
今日は曇りときどき晴れのち雨。今朝は上空に厚い雲が広がっていたが、西の空は雲が切れて暗い空が広がっていた。今朝の気温は10℃で、弱い北よりの風が吹いている。湿度が高いこともあって、少し寒さが緩んだような陽気である。風が涼しく感じられた。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。一応、薄手のモッズコートを羽織って家を出たのだが、不要だったかもしれない。電車の中は暖房が効いていて暖かく、コートを着ているとむしろ暑いくらいに感じられた。電車が新宿駅に到着すると、電車を降りて改札を抜ける。
日の出前の新宿の空は暗かったが、雲が切れていて日の出の時刻を迎えると次第に空が明るくなってきた。新宿の上空には、ぽっかりと雲に穴が開いたような青空が広がっていて、雲の縁が朝日を受けて黄金色に輝いている。雲が西から東に流れているのが見えた。
午前中見えていた青空は昼前にはすっかり雲に覆われてしまった。日中は暑い雲が上空一面を覆っていてスッキリしない空模様となった。昼間の最高気温は15℃で湿度が高く、冷たい北よりの風が吹いている。
今日は暦の上では、二十四節気の大雪である。本格的に雪が降り始め、寒さが強まって平野にも降雪のある時期とされている。日射しが無くて涼しい陽気となったが、湿度があるせいか、それほど肌寒くは感じられなかった。
今日は夕方から忙しく、仕事を終えて職場を後にする頃には少し時間も遅くなっていた。職場のある建物を出ると、本降りの雨が降っている。雨を避けて地下道を歩いて新宿駅に向かった。
気分転換と糖分補給をかねてお茶をして帰ることにした。新宿駅西口地下広場から地下2階に下りて、カフェ「ドトールコーヒーショップ 小田急新宿西口店」に入る。この店に入るのはかなり久しぶりだ。
店に入り、通路側のカウンター席を確保すると、レジ脇のショーケースを眺めながらレジ前に並ぶ行列の最後尾についた。注文したのは先月11日に発売になった「ピラミッドケーキ ホワイトショコラ~2種のベリーソース~」と「京都府産一番茶使用 贅沢抹茶ラテ」のMサイズである。レジで代金を支払い、ケーキとドリンクの載ったトレーを受け取ると、トレーに冷水を注いだコップを置いて、確保したカウンター席に運んだ。
紙おしぼりで手を拭き、まずはお冷やを少し飲んで喉を潤す。続いて「京都府産一番茶使用 贅沢抹茶ラテ」を飲むことにした。
「京都府産一番茶使用 贅沢抹茶ラテ」は京都府産の一番茶を石臼で丁寧に挽いて作った宇治抹茶を使用したラテドリンクで、表面にホイップクリームを浮かべている。
カップを持ち上げて「贅沢抹茶ラテ」を飲んだ。温かいラテドリンクはミルキーな甘さで、ミルクのまろやかな味わいの中に抹茶のさわやかな苦みと香りが鼻腔に広がる。ホイップクリームをスプーンで溶かして飲むと、抹茶ミルクの甘さに抹茶の風味が爽やかに感じられる。抹茶の苦みがアクセントになっていて、温かくて美味しい。
「京都府産一番茶使用 贅沢抹茶ラテ」がカップの半分くらいまで減ってしまったところで、ケーキを食べることにする。
「ピラミッドケーキ ホワイトショコラ~2種のベリーソース~」はピラミッド型のチョコレートケーキで、ピスタチオ風味のスポンジ生地の上に2種のベリーソースが入ったホワイトチョコレートムースをのせ、4枚の三角形のホワイトチョコレートでコーティングし、側面は銀粉で華やかに仕上げたケーキである。
まずフォークでケーキの頂上に載せられたトッピングを口に運ぶ。求肥だろうか、もちもちとした食感で美味しい。続いて、ケーキをコーティングしたホワイトチョコの板を1枚外してみた。中にはホワイトチョコムースの中に赤いベリーソースが顔を覗かせている。
ベトナム産トリニタリオ種のカカオを使用したというホワイトチョコの板はちょっと厚めで、香り高い風味が鼻腔に広がる。口に入れるとパリッとした食感に、濃厚なミルキーな甘さが美味しい。チョコレートの板でコーティングされたホワイトチョコレートムースは舌触り滑らかで、ミルキーな甘さの中に甘酸っぱいベリーソースがアクセントになっている。ベリーソースの中には果肉が入っていて粒々とした食感が美味しい。ピスタチオ風味のスポンジ生地がケーキにボリューム感を与えている。
ケーキを食べながら再び「贅沢抹茶ラテ」を飲む。ケーキの甘さが抹茶ミルクの甘さと一体となって喉の奥に消えていく。その余韻を楽しみながら、再びケーキを食べた。
ケーキを食べてしまうと、再び「贅沢抹茶ラテ」を飲む。ケーキのミルキーな甘さの余韻がラテのミルキーな甘さで置き換わり、やがてそれも喉の奥に消えていった。抹茶の風味が鼻腔を通り抜けて、清涼感で満たされた。「贅沢待ったラテ」を飲んでしまうと、お冷やを飲む。
すこし、落ち着いたので、カバンの中から読み物を取り出すと、お冷やを飲みながらしばらく、記事に読むことにした。しばらく店内で過ごしていたが、少し疲れも覚えてきた。腕時計を見てみると、店に入ってから小一時間ほど過ぎていた。帰り支度をして食器を返却すると、店を出た。
店を出て駅に向かう途中、うっかり、雨で濡れた通路で滑って転んでしまった。思わず、右手を床についてしまい、右手首を痛めてしまった。荷物に影響は無かったが、尻もちをついてしまって、無様な醜態をさらす羽目になった。
なんとか立ち上がって、駅に向かう。新宿駅からは中央線快速電車に乗り込んで帰宅の途についた。車内は比較的空いていたが、結局電車が国分寺駅に到着するまで席に座ることができなかった。国分寺駅で電車は後から来る通勤快速電車に追い越される。電車を乗り換えて日野駅に向かった。
日野駅から歩いて自宅に向かう。駅の外に出ると、弱い雨が降っていて、湿っぽい風が冷たく感じられた。
家に着くと、熱い風呂に入って1日の疲れを癒した。