モンテッソーリ子どもの家アイアイ

愛知県刈谷市モンテッソーリ教室です。
子どもたちの主体的な活動を大切にしています。
(since 2009)

給食係の白衣にアイロンをかける(小1息子)

2011年02月12日 | 子育て記録

息子(小1)は、給食当番の週末になると、
白衣が入った袋を洗濯するために持ち帰ってきます。
白衣と帽子と袋ですが、洗った後、アイロンをかけます。

息子は、時々ですが、ハンカチのアイロンはかけていました。
白衣と帽子はかけにくいと思って、私がやっていたのですが、
今日、息子に聞いてみると、「やりたい」といいました。
エプロンの広げ方やアイロンをどうやってかけるかを教えると、
真剣にやっていました。
小学生にもなると、幼児のときよりも理解が速いので、
教えると、すぐできるようになりますね。

そのあと、自分のハンカチにアイロンをかけていました。
たたみながら、最後の小さくなるまで何度もかけているので、
「そこまでやらなくても・・・」と言うと、
「やりたいからいいの」と言われてしまいました。

はい。やりたいからやるんだものね・・・
余計なお世話でした(苦笑)

私は、自分のことは自分でできるようになってほしいので、
息子には、洗濯物をたたむことはお手伝いとしてではなく、
自分の仕事としてやってもらっています。
だから、このアイロンかけも自分の仕事にしてもらおうと
思っています。

それ以外に、家族の一員として、1日にひとつは、
家のことをすることにしてもらおうと思っています。
以前、洗濯干しや廊下の雑巾がけなどをしてもらっていましたが、
最近は、「同じことばかりで飽きた」といいます。

そこで、いくつか選択肢を与えて、選んでもらうことにしました。
昨日は、階段の雑巾がけ、今日は、玄関の掃き掃除でした。
やれば、10分もかからないことだし、私も助かるし、
習慣になるといいなぁと思っています。

以前、お手伝いをすることが宿題に出されました。
10個くらいのお手伝いが書いてあるシートに
お手伝いをしたら、色を塗り、感想を書くという宿題です。
私の子ども時代、こういう宿題はなかったので、
そういう面ではいいことだと思いますが、
個人的には、1回で終わりではなく、継続してやっていきたいと
思っています。

話は少しそれますが・・・
お手伝いをしたら、お小遣いという考え方もあると思いますが、
「お小遣いをもらいたいから、お手伝いをする」という構図にしてしまうと、
息子の性格を考えると「今は、要らないからやらない」となりそうな気が、私は、します。

確かに「働いてお金をもらう」という体験も必要だと思うのですが、
将来、一人で暮らすにしても、結婚したとしても、
男だから必要ないという時代ではないし、
まずは、身の回りのことをできるようにしておくことは大事だと思うのです。

このことは、モンテッソーリを知る前から考えていたことですが、
子どもにわかりやすく提示することなど、
モンテッソーリを知っていてよかったと思います。
知らなかったら、「やりなさい!」だけでやらせようとしてたかも。

そうそう。
幼児期は、「手を動かしたい」から、お手伝いをしたいのですから、
まだ小さいから「やらせない」ではなく、
小さい子どもでもできるように「動きを分析して、ゆっくり提示」(教えること)
をしてくださいね。
「やらせる」ではありませんから、お気をつけくださいね。

 息子も小さいころは、やりたくてやっていたのですが、
 習得してしまうと、やりたくなくなるのですね。
 大きくなるにつれて、こちらも考えないといけませんね。

 

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