「〆茶漬け(並)」に注ぐと、その上からスープを注いだ。

2杯目の蕎麦猪口に残したつけ汁にもスープを注ぎ、まずはスープを注いだつけ汁を飲む。魚介ダシのスープを注いだつけ汁は、魚介の旨味が濃くて美味しい。麺を食べているときに蕎麦猪口の中に残った具や細かい麺の切れ端がスープと共に口の中に入ってきて、思いがけず美味しかった。
続いて「〆茶漬け(並)」を食べる。つけ汁とスープが軽く混ざり合った出汁に浸ったご飯の山はかなり美味そうだ。おろしワサビと刻んだ柴漬けを軽くご飯に絡ませながら、ご飯をかき込む。


ネットリとした食感と塩気の強いカラスミは少量ながらもお茶漬けの中で存在感を誇っている。香ばしいアラレはダシを吸って、程よくジューシーで食感のアクセントになっている。刻んだ柴漬けのシャキシャキとした食感におろしワサビのツンとした風味が一陣の清涼感をもたらしてくれる。ダシの旨味を纏ったご飯は表現しがたいほどに美味しい。サラサラとご飯をかき込んでしまった。
あっという間にお碗の中は空になった。最後にコップに残った冷水を飲み干して完食。美味かった。満足である。

帰り支度をして、店を出た。
外は雨は止んでいた。上空には雲が切れて、暗い空が顔を出していた。

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【閉店】今日のラーメン(ネギチャーシューメン@ラーメン チャチャチャ)

2020年04月24日 | 【閉店】ラーメン


今日は晴れときどき曇り。今朝は上空に小さな雲が敷き詰められたように浮かんでいたが、雲と雲の合間には青空が見えていて、東の空に昇ってきた朝日の日射しが雲の合間からこぼれるように射し込んでいる。今朝の気温は7℃で風はほとんど無く、早朝の空気がヒンヤリと感じられる。玄関の扉を開けると、冷蔵庫を開けたような冷気が室内に流れ込んできた。
今日は自宅で午前中、半日テレワークの予定としている。平日より少し遅い時間に起きると、コーヒーを淹れて朝食を摂った。玄関のドアポストに投函された朝刊を開き、記事に目を走らせながら、コーヒーを飲む。それから、端末に電源を入れると、業務を開始した。

午前中は日が昇るにつれて、上空の雲が取れて青空が広がってきた。南よりの風が吹いてくると共に、気温も上昇して昼間の最高気温は17℃まで上昇した。日中は大きな綿あめのような雲が上空に浮かんでいるもの、青空が広がって、日射しが燦々と降り注いでいる。湿度が低く、空気がカラカラに乾いているせいか、強く吹く南よりの風が冷たくて、涼しく感じられる陽気である。
お昼過ぎになって職場にメールで業務終了の連絡を入れて業務を終了する。今日はこれからお昼を食べてスーパーに買い出しに行くことにしている。

昨日、東京都から都民の「買物における外出時間を分散するため、3日に1回程度のお買い物を呼びかけ」があったこともあって、休日のスーパーでの買物はしばらく控える。しかし、それでは普段仕事をしていると、買物に行く機会も無くなってしまうので、平日に休みを取って買物に行くこととした。今日、午後半休を取ったのはそのためである。
買い物に行く前にお昼を食べることにした。まずは、電車に乗って日野駅から隣の立川駅に移動する。改札を抜けて駅南口に出ると、ウインズ通りを歩いて立川アーバンホテル1階にあるらーめんたま館に足を運んだ。


先週は入口左手にあるラーメン屋「煮干豚骨 くぼ鷹」で「煮干豚全部のせ」を食べたが、今日は入口右手にあるラーメン屋「ラーメン チャチャチャ」でラーメンを食べることにした。


