今日は晴れ。昨夜も少し遅くまで起きていたこともあって、目が覚めたのは10時前である。既にカーテンの外は明るくなっていて、窓の外を見ると上空には薄い雲が所々に広がっているものの、気持ちの良いくらいに青空が広がっていて、日射しが降り注いでいる。
日中は穏やかな秋晴れの空模様となった。昼間の最高気温は19℃で、湿度が低く、乾いた北よりの風が冷たく感じられる。しかし、秋の日射しが穏やかに燦々と降り注いでいて、日の当たるところはポカポカと暖かく感じられた。
午後になって、クリーニング店に出したスラックスを受け取るために外出する。日野駅から電車に乗って立川駅に出ると、クリーニング店に行く前に駅南口にあるグランデュオ立川に寄った。
グランデュオ立川2階には吉田カバンの専門店「クラチカ バイ ポーター 立川」がある。この店で今年の8月末に注文したカバンが3回も繰り延べになって、未だに買えないでいる。消費税アップ前に買うつもりだったのだが、それどころか、年内に買えるのかどうかも危ぶまれていて、ちょっと苛ついている。そのため、繰り延べの理由を聞きに行ったのである。
結局繰り延べになっている理由はわからなかった。納得しがたい気分で店を出る。年内に買えないのであれば、一旦、注文をキャンセルするか、ちょっと悩みながらも店を出た。
駅の自由通路を通って駅北口に出た。北口にある書店で雑誌を買うと、気分転換と糖分補給を兼ねてお茶をすることにして、北口ロータリーの北側のビルの1階と2階にあるカフェ「エクセルシオールカフェ 立川北口駅前店」に入店する。店の奥の壁際にあるカウンター席の1つを確保すると、入口まで戻って、レジ横のショーケースの中を覗き込んだ。
ショーケースの中には先日14日に発売になったケーキ「ごろっとりんごのアップルパイ」があったので、これを注文することにした。レジに回り、ドリンクをあわせて注文する。ドリンクは同じく期間限定の「フランボワーズカフェモカ(ホット)」を飲むことにした。
スマホを取り出しdポイントクラブアプリで表示されるクーポンを使用して、Sサイズのドリンクの料金でMサイズにサイズアップしてもらう。店員に「ごろっとりんごのアップルパイは温めますか」と聞かれて、温めてもらうことにした。
代金を払い、カウンターでドリンクの載ったトレーを受け取った。カウンターに置かれているコップを1つ手に取り、冷水のポットから冷水を注いでトレーの上に置く。「アップルパイは後ほど席まで運びます」と言われて、ドリンクの載ったトレーを確保したカウンター席まで運んだ。しばらくして、温められた「ごろっとりんごのアップルパイ」が席まで運ばれてきた。
ケーキとドリンクが揃ったところで、まず紙おしぼりで手を拭くと、お冷やを少し飲んで喉を潤す。それから早速、「フランボワーズカフェモカ(ホット)」を飲むことにする。「フランボワーズカフェモカ(ホット)」は定番のカフェモカにホイップクリームをたっぷりと浮かべ、カールしたチョコをトッピングしてフランボワーズソースを加えた、見た目も鮮やかなコントラストが映えるショコラドリンクである。
まずは添えられたスプーンでホイップクリームを掬って口に運ぶ。ミルキーな甘さのホイップクリームにフランボワーズソースの酸味とカールチョコの食感がアクセントになっていて美味しい。
続いてマグカップを持ち上げて、「フランボワーズカフェモカ(ホット)」を飲む。ホッとする甘さの温かいドリンクは優しい味わいで、ココアの濃厚な味わいの中に、エスプレッソのほろ苦さとフランボワーズソースの爽やかな酸味が感じられる。「フランボワーズカフェモカ(ホット)」を半分くらいまで飲んだところで、ケーキを食べることにする。
「ごろっとりんごのアップルパイ」は、リンゴのコンポートとスポンジクラムをパイ生地で包んだシンプルなアップルパイである。
添えられたナイフとフォークを使って口に運ぶ。
パイ生地の中に詰め込まれたリンゴのカットはどれも大きく、りんごの食感と甘酸っぱさを楽しめる。リンゴを包み込んだパイ生地はほんのりと温かく、サクサクとした食感で美味しい。ほんのりと甘いパイ生地は厚みがあって、ジューシーなリンゴをしっかりと受け止めている。
ケーキを食べてしまうと、再び「フランボワーズカフェモカ(ホット)」を飲む。Mサイズにしたこともあって、量もたっぷりとあり、飲み応えがある。ここで、少し活字が読みたくなって、デイパックの中から読み物を取り出すと、しばらく記事に目を走らせた。
記事を読んでいると、カップの中が空になっので、今度はコップに残ったお冷やを飲みながら、記事を読み進めた。
しばらくしてお冷やも無くなってしまったので、キリのいいところまで記事を読むと、トレーを返却し、帰り支度をすると店を出た。この後、今日の本来の目的であるクリーニング店に行き、先日クリーニングに出したスラックスを受け取って帰宅の途につく。
電車に乗って日野駅に到着すると、ちょうど日が沈むところだった。街は夕日を浴びてオレンジ色に染まっている。日が沈むと、空が暗くなってきた。