2月2日(木)【続き】
破風山を下山したあと、クルマにリュックとストックを置いて、そのまま華厳の滝を見に行くことにした。
▲ 華厳の滝への入り口は、駐車場のすぐそばにある。
坂を上っていくと、
▲ 見えてきた
あれだな。
▲ 秩父華厳の滝
小さい滝だが、水流がすーっと流れ落ちている。
▲ 滝壺の水が透明できれいだ。
泳いではだめ、と看板があったな。
本家の日光の華厳の滝
似ている? (なぜ華厳の滝なのか理由が分からないと述べているブログもあったが)
滝の横の遊歩道を上にあがっていくと
▲ いささか奇怪な、しかし大きな像があった。
空滝大不動尊。目は上下に、牙も上下に入れ違いで、憤怒の表情。その憤怒の力によって衆生をお救いくださるというありがたい形相なのだが。地元の左官屋さんが1973年に造ったもの。稚拙と言っては失礼だが、そのヘタウマ感が、大きいだけにギョッとする圧倒感で迫る。ああ、ありがたや、ありがたや。
滝の入り口に、案内看板
▲ 秩父華厳の滝は全国10位に選ばれました (基準、選定者が不明だが)
先の不動尊と併せて「うつ病自律神経等」に効くとよ。老人性うつに悩んでいる方は来たら良い。
「日光の華厳の滝より規模は小さいが 美しさでは引けを取らない」が、ここの公式見解。そうだ、そうだ。
▲ 17位までの滝の面々を見ると・・
袋田の滝、吹割りの滝は見たことがあるし、さもありなんと思うが
本家の華厳の滝、那智の滝が入っていないのは何故? そうそう、富士の白糸の滝が入っていないのはおかしいと文句を言う人も(笑)。
まあ、まあ。
秩父華厳の滝の鑑賞を終えて、下山しよう。10分ほどクルマで下って、
▲ 秩父温泉・満願の湯へ来た。
▲ 内湯 HPより
露天風呂もあったが、そちらへは行かなかった。冬の露天風呂は要注意。風邪を引く。
『満願の湯』の起源は、「時は天長元年(824)東国は大干ばつに見舞われ、五穀は勿論、人畜、草木に至るまで助かるべき法は手を尽くし、人は天に向いて祈らばその丈6尺余りの法師現れ、杖を持ち岩を突くとたちまち、水湧出、その様は滝の如くと云われた。」(不亭応賀誌より)
「必ず願いが満つる」すなわち満願である。秩父温泉『満願の湯』は、ここから名づけられたものです
すごいですねえ。天に向いて祈らば必ず満願する。ありがたや、ありがたや。
お風呂のあと、食事だ。
▲ まだ5時なのでか、食事処はまたボク一人で。
▲ ここ一番のウリ、黄金定食を頂いた。
なぜ「黄金」なのか? また謂れがあったが、もういいだろう(笑)。
卵とじ、天ぷら、切り干し大根、煮物、蕎麦、栗ごはん。色々あって楽しい。
やはり蕎麦がうまいね。風呂(850エン)とセットで1900エン。
食事を終えた時は、真っ暗になっていたが、ここから10分走れば道の駅だ。
道の駅みなの(皆野)で、車中泊。
2月3日(金)
▲ 道の駅みなの での朝
ここは、地デジも全局入った。
朝食のあとは、ニュースショーを見ながらブログ書きを一本終えた。
▲ 道の駅・みなの
お世話になったな。と言いつつ直売所は一切覗かず、出発。
▲ 15分ほど走って、いつもの道の駅ちちぶ(秩父)へ移動してきた。
ひつこいからもう言わないが、向こうは武甲山ね。
ここへ寄った理由は
▲ 味噌豚丼を食べるため
秩父へ来たら必ず、蕎麦と豚丼を食べる。
▲ ここでも、まだ11時だからか、ボク一人の食堂でして。
平日だし、皆さん勤労されているのだろう。
今日は節分。夜は、恵方巻を食べて、豆まきのまね事をするのだろうから、帰らねば。
福はウチ、福はウチ・・