銀河夢急行

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旧東急車輌こと総合車両製作所に新しい牽引機関車2両がデビュー!!

2023年05月12日 16時07分55秒 | 鉄軌道
名古屋近辺の鉄道ファンにはあまり馴染みがないとみられる京浜急行電鉄の神武寺駅近くにある総合車両製作所。かつては東急車輌を標榜していたと思います。
しかしながら、この関係もあり標準軌の筈の京浜急行電鉄・金沢八景〜神武寺間?の片側の線路が日本一般狭軌も併設して今なお三線軌になっているだなんて、私自身も比較的近年までは知りませんでしたね。
総合車両製作所では東急の全車両のほかに、京成や小田急、JR東日本、東京メトロなどの一部の車両が造られています。
交友社公式サイトによれば、最近、製造中の新車入れ換え用として何とディーゼル機関車にそっくりなセンターキャブ型車体の蓄電池式電気機関車が2両お目見え。北陸重機工業の製造です。愛称はエコモ(ECOMO)とか。
総合車両製作所の工場構内には充電機能が設けられ、勿論、ディーゼルエンジンに一切、頼らない純然たる電気機関車。パンタグラフやコレクターシューなんかはありません。総合車両製作所では環境に優しいと自慢げですね。
かつて国鉄高崎機関区にいたAB10型を何となく連想させます。こちらは後年にはパンタグラフを取り付けて蓄電池を撤去し、EB10型に。私自身も幼少時に見覚えがあります。当時の技術では蓄電池まで残すのは難しかった?
一瞬、名鉄の舞木検査場辺りに、あのデキ303の置き換え用にもどうか?とも思えましたよ。
名鉄舞木検査場構内では既に車籍がなく備品扱いになったデキ303が連日、あの老体に鞭打って定期検査中の組成の出し入れに奔走していますね。確か、旧三河鉄道の出身で、大昔は三河線の全区間で旧国鉄刈谷駅構内から引き継いだ営業貨物列車(レ12000、トラ45000、ワム60000、ワム70000なと?)を牽いて、三河広瀬駅とか三河一色駅にも顔を出していたか。
デキ376の廃車に伴い、後には一時的に瀬戸線に移り、喜多山検査場で入れ換え作業をしていたように思います。その時には既に車籍も失っていたとみられ、ついに本線上を走ることはありませんでしたね。
しかしながら、そろそろあの6001Fもそうだが、デキ303も休ませてあげたい。
EL121、122も時折、舞木検査場構内にてご老体のデキ303に代わって入れ換え作業をすることもあるらしいが。
ただ、EL120型は箱型車体なため、もともと入れ換え作業にはあまり向かないような。
やはり、センターキャブで、リチウムイオン電池とシングルアームパンタを搭載し、いざという時にはEL120型とも連携して総括制御し、本線上でも故障組成の牽引救援や、工事貨物列車の代行牽引、新車の搬送、昼間にも自力で回送できる車籍付きの設計が望ましいと思いますが。うん。
これまでのデキ400、600型では最高運転時速が著しく劣り、特に昼間帯での回送運行がなかなか出来なかったとも聞くし………。
………JR貨物がこんな電気機関車を仮にも導入すれば、AD200型になるのかな?まあ、その可能性は殆どなかろうが。
但し、こちらはDB500型(液体式小型DL。最高運転時速は25キロとか……)を導入済み。同じ北陸重機工業製造ながら、きちんと車籍を持ち、本線上への乗り入れも可能ですね。





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