店の作りは以前と変わっていないが、店のスペースを区切るボードが無くなっていて、暖簾で店のスペースを区切っている。店の左手の柱の脇に券売機があり、ここで食券を購入する。メニューは「ラーメン(並・中・大)」「ネギラーメン(並・中・大)」「ネギチャーシューメン(並・中・大)」「つけ麺(並・中・大)」「激辛みそ味ネギラーメン」「ネギ冷やし」「ラー油ネギ冷やし」といった各種麺類と、「太麺変更」「味噌変更」「チャーシュー厚切り」「チャーシューW」「チャーシュー」「ネギ」「ネギW」「ワカメ」「味玉」「コテコテ」「生卵」「のり(5枚)」「バター」「コーン」といった各種トッピング、「チャーハン」「ライス(小)」「ライス」「ネギライス(並・大)」「黒カレー(並・大)」「チャーハン(並・大)」「うな丼(豚)(並・大)」「チャーシュー丼(並・大)」といった各種ごはん物、「ビール」「濃いめ!ウーロンハイ」「黒ウーロン茶」といった各種ドリンクで構成されている。ちなみに各種ラーメンの麺の量は並が150g、中が225g、大が300gとのこと。またライスは並が200g、大が300gとのことである。
店は厨房を囲むようにカウンター席が10席L字形に配されている。券売機で食券を買うと、カウンター席に座り、カウンターの上に食券を並べて料理を注文する。注文したのは店のオススメである「ネギチャーシューメン(並)」と「チャーシュー丼(大)」である。

料理を注文すると、カウンターの上にお冷やの入ったコップが置かれたので、まずはコップを傾けて、渇いた喉を潤した。冷たくて、僅かに清涼感も感じられて美味しい。カウンターの上に置かれた冷水のポットを見ると、中の水には氷が浮かべられていて、レモンのスライスが1枚入っている。再び冷水をポットに注ぐと卓上に置いた。カウンターの上には冷水のポットの他にレンゲと台ふきんが置かれている。
卓上には醤油とおろしニンニク、豆板醤、ブラックペッパーグラウンド、お新香、お新香用魔法の粉といった各種調味料や薬味の他、箸と楊枝が置かれている。ちなみにお新香はダイコンとキャベツの浅漬けである。カウンターテーブルの下にはティッシュボックスが置かれていた。

しばらくして、「チャーシュー丼(大)」がカウンターの中から出された。続いて「ネギチャーシューメン(並)」がカウンターの中から出された。
「ネギチャーシューメン(並)」は口縁の大きな平たい丼に入っている。麺は中細のストレート麺で、膜の張った豚骨醤油スープに浸かっている。麺の上にはチャーシューが5枚と白髭ネギ、ワカメが載せられていて、海苔が2枚添えられている。スープには刻みネギが浮かんでいる。


カウンターの上に置かれたレンゲを1つ手に取ると、スープを掬って口に運んだ。スープはこってりめで、バランスの取れた旨味と甘みが美味しい。仕上油の香ばしさが鼻腔に広がった。
続いて箸を取って麺を食べる。村上朝日製麺所製の麺はモチモチとした食感で美味しい。麺にはスープをたっぷりと絡まって口の中に入ってきた。更にワカメと白髭ネギが麺に絡んで口の中に入ってくる。ふんわりとしたワカメはボリューム感があり、更にスープをたっぷりと吸って、ジューシーで美味しい。白髭ネギはシャキシャキとした食感に、素材の辛味がアクセントになっていて美味しい。

麺を食べながらチャーシューを食べる。やや小ぶりの豚バラチャーシューは厚めにカットされている。脂身と赤身のバランスが良く、スープが良く染み込んでいて、柔らかくジューシーで美味しい。チャーシューは5枚もあるので、なかなかのボリュームである。
麺をあらかた食べ終えたところで、「チャーシュー丼(大)」を食べる。「チャーシュー丼(大)」もまたチャーハンを盛り付けるような口縁の大きな平たい器に盛り付けられている。ご飯の上に12切れの短冊状のチャーシュー片を載せて、その上からタレをかけ、ブラックペッパーを振りかけている。


ラーメンを食べるのに使ったレンゲを使って、「チャーシュー丼(大)」を食べた。ライスはやや固めに炊かれていて、タレがライスにも良く染みこんでいて、美味しい。甘辛いタレが肉の旨味と絡み合い、更にコショウでパンチが効いていて美味しかった。
ラーメンに残しておいた海苔をスープに浸して、ライスとチャーシューをくるむようにして口に運ぶ。チャーシューの旨味にスープの旨味が一体となって、口の中に広がる。ジューシーで美味しい。箸休めにお新香をライスの上に載せて食べる。お新香はあっさりとした味わいで、パリパリとした食感がアクセントになっている。最後は、丼をレンゲでかき込むようにして食べてしまった。

