裸のHDDケースは熱がケース内部にこもらず熱くならない点が寿命を長くするか? 45度以下に保つことがHDDの寿命を長くする
HDDを裸で収納するKURO-DACHIケース
HDDを収納すると・・・
こんな感じですが・・・・
実は 使ってみて 驚くことが・・・
HDDは裸で外気にさらされているため HDDの熱がこもらず 熱が放出されるため HDDが熱くならない
HDDの耐久度も増加するのでは? HDDの寿命は熱によるところも多い 45度以上になると故障率が増加し寿命が短くなる・・・と言われています。(注意60度以上になると いつ壊れても不思議ではないと言われています)
ということで HDDの冷却は重要です。 内臓ハードディスクは45度以下になるように ケース内エアーフローをよくして温度が上がらないように 外付けHDDケースも45度以下になるものを選びましょう。
その点 このKURO-DACHIはHDDもろだしなので 熱が放出され熱くなりにくいので 寿命も長くなりそうです。
もう一つRAID用外付けケース
このケースはRAID用 HDDが2台入り「ミラーリング」している。
(ミラーリング=同時に2台のHDDに同じデーターを書き込むシステム、1台が壊れてももう1台が生きている)
裏にはファンが搭載され 45度以上になると自動でファンが回転して HDDを冷却して常に45度以内に保つように設計されている また監視マネージャーソフトでHDDの健康状態を監視している。異常があれば壊れる前に教えてくれる。
(NASシステムではなく 単なるRAIDができるHDDケースです)
また 他のディスクの健康状態や温度を表示させるには・・・・Crystal_Disk_infoというソフトもあります。
ストレージ(HDDやSSDなど記憶ディスク)の温度や健康状態を監視するフリーソフト
私が使っているCrystal_disk_info↓
http://forest.watch.impress.co.jp/library/software/crdiskinfo/
いつものようにフリーソフトは安全性が高い「窓の杜」からダウンロードします。
CrystalDiskinfo v7.0.5(17/01/01)をダウンロードします。
インストールすると
こんな感じのソフトです。
PCにつながっている内臓 外付けのストレージ(HDDやSSD)の温度や健康状態を監視してくれます。
健康状態は 「正常」 → 「注意」 → 「異常」の3段階表示。 異常になったらディスクを交換した方が良い。
使用時間も個別ディスクごとに表示され 温度も表示されます。 デフォルトでは10分ごとに情報を取得されます。
C=SSD(CFD_480GB) D=ウエスタンディジタル(RED)3TB F=エムドットツー(M.2)256GBなのでちょっと温度は高くなりがち GとHはUSB接続の外付けディスク、GはRAID(ミラーリング)これは専用監視マネージャーがある。 Hは裸で接続するKURO-DACHIハードケース 裸なので 温度は それほど 高くならない。 45度~50度以下ならOKですからね。
1時間使用後の各ディスク温度
Fのエムドットツー(M.2)の温度上昇は著しいが これは最初から高温になることは分っていることです。 それでも45度を保っています。
システムディスクのCドライブは低温を維持しているので問題ない。 D G HはHDD 問題ない温度上昇です。(Hドライブの裸HDDは若干低めになっています)
4時間後
ケース内ファンコントロールは大中小の中の大。 GとHは10度の差があり Hドライブは裸のHDDで熱放出されているので30度で止まっている 一方 ケース内にHDDが収納されているGだライブは40度とHより10度高くなっている。
やはり裸のHDDは温度が上がらず 寿命を長くすることになりそうです。
これで管理していれば ディスクが急に壊れてあたふたすることはないと思います。 異常は前もって現れますから。
Crystal_Disk_info
黄色の「注意」はそれほど神経質にならなくてもOK、でも 「しきい値」を下回ってくると「注意」から赤の「異常」になるのでバックアップを取って交換した方が良いでしょう。