5月29日頓原集落営農組織連絡協議会の総会後、イノシシの生態と防護柵設置のポイント、ツキノワグマの目撃状況の推移と集落に寄せ付けない環境作りについて情報提供しました。総会には39名の方が出席されていました。
イノシシなどの野生動物の田畑への侵入を防ぐために電気柵やネット、ワイヤーメッシュ柵などが用いられています。林縁部や田畑の周りに設置したものの、その後の管理が疎かになると弱い所から野生鳥獣に侵入され被害がでます。
侵入防止柵は設置して終わりではありません。柵の補修や周辺の草の管理を適切に行わなければ充分な効果を発揮しません。
被害をゼロにすることは簡単ではありませんが、できる限り被害を減らし目的の収量を確保することが重要です。そのために後の管理まで考えた柵の設置と、その後の管理をお願いします。
また、頓原集落内でのツキノワグマの出没状況の説明、生ゴミを外に捨てることや収穫残渣、家の横の果樹を収穫せず放置するとツキノワグマを集落へ寄せ付ける原因となることを注意喚起しました。