「チャーシュー丼(大)」の皿が空になると、あとはラーメンのスープをレンゲで掬って飲む。丼の底に溜まった具を食べてしまうと、レンゲを置き、丼を両手で持ち上げてスープを飲み干し、完食。美味かった。満腹、満足である。
最後にコップに残ったお冷やを飲み干して、器を全てカウンターの上に上げると、席を立って店を出た。

らーめんたま館を出て立川駅に戻ると、電車に乗って2駅隣の豊田駅に向かう。豊田駅北口にあるイオンモール多摩平の森で買い物をすると、帰宅の途についた。
日が傾いて雲が広がってくると、次第に日射しが無くなってきた。日が沈むと、風向きが北よりに変わって、気温がぐっと下がってきた。

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【閉店】今日のラーメン(煮干豚全部のせ@くぼ鷹)

2020年04月14日 | 【閉店】ラーメン


今日は晴れ。昨日、一日中降っていた雨は未明には止んだ。上空には青空が広がっていて、東の空に浮かぶ厚い雲の隙間から朝日が射し込んで、明るくなってきた。今朝の気温は5℃で冷たい西よりの風が吹いている。路面はしっとりと濡れていて、湿った空気がヒンヤリと感じられた。
今日は今日は自宅で午前中、半日のテレワークの予定としている平日と同じ時間に起きると、コーヒーを淹れて朝食を摂る。玄関のドアポストに投函された朝刊を開き、記事に目を走らせながら、コーヒーを飲んだ。それから、端末に電源を入れると、業務を開始する。

午前中は日が昇るにつれて、上空の雲が取れて青空が広がってきた。日中は概ね快晴で、所々に小さな雲が浮かんでいるものの、気持ちの良いくらいに青空が広がった。昼間の最高気温は17℃で、燦々と降り注ぐ日射しが暖かく、日が当たるところに出ると暑いくらいである。しかし日陰に入ると、乾いた北よりの風が強く吹いていて、空気が冷たく感じられた。
昼になって業務を終了すると、買い出しに行くために外出した。まずはお昼を食べることにして、電車に乗って日野駅から隣の立川駅に移動する。改札を抜けて駅南口に出ると、ウインズ通りを歩いて立川アーバンホテル1階にあるらーめんたま館に足を運んだ。


らーめんたま館に来るのはかなり久しぶりである。前回、ラーメン屋「初代 青樹」に行ったのが昨年の6月なので10ヶ月ぶりである。たま館に入ると、入口側の両側のラーメン屋が両方とも変わっている。以前、入口を入って左側にあったラーメン屋「いとし家」ラーメン屋「煮干豚骨 くぼ鷹」に、右側にあったラーメン屋「初代 青樹」ラーメン屋「ラーメン チャチャチャ」になっている。今日はラーメン屋「煮干豚骨 くぼ鷹」で食べることにした。


店のつくりは以前、このスペースで営業していたラーメン屋「いとし家」と変わっておらず、店の右手の柱脇に券売機があり、ここで食券を購入する。メニューは醤油豚骨スープの「豚醤らーめん」と煮干豚骨スープの「煮干豚らーめん」の2種類のラーメンをベースにそれぞれ「味玉らーめん」「チャーシューめん」「全部乗せ」を組み合わせた麺類と「背脂ニボシ」の計9種類の麺類、「蝦夷豚丼」「麺とセット限定 ミニ蝦夷豚丼」といったご飯もの、「特製味玉」「お肉増し5枚!」「ハリハリネギ」「特製のり7枚」「極太メンマ」「不揃いなチャーシュー3~5枚」「蝦夷豚丼ごはん大盛り」「豚丼お肉1枚増し」「生たまご」「白米 並盛り」「ニボシバクダン 追い飯専用!」「刻みタマネギ」「麺大盛り」「替え玉」といった各種トッピング類、「キャベチャー」通常倍の「ギアセカンド」「トリプル」といった各種キャベチャー、「瓶ビール」「レモンサワー」「レモンサワーのなかだけ」「黒ウーロン茶」「角ハイボール」といった各種飲物で構成されている。麺類は麺の固さや味の好み、煮干魚粉多めなどのお好みが出来るようである。
厨房に面するようにカウンター席が8席一直線上に並んでいる。券売機で食券を買うと、カウンター席に座り、カウンターの上に食券を並べて料理を注文する。当初、注文したのは「煮干豚らーめん全部乗せ」と「蝦夷豚丼」だったが、店主から「蝦夷豚丼は量が多いが、それで良いか?」と諫められて、急遽「ミニ蝦夷豚丼」に変更した。「蝦夷豚丼」「ミニ蝦夷豚丼」はお好みで「マヨネーズ」「特製豆板ラー油」「マスタード」「つゆだく」「ネギだく(玉ねぎ多め)」「ネギだくだく(玉ねぎで肉隠れる)」「刻みニンニクイン」といった調整ができるとのことで、「つゆだく」「ネギだくだく」「刻みニンニクイン」で注文する。

