モンテッソーリ子どもの家アイアイ

愛知県刈谷市モンテッソーリ教室です。
子どもたちの主体的な活動を大切にしています。
(since 2009)

子育てに必要なことは、「祈りと我慢と見守り」

2011年02月04日 | その他

「子育てに必要なことは、『祈りと我慢と見守り』よ」

二人のお子さんを育てて、お孫さんが4人いらっしゃる
50代の女性から、最近、聞いたことばです。
子どもの進学で悩んでいるお母さんに言った言葉なのですが、
いい言葉だなと思ったので。
きっと、いろんな思いが込められているのだろうと思います。


「こっちに進めば、こうなるだろうし、
あっちに進めば、ああなるだろうし、どうすればいいの?」って。
これは、だれが悩むべきことでしょう?

親が子どもと同じように悩み、
子どもが悩むべきことに口をはさみすぎてしまっては、
子どもは、
「じゃあ、お母さんの言うとおりにすればいいんでしょ」
となってしまう。

その時は、お母さんの言うとおりにしたとして、
後々、うまくいかなかったとき、子どもは、なんていうでしょう?
「お母さんの言う通りにしたせいでこうなった」
って言わないでしょうか。

これって、小さい子どもにも同じことのような気がします。
力のある子は、反発できますが、そうでない子は・・・?

子どもが自分で選ぶ。
自分の行動には自分で責任をもつ。


モンテッソーリ教育は、これですよね。

親ができることは、
子どもが自分で選べるように
その環境を作ってあげること。
子どもが選んだら見守る。


小さいうちから、このことを積み重ねていったら、
大きくなってから、子どものことに口出ししすぎないで
いられるんじゃないかなぁと
心に留めているようにしています。
冷静な心を持ちたいものです。

口出ししすぎてるなーと自分で感じたとき。
ふと、
自分がおばあさんで子どもが中年のおじさんになっていて、
おばあさんが中年のおじさんに小言を言っているのを
想像したら、笑えてしまいました。
「あー、やめとこう」って(苦笑)
気を付けましょう・・・

もちろん、失敗もありますけど、
自分の中に「指針」があると、子育てに迷っても戻ることができます。
私は、保育士資格も取って、いろんな子育て本を読んだのに、
迷いに迷いました。読みすぎて、余計にわからなくなったかも(苦笑)

モンテッソーリ教育を知ってからは、「戻る場所がある」と思えるのです。

わが子のために、もっと詳しくモンテッソーリを勉強したいと
思われる方は、てんしのおうちをおすすめします。

モンテッソーリに関する書籍もご参考になさってください。

 

 

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