前回
うーまんどらいばーTell Me That You Love Me
「あーバレンタインも過ぎちゃったし」
「旦那にも渡せなかった」
「あーお腹すいた」
「さっき出しちゃったしなー大きいの…」
「あ、チョコだ!」
「誰か落としたのかな…」
「あーいい香り」
「えい、食べちゃう」
「顔までうずめちゃう…」
「そんなにガッツいたら、胃腸悪くするよ」
「え!」
「あ!、こないだの、えっと、えっと」
「こんにちはー」
「こんにちはー」
「えっと、以前、名前聞いてなかったわ」
「あー」
「わたしは姿」
「姿さん?」
「姿三四子」
「桂三枝じゃなくて?」
「新婚さんいらっしゃいも、孫世代が新婚さんいらっしゃいだよね」
「ジョンシェパードみたいに別れた人もいるだろうけど…」
「で、わたしは姿三四子」
「文枝師匠とは、何も関係ないけど」
「治五郎の弟子」
「ヤワラちゃんって言われたりもするわ」
「治五郎?ヤワラ?」
「嘉納治五郎」
「姿三四郎とも言われてる」
「嘉納治五郎って、今、いだてんに出てる人の?」
「あの役、キャスティングに無理があるわ」
「ラジオでも、視聴者が指摘してたけど」
「デカすぎるって」
「治五郎役は100歩譲って、役所広司が実物と目元が似てて熱演で補えるけど」
「弟子ぐらい、わたしぐらいの、小さい人にしてほしかったなー」
「お年寄りは、その辺も気にするし」
「柔道の古賀選手みたいな、凛々しい感じの役者さんのほうがよかったなー」
「日本人って小さいイメージでしょ?」
「それが世界に認められたんだから」
「役作りもしてないみたいだったし…」
「頭も丸坊主にするくらいの根性がないような感じだったし」
「五厘刈りぐらいにしてみせるとかさー」
「CGで何とかなると思ってたんじゃない?」
「え!あそこでCGに頼るの?」
「主役さんは、冷水ほんとにかぶってたみたいよ」
「冷たかっただろうねー」
「裸で川に飛び込んだりもしてたし」
「凄いね、あーいう人にはお金あげたいわ」
「弟子役でも、出ちゃったもん勝ちじゃない?」
「あのあと後輩とかにおごったりしてるんだよ」
「同期に対しても自分を師匠とか言わせる人だから」
「叩かれるのはNHKと作者」
「ところで、姿さんは何世?」
「高校生」
「そ、そう」
「ルパン三世とかルイ16世とかの一種かと思ってた」
「あ、ヤバいのが来た」
「何?」
「Uの手下」
「U?」
「UHFアンテナ」
「ヤバいの?」
「うーん、ライバルってとこかな」
「地上デジタルになったから、ごっちゃになってるけど」
「アナログ時代はVHFとは、ライバル関係だった」
「どうすればいいの?姿さん」
「もうじきUがやってくる」
「彼女は間接技、寝技の達人」
「デストロイヤーも柔術から四の字固めを覚え、決め技に力道山とも戦った」
「あの、徳光和夫もかけられた技?」
「柔術は、武士の時代から死を目的とした」
「いわば、ギブアップさせることが目的の格闘技なの」
「姿三四郎は、柔術者にも勝ち」
「死を目的としない、柔道を考案し、世界にひろめた人」
「このままじゃヤバいわ、まずは勉強しながら隠れていましょ」
「あ、きた」
「ふたりいるけど」
「金髪娘のほうが捕らわれの身」
「もう片方がU本人、金髪娘の調教師」
「へえー」
「黙って」
「バレンタインの味はどうだった」
「とても熱うございました」
「おまえから頂いた、チョコのお礼じゃ」
「Uさま」
「しかしながら、ライターでチョコを溶かし」
「わたしのおなかにブスとは酷いです」
「あたいはBSとおまえにチョコを垂らしただけだが」
「ブスとはあまりにも…」
「あ、は、は、は、は」
「ラブのお返しにブスと書いたまでだ」
「しりとりだったのですね」
「あ、は、は、は、は」
「それでは、わたくしがしりとりのお返しを」
「なんだい、ブス」
「スキ」
「キライ」
「ガーン!!!!」
「いい加減にしてよ、あのふたり」
「いい加減にしろ」
「じゃない」
「なんで?」
「ホワイトデーのボケ」
「しろ?」
「白?城?」
「キャッスル?」
「キャンドルサービス」
「シュール…」
「あの校門をくぐるのは大変そう」
「落とすのが目的」
アンルイス あゝ無情
「C---------」
「一緒にねる?」
「え!」
「あ、いや、」
「C---------------」
「眠いいねってなんなん」
(押して押してボタン押して)
(眠いいね、眠いいね、眠いいね)
(押して押して)
「寝たみたい」
「一本!」
「やったー!」
「ABC,ABC、あーE気持ちー」
「し、静かに」
「はい」
「あの校門は通れるわ」
「UをCにするとは」
「おめでとう」
「あ、ありがとう」
「これで一本とは!」