料理を注文するとカウンターの上に重ねられたコップの山からコップを1つ手に取り、同じくカウンターの上に置かれた冷水のポットから冷水を注いで、お冷やを1杯飲んだ。あらためて、ポットから空になったコップに冷水を注ぐと、卓上に置く。
カウンターの上にはコップと冷水のポットの他、台ふきんが置かれている。卓上には酢とミル付粗挽きコショウ、箸、楊枝が置かれ、カウンターの下にはティッシュボックスが置かれている。また別途、生にんにく、紙エプロン、ヘアゴムの用意があるとのことで、必要があれば、スタッフに声をかけて欲しいとのことである。

しばらくして、最初に「ミニ蝦夷豚丼」がカウンターの中から出された。確かに、他のラーメン屋にあるようなミニ丼とは異なる盛りに思わず笑みがこぼれる。「ミニ蝦夷豚丼」は小ぶりのお碗にご飯を山盛りに盛って、その上に炙った厚切りの豚バラ肉を6枚載せて、同じく炙ったタマネギを肉が隠れるくらいに盛り、その脇に刻みキャベツと紅ショウガを載せていて、紅ショウガが彩りを添えている。丼をカウンターの上から卓上に置くと、香ばしい香りが鼻腔に広がった。


続いて「煮干豚らーめん全部乗せ」が出された。「煮干豚らーめん全部乗せ」の麺は中細の縮れ麺で、表面に膜の張った灰色の煮干豚骨醤油スープに浸かっている。麺の上には縦半分に割った味玉が1個分と極太のメンマ、細長い青ネギが載せられていて、海苔が1枚浮かべられて、その上に魚粉がたっぷりと盛られている。丼の縁には7枚の特製チャーシューを載せていて、まるで、チャーシューの花びらの中央にラーメンが溜まっているように見える。ラーメンにはレンゲが添えられた。


あらためて、お冷やを一口飲んで喉を潤すと、レンゲを取ってスープを掬って口に運ぶ。やや少なめに見えるスープを掬うと、表面の灰色のスープの下には濃い醤油スープが姿を現した。和歌山産の醤油と旭川産の醤油を融合させたという特製醤油ダレを使用しているという醤油スープは、一見濃いめに見えるが意外にあっさりとしていて、口に入れると醤油の旨みに豚骨の甘みが感じられる。更に煮干しの香りが強く、まるで煮干しを食べているかのような味わいのスープである。
レンゲを置いて箸を取ると、麺を食べる。くぼ鷹特注の三河屋製麺製の中細の縮れ麺はシコシコとした歯触りにもちもちとした食感が美味しい。麺は、スープをたっぷりと絡め取って口の中に入ってきた。麺にはさまざまな具が絡んで口の中に入ってくる。長くカットした小葱はシャキシャキとした食感に、ネギの辛味がアクセントになっていて美味しい。極太のメンマは柔らかく、スープを吸ってジューシーな味わいが楽しめた。味玉の黄身は濃くて、甘くて美味しい。

麺を食べていると、海苔がスープに沈み、海苔の上に載せられた魚粉がスープに混ざり合って、更に魚粉の香りが濃くなった。麺にも直接、魚粉が絡んで、魚粉の旨みが口の中に広がる。
丼の縁にかけられたチャーシューを食べる。薄いが大きなチャーシューは赤身と脂身のバランスが良く、ハムのような食感で美味しい。そのまま食べると、脂身は甘く、赤身は肉の旨味が濃い味わいである。この特製チャーシューをスープに浸けて食べる。すると、赤身にスープが染みこんで、肉の旨みに煮干しの旨みが加わって、また異なった味わいが楽しめた。

