去年失敗に終わった柿酢作り、今年こそは、と念入りに仕込んだ。
結局最初に2瓶(渋柿)、後に2瓶(甘柿)で作ってみた。
最初の2瓶の内、1瓶は、熟した渋柿3個、後は固めの渋柿がそれなりの数。
それで、とりあえず、熟した物と固いのを分けて見た。
すると、熟した方は熟しているからか数が少ないからか
比較的早い段階で、酸っぱい匂いになってきた。
一応、最低限1ヶ月は必要かな、と思って待っていたら
夫が「もう、水分なくなっちゃってきてるし、いいんじゃない?」というので
ギリ1ヶ月くらいの今日、小さい瓶の方だけ絞ってみた。
最初の2瓶、漬け始め。左が熟した柿の小瓶。
漬け始めて3日目くらいで一回潰した状態。
全体的に白く、済んだ汁とセパレートに。
大体この状態のまま、2,3日に一度かき回していた。
この頃から酸っぱい匂いが漂っていた。
さらしで漉した物。
乳白色である。絞ったからかな?
コーヒーフィルターで更に漉してみた。
こんな感じ。途中で目詰まりして2回で漉しきった。
完成。
実は、多分200mlは取れたと思うが、ボトルに入りきらないので
先に2回ほど料理に使ってしまった。
味見をしたら、ちゃんと酢になっていたのも感動だが、甘いのだ!
柿の風味が残っていてマイルドな酢。美味しい!
このままでもイケルし、飲む酢としても良さそう。
最初は、サラダに使った。自然な甘さで砂糖いらず。
さらしタマネギ、アボカド、ツナ、塩、そして柿酢でディップを作り
トルティーヤの具にしてみた。
普通の酢やレモン汁よりも柔らかい酸味で美味しかった。
柿3個だったし、ずいぶん水分蒸発したようだったので
果たして酢が取れるのか?と思ったが、
少なくても1カップ程度はできたので良かった。
後の3瓶はそれなりの量の柿を使ったので、
結構な量の柿酢になりそう。
絞りかすは、肥料にもなるそうなので、庭の土に埋めた。
夫は気を良くして、毎年漬けよう!なんて言っているけれど
とりあえず、来年の柿シーズンに、漬けた柿酢が消費できていたらの話だ。
1瓶くらいは熟成させても良いかもしれないが、梅酒の二の舞になりそう・・・
(実家の母は下戸なのに梅酒を毎年漬けて、最後処分が大変だった)
来週あたりに、もう一瓶絞って見るつもり。
これは、おせちのなます作りに使う予定。
後発の2瓶は、もう少し待って春頃に漉してみようと思う。
今年は成功して良かった!そして美味しくて感動!