うーまんどらいばーTell Me That You Love Me
「あーバレンタインも過ぎちゃったし」
「旦那にも渡せなかった」
「あーお腹すいた」
「さっき出しちゃったしなー大きいの…」
「あ、チョコだ!」
「誰か落としたのかな…」
「あーいい香り」
「えい、食べちゃう」
「顔までうずめちゃう…」
「そんなにガッツいたら、胃腸悪くするよ」
「え!」
「あ!、こないだの、えっと、えっと」
「こんにちはー」
「こんにちはー」
「えっと、以前、名前聞いてなかったわ」
「あー」
「わたしは姿」
「姿さん?」
「姿三四子」
「桂三枝じゃなくて?」
「新婚さんいらっしゃいも、孫世代が新婚さんいらっしゃいだよね」
「ジョンシェパードみたいに別れた人もいるだろうけど…」
「で、わたしは姿三四子」
「文枝師匠とは、何も関係ないけど」
「治五郎の弟子」
「ヤワラちゃんって言われたりもするわ」
「治五郎?ヤワラ?」
「嘉納治五郎」
「姿三四郎とも言われてる」
「嘉納治五郎って、今、いだてんに出てる人の?」
「あの役、キャスティングに無理があるわ」
「ラジオでも、視聴者が指摘してたけど」
「デカすぎるって」
「治五郎役は100歩譲って、役所広司が実物と目元が似てて熱演で補えるけど」
「弟子ぐらい、わたしぐらいの、小さい人にしてほしかったなー」
「お年寄りは、その辺も気にするし」
「柔道の古賀選手みたいな、凛々しい感じの役者さんのほうがよかったなー」
「日本人って小さいイメージでしょ?」
「それが世界に認められたんだから」
「役作りもしてないみたいだったし…」
「頭も丸坊主にするくらいの根性がないような感じだったし」
「五厘刈りぐらいにしてみせるとかさー」
「CGで何とかなると思ってたんじゃない?」
「え!あそこでCGに頼るの?」
「主役さんは、冷水ほんとにかぶってたみたいよ」
「冷たかっただろうねー」
「裸で川に飛び込んだりもしてたし」
「凄いね、あーいう人にはお金あげたいわ」
「弟子役でも、出ちゃったもん勝ちじゃない?」
「あのあと後輩とかにおごったりしてるんだよ」
「同期に対しても自分を師匠とか言わせる人だから」
「叩かれるのはNHKと作者」
「ところで、姿さんは何世?」
「高校生」
「そ、そう」
「ルパン三世とかルイ16世とかの一種かと思ってた」
「あ、ヤバいのが来た」
「何?」
「Uの手下」
「U?」
「UHFアンテナ」
「ヤバいの?」
「うーん、ライバルってとこかな」
「地上デジタルになったから、ごっちゃになってるけど」
「アナログ時代はVHFとは、ライバル関係だった」
「どうすればいいの?姿さん」
「もうじきUがやってくる」
「彼女は間接技、寝技の達人」
「デストロイヤーも柔術から四の字固めを覚え、決め技に力道山とも戦った」
「あの、徳光和夫もかけられた技?」
「柔術は、武士の時代から死を目的とした」
「いわば、ギブアップさせることが目的の格闘技なの」
「姿三四郎は、柔術者にも勝ち」
「死を目的としない、柔道を考案し、世界にひろめた人」
「このままじゃヤバいわ、まずは勉強しながら隠れていましょ」
「あ、きた」
「ふたりいるけど」
「金髪娘のほうが捕らわれの身」
「もう片方がU本人、金髪娘の調教師」
「へえー」
「黙って」
「バレンタインの味はどうだった」
「とても熱うございました」
「おまえから頂いた、チョコのお礼じゃ」
「Uさま」
「しかしながら、ライターでチョコを溶かし」
「わたしのおなかにブスとは酷いです」
「あたいはBSとおまえにチョコを垂らしただけだが」
「ブスとはあまりにも…」
「あ、は、は、は、は」
「ラブのお返しにブスと書いたまでだ」
「しりとりだったのですね」
「あ、は、は、は、は」
「それでは、わたくしがしりとりのお返しを」
「なんだい、ブス」
「スキ」
「キライ」
「ガーン!!!!」
「いい加減にしてよ、あのふたり」
「いい加減にしろ」
「じゃない」
「なんで?」
「ホワイトデーのボケ」
「しろ?」
「白?城?」
「キャッスル?」
「キャンドルサービス」
「シュール…」
「あの校門をくぐるのは大変そう」
「落とすのが目的」
アンルイス あゝ無情
あゝ無情 | |
クリエーター情報なし | |
PASSION |
「C---------」
「一緒にねる?」
「え!」
「あ、いや、」
「C---------------」
「眠いいねってなんなん」
(押して押してボタン押して)
(眠いいね、眠いいね、眠いいね)
(押して押して)
「寝たみたい」
「一本!」
「やったー!」
「ABC,ABC、あーE気持ちー」
「し、静かに」
「はい」
「あの校門は通れるわ」
「UをCにするとは」
「おめでとう」
「あ、ありがとう」
「これで一本とは!」