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今日のラーメン(博多ラーメン@福や 国分寺店)

2022年07月22日 | ラーメン(多摩)


今日は曇りときどき晴れ。今朝は上空に雲が多いながらも、雲の合間から青空が広がっていた。東の空に広がる雲に隠れた朝日が、雲の上辺を黄金色に染め上げている。今朝の気温は25℃で湿度が高く、湿った南よりの風が吹いている。外に出ると空気がムシッとしていて、風が生ぬるく感じられた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。団地の駐車場は整備工事をするとのことで、駐車場に停まっている車が無く、見通しが良くなっている。いつもと違う風景に戸惑いつつも、自宅の前の空間が広々として気持ちがいい。空と飛び交う鳥も少なく、今朝は静かな朝となった。

日野駅から電車に乗ると、学校が夏休みに入ったことも手伝ってか、電車はガラガラに空いていた。新宿に到着すると、駅構内にはバスツアーの客や、行楽客で混みあっていたが、地下道に入るとそれも激減する。地下道を出て外に出ると、雲の中から朝日が照り付けていて薄日が射していた。街路樹の茂みの中からはセミがうるさいほどに鳴いている。セミにとっては短い夏を謳歌しているかのようである。職場に着いて窓から外を眺めると、東京の市街地の先の地平線付近には雲が寄せられたように広がっていて、白いスクリーンのように見えた。
青空が見えていたのは朝だけで、日が昇るにしたがって次第に雲が広がってきた。9時前にはすっかり雲に覆われて日射しも無くなり、弱い雨が降り始めてきた。

日中は再び上空に青空が広がった。地平線付近に雲が広がっているのが見えるものの、上空には淡い雲が所々に浮かんでいて、真夏の日差しが照り付けている。昼間の最高気温は33℃で6日連続の真夏日となった。午前中に降った雨で濡れたはずの路面は既に乾いていて、その痕跡すらない。ただ、外は湿度が高くて、蒸し風呂のように蒸し暑い。しかも強く吹く南より風がムシムシとしていて、外を少し歩いただけで汗だくになるような陽気となった。セミも朝にもましてやかましいほどに鳴いていた。
今週は月曜日が海の日でお休みだったので、平日は4日間しか無かったが、濃密な4日間で週末にはヘトヘトに疲れた。早く帰るつもりだったのだが、気が付けば既に午後8時を廻っている。1日の半分を職場で過ごすと、身体的にも精神的にもかなりツライ。

仕事を終えて職場を出ると、少し寄り道をしてから、新宿駅の改札に向かった。中央線下りホームに昇ると、駅のホームに入ってきた中央線快速電車に乗って帰宅の途につく。今日は夕食を食べて帰ることにしているが、既に時計の針は10時近くになっていた。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言やまん延防止重点措置が何度も発令されて、市中の飲食店の閉店時間がコロナ前に比べて幾分早まっている気がする。この時間に夕食を食べて帰ろうにも、店が既に閉まっていたり、ラストオーダーの時間を終えていたりと、店を探すのにもひと苦労である。居酒屋は営業しているが、新型コロナウイルス感染症の東京都における新規感染者が急増している状況を踏まえると、混んでいる居酒屋に入る気にもなれない。

国分寺駅で下車すると、改札を抜けて駅南口に出た。とんかつ屋「とんき 国分寺店」のあるビルの2軒右隣のビルの1階にラーメン屋「博多ラーメン 福や 国分寺店」がある。今日はこの店に入ることにした。


店に入ると右手に丸椅子の腰掛けが置かれていて、その上にアルコール消毒液が置かれている。その左手には券売機が設置されていた。
まずはアルコール消毒液で手指を消毒すると、券売機の前に立った。


券売機の上には各種「麺類」「トッピング」「丼類・定食」のメニューが掲げられている。


その隣には「ちょい飲みセット」「単品おすすめつまみ」と各種「ドリンク」のメニューが掲げられていた。


メニューを見ながら食券を購入する。


購入した食券を手に、店の奥に進んだ。店内は入口から見て左手に厨房があり、厨房の前にカウンター席が4席直線上に配されている他、右手には4人掛けのテーブル席が5卓配されている。カウンター席に座ると、カウンターの上に食券を並べて料理を注文した。
注文したのは「博多ラーメン餃子セット」と「ライス」である。料理を注文すると、麺の硬さを聞かれた。麺の硬さは「こなおとし」「はりがね」「ばりかた」「かため」「ふつう」「柔らかめ」の6種類ある。麺の硬さを「ふつう」にすると、カウンターの奥に進んだ。

この店はお冷やはセルフになっており、カウンターの奥に給水器があって、その左隣に割り箸の入った箸立てと重ねたコップが並べられている。コップを1つ手に取り、給水器で冷水を注ぐと、まずはその場で1杯あおった。空になったコップに冷水を再び注ぐと、席に戻る。カウンターの上には台ふきんが置かれている他、テーブルの上には醤油と酢、ラー油、胡椒、替玉用ラーメンタレ、胡麻、紅ショウガ、おろしニンニク、特製辛子高菜といった調味料や薬味が置かれている他、塗り箸と楊枝、紙ナプキンが置かれている。
しばらくして、カウンターの中から「博多ラーメン」と「ライス」が出された。少し遅れて、セットの「餃子」も出された。


