今日は昨日に引き続き講座仕事の2回目。
昨日の段階で、具合が悪くてお休みのお子さんが1名。
段取りが多いプログラムだったが
昨日で流れが分かったので、混乱も無くスムーズに進行できた。
概ね喜んで貰えたようで良かったが
手が汚れる(濡れる)のを嫌うお子さんが今日は多かったかな。
でも、作品に夢中になってしまえば、
最後は汚れた手を嬉しそうに見せてくれたりして
気質的なことではなかったようで良かった。
それによって、アドバイスの仕方も違ってくるので。
器質的な場合は仕方が無いけれど
全体的に、やはり、昔より汚れることを嫌うお子さんが増えた。
親も園も、衛生観念が徹底しているという事でもあるが
お子さんだと、TPOが分からないので、
とにかく汚れること全てにNGになってしまう場合がある。
私の講座では、手も絵を描く道具と言って最初から汚れることを肯定したり
私自ら手を汚したのを楽しんでいるのを見せ、
最後にまとめて洗う事を伝えるようにしている。
(汚れる度に、手洗い場へ行く子がいるからだ)
ただ、水彩絵の具は結構汚れると水で洗っても
中々落ちにくいので、家に帰ってお湯と石けんを使ったり
お風呂でゆっくり落とさないと落ちないし
後、これは顔料の問題だと思うけれど
昔より、落ちにくくなっている気がする。
私は、最後に画材道具を洗ってから施設を後にするが
完全に落ちていることは少なく
その帰りに買い物などをすると、お金を渡すときに汚い手で
恥ずかしい思いをする事が結構ある。
まさか還暦近いオバサンが、水彩絵の具で手を汚しているとは
多分店員さんも思わないだろうから、ただ「汚い不潔な手」と
思われているだろうなぁ・・・
昨日と今日は、講座内容よりも、お子さん達自身について
改めて考えさせられることが多かった。
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