麺をあらかた食べ終えたところで、「ミニ蝦夷豚丼」を食べることにした。「ミニ蝦夷豚丼」の肉の上にたっぷりの載せられているタマネギは飴色をしていて、とにかく美味そうである。タマネギの下に隠れている豚バラ肉は極厚にカットした肉を特製ダレで炙ってご飯の上に載せている。肉にかぶりつきながら、タマネギと一緒にご飯をかき込む。
熱の加わったタマネギは甘くて美味しい。豚バラ肉は小さいながらも肉厚で香ばしく、特製ダレの甘辛い味わいが食欲をそそる。豚バラ肉はどれも赤身と脂身のバランスがまちまちではあるものの、どれも香ばしく、ガツンとした歯応えとボリュームで美味しい。キャベツの千切りと紅ショウガが、食感のアクセントを与えている。

ラーメンのスープはスープをたっぷりと吸った海苔が浮かんでいる。この海苔は海苔屋さんの特製海苔とのことで、スープに浸かっても、まったく崩れていない。この海苔で、丼のご飯を巻いて口に放り込んだ。煮干しの旨みをたっぷりと吸った海苔はジューシーで、ご飯とも良く合う。
「ミニ蝦夷豚丼」のお碗に盛られたご飯は、ミニ丼とは思えないほどにたっぷりと盛られている。このご飯の上にレンゲでラーメンのスープを適量入れて、雑炊風にしてかき込む。煮干しの旨みを纏った米粒は、表現しがたいほどに美味しい。ミニ丼では無く、追い飯にすれば良かったのだろうか。肉にかぶりつきながら、サラサラとご飯をかき込むようにして食べた。

「ミニ蝦夷豚丼」のお碗が空になったところで、ラーメン丼の中の具を片付け、丼を傾けてスープを飲み干して完食。美味かった。満足である。
店員さんに言われて、「蝦夷豚丼」を「ミニ蝦夷豚丼」に変更して正解だった。変更していなければ、下手をすると食べきれなかったかもしれない。

最後にコップに残った冷水を飲み干して完食。カウンターの上に食器を全て載せて、店を出た。らーめんたま館を出て、立川駅に戻ると、電車に乗って3駅隣の八王子駅に向かう。八王子駅北口にあるイオンフードスタイル八王子店で使えるクーポンがあるので、これを利用して買い物を終えると帰宅の途についた。
日が沈むと、ぐっと気温が下がってきた。風は弱くなってきたものの、空気がヒンヤリとして冷たく感じられる。家に着くと、熱い風呂に入って、1日の疲れを癒やした。

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【閉店】今日のラーメン(みそラーメン@四ツ角飯店(日野))

2020年03月09日 | 【閉店】ラーメン


今日は曇り時々晴れ。今朝の東京の日の出の時刻は6時ちょうどだが、東の空に雲がかかっていて、朝日は見えない。しかし、上空に広がった澄んだ空は徐々に明るくなってきた。今朝の気温は6℃で弱い北よりの風が吹いている。昨日降った雨の影響で、路面は生乾き状態で湿度が高く、湿った空気がヒンヤリと感じられた。
今日は自宅で、午前中3時間のテレワークをした後、職場に行く予定になっている。朝、いつもと同じ時間に起床すると、モーニングコーヒーを飲みながら朝刊に目を通した。定時の少し前に、職場から持ってきた端末に電源を入れて、業務を始めた。

午前中は雲が広がる時間帯もあったが、次第に青空の領域も増えてきて、日が射して明るくなってきた。時計の針が11時を廻ったところで、仕事を片付けて出勤の準備をする。今日は暖かくなるとの予報だったが、昨日は寒かったこともあってハーフコートを羽織って家を出た。
家を出て職場に行く前に、日野でお昼を食べていくことにした。家を出て日野駅まで行くと、改札を通らずに甲州街道沿いを東に進む。駅から100mほど東の日野駅前東交差点の角にある建物の中に中華料理屋「四ツ角飯店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入る。間口の狭い店内は奥行きがあって、入り口からみて右手に厨房があり、厨房の正面に9席のカウンター席が配されている。空いている席に座ると、女将さんがお冷やを出してくれた。お冷やを飲みながら卓上に置かれたメニューを眺めた。
メニューは各種麺類、定食、丼もの、おつまみ、スープ、飲み物、その他で構成されている。注文したのはセットB(みそラーメン、ミニチャーハン)である。更にこれに「餃子」をつけてもらうことにした。