さっそく箸と紙ナプキンを1つずつ取る。


最初に餃子の皿に餃子のタレを作ることにした。餃子は楕円形の皿に5個並べられている。


皿の隅に窪みがある。ここに醤油とラー油を垂らす。
それからラーメンを食べることにする。


「博多ラーメン」の麺は幸住食品製の極細麺で、白いスープに浸かっている。麺の上には小さなチャーシューが1枚載せられて、青ネギが散らされ、丼の縁に海苔が1枚添えられている。


ラーメンに添えられたレンゲを取って、「博多ラーメン」のスープを掬って飲む。豚骨本来の旨味を引き出したというスープはドロリとしていて、濃厚なスープである。クリーミーな舌触りのスープは豚骨特有のにおいが鼻腔に広がる。一口飲むと、甘さと旨さが口の中に広がった。
続いて麺を食べる。極細の麺はシコシコとした食感と弾力のある歯応えが美味しい。麺にはたっぷりのスープが絡まって口の中に入ってくる。麺に絡まって口の中に入ってきた青ネギのシャキシャキとした食感がアクセントになっている。

麺を食べながらチャーシューを食べる。赤身の少ないチャーシューは肉質系で、香ばしくて美味しい。スープの旨味とチャーシューの旨味が口の中で合わさって、喉の奥に消えていく。
ちなみにこの店は替玉1個無料となっている。ここで、替玉を注文しても良いが、その前に餃子を食べたくなってきた。まずは餃子の前にラーメンに添えられた海苔で「ライス」を食べることにする。

「ライス」は小さめのお碗に盛られている。


海苔をスープにたっぷりと浸すと、ライスを適量くるんで口の中に放り込んだ。スープの旨味をたっぷりと吸った海苔からライスにスープが滴り落ちて、米粒一粒一粒をスープがコーティングして口の中に入ってくる。スープの旨味をまとったライスはなかなかの食べ応えである。小さい海苔が1枚しかないのが物足りない。
ここで「餃子」を食べる。


「餃子」の白い皮の表面には薄い焦げ目が付いている。


「餃子」を1個、醤油とラー油で作った餃子のタレにたっぷりと浸して口に運んだ。


「餃子」はツルツルとした喉越しとモチモチとした歯応えの皮に包まれた餡は豚挽き肉にニラとネギがたっぷりと入っている。ジューシーな餡に醤油の旨味とラー油の辛味が加わって、なかなか食べ応えがあった。しかも1個の「餃子」はなかなか大きくて、食べ応えもある。
夢中になって「餃子」を食べながら「ライス」をかき込んでいると、餃子も残り1個となり、「ライス」もあと僅かになってしまった。ここで、替玉を1個注文する。麺の硬さは「ふつう」とした。

残りの1個の餃子を頬張り、ライスをかき込む。お碗が空になった頃に、替玉が小碗に盛られてカウンターの中から出された。


ほのかに湯気が立ち上る替え玉をラーメン丼に投入する。


なんだかスープが少ないように思えたので、卓上の替玉用ラーメンタレを適量垂らす。明日は休みで特に人と会う予定も無し、何の遠慮も要らないので、更におろしニンニクを落としてみる。


麺と替玉用ラーメンタレ、おろしニンニクをスープに絡ませるようにかき混ぜて麺を食べた。替玉用ラーメンタレはちょっと濃くて、辛い気がする。スープに残った青ネギのシャキシャキとした歯応えがアクセントになっている。おろしニンニクがスープとタレを吸って、麺にたっぷりと絡まって、これがなかなか美味しい。
麺を食べ終える頃にはスープは丼の底に少し溜まっているのみである。ラーメン丼を持ち上げ、丼を傾けてスープを飲み干し、完食。美味かった。満腹、満足である。コップに残ったお冷やも飲み干した。

この店では食べ終えた食器類をセルフで返却するシステムとなっているようだ。給水器の奥に返却口があり、ここに空になった食器類を入れると、身支度をして店を出た。国分寺駅に戻ると、中央線下りホームに降りて、ホームに停車していた特別快速電車に乗り込む。
電車が日野駅に到着すると、電車を降りて改札を抜けた。駅の西側に出て、空を見上げると、上空には暗く澄んだ空が広がっていて、淡い雲が浮かんでいる。雲の合間に星が瞬いているのが見えた。

昼間よりはだいぶ気温が下がってきてはいるものの、それでもまだ日中の暑さを引きずっているかのように湿度が高く、蒸し暑い。弱い西よりの風が吹いていて、夜の涼気を感じることが出来た。
家の近くまで来ると、用水路から水の流れる音が聞こえる。団地の草むらからは虫が鳴いているのが聞こえた。


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