料理を注文すると、お冷やを飲みながらラーメンができるのを待つ。卓上には、醤油と酢、ラー油、一味唐辛子、コショウ、塩といった各種調味料の他、箸と楊枝、ティッシュボックス、メニュー、冷水のポット、台ふきんが置かれている。
しばらくして、最初に「みそラーメン」「ミニチャーハン」が運ばれてきた。やや遅れて「餃子」が運ばれてきた。


白い丼に入った「みそラーメン」の麺は中細の縮れ麺で、表面に油の浮いた味噌スープに浸かっている。麺の上にはモヤシと千切りのニンジン、ニラの野菜炒めが載せられていて、ワカメがひとつまみトッピングされている。スープには刻みネギが浮かんでいる。ラーメンにはレンゲが添えられた。


青い皿に盛られた「ミニチャーハン」はご飯を刻んだナルトやハム、ネギ、玉子で炒めたチャーハンである。


「ミニチャーハン」には刻みタクアンが添えられた。


「餃子」は楕円形の青い皿の上に6個載せられている。「餃子」には餃子のタレ用に小皿が添えられた。


まずは小皿に醤油とラー油を垂らして、餃子のタレを作る。
続いて「みそラーメン」に添えられたレンゲを手にとって、スープを掬って口に運んだ。スープは味噌を鶏ガラベースのスープに溶かし、擂りゴマを加えている。塩気が強いスープはサラサラとした飲み口で美味しい。


麺を食べる。中細の縮れ麺はもちもちとした食感でやや柔らかい歯応えである。麺にはスープが絡まって口の中に入ってきた。麺の上に載せられたモヤシはシャキシャキとした食感で、ワカメと共に「みそラーメン」にボリューム感を与えている。ニンジンは麺に食感のアクセントを与えている。ニラもジューシーな味わいである。
麺を食べながら「餃子」を食べる。表面に焼き色の付いた「餃子」は大きくてボリュームがある。餃子を口の中に入れると、もちもちとした食感の中に豚挽き肉とニラ、キャベツで作った餡が詰まっていて、口の中に肉汁が溢れる。ジューシーで、なかなか美味しい。

ひたすら餃子を食べながらラーメンを食べていると、麺と餃子があらかた無くなってきた。ここで、ラーメンに添えられたレンゲで「ミニチャーハン」を食べる。玉子で適度にパラパラとした食感のチャーハンは、ご飯の焦げ目が美味しい。玉子の甘みにハムの旨味が加わって、食べ応えがある。
途中で「ミニチャーハン」に刻みタクアンを投入し、レンゲでライスとかき混ぜるようにして口に運んだ。刻みタクアンのシャキシャキとした食感がアクセントになって、また美味しかった。

「ミニチャーハン」を食べてしまうと、ラーメンの丼を傾けてスープを飲み干し、完食。最後の一滴まで飲み干すと、満腹になった。少々食べ過ぎた感がある。しかも、昼間は気温が上がってきたことも手伝って、少々体が熱い。カバンの中からタオルを取り出し、汗を拭った。
コップに残ったお冷やを飲み干すと、勘定を済ませ、コートとカバンを持って店を出た。日野駅まで歩いて行くと、改札を抜けて駅のホームに上がった。ホームに滑り込んできた特別快速電車に乗る。運良く、席が空いていたので、シートに腰を下ろした。

日中は上空に大きな雲が所々に浮かんでいるものの、青空が広がった。昼間の最高気温は20℃で、今年一番の暖かさになった。北よりの風がやや強く吹いているものの、湿度があって少しムシムシと感じられる陽気である。
新宿に到着する頃には、コートを着てきたのを後悔してしまうくらいに暑くなった。花粉がかなり飛んでいるとみえて、マスクが手放せないのがツライところである。

午後は職場で夜までデスクワークにかかりきりになった。ようやく仕事から解放されると、帰り支度をして、職場を後にする。だいぶ夜も遅かったこともあって、新宿駅から中央線快速電車に乗り込んだのだが、帰りの電車も空いていた。
夜になって再び薄い雲が広がってきた。昼間の暖かい空気がまだ十分に冷え切っておらず、コートを着ていると、少々蒸し暑く感じられる。東の空の一隅が月明かりでぼうっと明るく見えた。

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